独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

朝日杯FSでゴールデンゾーンに入る馬は!?


先週(12月10日~11日)の穴ぐさは[5.3.7.101](複勝率12.9%)で、阪神JF【A】評価だったドゥアイズが10番人気で③着に入りました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました! ドゥアイズは直線で他馬を捌くのに苦労しているように見えましたが、よく馬券圏内まで差し込んでくれました。

阪神JFを制したリバティアイランドドゥラメンテ産駒で、②着のシンリョクカは父サトノダイヤモンド×母父キングカメハメハ、③着のドゥアイズは父ルーラーシップ×母父ディープインパクトという配合でした。先週にお伝えした通り、今年の芝1600m以上の2歳重賞は父がサンデー系かミスプロ系の馬が優勝しているので、今週末の朝日杯FSでも注目でしょう。

【2022年の芝1600m以上の2歳重賞】
レース 勝ち馬 母父
阪神JF リバティアイランド ドゥラメンテ All American
京都2歳S グリューネグリーン ラブリーデイ スペシャルウィーク
東スポ杯2歳S ガストリック ジャスタウェイ Curlin
デイリー杯2歳S オールパルフェ リアルスティール ルーラーシップ
アルテミスS ラヴェル キタサンブラック ダイワメジャー
サウジアラビアRC ドルチェモア ルーラーシップ ディープインパクト
札幌2歳S ドゥーラ ドゥラメンテ キングヘイロー
新潟2歳S キタウイング ダノンバラード アイルハヴアナザー

ピンク色がサンデー系、黄色がミスプロ系、赤色がノーザンダンサー系、オレンジ色がロベルト系です。勝ち馬8頭は父サンデー系か父ミスプロ系(キングカメハメハ系)で、父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせの馬がよく好走しています。

リバティアイランドは、主戦の川田騎手が継続騎乗できたことも良かったのでしょうね。今年の2歳重賞では、12レースのうち8レースで騎手が継続騎乗した馬が優勝しています。

【2022年の2歳重賞】
騎手 着別度数 勝率
連対率
複勝率
継続騎乗 [8.8.9.64] 9.0%
18.0%
28.1%
乗り替わり [4.4.3.54] 6.2%
12.3%
16.9%

騎手が継続騎乗した馬は12レースすべてで③着以内に入り、そのうち11レースで連対しています。11月12日のデイリー杯2歳S以降は、4レース連続で騎手が継続騎乗した馬が馬券圏内に2頭以上入っているんですよね。朝日杯FSは、意外に騎手が継続騎乗する馬が多くなさそうなので、評価をしやすそうです。

阪神芝での重賞は今秋に12レースが行われているので、その傾向も確認しておきましょう。外回りコースでの4レースと内回りコースでの8レースで分類すると、次のようになっています。

【2022年10月以降の阪神芝での重賞】
馬番 外回りコース
(1600m、2400m)
内回りコース
(1200m、1400m、
2000m、2200m、
3000m)
馬番1~5番 [0.4.1.15] [1.5.2.32]
馬番6~10番 [4.0.1.15] [4.2.3.31]
馬番11~18番 [0.0.2.17] [3.2.2.40]

外回りコースでの4レースで連対した8頭は馬番10番以内で、勝ち馬は馬番6~10番から出ています。というか、京都大賞典を制したヴェラアズール馬番10番デイリー杯2歳Sでのオールパルフェ馬番10番マイルCSでのセリフォス馬番10番、そして、阪神JFを勝利したリバティアイランド馬番9番で、馬番9~10番の馬が連勝中なんですよね。朝日杯FSでこのゴールデンゾーン(馬番9~10番)に入る馬は何になるでしょうか!?

先週は香港国際競走も行われ、香港スプリントでは、穴ぐさ的存在(★)にしたサイトサクセスが②着&スカイフィールドが③着に入り、「◎」のウェリントンとの【穴ぐさ的存在ダブル】になりました。こちらについても「穴ぐさ報告掲示板」に的中の報告をしていただき、ありがとうございました。

海外競馬は、馴染みない馬の出走が多いので(当たり前ですけど)、各馬を分析して評価を下す作業が大変なんですが、いまは世界中のレース映像にアクセスしやすくなって、各馬の過去の走りを見られるので、便利になりました。香港スプリントに出走していた馬も、レース映像を見まくって、それこそ寝る前にふとんに入ってからも気になった馬のレース映像をスマホでチェックしていたので(笑)、その成果が出て良かったです。

今週末から中京芝はBコースに替わるので、ご注意ください。12月17~18日に行われる中山、阪神、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

12月17~18日
場所
中山 Aコース・3週目
阪神 Bコース・4週目
中京 Bコース・1週目

12月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R ひいらぎ賞 [4.4.4.30]
中山10R 香取特別 [1.0.1.31]
中山11R ターコイズS [2.1.2.38]
阪神9R 赤穂特別 [0.2.5.33]
阪神10R 甲東特別 [0.0.1.13]
阪神11R タンザナイトS [1.1.1.18]
中京8R YJS中京第1戦 [0.0.2.4]
中京9R 中京2歳S [1.0.0.3]
中京10R YJS中京第2戦 [1.3.3.32]
中京11R 尾頭橋S [0.1.3.33]

12月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 舞浜特別 [0.1.1.36]
中山10R 北総S [0.2.2.38]
中山11R ディセンバーS [1.1.1.30]
阪神9R 高砂特別 [2.2.3.24]
阪神10R 六甲アイランドS [2.2.1.21]
阪神11R 朝日杯FS [2.4.0.41]
阪神12R 御影S [0.2.4.20]
中京9R 寒椿賞 [1.1.0.15]
中京10R 有松特別 [3.2.3.18]
中京11R コールドムーンS 出走なし
中京12R 尾張特別 [3.1.1.13]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
六甲アイランドS(3勝クラス、阪神芝1400m)

六甲アイランドSでの穴ぐさは[2.2.1.21](複勝率19.2%)で、複勝回収率は126%です。

③着以内に入った5頭の穴ぐさは中7週以内での臨戦で、前走が⑥着以下でしたが、上がり33秒0~33秒9を計時して0秒2~0秒5差で走っていました。5頭のうち4頭はひと桁馬番で父か母父がサンデー系だったので、そのようなタイプで前走で速い上がりを使っていた馬をマークして臨みましょう。

注目レース
御影S(3勝クラス、阪神ダート1400m)

御影Sでの穴ぐさは[0.2.4.20](複勝率23.1%)で、複勝回収率は163%です。昨年は【A】評価だったソーラーフレアが12番人気で③着に食い込みました。

馬券圏内に入った6頭の穴ぐさは中5週以内だった3~6歳で、そのうち5頭は馬番8番以内でした。6頭のうち5頭は前走が馬券圏外でしたが、その5頭のうち4頭は阪神ダート1400mで連対歴があったので、コース実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
高砂特別(2勝クラス、阪神ダート1200m)

高砂特別での穴ぐさは[2.2.3.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は125%です。ダートの時に限ると[2.1.3.19](複勝率24.0%)で、複勝回収率は135%で、近7年のうち6年で馬券に絡んでいます。

ダート戦で馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは中6週以内での臨戦で、そのうち4頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していました。6頭は4代血統表内にサドラーズウェルズニジンスキーダンシングブレーヴを持っていたので、ダート短距離線でもスタミナ血脈を持つタイプに注目したいですね。

注目レース
有松特別(2勝クラス、中京芝1200m)

有松特別での穴ぐさは[3.2.3.18](複勝率30.8%)で、複勝回収率は158%です。昨年はディヴィナシオンが10番人気で②着に激走しました。

芝1200~1600mの時に③着以内に入った穴ぐさは6頭いて、そのうち5頭はひと桁馬番で、同じく6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系でした。6頭のうち5頭は前走が⑤着以下でしたが、同じく6頭うち5頭は左回りの芝で勝利実績があったので、東京や新潟なども含めて左回りでの実績を確認しておきましょう。

注目レース
ひいらぎ賞(1勝クラス、中山芝1600m)

ひいらぎ賞での穴ぐさは[4.4.4.30](複勝率28.6%)で、複勝回収率は151%です。

馬券圏内に入った12頭の穴ぐさは、牡馬が5頭、牝馬が7頭で、牡馬の5頭は父か母父がノーザンダンサー系です。その5頭のうち4頭は前走の上がりがメンバー中4位以下で、5頭のうち4頭は4角3番手以内から③着以内に入ったので、先行力と持続力のあるタイプが狙い目でしょう。

牝馬の7頭のうち、2009年以降の6頭は父サンデー系で、2010年以降の5頭は前走でメンバー中3位以内か34秒1という上がりを計時していました。牝馬は決め手のある父サンデー系に注意しましょう。

ちなみに…
朝日杯FSでの穴ぐさは[2.4.0.41]で、ターコイズSでは[2.1.2.38]です。ターコイズSは重賞の時に限ると[2.1.1.17](複勝率19.0%)で、複勝回収率が137%となっています。

阪神での朝日杯FSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも関西馬です。その7頭は中6週以内での臨戦で、6頭は前走で4角4番手以内に付けていたので、先行スピードのあるタイプが侮れないでしょう。7頭のうち6頭は馬番10番以内で、同じく7頭のうち6頭は2~3月生まれでした。早生まれで真ん中から内枠に入った馬はマークしておきたいですね。

重賞のターコイズSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも関西馬です。2017年以降の5頭はハンデ54~56kgで、芝重賞での連対歴があったので、重めのハンデを背負っていても実績馬を評価するようにしたいですね。激走した8頭は、そのうち7頭の父がオルフェーヴルルーラーシップキングカメハメハメイショウサムソンマンハッタンカフェハーツクライで、残りの1頭は母父エルコンドルパサーでした。父か母父が2400m以上の重賞で実績があったタイプが狙い目でしょう。


TOPページに戻る