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穴ぐさ傾向と対策

マーメイドSは内枠の馬に追い風が!?


先週(6月11日~12日)の穴ぐさは[8.8.5.97](複勝率17.8%)で、単勝回収率が207%、複勝回収率が103%でした。函館スプリントSでは【C】評価だったジュビリーヘッドが7番人気で②着、【A】評価だったタイセイアベニールが13番人気で③着に入り、「◎」だった1番人気のナムラクレアと【穴ぐさダブル】になりました。

また、エプソムCでは【A】評価だったガロアクリークが8番人気で②着に差し込み、「○」だったノースブリッジが4番人気で①着、「◎」だったダーリントンホールが2番人気で③着という決着でした。この他にも、日曜日(12日)の中京4R【B】評価だったダイシンビヨンド単勝111.9倍で勝利したりして、「穴ぐさ報告掲示板」にも多数の書き込みをしていただきました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

函館スプリントSは2馬身半差で快勝したナムラクレアが4枠7番で、②着に入ったジュビリーヘッドが6枠11番だったので、この点は今年のスプリント重賞の傾向通りだったと言えますね。エプソムCで優勝したノースブリッジも4番人気で岩田康騎手が継続騎乗だったので、こちらも今年の東京芝の古馬混合重賞の傾向に沿った結果でした。

今週末はマーメイドSユニコーンSという重賞が予定されていて、マーメイドS内目の枠で騎手が継続騎乗する馬に注目すべきじゃないかと思われます。古牝馬の芝重賞は5月中旬にヴィクトリアマイルがあり、3枠5番だったソダシが優勝しましたが、1~4枠の馬が勝利するケースが多くなっているんですよね。

【2022年の古馬混合の牝馬限定芝重賞】
枠順 騎手が
継続騎乗
騎手が
乗り替わり
1枠 [1.2.0.4] [0.0.0.4]
2枠 [1.1.1.3] [0.1.0.4]
3枠 [1.0.1.3] [0.0.0.6]
4枠 [0.0.1.5] [2.0.1.2]
5枠 [0.0.0.5] [0.0.0.6]
6枠 [0.1.0.6] [0.0.1.4]
7枠 [0.0.0.6] [0.1.1.6]
8枠 [0.0.0.3] [1.0.0.10]

今年、古馬混合の牝馬限定の芝重賞は6レースあり、そのうち5レースで1~4枠の馬が優勝しています。1~4枠の馬で好走例が多いのが騎手が継続騎乗したタイプで、騎手が前走時と同じで1~4枠に入った馬は[3.3.3.15](複勝率37.5%)という成績が残されていて、6レースすべてで馬券に絡んでいます。

今年のマーメイドSは昨年時と同じく開幕週での開催で、開催4日目に行われていた頃も含めて、2015年以降は7年連続で馬番1~3番の馬が③着以内に入っているんですよね。先週の函館スプリントSと同じく、マーメイドSでも優勝馬が1~4枠から出る可能性は高いんじゃないでしょうか!?

一方、ユニコーンSは3歳限定のダート重賞で、今年、JRAで行われた3歳限定のダートOPは堅い決着が多くなっています。

【2022年のJRAでの3歳限定のダートOP】
人気 着別度数
1番人気 [2.0.1.3]
2番人気 [1.2.1.2]
3番人気 [2.3.0.1]
4番人気 [0.0.0.6]
5番人気 [1.1.0.4]
6番人気以下 [0.0.4.32]

3歳限定のダートOPは、今年、JRAでは6レースが行われ、連対圏に入った12頭は1~5番人気でした。その6レースは8~14頭立てで、今年のユニコーンSはフルゲート(16頭立て)になる可能性がありそうですが、上位人気馬が地力の高さを見せるかもしれませんね。

ちなみに、上記の6レースでは、前走でも上位人気に推されていた馬が優勝しています。

【2022年のJRAでの3歳限定のダートOPでの1~5番人気】
前走人気 着別度数
前走が1番人気 [2.3.1.6]
前走が2番人気 [1.1.0.3]
前走が3番人気 [3.0.0.2]
前走が4番人気以下 [0.2.1.5]

勝利した6頭は前走が1~3番人気でした。近10年のユニコーンSでは、前走が1~3番人気でユニコーンSで1~5番人気となった馬が10年すべてで馬券に絡んでいるので、前走人気に着目する作戦は今年も有効なのではないでしょうか。

東京芝は今週末からDコースに替わるので、ご注意ください。6月18~19日に行われる東京、阪神、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

6月18~19日
場所
東京 Dコース・1週目
阪神 Bコース・1週目
函館 Aコース・2週目

6月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 三浦特別 [0.5.2.25]
東京10R 相模湖特別 [0.0.5.34]
東京11R スレイプニルS [0.0.1.8]
阪神9R 皆生特別 [3.1.2.35]
阪神10R 垂水S [2.2.1.16]
阪神11R 米子S [2.2.2.24]
函館9R 立待岬特別 [2.1.2.26]
函館10R 奥尻特別 [3.1.3.20]
函館11R STV杯 [1.4.4.26]

6月19日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 町田特別 [0.1.0.8]
東京10R 多摩川S [1.0.2.31]
東京11R ユニコーンS [1.0.5.39]
阪神9R 三木特別 [0.0.1.8]
阪神10R オークランドT [0.3.2.23]
阪神11R マーメイドS [3.4.2.37]
函館9R 八雲特別 [1.0.0.16]
函館10R 檜山特別 [2.4.2.25]
函館11R UHB杯 [2.0.2.30]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
マーメイドS(G3、阪神芝2000m)

マーメイドSでの穴ぐさは[3.4.2.37](複勝率19.6%)で、2016年以降は6年のうち5年で連対馬が出ています。【A】~【C】の評価を付けた2013年以降だと、【A】が[1.0.0.8]、【B】が[2.2.0.5]、【C】が[0.1.0.8]という成績です。

過去10年のマーメイドSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が14頭いて、2014年以降の10頭はハンデ50~53kgでした。2016年以降の7頭のうち6頭は格上挑戦でハンデ50~51kgだったので、近年は特に軽ハンデ馬が侮れないでしょう。

激走した14頭のうち、12頭は父か母父がサンデー系で、父サンデー系が11頭です。14頭のうち13頭は中8週以内での臨戦で、2014年以降の10頭のうち9頭は近3走以内に芝で③着以内の好走歴があったので、勢いのあるサンデー系内包馬をマークしておきましょう。

注目レース
米子S(リステッド、阪神芝外1600m)

米子Sでの穴ぐさは[2.2.2.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は142%です。

③着以内に入った6頭の穴ぐさは4~7歳で、そのうち5頭は父か母父がサンデー系で、同じく6頭のうち5頭は馬番7番より外枠でした。6頭は上がり33秒1~34秒5を計時して馬券圏内に入ったので、サンデー系内包で決め手のありそうなタイプに注意しましょう。

注目レース
垂水S(3勝クラス、阪神芝外1800m)

垂水Sでの穴ぐさは[2.2.1.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は122%です。昨年はラルナブリラーレが9番人気で③着に入りました。

芝1800mの時に馬券圏内に激走した穴ぐさは4頭で、その4頭は前走が東京か京都で馬券圏外でしたが、阪神か中山の芝で連対歴があったので、直線に急坂のあるコースで実績のあるタイプが侮れないでしょう。4頭のうち2頭は父か母父がノーザンダンサー系で、残りの2頭はノーザンダンサーの4×5というクロスを持っていたので、ノーザンダンサー系を強く持つタイプに妙味がありそうです。

注目レース
檜山特別(2勝クラス、函館ダート1700m)

檜山特別での穴ぐさは[2.4.2.25](複勝率24.2%)で、複勝回収率は136%です。

③着以内に入った8頭の穴ぐさは5~7歳で、そのうち7頭は馬番6番より外枠で、同じく8頭のうち7頭は騎手が前走時から乗り替わっていました。2015年以降の5頭は父か母父がサンデー系です。良馬場の時の5頭は4角3番手以内から③着以内に入り、道悪馬場の時の3頭のうち2頭は4角8番手以下から差し込んでいたので、馬場をチェックしながら穴馬のタイプを選ぶと良さそうです。

注目レース
STV杯(2勝クラス、函館芝1200m)

STV杯での穴ぐさは[1.4.4.26](複勝率25.7%)で、複勝回収率は126%です。1200m戦に限ると[1.3.4.19](複勝率29.6%)で、昨年はウィナーポイントが11番人気で②着に食い込みました。

1200m戦で馬券に絡んだ8頭の穴ぐさは3~5歳で、父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系です。8頭は前走が馬券圏外でしたが、そのうち7頭は函館芝1200mで掲示板内があり、例外の1頭は函館が初めてでした。8頭のうち7頭は中8週以内での臨戦だったので、順調に使われている函館実績馬をチェックしておきましょう。

注目レース
奥尻特別(1勝クラス、函館芝2000m)

奥尻特別での穴ぐさは[3.1.3.20](複勝率25.9%)で、複勝回収率は135%です。昨年はポールトゥウィンが8番人気で①着、セイウンゴールドが6番人気で②着に入る【穴ぐさワンツー】でした。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは3~4歳で、いずれもひと桁馬番でした。7頭のうち5頭は父か母父がサンデー系で、残りの2頭は父ロベルト系です。7頭は前走が掲示板外でしたが、中7週以内での臨戦だったので、間隔がある程度詰まっている若い馬が侮れないでしょう。

注目レース
立待岬特別(1勝クラス、函館芝1200m)

立待岬特別での穴ぐさは[2.1.2.26](複勝率16.1%)で、複勝回収率は124%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは中9週以内での臨戦で、そのうち4頭は馬番9~14番でした。2011年以降の4頭は3~5歳で、前走でふた桁着順に敗れていたので、前走で大敗していても若い馬は見限らない方が良いでしょう。5頭のうち4頭は5代血統表内にニジンスキーサドラーズウェルズを持っていたので、底力のありそうな血統馬が侮れなさそうです。

ちなみに…
ユニコーンSでの穴ぐさは[1.0.5.39]で、昨年は【A】評価だったスマッシャーが優勝しました。近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち8頭は稍重~重馬場の時なので、波乱期待は道悪馬場の方が高まりそうです。

激走した9頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、馬番6番以内の馬が5頭、馬番12~16番の馬が4頭です。内か外の極端枠が良さそうですね。2013年以降の激走馬8頭は左回りで連対歴があり、そのうち7頭は左回りで勝利実績があったので、左回りでの実績をチェックして臨みましょう。


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