独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

天皇賞・秋も潮目の変化にご用心!


今週末の重賞は天皇賞・秋スワンSアルテミスS。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。今秋の東京芝は、開催が進んで馬場傾向が変わってきている可能性があるので、ご用心ください。

先週(10月21日~22日)の穴ぐさは[5.6.5.99](複勝率13.9%)でした。両重賞(菊花賞富士S)では掲示板に載ったものの、馬券圏内までは入れませんでした。

菊花賞を制したのは、4番人気のドゥレッツァでしたね。序盤に大外枠から先行した時は引っ掛かったのかと思いましたが、勝負所で一息入れた後、最後の直線で再び差を拡げるという変幻自在のレースぶりでした。秋華賞の連対馬(リバティアイランドマスクトディーヴァ)に負けず劣らず、ドゥレッツァも今後の古馬との対戦が非常に楽しみですね。

先週の【穴ぐさ特選レース】での穴ぐさは[0.1.1.7]で、またも3レースのうち2レースで馬券圏内に激走しました。これで、9月30日以降の【穴ぐさ特選レース】での穴ぐさは[4.4.3.25](複勝率30.6%)という成績で、推奨された12レースのうち、実に9レースで穴ぐさが馬券に絡む結果となっています。

9月30日以降の【穴ぐさ特選レース】での穴ぐさは、評価別の成績が次の通りです。

【2023年9月30日以降の穴ぐさ特選レースでの穴ぐさ】
評価 着別度数
A [4.1.1.6]
B [0.3.2.7]
C [0.0.0.12]

きれいに【A】>【B】>【C】となっています。別に狙ってこうなっているわけでもないんですが……、参考にしてください。

【穴ぐさ特選レース】は、『穴ぐさ長者への道』で、藤山剣さんが独自データで好相性のレースを選出してくれているもので、穴ぐさを選んでいるこちらとしても、感心させられています。今週末もおそらく3レースの選出になるでしょうから、どうぞご注目ください。
【月額会員が利用できるコーナー紹介】

今週末は天皇賞・秋があり、イクイノックスドウデュースジャスティンパレスジャックドールプログノーシスなどという錚々たるメンバーの争いになりそうです(スターズオンアースは回避が発表されました…)。

先週のこのコーナーでお伝えした通り、今年の芝2000m以上のJRA・G1では上位人気が優勝しているので、まずはそのデータからご覧ください。

【2023年の芝2000m以上のJRA・G1】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.2.1]
2番人気 [3.2.2.1]
3番人気 [0.1.0.7]
4番人気 [2.0.0.6]
5番人気 [0.2.0.6]
6番人気以下 [0.1.4.94]

対象の8レースの勝ち馬は1~4番人気で、1番人気と2番人気がともに[3.2.2.1]という成績で、好走率が非常に高いですね。

今春の大阪杯を制したのはモーリス産駒のジャックドールで、札幌記念で優勝したのはディープインパクト産駒のプログノーシスでした。昨年以降に芝2000mのG1&G2(JRA)は古馬(混合)戦だと7レースが行われていて、優勝した馬はモーリス産駒かディープインパクト産駒かキタサンブラック産駒となっています。

【2022年以降の古馬(混合)の芝2000mのG1&G2(JRA)】
レース 勝ち馬
2023年
札幌記念
プログノーシス ディープインパクト
2023年
大阪杯
ジャックドール モーリス
2023年
金鯱賞
プログノーシス ディープインパクト
2022年
天皇賞・秋
イクイノックス キタサンブラック
2022年
札幌記念
ジャックドール モーリス
2022年
大阪杯
ポタジェ ディープインパクト
2022年
金鯱賞
ジャックドール モーリス

ジャックドールプログノーシスが複数勝利を記録している影響もあると思いますが、少々偏っている感じですね。

今秋の東京芝2000mについて見てみると、ずっと父サンデー系の馬が勝っていたのですが、先週の日曜日(22日)に潮目が変わってきたかも?という印象を受けたんですよね。

【2023年秋の東京芝2000m】
月日
レース
勝ち馬
10月22日
甲斐路S
プラチナトレジャー キングカメハメハ
10月22日
山中湖特別
メインクーン ハーツクライ
10月22日
未勝利
エセルフリーダ キタサンブラック
10月21日
新馬
アフィリオン サトノダイヤモンド
10月15日
オクトーバーS
ヤマニンサルバム イスラボニータ
10月14日
未勝利
ロードヴェスパー キタサンブラック
10月8日
新馬
シャンパンマーク キズナ
10月8日
未勝利
マイネルフランツ ゴールドシップ
10月7日
1勝クラス
ダニーデン リアルスティール

今秋に東京芝2000mでは9レースが行われ、父サンデー系の馬が8連勝をしていましたが、22日の甲斐路Sキングカメハメハ産駒のプラチナトレジャーが勝ち、②着にも父キングマンボ系のワイドエンペラー(ルーラーシップ産駒)が入りました。甲斐路S【穴ぐさワンツー】だったので、記憶している人もいると思いますが、外差しが利いたんですよね。

22日の東京芝1800mの新馬戦ではプラチナトレジャーの弟のキングベルベット(カリフォルニアクローム産駒)が10番人気で②着に入り、甲斐路Sのひとつ前のレース(山中湖特別)ではキングカメハメハ産駒のレッドミラージュが7番人気で②着となったので、「これはプラチナトレジャーに向いた馬場なのかも」と思ったんですが、まさにその通りでした。

今秋の東京芝は、開催が進んで、だんだんと父サンデー系向きから父キングマンボ系向きに変化してきている可能性があるので、Bコースに替わる今週も、どんな血統の馬が上位に来ているか、チェックすべきでしょう。今週末の東京芝2000m戦は、天皇賞・秋以外では、土曜日(28日)の8R(1勝クラス)、日曜日(29日)の3R(未勝利)、5R(新馬戦)に予定されています。

ちなみに、今秋の東京芝2000mでの9レースについては、人気別の成績が次のようになっています。

【2023年秋の東京芝2000m】
人気 着別度数
1番人気 [0.2.3.4]
2番人気 [3.2.1.3]
3番人気 [3.0.3.3]
4番人気 [2.2.1.4]
5番人気 [0.1.0.8]
6番人気以下 [1.2.1.58]

9レースのうち8レースで4番人気以内の馬が勝っていますが、なんと1番人気は未勝利([0.2.3.4])です。たまたまなのかもしれませんが……、1番人気が勝つかどうかも、今週末の東京芝2000m戦ではご注目ください。

→天皇賞・秋の【穴ぐさ】も要注チェック!←

東京芝は今週末からBコースに替わるので、ご注意ください。10月28~29日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月28~29日
場所
東京 Bコース・1週目
京都 Aコース・4週目
新潟 Aコース・3週目

10月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 伊勢佐木特別 [3.3.1.36]
東京10R 紅葉S [0.0.2.29]
東京11R アルテミスS [0.0.4.28]
京都9R 萩S 出走なし
京都10R 御陵S [2.2.0.10]
京都11R スワンS [2.1.2.45]
新潟9R 萬代橋特別 [2.3.3.28]
新潟10R 清津峡特別 [0.0.0.6]
新潟11R 魚沼S [0.0.2.14]

10月29日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R 本栖湖特別 [0.0.0.8]
東京9R 国立特別 [1.0.2.26]
東京10R ペルセウスS [1.0.3.21]
東京11R 天皇賞・秋 [1.0.3.46]
東京12R 秋嶺S [2.2.1.38]
京都9R 堀川特別 [0.2.3.13]
京都10R 古都S [1.2.1.17]
京都11R カシオペアS [1.2.0.33]
新潟9R 聖籠特別 [0.0.1.5]
新潟10R 鳥屋野特別 [2.2.5.35]
新潟11R ルミエールAD [3.0.3.15]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ルミエールAD(リステッド、新潟芝直1000m)

ルミエールADでの穴ぐさは[3.0.3.15](複勝率28.6%)で、複勝回収率は119%です。

馬券圏内に入った6頭の穴ぐさはふた桁馬番の5~6歳で、そのうち5頭は馬体重が476kg以上でした。6頭のうち5頭は4代血統表内にストームキャットノーザンテーストを持っていたので、そのような馬がいないか、チェックして臨みましょう。

注目レース
ペルセウスS(OP特別、東京ダート1400m)

ペルセウスSでの穴ぐさは[1.0.3.21](複勝率16.0%)で、複勝回収率は137%です。

③着以内に入った4頭の穴ぐさは6~7歳で、いずれも前走が④着以下でしたが、そのうち3頭は過去にOPでの連対歴がありました。東京ダート1400mの時に③着以内に入った3頭は馬番9~16番で、東京コースで③着以内に入ったことがあったので、実績のあるベテランを侮らないようにしましょう。

注目レース
秋嶺S(3勝クラス、東京ダート1300m)

秋嶺Sでの穴ぐさは[2.2.1.38](複勝率11.6%)で、複勝回収率は112%です。一昨年はコパノマーキュリーが7番人気で優勝し、昨年は【B】評価だったシェパードボーイが11番人気で③着に入りました。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは前走が⑦着以下でしたが、左回りで③着以内に入ったことがありました。5頭のうち4頭は中4週以内での臨戦で、5頭のうち4頭は9~11月に勝利実績があったので、左回りと季節の実績を確認しておくと良いでしょう。

注目レース
御陵S(3勝クラス、京都ダート1800m)

御陵Sでの穴ぐさは[2.2.0.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は147%です。

連対した4頭の穴ぐさは中2~3週の臨戦で、前走が⑥着以下でしたが、2~4走前に勝ち鞍を挙げていました。4頭は、2頭が父サンデー系で、2頭が父ボールドルーラー系です。4頭は4角5番手以内から馬券圏内に入ったので、ある程度の先行力があるタイプが良さそうです。

注目レース
堀川特別(2勝クラス、京都芝外1800m)

堀川特別での穴ぐさは[0.2.3.13](複勝率27.8%)で、複勝回収率は130%です。

馬券圏内に入った5頭は前走が阪神か中京で④着以下でしたが、そのうち4頭は前走が0秒3~0秒4差でした。5頭は馬番6番より外枠で、京都か小倉か福島で勝利実績があったので、右回りの平坦コースで実績ある馬をマークしておきましょう。

注目レース
萬代橋特別(1勝クラス、新潟芝2400m)

萬代橋特別での穴ぐさは[2.3.3.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は125%です。昨年は【B】評価だったリニューが7番人気で③着に食い込みました。

馬券に絡んだ8頭の穴ぐさは3~4歳で、そのうち7頭は馬体重が496kg以下でした。7頭のうち5頭は2~3走前に③着以内の好走歴があったので、前走成績で人気を落としているような若い馬に妙味がありそうです。芝2400mの時に③着以内に入った馬は5頭で、そのうち4頭は父サンデー系か父キングマンボ系でした。

ちなみに…
天皇賞・秋での穴ぐさは[1.0.3.46]で、スワンSでは[2.1.2.45]、アルテミスSでは[0.0.4.28]です。昨年のスワンSでは【B】評価だったルプリュフォールが11番人気で③着に食い込み、アルテミスSでは【A】評価だったアリスヴェリテが6番人気で③着に入りました。

近10年の天皇賞・秋では7番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、いずれも②~③着です。4頭は4~5歳の関西馬で、父がサンデー系かキングマンボ系で母父がノーザンダンサー系でした。4頭はいずれも芝G1での連対実績があったので、G1実績を確認しておきましょう。

近10年のスワンSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち5頭はふた桁人気でした。8頭のうち5頭は芝重賞での勝ち鞍があり、それ以外の3頭は前走が芝OPで①~②着だったので、実績か勢いのあるタイプが狙い目でしょう。8頭のうち京都で激走した馬は6頭で、その6頭は父がサンデー系かロベルト系でした。

近10年のアルテミスSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち4頭は前走が芝1500m以上での①着で、残りの2頭は前走が1勝クラスで0秒3~0秒4差でした。6頭は芝1600m以上で勝ち鞍があったので、距離実績をチェックしておきましょう。6頭は前走時馬体重が452kg以上で、そのうち5頭はサドラーズウェルズニジンスキーリアルシャダイを5代血統表内に持っていたので、スタミナのありそうな馬が面白そうです。


TOPページに戻る