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穴ぐさ傾向と対策

京都記念は1番人気より先行型!?


先週(2月4日~5日)の穴ぐさは[6.3.5.100](複勝率12.3%)でした。重賞では馬券圏内に入れず、申し訳ありませんでした。

東京新聞杯を制したのはスクリーンヒーロー産駒のウインカーネリアンで、ハービンジャー牝馬の2頭(ナミュールプレサージュリフト)は②~③着でした。今後も、古馬の芝1600m重賞では、父か母父がノーザンダンサー系の馬の扱い方がポイントになるかもしれませんね。

今週から始まる阪神開催では京都記念があり、東京開催では共同通信杯クイーンCが予定されています。京都記念にはドウデュースエフフォーリアが出走予定ですが、芝2200mの重賞ですから、1番人気の動向は気になるところです。改めて、昨年以降の芝2200mの重賞での人気別成績をご覧ください。

【2022年以降の芝2200mの重賞】
人気 着別度数
1番人気 [0.2.0.9]
2番人気 [2.0.1.8]
3番人気 [3.0.1.7]
4番人気 [2.0.4.5]
5番人気 [2.3.1.5]
6番人気以下 [2.7.3.94]

芝2200mの重賞は昨年以降に11回あり、1番人気は[0.2.0.9]で勝てていません。今年のアメリカJCCでは、ガイアフォースが単勝1.8倍という支持を集めたものの⑤着でした。

阪神芝2200mでは、昨年に準OP以上のレースが5回あったんですが、この条件でも1番人気は勝てていないんですよね。

【2022年の阪神芝2200mでの準OP以上】
人気 着別度数
1番人気 [0.0.1.4]
2番人気 [1.1.0.3]
3番人気 [1.0.0.4]
4番人気 [1.0.2.2]
5番人気 [1.3.0.1]
6番人気以下 [1.2.1.39]

1番人気は[0.0.1.4]で、連外に敗れています。今年の京都記念では、この負の流れを断ち切って勝利する1番人気馬が現れるでしょうか!?

なお、上記の5レースについては、前走の位置取りと着順に関して、次のようにまとめることができます。

【2022年の阪神芝2200mでの準OP以上】
前走着順 前走4角
1~3番手
前走4角
4番手以下
前走①~⑤着 [4.2.0.6] [1.2.3.22]
前走⑥着以下 [0.0.0.2] [0.2.1.20]

好走率が高いのは、前走が4角3番手以内から⑤着以内に入った馬で、[4.2.0.6]という成績で5レースすべてで連対しています。今週末の阪神開催は開幕週ですから、先行型を中心に予想を組み立てるべきかもしれませんね。

東京で行われる共同通信杯は芝1800m、クイーンCは芝1600mでの重賞で、先週のきさらぎ賞では父ディープインパクト×母父Ghostzapperという配合のオープンファイアが②着に入りました。先週にお伝えした通り、現3歳世代の芝1800~2000mの重賞では、父か母父がノーザンダンサー系の馬が連対圏に入っているので、改めて連対馬をご覧ください。

【現3歳世代の芝1800~2000mの重賞】
レース ①着
②着
母父
きさらぎ賞 ①着フリームファクシ
②着オープンファイア
ドゥラメンテ
ディープインパクト
スペシャルウィーク
Ghostzapper
京成杯 ①着ソールオリエンス
②着オメガリッチマン
キタサンブラック
イスラボニータ
Motivator
ディープインパクト
ホープフルS ①着ドゥラエレーデ
②着トップナイフ
ドゥラメンテ
デクラレーションオブウォー
オルフェーヴル
スピニングワールド
京都2歳S ①着グリューネグリーン
②着トップナイフ
ラブリーデイ
デクラレーションオブウォー
スペシャルウィーク
スピニングワールド
東スポ杯2歳S ①着ガストリック
②着ダノンザタイガー
ジャスタウェイ
ハーツクライ
Curlin
Tale of the Cat
札幌2歳S ①着ドゥーラ
②着ドゥアイズ
ドゥラメンテ
ルーラーシップ
キングヘイロー
ディープインパクト

父・母父の欄は、ピンク色がサンデー系、黄色がミスプロ系、赤色がノーザンダンサー系です。6レースすべてで、父か母父がノーザンダンサー系の馬が連対し、父か母父がサンデー系の馬が連対しているとも言えます。

昨年の共同通信杯を制したのはハーツクライ産駒のダノンベルーガで、一昨年は父エピファネイア×母父ハーツクライという配合のエフフォーリアが優勝しました。以前にお伝えしましたが、2021年以降の東京芝1800mの重賞では、3代血統表内にグレイソヴリン系かロベルト系を持つ馬が連対していて、現在も継続中です(2021年以降の10レースで該当)。

これらを考え合わせると、今年の共同通信杯は父と母父がサンデー系とノーザンダンサー系で、3代血統表内にグレイソヴリン系かロベルト系を持つ馬が合うように思われます。そんな都合の良い馬がいるのか?と思って登録馬をチェックしたら、ダノンザタイガーが見事に該当するんですよね。ダノンザタイガーは父ハーツクライ(母父がトニービン)×母父Tale of the Catという配合です。どんな走りを見せてくれるか、非常に楽しみですね。

クイーンCについては、現3歳世代の牝馬限定重賞(4レース)において、1~2月生まれの馬がよく好走しているので、その着順をご覧ください。

【現3歳世代の牝馬限定重賞】
レース 1~2月生まれ 3~5月生まれ
フェアリーS ⑧⑩⑫⑭着 ④⑤⑥⑦⑨⑪⑬⑮⑯着
阪神JF ④⑥⑧⑨⑩⑪⑮着 ⑤⑦⑫⑬⑭⑯⑰⑱着
ファンタジーS ⑥⑧⑩着 ④⑤⑦⑨⑪⑫着
アルテミスS ④⑥⑧⑩着 ⑤⑦⑨着

1~2月生まれの馬は[2.4.2.18](複勝率30.8%)、3~5月生まれの馬は[2.0.2.26](複勝率13.3%)で、1~2月生まれの馬が4レースすべてで馬券圏内に2頭ずつ入っています。早生まれのアドバンテージがどこまであるのか?という疑問はありますが、好走が続いている間は注目してもいいんじゃないでしょうか。

小倉芝は今週からBコースに替わるのでご注意ください。2月11~12日に行われる東京、阪神、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

2月11~12日
場所
東京 Dコース・3週目
阪神 Aコース・1週目
小倉 Bコース・1週目

2月11日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 箱根特別 [1.0.3.23]
東京10R 雲雀S [0.3.5.34]
東京11R クイーンC [0.2.4.40]
阪神9R 須磨特別 [1.2.1.13]
阪神10R 但馬S [1.0.3.24]
阪神11R 洛陽S [0.2.2.38]
小倉9R 唐戸特別 [1.1.2.17]
小倉10R 大濠特別 [0.2.1.8]
小倉11R 和布刈特別 [0.1.2.39]

2月12日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 初音S [0.1.3.33]
東京10R バレンタインS [1.2.5.21]
東京11R 共同通信杯 [0.0.2.23]
阪神9R こぶし賞 [0.0.1.14]
阪神10R 茨木S [0.0.0.6]
阪神11R 京都記念 [2.0.1.26]
小倉9R あすなろ賞 [0.1.2.12]
小倉10R 太宰府特別 [1.3.6.30]
小倉11R 北九州短距離S [1.3.2.31]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
バレンタインS(OP特別、東京ダート1400m)

バレンタインSでの穴ぐさは[1.2.5.21](複勝率27.6%)で、複勝回収率は157%です。昨年は【A】評価だったサンライズラポールが7番人気で③着に入りました。

ダート1400mで馬券圏内に入った3頭の穴ぐさは4~5歳で、馬番8~10番でした。3頭は前走が馬券圏外でしたが、前走のダートOPで3~4番人気に推され、そのうち2頭は前走でメンバー中2位以内の上がりを使っていたので、前走での人気やレースぶりをチェックして臨みましょう。

注目レース
雲雀S(3勝クラス、東京芝1400m)

雲雀Sでの穴ぐさは[0.3.5.34](複勝率19.0%)で、ハンデ戦の時に限ると[0.3.2.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は134%です。昨年は【A】評価だったオパールシャルムが10番人気で②着、【B】評価だったカルリーノが9番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

ハンデ戦の時に馬券圏内に入った5頭の穴ぐさは父がサンデー系かダンチヒ系で、そのうち4頭は牝馬で、同じく5頭のうち4頭はひと桁馬番でした。5頭のうち4頭は東京芝1400mで勝ち鞍があったので、コース実績を確認しておきましょう。

注目レース
太宰府特別(2勝クラス、小倉芝1800m)

太宰府特別での穴ぐさは[1.3.6.30](複勝率25.0%)で、複勝回収率は115%です。

牝馬限定戦の時に限ると[1.2.2.16](複勝率23.8%)で、馬券圏内に入った5頭の穴ぐさは馬番9~14番でした。5頭は前走が馬番8番以内で④着以下だったので、真ん中から外目の枠に替わった馬に妙味がありそうです。5頭のうち4頭は中8週以上での臨戦で、同じく5頭のうち4頭は父か母父がサンデー系の5~6歳馬でした。

ちなみに…
京都記念での穴ぐさは[2.0.1.26]で、共同通信杯では[0.0.2.23]、クイーンCでは[0.2.4.40]です。昨年の京都記念では【B】評価だったアフリカンゴールドが12番人気で勝利し、昨年の共同通信杯では【B】評価だったビーアストニッシドが8番人気で③着に入りました。

近10年の京都記念では6番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも前走が馬券圏外でしたが、前走は芝2000m以上の重賞で、8頭のうち7頭は前走が④~⑦着でした。同じく8頭のうち7頭は近2走以内に④着以内があったので、ある程度の好調さを感じられる馬が狙い目になりそうです。2014年以降の7頭のうち6頭は4角3番手以内から③着以内に入ったので、先行型が侮れないでしょう。

近10年の共同通信杯では6番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれもひと桁馬番でした。7頭のうち6頭は前走で4角6番手以内に付けていたので、ある程度の先行力を見せていた馬をマークしておきましょう。7頭のうち6頭はキャリア3戦以上で、その6頭のうち5頭は左回りの芝で馬券圏内があったので、経験値の高さも重要そうです。

近10年のクイーンCでは6番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも②~③着です。6頭は父か母父がサンデー系で、2016年以降の5頭はひと桁馬番でした。6頭のうち2頭は前走が重賞で、残りの4頭は前走で③着以内に入っていました。6頭は中8週以内での臨戦で、6頭のうち5頭は東京芝1600~1800mで連対歴があったので、東京実績をチェックしておきましょう。


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