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穴ぐさ傾向と対策

セントウルSも内目の枠を引き当てた馬が!?


先週(9月3日~4日)の穴ぐさは[5.7.7.100](複勝率16.0%)で、単勝回収率が140%でした。重賞では、新潟記念【A】評価だったカラテが10番人気で優勝し、小倉2歳Sでは【B】評価だったバレリーナが9番人気で②着、【C】評価だったシルフィードレーヴが11番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

「穴ぐさ報告掲示板」にも多数の書き込みをしていただき、ありがとうございました。掲示板への書き込みは励みになりますし、みなさんの穴ぐさの活用方法を垣間見れて非常に参考にもなるので、今後もよろしくお願いいたします。

先週の3重賞はいずれも7~8枠の馬が連対して、開催最終週の芝で行われたレースらしい結果になりましたが、今週からは秋の中山&中京開催が始まります。中山も中京も、はおそらく絶好のコンディションでしょうから、先週までとはいろいろと一変することがあるんじゃないですかね。

今週末の重賞は、紫苑SセントウルS京成杯AHで、セントウルSは中京芝1200mでの施行となります。古馬の芝1200m重賞は、先々週にキーンランドCがあり、その前には北九州記念もあって、どちらも開催後半の荒れ馬場だったのに馬場の内目を立ち回った馬が勝ちました。その2レースを含めて、今年の古馬混合の芝1200m重賞では、真ん中から内枠の馬ばかりが勝っているので、そのデータをご覧ください。

【2022年の古馬混合の芝1200m重賞】
枠順 着別度数
1枠 [2.0.2.9]
2枠 [1.1.0.11]
3枠 [1.1.1.11]
4枠 [3.1.0.10]
5枠 [0.1.2.11]
6枠 [0.2.0.12]
7枠 [0.0.0.17]
8枠 [0.1.2.15]

今年、古馬混合の芝1200m重賞は7レースが行われ、勝ち馬は1~4枠から出ています。キーンランドC北九州記念でもあのような結果でしたから、開幕週に行われるセントウルSではなおのこと、真ん中から内枠の馬に有利に働くんじゃないでしょうか。

上記の7レースの勝ち馬のうち5頭は前走も芝1200mを走っていて、7レースすべてで、前走が芝1200mで①~④着だった馬が連対圏に入っているので、その着順をご覧ください。

【2022年の古馬混合の芝1200m重賞で前走が芝1200mで①~④着だった馬】
レース 着順
キーンランドC ⑤⑦⑩⑬
北九州記念 ④⑦⑧⑬
CBC賞
函館スプリントS ⑥⑦⑩⑯
高松宮記念 ⑤⑥⑦⑪
オーシャンS ⑤⑦⑩⑭⑮
シルクロードS ⑤⑥⑧

前走が芝1200mで①~④着だった馬は[3.5.4.25](複勝率32.4%)という成績で、7レースすべてで連対し、馬券圏内に2頭が入ったレースも5回あります。

今年のセントウルSソングラインメイケイエールが登録していますが、2頭の前走は芝1400~1600mなんですよね。前走で芝1200mを走って掲示板に載った馬にも用心すべき、という気がしますが、どうでしょうか?

京成杯AHは中山芝1600mでのハンデG3で、芝のハンデ重賞は先週の新潟記念でも1番人気だったヒートオンビートが⑤着に敗れ、相変わらず1番人気が勝てないケースが続いています。今年、芝のハンデ重賞は20レースが行われ、1番人気は[1.3.8.8]という成績です。

中山芝1600mでのハンデ重賞は、春にダービー卿CTが行われ、優勝したのは父ロードカナロア×母父アドマイヤベガという配合のタイムトゥヘヴンでした。近年の中山芝1600mの重賞では、父&母父がサンデー系&ネイティヴダンサー系という馬がよく連対しています。

【2020年以降の中山芝1600mの重賞で父&母父がサンデー系&ネイティヴダンサー系という配合で連対した馬】
年レース 着順・馬名 母父
2022年NZT 着マテンロウオリオン ダイワメジャー キングカメハメハ
2022年ダービー卿CT 着タイムトゥヘヴン ロードカナロア アドマイヤベガ
2022年フェアリーS 着ライラック オルフェーヴル キングカメハメハ
2021年ターコイズS 着ミスニューヨーク キングズベスト マンハッタンカフェ
2021年京成杯AH 着コントラチェック ディープインパクト Halling
2021年NZT 着タイムトゥヘヴン ロードカナロア アドマイヤベガ
2021年ダービー卿CT なし    
2021年フェアリーS 着ホウオウイクセル ルーラーシップ スペシャルウィーク
2020年ターコイズS 着スマイルカナ ディープインパクト Distorted Humor
2020年京成杯AH 着トロワゼトワル
着スマイルカナ
ロードカナロア
ディープインパクト
ハーツクライ
Distorted Humor
2020年NZT 着ルフトシュトローム キンシャサノキセキ キングカメハメハ
2020年ダービー卿CT なし    
2020年フェアリーS 着スマイルカナ
着チェーンオブラブ
ディープインパクト
ハーツクライ
Distorted Humor
Street Cry

2020年以降に中山芝1600mで重賞は13レースあり、そのうち11レースで父&母父がサンデー系&ネイティヴダンサー系という配合馬が連対しています。そのタイプが連対できなかった2レースは2020&21年のダービー卿CTですから、京成杯AHでは注目して損はない気がしますね。

今年の登録馬では、コムストックロードシャーレイポピータガノディアマンテファルコニアミスニューヨークルフトシュトロームが該当します。

秋華賞トライアルの紫苑Sには、オークス②着のスタニングローズや阪神JF勝ち馬サークルオブライフなどが登録しています。現3歳世代の牝馬限定の芝重賞はオークス以来で、そのオークスは父キングマンボ系のワンツー(①着スターズオンアース、②着スタニングローズ)でした。

現3歳世代の牝馬限定の芝重賞は、父系別の成績が次のようになっています。

【2022年の3歳牝馬限定の芝重賞】
父系 着別度数
父キングマンボ系 [5.3.2.21]
父デインヒル系 [2.0.1.5]
父サンデー系 [1.4.4.46]
父ロベルト系 [0.1.1.15]
父キングマンボ系以外の
ミスプロ系
[0.0.0.3]
父デインヒル系以外の
ノーザンダンサー系
[0.0.0.7]
上記6系統以外の父系 [0.0.0.3]

3歳牝馬限定の芝重賞は今年8レースあり、父キングマンボ系の馬が好成績を残していて、父サンデー系は1勝(フェアリーSのライラック)止まりなんですよね。今年の紫苑Sには13頭が登録していて、そのうち7頭が父サンデー系です。父キングマンボ系は、サウンドビバーチェサンカルパスタニングローズの3頭ですが、どのような結果になるでしょうか。

9月10~11日に行われる中山、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月10~11日
場所
中山 Bコース・1週目
中京 Aコース・1週目

9月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R アスター賞 出走なし
中山10R 汐留特別 [2.4.1.24]
中山11R 紫苑S [1.1.3.41]
中京9R 日進特別 [0.0.0.5]
中京10R ムーンライトH [2.0.1.23]
中京11R エニフS [3.1.0.30]

9月11日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 白井特別 [0.0.2.9]
中山10R セプテンバーS [1.2.3.37]
中山11R 京成杯AH [1.5.1.41]
中京9R 長久手特別 [0.1.2.19]
中京10R 浜松S [3.0.2.25]
中京11R セントウルS [1.1.3.42]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
エニフS(リステッド、中京ダート1400m)

エニフSでの穴ぐさは[3.1.0.30](複勝率11.8%)ですが、2014年以降に限ると[3.1.0.17](複勝率19.0%)で、複勝回収率は116%です。

連対圏に入った4頭の穴ぐさは5歳以上の牡馬で、父か母父がノーザンダンサー系でした。4頭は近4走以内にダートで③着以内があり、そのうち3頭は前年12月以降にOPに昇格していたタイプなので、ある程度の勢いが感じられるタイプが狙い目でしょう。

注目レース
セプテンバーS(3勝クラス、中山芝1200m)

セプテンバーSでの穴ぐさは[1.2.3.37](複勝率14.0%)で、2018年以降の近4年連続で馬券に絡んでいます。昨年はレノーア、一昨年はペイシャドリームがどちらも7番人気で③着に入りました。

③着以内に入った6頭の穴ぐさはひと桁馬番だった4~6歳馬で、そのうち5頭は牝馬でした。6頭のうち5頭は前走で馬券圏外に敗れていましたが、6頭はいずれも中山か阪神で連対実績があったので、右回りで直線に急坂があるコースでの戦績をチェックしておきましょう。

注目レース
汐留特別(2勝クラス、中山芝1200m)

汐留特別での穴ぐさは[2.4.1.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は222%です。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは馬番10番以内の偶数馬番で、そのうち5頭が牝馬でした。9月施行時に③着以内に入った4頭はすべて牝馬で、そのうち3頭は中山芝でのひと桁馬番で連対歴があったので、そのようなタイプをマークして臨みましょう。

ちなみに…
セントウルSでの穴ぐさは[1.1.3.42]で、京成杯AHでは[1.5.1.41]、紫苑Sでは[1.1.3.41]です。昨年の京成杯AHでは【B】評価だったコントラチェックが12番人気で②着に激走しました。

近10年のセントウルS(中京では近2年)では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも前走が芝OPで馬券圏外でしたが、そのうち5頭は中3週以内での臨戦でした。同じく6頭のうち5頭は芝重賞で馬券に絡んだことがあったので、順調に使われている実績馬は侮らない方が良さそうです。

6頭は阪神か中京の芝で連対歴があり、そのうち4頭は阪神か中京の芝で勝ち鞍があったので、直線に急坂があるコースでの実績も確認しておきましょう。

近10年の京成杯AHでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、馬番8番以内だった7頭はハンデ55~57kgで、馬番9番より外枠だった4頭のうち3頭はハンデ53~54kgでした。ハンデが重めの人気薄は真ん中から内枠、ハンデが軽めの人気薄は真ん中から外枠が良さそうです。

激走した11頭はすべて父か母父がサンデー系で、そのうち中山で激走した9頭は芝重賞での連対歴がありました。11頭は馬体重が470kg以上で、そのうち9頭は480kg以上だったので、ある程度の馬格があるタイプを狙いましょう。

重賞での近6年の紫苑Sでは6番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、いずれも②~③着です。5頭のうち4頭は芝OPで④着以内があり、例外の1頭は連勝中でした。5頭は右回りの芝1800~2000mで連対歴があったので、右回り実績をチェックして臨みましょう。


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