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穴ぐさ傾向と対策

レパードSはサンデー系の決め手が炸裂!?


先週(7月30日~31日)の穴ぐさは[2.4.4.72](複勝率12.2%)で、クイーンS【A】評価だったサトノセシルが8番人気で②着に差し込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

クイーンSは1000m通過が61秒2というスローペースになり、優勝したテルツェットは最内枠、②着のサトノセシルは3枠4番、③着に2枠2番から逃げたローザノワールが入る結果になりました。今回の古牝馬の重賞も内枠の馬の優勝でしたね。

アイビスサマーダッシュは今年も馬券圏内が「牝馬2頭 + 牡馬1頭」という組み合わせになったものの、穴ぐさは16番人気④着のレジェーロが最高着順という結果に……。貢献できず、すみませんでした。複数の馬が内ラチ沿いを狙うことを想定してオールアットワンスを穴ぐさにしたんですが、今年の結果を見ると、開幕週であっても外ラチ沿いの方が良いことが確定した感じですね。

今週は、ダート重賞のレパードSエルムSが予定されています。今年はJRAでのダート重賞が8レースあり、1番人気で優勝したのは平安Sでのテーオーケインズだけとなっています。1番人気は[1.2.1.4]で、1~3番人気だと[4.2.5.13]という成績なのですが、その勝ち馬4頭はいずれも偶数馬番でした。

【2022年のJRAダート重賞での1~3番人気】
馬番 着別度数
偶数馬番 [4.0.2.5]
奇数馬番 [0.2.3.8]

1~3番人気で勝ったのは、フェブラリーSカフェファラオ(2番人気、馬番6番)、マーチSメイショウハリオ(2番人気、馬番12番)、アンタレスSオメガパフューム(2番人気、馬番8番)、平安Sテーオーケインズ(1番人気、馬番4番)です。

上記の8レースのうち、1700~1900mの中距離戦は5レースで、そのうち4レースでも偶数馬番の馬が優勝しています。

【2022年のJRAでのダート1700~1900mの重賞】
馬番 着別度数
偶数馬番 [4.2.2.32]
奇数馬番 [1.3.4.32]

東海Sは馬番5番のスワーヴアラミスが勝ちましたが、それ以外の4レースは偶数馬番の馬が制しています。レパードSは1800m、エルムSは1700mで、偶数馬番の馬に有利に働くかもしれませんね。

エルムSは札幌ダート1700mでの施行で、先週の同コースでのポプラ特別はクインズバジル(父クリエイター2)が勝ち、先々週の大雪Hはブラッティーキッド(父シニスターミニスター)が勝利して、②着にはオレンジペコ(父マジェスティックウォリアー)が入りました。

今夏は函館ダート1700mの特別競走が8レース、札幌ダート1700mの特別競走が3レースあり、父系別の成績が次のようになっています。

【2022年の函館&札幌のダート1700mでの特別競走】
父系 函館 札幌
父サンデー系 [3.0.1.23]
複勝率14.8%
[0.0.2.10]
複勝率16.7%
父ミスプロ系 [2.2.5.20]
複勝率31.0%
[0.0.0.6]
複勝率0.0%
父ボールドルーラー系 [1.1.1.7]
複勝率30.0%
[2.1.1.1]
複勝率80.0%
父ノーザンダンサー系 [2.4.1.11]
複勝率38.9%
[0.1.0.4]
複勝率20.0%
上記4系統以外の父系 [0.1.0.8]
複勝率11.1%
[1.1.0.2]
複勝率50.0%

札幌に移ってから、父ボールドルーラー系が頭ひとつ抜け出た印象です。重賞のレベルになって傾向が変わる可能性もあるかもしれませんが、エルムSでの父ボールドルーラー系(登録しているのはアメリカンシードブラッティーキッドの2頭)にも注目する手がありそうです。

一方、レパードSは新潟ダート1800mでの施行で、こちらの上級戦ではサンデー系内包馬の優勝が続いています。

【2021年以降の新潟ダート1800mでの準OP以上】
年月日
レース
優勝馬 母父
2021年9月4日
古町S
フローリン ステイゴールド Kingmambo
2021年8月28日
BSN賞
ブルベアイリーデ キンシャサノキセキ ストーミングホーム
2021年8月8日
レパードS
メイショウムラクモ ネオユニヴァース キングヘイロー
2021年8月1日
柳都S
ホウオウスクラム アイルハヴアナザー ダンスインザダーク
2021年5月9日
三条S
リネンファッション キンシャサノキセキ パラダイスクリーク
2021年5月2日
吾妻小富士S
サトノギャロス ヘニーヒューズ サンデーサイレンス

父・母父のピンク色の部分がサンデー系です。新潟ダート1800mでの準OP以上のレースは昨年に6回行われ、勝利した6頭はいずれも父か母父がサンデー系でした。新潟ダートは良馬場でも軽くて時計の速い決着が多く、乾いた馬場でもサンデー系のスピードや決め手が活きるのかもしれませんね。

レパードSでの父サンデー系は、2015年以降の7年のうち6年で連対圏に入り、そのうち4年で優勝していますから、今年も注意すべきでしょう。

8月6~7日に行われる新潟、札幌の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月6~7日
場所
新潟 Aコース・2週目
札幌 Aコース・3週目

8月6日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R ダリア賞 [0.1.0.8]
新潟10R 柳都S [1.1.4.21]
新潟11R 新潟日報賞 [4.2.1.37]
札幌9R 北辰特別 [0.0.1.2]
札幌10R 桑園特別 [0.1.0.8]
札幌11R 札幌日経OP [0.1.2.19]

8月7日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 驀進特別 [0.2.2.32]
新潟10R 月岡温泉特別 [0.1.3.40]
新潟11R レパードS [1.3.3.32]
札幌9R ライラック賞 [0.1.0.13]
札幌10R HBC賞 [0.1.2.34]
札幌11R エルムS [1.3.2.35]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
レパードS(G3、新潟ダート1800m)

レパードSでの穴ぐさは[1.3.3.32](複勝率17.9%)で、複勝回収率は123%です。近10年の同レースでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭います。

激走馬11頭は、前走がジャパンダートダービーだった馬(3頭)、前走が1勝クラスか地方競馬で1~2番人気で①着だった馬(4頭)、前走が2勝クラス~重賞で2~6番人気③着だった馬(4頭)です。11頭のうち10頭は前走が⑤着以内ジャパンダートダービーでした。前走がOP以外で激走した6頭は前走で4角4番手以内に付けていたので、そのタイプはOP実績がなくても侮れないでしょう。

激走した11頭は、父か母父がサンデー系かミスプロ系かロベルト系で、2018年以降の6頭のうち5頭は父か母父がミスプロ系です。2017年以降に激走した8頭はキャリア5戦以上で、そのうち5頭はキャリア8~9戦でした。2017年以降の激走馬8頭のうち7頭は左回りで連対実績があったので、3歳戦でもキャリアが重要でしょう。

注目レース
エルムS(G3、札幌ダート1700m)

エルムSでの穴ぐさは[1.3.2.35](複勝率14.6%)で、複勝回収率は104%です。昨年は【C】評価だったロードブレスが11番人気で③着に食い込みました。

函館開催時を含めて近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも前走が4角5番手以内でした。7頭のうち6頭は4~5歳で、2015年以降の6頭は前走が1~5番人気でした。激走馬7頭はダート重賞で勝ち鞍があるか、前走が④着以内だったので、実績のある馬と好調さの感じられる馬をチェックしておきましょう。

注目レース
柳都S(3勝クラス、新潟ダート1800m)

柳都Sでの穴ぐさは[1.1.4.21](複勝率22.2%)で、複勝回収率は122%です。

馬券圏内に入った6頭の穴ぐさは5~7歳で、そのうち5頭は馬番7番より外枠の5歳でした。6頭は中6週以内での臨戦で、いずれもマイナス体重での出走でした。6頭は前走が掲示板外でしたが、左回りのダートで連対実績があった馬なので、左回り実績馬の巻き返しに注意しましょう。


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