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穴ぐさ傾向と対策

小倉記念も内枠優勢が継続に!?


今週末の重賞は、小倉記念函館2歳S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。小倉記念でも内枠優勢の傾向が継続されるかもしれません。

先週(7月12日~13日)の穴ぐさは[4.7.4.104](複勝率12.6%)で、単勝回収率が107%でした。ただ、重賞の七夕賞では貢献できず、申し訳ありませんでした。

先週は福島での穴ぐさが単勝回収率303%で、土曜日11Rの安達太良S(カルロヴェローチェ)、日曜日9Rの織姫賞(ミラーダカリエンテ)、そして、日曜日10Rの天の川S(ノーブルゲイル)で、勝利を収めました。天の川Sでのノーブルゲイル12番人気(単勝70.7倍)という人気薄でしたね。


天の川Sは福島ダート1700m戦で、今年、福島ダート1700mでの穴ぐさは[4.6.5.51](複勝率22.7%)という成績で、単勝回収率233%、複勝回収率142%となっています。今週末の重賞は小倉函館で組まれていますが、福島ダート1700mでの穴ぐさにも、ご注目ください。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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今週末の重賞は小倉記念函館2歳Sで、小倉記念は先週の七夕賞と同じく芝2000mのハンデ重賞ですから、先週にお伝えしたデータを振り返りましょう。

【2024年7月以降の芝2000mのハンデ重賞(JRA)】
馬番 着別度数
馬番1~8番 [11.5.4.67]
馬番9~18番 [1.5.7.69]

【2024年7月以降の牡牝混合の芝2000mのハンデ重賞(JRA)での馬番1~8番】
ハンデ 牡セン馬 牝馬
55.5kg以下 [0.1.1.20] [1.1.0.13]
56kg以上 [8.3.3.28] 出走なし

芝2000mのハンデ重賞は、昨年7月以降に11レースが行われ、そのうち10レースで馬番1~8番の馬が制しています(小倉牝馬Sは①着同着)。牡牝混合戦に限ると、馬番1~8番でハンデ56kg以上だった牡セン馬が勝利するケースが多く、先週の七夕賞も、馬番2番でハンデ56kgだったコスモフリーゲンがアタマ差で逃げ切って優勝しました。

今年の小倉記念の登録馬は18頭で、そのうち17頭が牡セン馬で、ハンデ56kg以上の牡セン馬は、エピファニーディープモンスターメリオーレムなどがいます。

小倉芝2000mでのレースは今夏に7回あり、馬番別の成績が次のようになっています。

【2025年6~7月の小倉芝2000m】
馬番 着別度数
馬番1~4番 [6.3.2.17]
馬番5~8番 [0.3.2.23]
馬番9~12番 [1.0.0.12]
馬番13~18番 [0.1.3.14]

内枠優勢で、馬番1~4番の馬が7レースのうち6レースで優勝しています。例外のレースでも馬番3番の馬が②着に入っていて、この傾向を見ても、今年の小倉記念は内目をロスなく走れそうなタイプに向く可能性がありそうです。

今年の小倉牝馬Sで優勝したのはゴールドシップ産駒のフェアエールングとロードカナロア産駒のシンティレーションで、2018年以降の小倉芝2000mの重賞では、父がサンデー系以外の馬が勝つケースが多くなっています。

【2018年以降の小倉芝2000mの重賞】
父系 着別度数
父ミスプロ系 [5.1.1.20]
父ノーザンダンサー系 [3.1.1.17]
父サンデー系 [1.6.5.52]
上記3系統以外 [1.0.2.11]

サンデー系の勝ち馬はフェアエールングだけで、9レースすべてで父がサンデー系以外の馬が勝利している、とも言えます。今年の小倉記念の登録馬は、18頭のうち13頭が父サンデー系ですが、どうなるでしょうか。

函館では、JRAで今年最初の2歳重賞となる函館2歳Sがあります。

今年の函館芝1200mの特別競走では、父ミスプロ系の馬が連勝していたことを以前にお伝えしましたが、その後、潮目が変わった印象があります。

【2025年の函館芝1200mの特別競走】
月日
レース
勝ち馬 母父
7月12日
HTB杯
カルプスペルシュ シュヴァルグラン ロードカナロア
7月6日
立待岬特別
ルージュラナキラ アドマイヤマーズ カジノドライヴ
7月5日
TVh杯
ナムラクララ アドマイヤマーズ Storm Cat
6月29日
湯の川温泉特別
トウカイファクター ザファクター タイキシャトル
6月28日
青函S
エーティーマクフィ マクフィ ハーツクライ
6月28日
長万部特別
エルサトアナ カリフォルニアクローム キングカメハメハ
6月22日
UHB杯
オードゥメール ルーラーシップ ダイワメジャー
6月21日
STV杯
ゴールドサーベル レッドファルクス ステイゴールド
6月21日
下北半島特別
カウスリップ ロードカナロア Sea The Stars
6月15日
函館日刊スポーツ杯
ドゥアムール ロードカナロア サクラバクシンオー
6月14日
函館スプリントS
カピリナ ダンカーク マンハッタンカフェ

勝ち馬の血統を見ると、優勢度合いが父ミスプロ系から父サンデー系に移っている印象を受けますね。

上記の11レースのうち、牡牝混合戦の10レースでは、牝馬の活躍が目立ちます。

【2025年の函館芝1200mの特別競走(牡牝混合戦)】
性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡セン馬 [3.3.6.57] 4.3% 8.7% 17.4%
牝馬 [7.7.4.46] 10.9% 21.9% 28.1%

10レースのうち7レースで牝馬が優勝しており、牝馬は、馬格のあるタイプの好走率が高くなっています。

【2025年の函館芝1200mの特別競走での牝馬】
馬体重 複勝率
438kg以下 18.2%
440~478kg 27.8%
480kg以上 32.1%

馬体重が480kg以上の牝馬は[3.4.2.19](複勝率32.1%)で、複勝回収率が189%です。

函館2歳Sは2歳戦なので、馬体重を考える際の基準を下げる必要があるとは思いますが、牝馬については馬格も確認して臨むと良いのではないでしょうか。

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7月19日~20日に行われる福島、小倉、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月19日~20日
場所
福島 Bコース・2週目
小倉 Aコース・4週目
函館 Bコース・2週目

7月19日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 開成山特別 [0.3.0.16]
福島10R 米沢特別 [1.4.2.40]
福島11R 阿武隈S [2.3.2.25]
小倉9R ひまわり賞 [0.0.0.3]
小倉10R 熊本城特別 [0.0.0.6]
小倉11R テレQ杯 [3.4.2.44]
函館9R 湯浜特別 [2.0.0.30]
函館10R かもめ島特別 [1.0.4.23]
函館11R マリーンS [1.2.1.39]

7月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 南相馬特別 [0.0.2.20]
福島10R 猪苗代特別 [1.1.2.35]
福島11R 福島テレビ賞 [1.1.2.36]
小倉9R 不知火特別 [2.0.1.16]
小倉10R 宮崎S [0.2.1.31]
小倉11R 小倉記念 [3.1.5.41]
小倉12R 耶馬渓特別 [0.0.0.15]
函館9R 潮騒特別 [2.3.2.28]
函館10R 駒場特別 [0.2.2.29]
函館11R 函館2歳S [1.5.1.45]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
小倉記念(G3、小倉芝2000m)

小倉記念での穴ぐさは[3.1.5.41](複勝率18.0%)で、複勝回収率は101%です。昨年は12頭立てで堅い決着となったので、今年は多頭数で施行されてほしいところです。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、5~7歳の牡セン馬です。5頭のうち4頭は中8週以内での臨戦でハンデ53~54kgだったので、順調に使われている軽ハンデ馬には注意すべきでしょう。

5頭のうち4頭は7~8月に芝の特別競走を勝利したことがあり、例外の1頭は近2走が①③着だったので、夏季実績があるか、勢いを感じられる馬をマークしておくと良いでしょう。



注目レース
阿武隈S(3勝クラス、福島芝1800m)

阿武隈Sでの穴ぐさは[2.3.2.25](複勝率21.9%)で、複勝回収率は114%です。

このレースでの穴ぐさは、中5週以内だと[2.3.0.15]、中6週以上だと[0.0.2.10]です。ハンデ戦の時の穴ぐさは、前走から斤量減だと[1.1.2.10]、それ以外だと[0.0.0.11]なので、前走との斤量差をチェックして臨むようにしましょう。



注目レース
かもめ島特別(2勝クラス、函館芝1800m)

かもめ島特別での穴ぐさは[1.0.4.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は132%です。

このレースでの穴ぐさは、中2週以内だと[1.0.3.8]、中3週以上だと[0.0.1.15]です。前走も1800mだった馬が[1.0.3.10]、前走が1800m以外だった馬が[0.0.1.13]なので、前走も1800mで間隔が詰まっている馬が狙いやすそうです。



ちなみに…
函館2歳Sでの穴ぐさは[1.5.1.45]で、昨年は【A】評価のニシノラヴァンダが8番人気で②着に入り、一昨年は【C】評価のゼルトザームが10番人気で優勝しました。

近10年の函館2歳Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、いずれも前走が新馬戦で1~5番人気に推され、そのうち9頭は勝利を収めていました。前走が①着だった9頭のうち8頭は前走の上がりがメンバー中3位以内だったので、前走での人気・着順・上がりを確認しておきましょう。10頭のうち9頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系でした。


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