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穴ぐさ傾向と対策

毎日王冠は父か母父がサンデー系の中でも!?


今週末の重賞はサウジアラビアRC毎日王冠京都大賞典。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。毎日王冠は父か母父がサンデー系の中でもあの2系統のいずれかを持つ馬に注目すると良さそうです。

先週(9月28日~29日)の穴ぐさは[3.1.4.68](複勝率10.5%)で、単勝回収率が213%でした。ただ、重賞(スプリンターズSシリウスS)では貢献できず、申し訳ありませんでした。

スプリンターズSは去年並みのペースになることを想定していたのですが、レースの前半3F通過が32秒1で、これは近10年の同レースの中でもダントツで速いものでした…。今週末からは東京&京都&新潟という開催になりますので、改めて、出走メンバーや枠の並びをよく見て、ペースも熟慮した上で判断を下していくようにいたします。
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今週末に予定されている重賞は、サウジアラビアRC毎日王冠京都大賞典で、古馬混合戦の毎日王冠は15頭、京都大賞典は11頭が登録しています。

毎日王冠は東京芝1800mでのG2で、このコースでの重賞は2021年以降に17レースが行われ、4代血統表内にグレイソヴリン系かロベルト系を持つ馬が連対しています。近3年の毎日王冠での連対馬は、次の馬です。

【2021年以降の毎日王冠】
①着
②着
血統
2023年 ①着エルトンバローズ
②着ソングライン
母父ブライアンズタイム
母父シンボリクリスエス
2022年 ①着サリオス
②着ジャスティンカフェ
父母父トニービン
エピファネイア&母母母父リアルシャダイ
2021年 ①着シュネルマイスター
②着ダノンキングリー
母母父Highest Honor
 

上記のうち、4代血統表内にグレイソヴリン系もロベルト系も持っていないのは、ダノンキングリーだけです。2020年の毎日王冠を制したのはサリオスですから、今年も該当馬は注目して良さそうです。

今年の古馬の芝1800m重賞という観点では、父か母父がサンデー系の馬が優勝しているので、勝ち馬をご覧ください。

【2024年の古馬混合の芝1800m重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 母父
クイーンS コガネノソラ ゴールドシップ ロージズインメイ
中京記念 アルナシーム モーリス ディープインパクト
エプソムC レーベンスティール リアルスティール トウカイテイオー
福島牝馬S コスタボニータ イスラボニータ Kendor
中山牝馬S コンクシェル キズナ Galileo
中山記念 マテンロウスカイ モーリス スペシャルウィーク
小倉大賞典 エピファニー エピファネイア ディープインパクト

今年は7レースが行われ、父&母父の組み合わせがサンデー系&ロベルト系という馬が3頭、サンデー系&グレイソヴリン系という馬が1頭います。これらを加味すると、毎日王冠では、父か母父がサンデー系で、4代血統表内にロベルト系かグレイソヴリン系を持つ馬が狙い目かもしれませんね。

今年の登録馬で該当するのは、エルトンバローズマテンロウスカイヤマニンサルバムの3頭ですが、どのような結果となるでしょうか。

一方、京都大賞典が行われる京都芝外2400mでは、2023年以降に特別競走が10レースあり、人気別成績が次のようになっています。

【2023年以降の京都芝外2400mの特別競走】
人気 着別度数
1番人気 [5.2.3.0]
2番人気 [2.1.2.5]
3番人気 [1.5.2.2]
4番人気 [0.1.0.9]
5番人気 [2.0.0.8]
6番人気以下 [0.1.3.59]

勝利を収めた10頭は1~5番人気で、1番人気は[5.2.3.0]で馬券圏外がありません。今年の京都大賞典は、ブローザホーンの1番人気が濃厚ですかね。

前述した通り、今年の京都大賞典の登録馬は11頭で、2022年以降、芝2400mの重賞(JRA)15頭立て以下だったことは6度あり、その6レースの勝ち馬は次の通りです。

【2022年以降の15頭立て以下の芝2400m重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 4角
位置取り
上がり
(順位)
2024年
日経新春杯
ブローザホーン 6 35秒8
(1位)
2023年
京都大賞典
プラダリア 2 35秒6
(6位)
2023年
神戸新聞杯
サトノグランツ 8 33秒1
(2位)
2023年
青葉賞
スキルヴィング 11 34秒1
(1位)
2022年
京都大賞典
ヴェラアズール 10 33秒2
(1位)
2022年
青葉賞
プラダリア 5 34秒2
(2位)

6レースのうち5レースで4角5番手以下だった馬が制していて、その5頭はメンバー中1~2位の上がりを使っていました。4角2番手だったプラダリアが勝利した昨年の京都大賞典は重馬場で、それ以外の5レースは良~稍重馬場だったので、ある程度の乾いた馬場であれば、少頭数競馬であっても決め手上位のタイプに期待するといいかもしれませんね。

10月5日~6日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月5日~6日
場所
東京 Aコース・1週目
京都 Aコース・1週目
新潟 Aコース・1週目

10月5日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R tvk賞 [1.2.1.12]
東京10R 赤富士S [1.3.3.40]
東京11R サウジアラビアRC [0.1.1.9]
京都9R りんどう賞 [0.0.1.8]
京都10R 大山崎S [1.1.0.22]
京都11R オパールS [3.3.5.32]
新潟9R 松浜特別 [1.3.1.23]
新潟10R 聖籠特別 [0.1.1.7]
新潟11R 鳥屋野特別 [2.3.5.37]

10月6日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 昇仙峡S [0.0.3.19]
東京10R グリーンチャンネルC [0.2.1.27]
東京11R 毎日王冠 [3.1.4.40]
京都9R 長岡京S [1.1.3.19]
京都10R 藤森S [0.1.4.31]
京都11R 京都大賞典 [0.2.1.31]
新潟9R 萬代橋特別 [2.3.3.31]
新潟10R 寺泊特別 [0.3.1.32]
新潟11R トルマリンS [0.0.0.11]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
サウジアラビアRC(G3、東京芝1600m)

サウジアラビアRCでの穴ぐさは[0.1.1.9](複勝率18.2%)で、複勝回収率は155%です。少頭数で穴ぐさが不在のケースも多いレースですが、登録頭数が8頭の今年はどうなるでしょうか。

過去9回のサウジアラビアRCでは6番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、いずれも②~③着です。4頭は父か母父がサンデー系で、中4~5週での臨戦でした。4頭はいずれも前走が新潟だったので、左回りを続けて使われる馬はマークしておくと良さそうです。

注目レース
オパールS(リステッド、京都芝1200m)

オパールSでの穴ぐさは[3.3.5.32](複勝率25.6%)で、複勝回収率は109%です。

芝1200mの時に馬券圏内に入った穴ぐさは10頭いて、そのうち6頭が牝馬、4頭が牡馬です。10頭は前走が④着以下でしたが、そのうち9頭は前走が重賞だったので、前走が重賞だった馬は侮らない方がいいでしょう。10頭のうち9頭は馬体重が490kg以下で、同じく10頭のうち9頭は4角5番手以下から差し込んでいたので、開幕週でも差し脚質の馬が要注意でしょう。

注目レース
長岡京S(3勝クラス、京都芝外1400m)

長岡京Sでの穴ぐさは[1.1.3.19](複勝率20.8%)で、複勝回収率は108%です。昨年は【B】評価のトーホウディアスが13番人気で③着に食い込みました。

③着以内に入った5頭の穴ぐさは4~5歳で、父か母父がサンデー系かミスプロ系です。5頭のうち4頭は中4週以内での臨戦で、5頭のうち3頭は前走が1200mだったので、距離延長馬も見逃せないでしょう。

注目レース
萬代橋特別(1勝クラス、新潟芝2400m)

萬代橋特別での穴ぐさは[2.3.3.31](複勝率20.5%)で、複勝回収率は115%です。

馬券圏内に入った8頭の穴ぐさは3~4歳で、そのうち7頭は馬体重が496kg以下でした。7頭のうち5頭は2~3走前に③着以内の好走歴があり、例外の2頭も近2走以内に⑤着以内があったので、好調さが感じられる若い馬が侮れないでしょう。芝2400mの時に③着以内に入った穴ぐさは5頭で、そのうち4頭は父がサンデー系かキングマンボ系でした。

ちなみに…
毎日王冠での穴ぐさは[3.1.4.40]で、京都大賞典では[0.2.1.31]です。近年の毎日王冠は少頭数のことが多く、馬券圏内が上位人気馬で占められるケースが続いていますが、今年は登録頭数が15頭と多いので、穴馬の台頭余地があることを期待したいです。

近10年の毎日王冠では6番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、馬番1~6番でした。5頭は芝重賞での連対実績があり、そのうち4頭は東京新潟の芝OPで勝ち鞍がありました。5頭のうち4頭は父か母父がサンデー系で、同じく5頭のうち4頭は3代血統表内にグレイソヴリン系がありました。5頭のうち4頭は馬体重が480kg以上で、ある程度の馬格があるタイプが望ましそうです。

近10年の京都大賞典では6番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも①~②着です。6頭は父か母父がサンデー系で、そのうち5頭は4角3番手以内から連対圏に入りました。6頭のうち5頭は芝重賞での勝ち鞍があったので、重賞実績を確認して臨むようにしましょう。


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