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穴ぐさ傾向と対策

日経新春杯や京成杯も『3要素』が重要でしょう



先週(1月5日、8日~10日)の穴ぐさは[3.5.9.152](複勝率10.1%)で、フェアリーS【A】評価だったビジュノワールが7番人気で③着に食い込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今年から穴ぐさ全馬に【A】【B】【C】の評価を付けるようにして、先週は次のような結果でした。

【2022年の穴ぐさ】
評価 着別度数
A [1.4.6.47]
B [1.1.3.53]
C [1.0.0.52]

馬券圏内に入った17頭のうち16頭が【A】【B】だったので、【A】【B】の2頭でいいじゃないかという話もありそうですけれど、【C】で馬券に絡んだ1頭は1月8日中京9R鳥羽特別でのテーオーマルクスで、単勝53.3倍での①着でした。今後も、【A】【B】に比べて【C】は好走率で劣るかもしれませんが、回収率の面でどうなるか分からないので、動向をチェックしていただければと思います(今後もこのコーナーでお伝えしていきます)。

先週は芝重賞が4レース行われ、優勝したのは4~7番人気で、1~3番人気は[0.2.3.7]と未勝利でした。勝利した4頭は馬番7~10番で、先週の芝の特別競走(15レース)では、馬番別の成績が次のようになっていました。

【2022年の芝の特別競走】
馬番 中山 中京
馬番1~5番 [3.3.3.26] [4.3.3.30]
馬番6~10番 [4.1.3.26] [4.4.2.30]
馬番11~17番 [0.3.1.25] [0.1.3.28]

先週は芝の特別競走が中山で7レース、中京で8レースあり、勝ち馬15頭は馬番10番以内でした。馬番11番より外枠だった馬は未勝利で、馬番14~17番だった馬は[0.1.0.24]という成績だったので、今週末も外枠の馬には注意が必要でしょう。

毎年のことですが、冬場は大幅馬体増の馬も珍しくなく、その取捨の判断が難しいですよね。ただ、先週の芝の特別競走で優勝した15頭のうち、馬体重がプラス4kg以上だったのは3頭だけで、やはり馬体重が大きく増えすぎていない馬の方が信頼度は高いだろうと思います。

【2022年の芝の特別競走】
条件 中山 中京
プラス体重以外で
馬番10番以内の馬
[5.1.3.22]
複勝率29.0%
[5.3.5.25]
複勝率34.2%
プラス体重以外で
馬番11番より外枠の馬
[0.1.0.7]
複勝率12.5%
[0.0.1.17]
複勝率5.6%
プラス体重の馬 [2.5.4.47]
複勝率19.0%
[3.5.2.46]
複勝率17.9%

プラス体重以外で馬番10番以内だった馬は、中京では8レースすべてで馬券に絡み、そのうち7レースで連対していました。中山では7レースのうち6レースで連対していたので、今週末の中山&中京の芝の特別競走でも、馬番10番以内でプラス体重ではないタイプを中心に考えると良さそうです。

また、先週の芝重賞は4レースのうち3レースで騎手が継続騎乗していた馬が勝利し、芝の特別競走全体で見ても、騎手が継続騎乗した馬の方が好走率は高くなっていました。

【2022年の芝の特別競走】
騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
継続騎乗 [9.9.4.58] 11.3% 22.5% 27.5%
乗り替わり [6.6.11.107] 4.6% 9.2% 17.7%

騎手が継続騎乗した馬については、馬体重の増減で次のように成績が分かれます。

【2022年の芝の特別競走で騎手が継続騎乗した馬】
馬体重 着別度数
マイナス体重 [3.0.0.16]
前走と同体重 [6.4.2.12]
プラス体重 [0.5.2.30]

前走時と同じ馬体重で騎手が継続騎乗した馬は[6.4.2.12](複勝率50.0%)という好成績で、該当馬のいた12レースのうち11レースで③着以内に入り、そのうち10レースで連対していました。

今週末の中山&中京では、愛知杯京成杯日経新春杯という芝重賞が予定されています。【馬番(10番以内)】【騎手(継続騎乗)】【馬体重】という『3要素』を駆使して予想を組み立てると、的中に近づくのではないでしょうか?

今週末からは中山、中京、小倉の3場開催となります。1月15~16日に行われる中山、中京、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月15~16日
場所
中山 Cコース・3週目
中京 Aコース・3週目
小倉 Aコース・1週目

1月15日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 菜の花賞 [4.2.3.25]
中山10R アレキサンドライトS [1.2.2.34]
中山11R カーバンクルS [2.1.2.9]
中京9R 渥美特別 [0.0.0.13]
中京10R 紅梅S [2.3.2.29]
中京11R 愛知杯 [2.4.1.37]
小倉9R 呼子特別 [2.1.2.11]
小倉10R 響灘特別 [2.4.0.25]
小倉11R 壇之浦S [0.1.1.24]

1月16日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R サンライズS [1.2.3.38]
中山10R ジャニュアリーS [1.4.2.34]
中山11R 京成杯 [0.1.2.40]
中京9R 梅花賞 [0.0.0.8]
中京10R 遠江S [0.0.0.3]
中京11R 日経新春杯 [3.1.1.33]
小倉9R 宇佐特別 [0.0.0.5]
小倉10R 小郡特別 [2.2.3.36]
小倉11R 門司S [2.0.2.31]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
愛知杯(G3、中京芝2000m)

愛知杯での穴ぐさは[2.4.1.37](複勝率15.9%)で、複勝回収率は119%です。小倉開催の一昨年は【A】評価だったデンコウアンジュが9番人気で優勝し、中京開催の昨年は【C】評価だったウラヌスチャームが8番人気で③着に入りました。

過去10年の愛知杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、2016年以降の7頭は馬番8番以内でした。その7頭のうち5頭は芝1800m以上の重賞で連対歴があったので、重賞実績があって真ん中から内枠に入った馬をマークしておきましょう。

激走した13頭のうち11頭は父か母父がサンデー系で、例外の2頭は父&母父がノーザンダンサー系でした。2014年以降に中京で激走した6頭のうち5頭は左回りで勝ち鞍があったので、左回りでの実績もチェックして臨むと良さそうです。

注目レース
カーバンクルS(OP特別、中山芝1200m)

カーバンクルSでの穴ぐさは[2.1.2.9](複勝率35.7%)で、複勝回収率は179%です。昨年はレジェーロが10番人気で優勝しました。

馬券圏内に激走した5頭の穴ぐさは4~7歳で、父がサンデー系かミスプロ系でした。5頭は中5週以内での臨戦で、そのうち4頭は前走がラピスラズリSでした。5頭は前走が馬券圏外でしたが、2~5走前に連対圏に入っていたので、近5走の着順を確認しておくようといいでしょう。

注目レース
ジャニュアリーS(OP特別、中山ダート1200m)

ジャニュアリーSでの穴ぐさは[1.4.2.34](複勝率17.1%)で、複勝回収率は102%です。昨年はサザンヴィグラスが10番人気で②着、シュウジが9番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさのうち6頭はふた桁馬番で、2017年以降に激走した5頭は馬体重が502kg以上でした。その5頭は6~8歳の牡馬で、そのうち4頭は父か母父がミスプロ系だったので、ミスプロ系内包で大型のベテランが侮れなさそうです。

注目レース
響灘特別(2勝クラス、小倉ダート1700m)

響灘特別での穴ぐさは[2.4.0.25](複勝率19.4%)で、複勝回収率は147%です。一昨年はパレニアが6番人気で優勝し、昨年は【A】評価だったリーピングリーズンが9番人気で②着に入りました。

連対圏に入った6頭の穴ぐさは中7週以内での臨戦で、そのうち5頭はひと桁馬番でした。6頭は前走が掲示板外でしたが、そのうち5頭は2~3走前に③着以内の好走歴がありました。同じく6頭のうち5頭はダート1700mで勝利実績があったので、順調に使われている1700m実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
菜の花賞(1勝クラス、中山芝1600m)

菜の花賞での穴ぐさは[4.2.3.25](複勝率26.5%)で、複勝回収率は141%です。2013年以降は穴ぐさのいた7年のうち6年で馬券に絡んでいて、昨年はスライリーが8番人気で優勝しました。

③着以内に入った9頭の穴ぐさのうち、良~稍重馬場での7頭はひと桁馬番で、重馬場での2頭はふた桁馬番でした。9頭のうち7頭はキャリア3~5戦で、良~稍重馬場で馬券に絡んだ7頭のうち6頭は父がサンデー系かミスプロ系でした。9頭のうち8頭は前走が1600m以上だったので、前走距離も確認して臨むと良さそうです。

ちなみに…
日経新春杯での穴ぐさは[3.1.1.33]で、京成杯では[0.1.2.40]です。昨年の日経新春杯では【C】評価だったショウリュウイクゾが7番人気で優勝しました。

過去10年の日経新春杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも4~6歳の関西馬で、7頭が5~6歳でした。8頭のうち4頭は前走が①~②着で、前走が連外だった4頭のうち2頭は前走が重馬場で、残りの2頭は前走が0秒4~0秒6差でした。8頭はいずれも近2走以内に芝で④着以内があったので、近2走がともに⑤着以下のタイプは割り引きですかね。

8頭は父か母父がサンデー系で、そのうち7頭は前走から斤量が減っていました。ただ、8頭のうち7頭は馬体重が476kg以上で、496kg以上の馬が5頭いるので、馬格があって斤量が軽くなっている馬が面白そうです。

過去10年の京成杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、7~9番人気でした。6頭は前走が芝1800~2000mで、そのうち5頭は前走がメンバー中2位以内の上がりで①着でした。例外の1頭は前走が重賞で上がり34秒1を使って0秒3差だったので、前走でしっかりした末脚を使っているタイプに妙味がありそうです。

6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系で、その5頭は馬体重が478kg以下でひと桁馬番でした。大型すぎないサンデー系内包馬で、ひと桁馬番に入った馬をマークしておきましょう。


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