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穴ぐさ傾向と対策

アメリカJCCの1番人気も堅実に!?


先週(1月14日~15日)の穴ぐさは[6.5.4.104](複勝率12.6%)で、単勝回収率が138%でした。今年は単勝回収率が181%となっています。

先週の重賞では、愛知杯【C】評価だったアイコンテーラーが7番人気で②着に入りました。ただ、日曜日の重賞(日経新春杯京成杯)では人気薄で激走した馬を指名できず……、申し訳ありませんでした。

中京芝2200mで行われた日経新春杯は、ヴェルトライゼンデが接戦を制して優勝しました。稍重馬場で上がりがかなりかかるんじゃないかと思って見ていましたが、レースの上がり3Fは35秒4で、これは父サンデー系の守備範囲内だったようです。①着ヴェルトライゼンデドリームジャーニー産駒、②着キングオブドラゴンハーツクライ産駒、③着プラダリアディープインパクト産駒で、父サンデー系のワンツースリーという結果でした。

今週末は中山芝2200mでアメリカJCCがありますので、改めて昨年以降の芝2200m重賞での勝ち馬を確認しておきましょう。

【2022年以降の芝2200mの重賞】
レース上がり レース名 勝ち馬
34秒5 22年京都記念 アフリカンゴールド ステイゴールド
34秒7 22年神戸新聞杯 ジャスティンパレス ディープインパクト
35秒1 22年日経新春杯 ヨーホーレイク ディープインパクト
35秒3 22年セントライト記念 ガイアフォース キタサンブラック
35秒4 23年日経新春杯 ヴェルトライゼンデ ドリームジャーニー
35秒6 22年京都新聞杯 アスクワイルドモア キズナ
35秒6 22年オールカマー ジェラルディーナ モーリス
35秒7 22年アメリカJCC キングオブコージ ロードカナロア
36秒3 22年宝塚記念 タイトルホルダー ドゥラメンテ
36秒4 22年エリザベス女王杯 ジェラルディーナ モーリス

レース上がりの速い順にまとめると上記の通りで、35秒6が分岐点となっていて、35秒4以内だと父サンデー系の馬が勝ち、35秒7以上だと父がサンデー系以外の馬が優勝しています。

今年のアメリカJCCには、昨年のセントライト記念を制したガイアフォースが登録していますが、昨年のセントライト記念はレース上がりが35秒3で、昨年のアメリカJCCはレース上がりが35秒7でした。アメリカJCCは、2018年以降の近5年のうち4年で父がサンデー系以外の馬が勝っているんですが、今年はどんな上がりとなって、どんな血統馬が勝ちますかね。

なお、今年1月の中山芝の特別競走については、3歳限定戦古馬戦で対照的な結果になっていることをご存知でしょうか。

【2023年1月の中山芝の特別競走】
人気 3歳限定戦 古馬戦
1番人気 [0.1.1.3] [4.1.1.0]
2番人気 [2.0.1.2] [1.1.1.3]
3番人気 [0.0.0.5] [0.0.1.5]
4番人気 [0.1.0.4] [0.0.1.5]
5番人気 [0.0.1.4] [1.0.0.5]
6番人気以下 [3.3.2.30] [0.4.2.45]

今年1月の中山芝の特別競走は、3歳限定戦が5レース、古馬戦が6レースあり、3歳限定戦1番人気が未勝利で、5レースのうち3レースで6番人気以下の馬が勝っているのに対して、古馬戦の6レースは1~5番人気が勝利し、1番人気は[4.1.1.0]で馬券圏外がありません。古馬G2のアメリカJCCでも、この流れが続くでしょうか。

一方、中京ではダート重賞の東海Sが予定されています。今年最初のJRAダート重賞になるわけですが、昨年の古馬混合のダート1800~1900mのJRA重賞は5~7歳(現6~8歳)が優勝したんですよね。該当の7レースのうち5レースは5歳(現6歳)が勝利しました。

【2022年のJRAの古馬混合のダート1800~1900m重賞】
世代 着別度数
現4歳世代 [0.2.1.5]
現5歳世代 [0.1.0.14]
現6歳世代 [5.2.1.23]
現7歳世代 [0.2.4.21]
現8歳世代 [2.0.1.12]
現9歳世代以上 [0.0.1.15]

世代別に成績をまとめると上記の通りで、現6歳世代が強さを見せて、チャンピオンズCで優勝したのもジュンライトボルト(現6歳)でした。今年の東海Sは、登録馬17頭のうち6歳以上が12頭で、6歳馬が4頭いますが、ベテランが強さを見せる結果となるでしょうか。

ちなみに、今年1月の中京ダートの特別競走については、偶数馬番の馬が7連勝中だったりします。

【2023年1月の中京ダートの特別競走】
馬番 着別度数 勝率
連対率
複勝率
単勝回収率
複勝回収率
偶数馬番 [7.4.4.38] 13.2%
20.8%
28.3%
159%
115%
奇数馬番 [0.3.3.47] 0.0%
5.7%
11.3%
0%
23%

今年1月の中京ではダートの特別競走が7レース行われ、勝ち馬はすべて偶数馬番で、偶数馬番の馬は単勝回収率も複勝回収率も100%を超えています。こういうことを記した途端、奇数馬番の馬が勝ちまくったりしそうで恐いんですけど(笑)、気になる方は参考にしてください。

1月21~22日に行われる中山、中京、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月21~22日
場所
中山 Cコース・3(4)週目
中京 Aコース・3(4)週目
小倉 Aコース・2週目

1月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 初茜賞 [1.1.2.30]
中山10R 東雲賞 [1.2.2.16]
中山11R 初富士S [3.0.2.36]
中京9R 遠州灘S [0.2.0.10]
中京10R 若駒S 出走なし
中京11R 睦月S [0.1.0.11]
小倉9R 萌黄賞 [1.1.3.37]
小倉10R 戸畑特別 [0.0.2.10]
小倉11R 小倉城特別 [0.1.0.26]

1月22日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 若竹賞 [0.0.0.19]
中山10R 江戸川S [0.1.0.15]
中山11R アメリカJCC [0.1.4.30]
中京9R 西尾特別 [2.0.1.15]
中京10R 長篠S [0.2.1.20]
中京11R 東海S [3.5.2.37]
小倉9R 八幡特別 [0.1.2.37]
小倉10R 海の中道特別 [2.0.0.9]
小倉11R 豊前S [0.0.0.11]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
東海S(G2、中京ダート1800m)

東海Sでの穴ぐさは[3.5.2.37](複勝率21.3%)で、複勝回収率は150%です。昨年はスワーヴアラミスが7番人気で①着、一昨年はアナザートゥルースが7番人気で②着と、近2年は【A】評価の馬が連対圏に入っています。

近10年の東海Sでは7番人気以下で馬券圏内に入った馬が9頭いて、5~8歳でした。9頭のうち8頭は中6週以内での臨戦で、2015年以降の7頭は前走がダート1800mのOPで④着以下だったので、順調に使われている馬の巻き返しに注意しましょう。9頭のうち7頭は父がサンデー系かミスプロ系で、残りの2頭はロージズインメイ産駒でした。9頭のうち8頭は1~2月に勝利実績があったので、冬実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
東雲賞(2勝クラス、中山芝1800m)

東雲賞での穴ぐさは[1.2.2.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は135%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは5~8歳で、そのうち4頭が5~6歳です。5頭はいずれも前走が⑧着以下でしたが、勝ち馬から0秒5~0秒9差でした。5頭のうち4頭は中7週以内での臨戦だったので、前走で大きく負けておらず、順調に使われている馬を侮らないようにしましょう。

注目レース
西尾特別(2勝クラス、中京芝2000m)

西尾特別での穴ぐさは[2.0.1.15](複勝率16.7%)で、2000mの時に限ると[2.0.1.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は145%です。

③着以内に入った3頭の穴ぐさは父サンデー系で、いずれも偶数馬番でした。3頭は前走が⑤着以下でしたが、そのうち2頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、決め手のありそうな父サンデー系に注意しましょう。

ちなみに…
アメリカJCCでの穴ぐさは[0.1.4.30]です。近10年のアメリカJCCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、2015年以降の6頭は馬番7~14番でした。激走した7頭は前走が芝2000m以上の重賞だった5~8歳の牡セン馬で、そのうち6頭は前走が①着勝ち馬から0秒6差以内で走っていました。

7頭のうち6頭は父サンデー系で、残りの1頭は母父がサンデーサイレンスです。7頭のうち6頭は馬体重が484kg以上だったので、父か母父がサンデー系で馬格のあるタイプが侮れないでしょう。


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