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穴ぐさ傾向と対策

函館記念も大柄ではない父サンデー系に出番が!?


先週(7月9日~10日)の穴ぐさは[4.5.8.101](複勝率14.4%)でした。プロキオンS七夕賞で貢献できず、申し訳ありませんでした。先週の函館での穴ぐさは[3.0.3.35](複勝率14.6%)で、単勝回収率が114%でしたので、今週末にふたつの重賞(函館記念函館2歳S)が行われる函館で巻き返せるように頑張ります。

函館記念は芝2000mのハンデ重賞で、同条件の七夕賞は、1番人気だったヒートオンビートが②着まででした。2番人気だったアンティシペイトは斤量増(55kg→56.5kg)で③着までで、芝2000mのハンデ重賞では1番人気や斤量増の馬が勝てないケースが続いていますから、おさらいしておきましょう。

【2021年以降の芝2000mのハンデ重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.2.3.9]
2番人気 [3.0.2.10]
3番人気 [1.3.0.11]
4番人気 [1.1.0.13]
5番人気 [1.3.1.10]
6番人気以下 [8.6.9.139]

【2021年以降の芝2000mのハンデ重賞】
斤量 着別度数
前走から斤量増 [0.3.3.29]
前走と同斤量 [6.2.7.71]
前走から斤量減 [9.10.5.92]

芝2000mのハンデ重賞は昨年以降に15レースが行われ、1番人気は14連敗中で、前走から斤量が増えていたタイプは未勝利です。これらの点は函館記念でも気を付けたいですね。

今夏の函館芝では、1800mの特別競走が6レース、2000mの特別競走が4レースあり、その10レースのうち9レースが牡牝混合戦ですが、牡セン馬で勝利したのは6月18日の奥尻特別(芝2000m)でのフィデルだけです。牝馬優勢となっていて、その影響もあってか、大型馬が勝ちきれないケースが目立ちます。

【2022年の函館芝1800~2000mの特別競走】
馬体重 1800m 2000m
488kg以下 [4.4.6.47] [4.2.2.23]
490kg以上 [2.2.0.12] [0.3.1.9]

10レースのうち8レースは488kg以下の馬が勝ち、函館芝2000mの特別競走(4レース)は488kg以下の馬が勝利しています。

今夏の函館芝1800~2000mの特別競走では、優勝馬の父にも偏りが見られるので、ご覧いただきましょう。

【2022年の函館芝1800~2000mの特別競走】
月日
レース
クラス
距離
優勝馬
7月10日
五稜郭S
3勝
2000m
フィオリキアリ キズナ
7月9日
北斗特別
1勝
2000m
フラワリングナイト エピファネイア
7月3日
巴賞
OP
1800m
ホウオウピースフル オルフェーヴル
7月2日
洞爺湖特別
2勝
1800m
クライミングリリー ディープインパクト
6月26日
松前特別
2勝
2000m
ビューティーウェイ ジャスタウェイ
6月25日
恵山特別
1勝
1800m
ハーツラプソディ ハーツクライ
6月19日
八雲特別
1勝
1800m
コルベイユ リーチザクラウン
6月18日
奥尻特別
1勝
2000m
フィデル ハーツクライ
6月12日
遊楽部特別
1勝
1800m
ブルトンクール エピファネイア
6月11日
北海H
2勝
1800m
メモリーレゾン オルフェーヴル

父欄のピンク色はサンデー系で、オレンジ色はロベルト系です。勝利した10頭は父サンデー系か父ロベルト系(エピファネイア産駒)で、父サンデー系は上記の10レースのうち、出走馬が4頭以上いた9レースすべてで連対しています。今年の函館記念の登録馬は18頭で、そのうち9頭が父サンデー系ですから(エピファネイア産駒はいません)、注目したいですね。

函館記念の前日(16日)には函館2歳Sが予定されていて、こちらは芝1200m戦ですが、函館芝1200mの特別競走では1番人気の連敗が続いていて、ふた桁馬番の馬の優勝するケースが続いています。

【2022年の函館芝1200mの特別競走】
月日
レース
優勝馬 馬番 人気
7月10日
下北半島特別
ネレイド 11 2
7月9日
潮騒特別
ソウテン 12 2
7月3日
函館道新スポーツ杯
バトーデュシエル 11 6
7月2日
TVh杯
ヴィズサクセス 11 3
7月2日
長万部特別
ラキエータ 14 9
6月26日
HTB杯
グランアリエル 13 2
6月25日
青函S
ヴァトレニ 14 3
6月19日
UHB杯
マウンテンムスメ 3 3
6月18日
STV杯
ダークペイジ 5 1
6月18日
立待岬特別
ハギノモーリス 7 1
6月12日
函館スプリントS
ナムラクレア 7 1
6月11日
函館日刊スポーツ杯
オタルエバー 5 1

今夏の函館芝1200mの特別競走は12レースが行われ、ひと桁馬番だった1番人気の4連勝でスタートしたのですが、6月19日以降は1番人気が8連敗中で、6月25日以降はふた桁馬番の馬が7連勝中です。ふた桁馬番で勝った7頭のうち6頭は父がサンデー系以外で、函館2歳Sも父がサンデー系以外で真ん中から外枠に入った馬に注意するといいかもしれませんね。

7月16~17日に行われる福島、小倉、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月16~17日
場所
福島 Bコース・1週目
小倉 Aコース・3週目
函館 Bコース・2週目

7月16日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 南相馬特別 [0.0.2.15]
福島10R いわき特別 [0.1.3.14]
福島11R バーデンバーデンC [3.2.3.31]
小倉9R 都井岬特別 [1.3.3.21]
小倉10R 糸島特別 [0.0.0.3]
小倉11R 西部日刊スポーツ杯 [3.2.2.30]
函館9R 湯浜特別 [2.0.0.12]
函館10R かもめ島特別 [1.0.3.15]
函館11R 函館2歳S [0.4.1.38]

7月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 郡山特別 [1.2.4.32]
福島10R 信夫山特別 [3.0.1.16]
福島11R 福島テレビOP [1.1.2.27]
小倉9R 対馬特別 [1.1.0.10]
小倉10R 戸畑特別 [0.0.2.10]
小倉11R 博多S [1.0.4.14]
函館9R 臥牛山特別 [1.1.0.4]
函館10R 駒場特別 [0.2.1.21]
函館11R 函館記念 [1.4.5.35]
函館12R 湯の川温泉特別 [0.0.0.6]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
函館記念(G3、函館芝2000m)

函館記念での穴ぐさは[1.4.5.35](複勝率22.2%)で、複勝回収率は111%です。近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が19頭いて、一昨年に優勝したアドマイヤジャスタ以外の18頭は②~③着です。

激走した19頭のうち7頭は前走が巴賞で、それ以外の12頭のうち11頭は前走が芝重賞でした。19頭のうち15頭は芝重賞で③着以内に入ったことがあり、例外の4頭のうち3頭は前走が巴賞だったので、巴賞組みと芝重賞で実績ある馬をマークしておきましょう。

激走した19頭のうち、馬体重が488kg以上だった4頭は馬番8~15番で、486kg以下で激走した13頭のうち10頭は馬番8番以内でした。大柄なタイプは真ん中から外枠、大柄ではないタイプは真ん中から内枠に入った馬を狙うと良さそうです。

注目レース
博多S(3勝クラス、小倉芝2000m)

博多Sでの穴ぐさは[1.0.4.14](複勝率26.3%)で、複勝回収率は104%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは馬番10番以内の牡馬で、いずれも前走が④着以下でしたが、小倉以外のコースで0秒7差以内で走っていました。5頭のうち4頭は小倉芝で③着以内に入ったことがあり、例外の1頭も小倉芝で④着があったので、小倉実績馬に注目しましょう。

注目レース
信夫山特別(2勝クラス、福島芝2600m)

信夫山特別での穴ぐさは[3.0.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は136%です。

③着以内に入った4頭の穴ぐさは前走が左回りで⑤着以下でしたが、そのうち3頭は右回りで2勝を挙げていて、例外の1頭は福島芝2600mで連対歴がありました。2018年以降に激走した3頭は父サンデー系で中4週以内での臨戦だったので、順調に使われている右回り実績馬に妙味がありそうです。

注目レース
かもめ島特別(2勝クラス、函館芝1800m)

かもめ島特別での穴ぐさは[1.0.3.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率は166%です。

馬券圏内に入った4頭の穴ぐさは4~5歳で、父がサンデー系かノーザンダンサー系でした。4頭のうち3頭は函館芝で勝ち鞍があり、例外の1頭も函館芝で0秒1差の④着があったので、函館実績をチェックして臨むと良いでしょう。

注目レース
都井岬特別(1勝クラス、小倉芝2000m)

都井岬特別での穴ぐさは[1.3.3.21](複勝率25.0%)で、複勝回収率は138%です。昨年はレミニシェンザが9番人気で②着に入りました。

③着以内に入った7頭の穴ぐさは3~4歳で、そのうち6頭はひと桁馬番でした。2012年以降の5頭は小倉か福島の芝1800~2000mで勝ち鞍があったので、右回りの小回りコースで実績があるタイプが侮れないでしょう。

注目レース
臥牛山特別(1勝クラス、函館芝1800m)

臥牛山特別での穴ぐさは[1.1.0.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は240%です。昨年はインペリアルフィズが10番人気で優勝しました。

連対した2頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、馬番4~5番でした。2頭は前走が馬券圏外でしたが、4角5番手以内に付けていたので、前走である程度の機動力を見せていたタイプをマークしておきましょう。

ちなみに…
函館2歳Sでの穴ぐさは[0.4.1.38]です。近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭います。

激走した10頭のうち9頭は前走が芝1000~1800mで①着で、同じく10頭のうち9頭は前走で1~5番人気に推されていました。10頭は前走が4角1~3番手で、そのうち7頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、先行するスピードと最後の持続力がある馬を選出するようにしたいですね。

10頭のうち9頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、2015年以降の7頭はキャリア1戦でした。10頭のうち9頭は前走時馬体重が466kg以下だったので、小柄で仕上がりの早そうなタイプが狙い目でしょう。


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