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穴ぐさ傾向と対策

桜花賞は非サンデー系で決め手のある馬が!?


先週(4月2日~3日)の穴ぐさは[6.4.6.66](複勝率19.5%)で、単勝回収率が166%でした。大阪杯では【A】評価だったポタジェが8番人気で優勝し、【C】評価だったアリーヴォが7番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりましたね。②着となったレイパパレを「」という評価にしていたので、ホッとしました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

ポタジェは穴ぐさコメントにも記した通り、「父サンデー系で母父か母母父がボールドルーラー系という配合の4~5歳馬」が大阪杯(G1)で来まくっていたので、登録馬が出た時から目を付けていたんですが、4枠8番という枠順だったので、どうかな?と思ったんですよね。5~6番手で距離ロスを抑える競馬がいいと思っていたので。ところが、吉田隼騎手がポジションを取りに行って、完璧な騎乗をして差し切ってくれました。ポタジェも本当に最後までよく頑張ってくれました。

①&②着は父ディープインパクト×母父デピュティミニスター系という配合で、結果的に、今年の大阪杯も「父サンデー系の牙城」は崩れず、でしたね。来年の大阪杯も父サンデー系を中心に考えるべきかと思います。

今週は桜花賞が予定されていますが、大阪杯と同じ阪神芝のG1でも、先週と同じようにはならない気もしています。桜花賞が行われる阪神芝外1600mでの特別競走は、今年に7レースが行われ、父系別の成績が次のようになっています。

【2022年の阪神芝1600mの特別競走】
父系 2月 3月
父サンデー系 [2.2.1.9] [0.2.0.20]
父ミスプロ系 [1.0.2.4] [1.1.2.11]
父ロベルト系 [0.0.0.1] [2.1.1.4]
父ノーザンダンサー系 [0.1.0.6] [1.0.1.7]
上記4系統以外の父系 [0.0.0.3] [0.0.0.1]

2月に3レース、3月に4レースが行われ、父サンデー系は2月に2勝を挙げたものの、3月は[0.2.0.20]で勝てていないんですよね。3月の4レースで勝利した馬は、ハービンジャー産駒、エピファネイア産駒、モーリス産駒、キングカメハメハ産駒です。

父がサンデー系以外の馬が優勢となっている傾向は、現3歳世代の牝馬限定重賞でも見られます。今年、3歳牝馬限定の芝重賞は5レースが行われ、優勝したのは次の馬たちです。

【2022年の3歳牝馬限定の芝重賞】
月日
レース
勝ち馬 人気 上がり3F
(上がり3F順位)
3月21日
フラワーC
スタニングローズ 2 キングカメハメハ 35秒0(2位)
3月13日
フィリーズレビュー
サブライムアンセム 2 ロードカナロア 34秒2(1位)
3月5日
チューリップ賞
ナミュール 1 ハービンジャー 33秒9(1位)
2月12日
クイーンC
プレサージュリフト 2 ハービンジャー 33秒5(2位)
1月10日
フェアリーS
ライラック 5 オルフェーヴル 34秒7(2位)

1月のフェアリーSはオルフェーヴル産駒のライラックが差し切りましたが、2月以降の4レースは、ハービンジャー産駒が2勝、父キングマンボ系の馬が2勝となっています。

もうひとつ特徴的なのは、勝利した馬がいずれもメンバー中上位の上がりを使っていたことでしょう。優勝した5頭はメンバー中1~2位の上がりを計時していて、2月以降に勝利した4頭は前走でメンバー中最速の上がり(33秒3~34秒6)を使っていました。桜花賞でも、前走でメンバー中最速の上がりを使っていた馬(特に父がサンデー系以外の馬)には注目するといいかもしれません。

ちなみに、今年、阪神芝外1600mの特別競走で勝利した7頭は、いずれも前走もマイル戦を使われていました。

【2022年の阪神芝1600mの特別競走】
前走 着別度数
前走が1400m以下 [0.1.0.11]
前走も1600m [7.6.4.33]
前走が1800m以上 [0.0.3.22]

優勝した7頭は前走が1600mで、②着に入った7頭中6頭も前走が1600mでした。近10年の桜花賞優勝馬も、そのうち9頭は前走が1600mだったので、今年の桜花賞前走1600m組を中心に考えるべきですかね。

今週末も中山&阪神の2場開催で、阪神芝はBコース替わりとなるので、ご注意ください。4月9~10日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月9~10日
場所
中山 Bコース・2週目
阪神 Bコース・1週目

4月9日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 印西特別 [0.1.1.4]
中山10R 船橋S [2.0.3.40]
中山11R ニュージーランドT [3.0.3.37]
阪神9R 白鷺特別 [1.0.4.11]
阪神10R 京橋S [0.1.0.12]
阪神11R 阪神牝馬S [0.1.4.38]

4月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 鹿野山特別 [1.3.4.22]
中山10R 卯月S [0.0.0.7]
中山11R 春雷S [4.0.2.32]
阪神8R 吹田特別 [0.2.2.10]
阪神9R 忘れな草賞 [1.2.1.12]
阪神10R 大阪-ハンブルクC [2.2.2.30]
阪神11R 桜花賞 [3.2.3.36]
阪神12R 梅田S [1.2.1.34]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
桜花賞(G1、阪神芝外1600m)

桜花賞での穴ぐさは[3.2.3.36](複勝率18.2%)で、複勝回収率は117%です。過去10年の桜花賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭います。

激走した8頭は前走がチューリップ賞フィリーズレビューフェアリーSで、そのうち7頭は前走が1~5番人気でした。同じく8頭のうち7頭は前走時馬体重が446kg以上だったので、前走での馬体重と人気をチェックしておくと良さそうです。

8頭はすべて父サンデー系で、ディープインパクト産駒が4頭、ダイワメジャー産駒が3頭、キズナ産駒が1頭となっています。8頭のうち7頭は馬番10番以内だったので、真ん中より内枠に入った父サンデー系には注意すべきですね。

注目レース
ニュージーランドT(G2、中山芝1600m)

ニュージーランドTでの穴ぐさは[3.0.3.37](複勝率14.0%)で、複勝回収率は109%です。昨年は【B】評価だったシティレインボーが11番人気で③着に入りました。

過去10年のニュージーランドTでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち7頭は前走が芝OPで、2頭は前走が1勝クラスで①~②着でした。例外の1頭は昨年のシティレインボー(前走が1勝クラスで⑤着)ですが、同馬も2~3走前に1勝クラスで②②着と走っていたので、近走成績をチェックして臨むべきでしょう。

10頭のうち8頭は馬番8番以内で、その8頭のうち7頭は偶数馬番でした。10頭のうち9頭は中3週以内での臨戦で、同じく10頭のうち9頭はキャリア5~8戦だったので、ある程度のキャリアがあって順調に使われている馬が侮れなさそうです。

注目レース
忘れな草賞(リステッド、阪神芝2000m)

忘れな草賞での穴ぐさは[1.2.1.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は136%です。穴ぐさのいた6年のうち4年で馬券に絡んでいます。

③着以内に入った4頭の穴ぐさは中3週以内での臨戦で、いずれも偶数馬番でした。4頭のうち3頭は馬体重が442kg以下で、その3頭は前走から距離延長でした。小柄でも距離延長がプラスに働きそうなタイプが面白そうです。

注目レース
春雷S(リステッド、中山芝1200m)

春雷Sでの穴ぐさは[4.0.2.32](複勝率15.8%)で、複勝回収率は106%です。昨年は堅い決着だったので、今年は穴馬の出番があってほしいところです。

馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系で、4代血統表内にノーザンテーストダンチヒストームキャットを持っていました。6頭は前走が④着以下という4~6歳の関西馬で、そのうち5頭は前走が京都か阪神でした。中山に遠征してきている関西馬の巻き返しがあり得そうです。

注目レース
梅田S(3勝クラス、阪神ダート1800m)

梅田Sでの穴ぐさは[1.2.1.34](複勝率10.5%)で、複勝回収率は117%です。

激走した4頭の穴ぐさは4~5歳の牡馬で、父か母父がミスプロ系でした。4頭のうち3頭は前走が⑨着以下でしたが、いずれも近4走以内に2勝クラスを勝ち上がっていたので、4~5歳で準OPでのキャリアが浅いタイプをマークしておきましょう。

注目レース
吹田特別(2勝クラス、阪神ダート1800m)

吹田特別での穴ぐさは[0.2.2.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は219%です。

馬券圏内に入った4頭の穴ぐさは3~5歳の牡セン馬で、父か母父がサンデー系かミスプロ系でした。4頭は中5週以内での臨戦で、いずれもダートで4角2番手以内からの勝利実績がありました。4頭のうち3頭は前走時馬体重が480kg以上だったので、馬格と先行力をチェックしておくと良さそうです。

注目レース
鹿野山特別(2勝クラス、中山芝2000m)

鹿野山特別での穴ぐさは[1.3.4.22](複勝率26.7%)で、複勝回収率は160%です。昨年はキボウノダイチが7番人気で③着、一昨年はエターナルヴィテスが8番人気で③着に食い込みました。

③着以内に入った8頭の穴ぐさは4~6歳の牡セン馬で、そのうち7頭は関東所属でした。8頭は前走が④着以下でしたが、そのうち7頭は前走が0秒6差以内で、同じく8頭のうち7頭は中6週以内での臨戦でした。順調に使われていて前走が小差だった馬は見限らない方が良いでしょう。

注目レース
白鷺特別(2勝クラス、阪神芝外2400m)

白鷺特別での穴ぐさは[1.0.4.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は141%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは4~6歳の牡馬で、父がマンハッタンカフェハーツクライバゴジャングルポケットホワイトマズルでした。5頭のうち4頭は近4走以内に芝で③着以内があり、同じく5頭のうち4頭は中7週以内での臨戦だったので、近走成績と順調度を確認して臨むようにしましょう。

ちなみに…
阪神牝馬Sでの穴ぐさは[0.1.4.38]で、昨年は【A】評価だったドナウデルタが8番人気で③着に入りました。過去10年の阪神牝馬Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、芝1600mでの近6年では5頭います。

激走した9頭は父がサンデー系かミスプロ系で、マイル戦での5頭は父か母父がサンデー系です。マイル戦での5頭のうち4頭はふた桁馬番で、例外の1頭(昨年のドナウデルタ)は12頭立てでの最内枠でした。マイル戦での5頭は中6週以上での臨戦で、いずれも近4走以内に芝で連対歴があったので、ある程度の好調さが感じられるサンデー系内包馬に注意しましょう。


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