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穴ぐさ傾向と対策

日本ダービーはオークスと同様に父サンデー系が!?


今週末の重賞は、日本ダービー目黒記念葵S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。日本ダービーはオークスに続いて父サンデー系が優勢に!?

先週(5月24日~25日)の穴ぐさは[6.9.9.89](複勝率21.2%)で、単勝回収率が132%、複勝回収率が122%でした。オークス【B】評価のタガノアビーが10番人気で③着まで差し込み、平安S【B】評価のレヴォントゥレットが10番人気で③着に粘り込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

オークスは締まったペースになりやすく、例年、差しが利きやすい、という特性があり、それが穴ぐさの選定にも寄与したようです。


オークスの穴ぐさ選者によると、「前走が桜花賞組以外の馬は、前走が上がり1~2位で③着以内だった馬を高評価すべきと考えていた」そうで、その該当馬だったタイセイプランセスタガノアビー【A】【B】という評価にしたとのことです。

タガノアビーは前走の矢車賞が連闘、今回のオークスが中2週で、間隔が詰まっていたことがどうかと思われましたが、穴ぐさ選者は、「タガノアビーは馬格があって間隔を詰めて使った時に好成績だったので、使い減りするタイプでもなさそうと感じたので、クリアしてくれると期待しました」と話していました。

ちなみに、タガノアビーの血統(父アニマルキングダム×母父アイルハヴアナザー×母母父スペシャルウィーク)については、「父スペシャルウィーク×母父ブラッシンググルーム系×母父父フォーティナイナー系と考えると、オークスでも好走できそうに感じた」とのこと。アニマルキングダムはブラッシンググルーム系、アイルハヴアナザーはフォーティナイナー系で、血統はこういう考え方も重要ですね。

オークスを勝利したカムニャックは、曾祖母がダンスパートナー(1995年オークス優勝)で、父ブラックタイド×母父サクラバクシンオーという組み合わせがキタサンブラックと同じでした。

今週末の日本ダービーにおいても、各馬の血統構成をどう分析するかはポイントでしょう。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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オークス①着のカムニャック7枠15番で、アタマ差②着のアルマヴェローチェは1枠1番でした。今年の芝G1(JRA)においても、今春の14頭立て以上の東京芝の特別競走においても、内枠より、真ん中から外枠の馬に追い風が吹いている印象がありますので、枠順別成績をご覧ください。

【2025年の芝G1(JRA)】
枠順 着別度数
1枠 [0.1.0.13]
2枠 [0.0.1.15]
3枠 [1.0.1.13]
4枠 [2.0.1.13]
5枠 [1.3.1.11]
6枠 [2.0.2.12]
7枠 [1.2.2.17]
8枠 [1.2.0.19]

【2025年4月以降の東京芝の特別競走(14頭立て以上)】
枠順 着別度数
1枠 [0.1.1.11]
2枠 [1.2.1.11]
3枠 [0.0.2.13]
4枠 [0.0.1.15]
5枠 [1.1.0.14]
6枠 [1.2.1.12]
7枠 [3.0.2.16]
8枠 [2.2.0.17]

今年の芝G1(JRA)の優勝馬は3~8枠から出ていて、今年4月以降の東京芝の特別競走は14頭立て以上の時に限ると、8レースのうち7レースで5~8枠の馬が勝利しています。

オークス&ダービーでの枠順別成績は、2021年以降では次のようになっています。

【2021年以降のオークス&ダービー】
枠順 着別度数
1枠 [0.3.0.15]
2枠 [0.0.1.17]
3枠 [2.1.0.14]
4枠 [0.2.2.14]
5枠 [2.0.0.16]
6枠 [2.1.2.13]
7枠 [2.1.4.19]
8枠 [1.1.0.24]

9レースのうち7レースは5~8枠の馬が勝っていて、3枠で勝利したのは、昨年のダービーでのダノンデサイルと一昨年のオークスでのリバティアイランドです。昨年のダービーでは7枠15番だったジャスティンミラノが②着、一昨年のオークスでは6枠12番だったハーパーが②着で、5~8枠の馬が9レースすべてで連対していますから、今年のダービーでも真ん中から外枠の馬に注意すべきでしょう。

なお、今週末から東京芝Cコースに変更となり、また、パンパンの良馬場は望めそうにない天気予報となっています。枠順と馬場適性をどう判断するかは重要そうですね。

ちなみに、2021年以降の芝2400m以上での3歳限定G1(JRA)では、1番人気があまり勝てていない傾向が見られます。

【2021年以降の芝2400m以上での3歳限定G1(JRA)】
人気 着別度数
1番人気 [1.4.1.7]
2番人気 [3.5.0.5]
3番人気 [3.1.1.8]
4番人気 [5.1.2.5]
5番人気 [0.0.0.13]
6番人気以下 [1.2.9.153]

該当の13レースでは、6番人気以下で勝利したのが昨年のダービーでのダノンデサイル(9番人気)だけですが、1番人気で制したのも一昨年のオークスでのリバティアイランドだけ。2~4番人気が勝つケースが目立ちます。

近年のオークスダービーの関連性について言及すると、オークスで父サンデー系の馬が勝った年は、ダービーも同父系の馬が制するケースが多くなっています。

【2011年以降に父サンデー系の馬がオークスを勝利した年(2011~16年、19年、21年)のダービー】
父系 着別度数 勝率 連対率 複勝率
父サンデー系 [7.6.4.78] 7.4% 13.7% 17.9%
父がサンデー系以外 [1.2.4.40] 2.1% 6.4% 14.9%

2011~24年ではオークスで父サンデー系の馬が勝利した年が8度あり(2011~16年、19年、21年)、その8年のうち7年で父サンデー系の馬がダービーで優勝しています。例外はドゥラメンテ(キングカメハメハ産駒)が勝った2015年で、同年の②着はディープインパクト産駒のサトノラーゼンでした。

今年のオークスを優勝したカムニャックブラックタイド産駒ですから、ダービーも父サンデー系が優勢となるかもしれません。今年のダービーの出走予定馬では、エリキングクロワデュノールサトノシャイニングなどが父サンデー系です。

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前述の通り、東京芝は今週末からCコースとなりますので、ご注意ください。5月31日~6月1日に行われる東京、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

5月31日~6月1日
場所
東京 Cコース・1週目
京都 Dコース・3週目

5月31日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 富嶽賞 [1.2.4.40]
東京10R 葉山特別 [1.2.2.23]
東京11R アハルテケS [2.1.1.41]
京都9R 鳳雛S [1.0.2.9]
京都10R 桃山S [0.4.5.29]
京都11R 葵S [1.2.6.40]

6月1日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R 青嵐賞 [1.2.4.40]
東京9R 薫風S [4.2.1.33]
東京10R むらさき賞 [3.0.2.43]
東京11R 日本ダービー [2.2.5.47]
東京12R 目黒記念 [2.4.4.45]
京都9R 與杼特別 [1.1.0.39]
京都10R 安土城S [1.0.1.31]
京都11R 白百合S [0.2.2.9]
京都12R 渡月橋S [1.0.4.32]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
日本ダービー(G1、東京芝2400m)

日本ダービーでの穴ぐさは[2.2.5.47](複勝率16.1%)で、複勝回収率は131%です。昨年は【B】評価のダノンデサイルが9番人気で優勝し、2年前は【B】評価のハーツコンチェルトが6番人気で③着、3年前は【A】評価のアスクビクターモアが7番人気で③着に入っています。

近10年の日本ダービーでは6番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち4頭は前走の皐月賞が⑤着以内か4番人気で、それ以外の4頭は前走が皐月賞以外の芝2000m以上のOPで①~②着でした。8頭はキャリア4~6戦で、そのうち6頭はキャリア5戦でした。

8頭のうち7頭は父か母父がサンデー系かロベルト系で、同じく8頭のうち7頭は馬番11番以内でした。2019年以降の7頭は前走時馬体重が474kg以上で、そのうち6頭は前走時馬体重が482~504kgでした。



注目レース
葵S(G3、京都芝1200m)

葵Sでの穴ぐさは[1.2.6.40](複勝率18.4%)で、複勝回収率は102%です。重賞の近7年に限ると[0.2.2.17](複勝率19.0%)という成績です。

重賞の近7年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも2勝馬です。8頭のうち6頭は牝馬で、6頭の牝馬のうち5頭は馬番8番以内で、牡馬で激走した2頭は馬番13番でした。8頭は前走が芝1200~1400mで1~6番人気だったので、前走での人気もチェックしておきましょう。



注目レース
鳳雛S(リステッド、京都ダート1800m)

鳳雛Sでの穴ぐさは[1.0.2.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は128%です。

激走した3頭の穴ぐさは2勝馬で、中2週以内での臨戦でした。3頭はいずれもデビュー戦がで、ダートでは4角4番手以内での勝ち鞍がありました。3頭は母父がサンデー系かロベルト系で、でも走れそうなタイプに注意すべきでしょう。



注目レース
薫風S(3勝クラス、東京ダート1600m)

薫風Sでの穴ぐさは[4.2.1.33](複勝率17.5%)で、複勝回収率は102%です。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは4~6歳で、中4週以内での臨戦でした。7頭のうち6頭は左回りで勝ち鞍があり、同じく7頭のうち6頭は近4走以内にダートで連対歴がありました。1600m戦で激走した4頭のうち3頭は父か母父がサンデー系で、メンバー中2位以内の上がりを使って③着以内に入っていたので、サンデー系内包で決め手のありそうな馬をマークしておきましょう。



注目レース
桃山S(3勝クラス、京都ダート1900m)

桃山Sでの穴ぐさは[0.4.5.29](複勝率23.7%)で、複勝回収率は110%です。

②~③着に入った9頭の穴ぐさは4~6歳の牡馬で、そのうち8頭は4~5歳で馬番1~8番でした。9頭のうち7頭は4角5番手以内から③着以内に入っていて、2014年以降の4頭は京都ダートでの勝ち鞍があったので、京都実績のある先行型に注意しましょう。



注目レース
葉山特別(2勝クラス、東京芝1600m)

葉山特別での穴ぐさは[1.2.2.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は102%です。昨年は【A】評価のバニシングポイントが7番人気で②着まで差し込みました。

激走した5頭の穴ぐさは4~6歳で、中6週以内での臨戦でした。5頭は左回りで勝利実績があり、そのうち4頭は馬番1~5番で、同じく5頭のうち4頭は父か母父がミスプロ系でした。



ちなみに…
目黒記念での穴ぐさは[2.4.4.45]で、昨年は【A】評価のシュヴァリエローズが10番人気で②着、2年前は【C】評価のディアスティマが6番人気で②着、3年前は【B】評価のウインキートスが8番人気で③着に激走しています。

近10年の目黒記念では、7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、父か母父がサンデー系かグレイソヴリン系の馬です。激走した12頭のうち7頭は芝重賞での連対実績があり、それ以外の5頭は近2走以内に芝で③着以内の好走歴があったので、重賞実績か勢いがあるタイプに注意しましょう。

12頭のうち8頭はひと桁馬番で、ふた桁馬番だった4頭のうち3頭はハンデ57.5~58kgでした。ひと桁馬番の馬か、ふた桁馬番で実績があるタイプが狙い目でしょう。


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