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馬迷男の挑戦

キーンランドCの展開から考えると、先に抜け出す馬が有利では?


どうも! 馬迷男八木たかおです!

夏の甲子園・全国高校野球選手権大会が閉幕。今年はいろいろあって例年以上に盛り上がりましたねぇ。秋田代表の公立高校・金足農業がエース吉田投手の力投もあって準優勝。地元はまだまだ興奮冷めやらぬ状況でしょうか。

高校野球は好きなんですが、特に贔屓の学校もありませんし、今回の決勝もフラットな気持ちで観戦。試合前は、冷静に分析すると大阪桐蔭の方が強そうだなぁ、という印象。

でも、東北地方初の優勝を見たいし、公立高校の奮闘は判官びいき魂を刺激されるし、大会期間中に金足農業で飼育されている豚が9匹の赤ちゃん豚を出産したニュースもハッピーだったし、吉田投手がカープの好きそうなパワーピッチャーなので「ひょっとすると今年のドラフトでカープが指名するんじゃないか?」と思っていたりして、「金足農業にもがんばって欲しいんだけどなぁ」という気持ちはありました。

ただ、そんな気持ちを冷ましてくれたのが、決勝戦前に放送されていたテレビ各局のお昼のニュース。どこも「金足農業の活躍で秋田が盛り上がってる」というニュースを扱っていたのですが、朝方にインタビューを受けた人が「今から甲子園へ行きます」とか、「さっき会社に電話して仕事を休んだので、これから甲子園へ」と答えてるのを見ていると、なんか勢いに押されちゃったんですよね。「あ、こんなにのめり込んでるんだ…」って。

この気持ち、説明すると、何かに対して怒りたいんだけど、自分よりも怒っている人がいると、ちょっと引いちゃうみたいな感じ。あるいは、グループでお酒を飲んでいる時に、誰かが自分よりも先に酔っぱらってしまうと酔えなくなる感じ。これ、伝わりますかねw

決勝戦は13-2という大差がつきました。金足農業を応援していた方々は残念だったと思いますが、野球ですから展開のアヤもありますし、この点差が両チームの実力差を明確に表したものではないはず。ただね、僕は、大阪桐蔭が勝って、日本の野球界のために良かったんじゃないかと思うんです。

大阪桐蔭は今回の第100回記念大会での優勝を目指して、中学生の日本代表10人を入部させたそうです。例年も中学生日本代表の選手を入部させてきましたが、これほどの人数を獲得するのは初めてなんだそうです。そして、その能力の高い選手たちをしっかりと鍛えて見事優勝。目標達成。

これって、素材の選択と計画的な育成が実を結んだということ。競馬で例えたら、良血馬がしっかり丈夫に育って、鍛えられて、G1を勝つ名馬になったようなもの。もしも今回、大阪桐蔭が逸材をこれだけ集めて敗れていたら「日本野球界の育成方法に問題がある」ということにもなりかねません。

「私立vs.公立」「エリートチームvs.雑草チーム」となると、どうしても後者を応援したくなりますが、しっかり勝ち切ることの難しさはどんな勝負ごとにもあります。「勝ちに行って勝つ」。情の部分は置いておくと、それを成し遂げた大阪桐蔭は本当に素晴らしいのではないでしょうか?

そう、僕は先週の札幌記念も勝ちに行ったんです。よーく考えて、実績馬に休養明けが多いことから、これは多少のハイペースでも前に行く馬を狙うべきではないかと。で、結果は真逆も真逆w G1ホースが見事に好走…。

馬券の軸に抜擢したのが9番人気のマルターズアポジー。果敢に逃げるもブービー⑮着惨敗。ペースは1000m通過59秒1というやや速めだったのですが、想定の範囲内。ただ、3コーナーで他馬に絡まれると、ああなっちゃいますよね…。

勝ったサングレーザーは直線で前が壁になってしまいましたが、1頭分空いたところから抜け出して差し切り。この勝利で、秋の選択肢が広がりましたね。陣営にとって、とても大きな勝利だったのではないでしょうか?

直線半ばで一瞬、「復活勝利か?」と思わせる脚を見せたのが②着のマカヒキ。順調ならこれくらい走って当然なんでしょうけど、一昨年の凱旋門賞以降、苦労してきただけに、なんだかホッとしますねw

「休み明けがあまり良くないタイプ」と判断して、気になったけど最後に消した馬「特選馬」にしたモズカッチャンが③着。だって、これまでの休養明けの2戦、ローズS⑦着、京都記念④着で馬券圏内に入ってないやんか! 同じ理由で函館記念の時に「特選馬」にしたサクラアンプルールにも好走されましたし、何なんでしょうかw

レース映像を見返すと、1コーナーではマカヒキが後方2番手で、モズカッチャンは最後方。実力もさることながら、速い流れも向いたのかもしれませんねぇ。

今回馬券に入れた馬たちの成績は、サングレーザー①着、マカヒキ②着、スティッフェリオ⑤着、サクラアンプルール⑥着、ミッキースワロー⑬着、ネオリアリズム⑭着、マルターズアポジー⑮着。実績馬の明暗が大きく分かれる結果に。ミッキースワローネオリアリズムはちょっと心配な大敗ですね。次走の巻き返しに期待しましょう。



さて、今週も勝ちに行きますw もちろん興味はあるし、注目もするけど、キャリアの浅い馬たちによる新潟2歳Sはパス! 今週は、2歳馬よりもデータ豊富な古馬たちの一戦キーンランドCをターゲットレースにしました!

ただ、馬場状態は微妙。今日(土曜)の札幌芝は一日を通して稍重でした。明日の天気予報は曇りなんですけど乾くんですかね? 先週も降水確率が低いから降らないだろうと思ったら降ったし。道悪が残ることも意識しながら、心に折り畳み傘を持って予想しますかね。まずは、読者の皆さんから届いたキーンランドCの狙い馬」をご紹介していきましょう!

ピロミさん
レッツゴードンキがいいと思います。スプリンターズステークスに向けて好レースを期待してます」

たーもーさん
レッツゴードンキ。 1200で崩れることはないと思います」

レッツゴードンキはこのメンバーの中では完全に実績上位。ただ今回はヴィクトリアM⑥着以来となる3か月半の休み明け。目標は約1か月後のスプリンターズSでしょうから、ここは叩き台…のはず。最近は「休み明けだから…」という理由で軽視する馬に好走されていますが、ここまで実績上位ならば馬券に入れるので安心ですw

シンゲンさん
ナックビーナスを軸にします。昨年3着した相性の良いレースで、鞍上をモレイラ騎手にスイッチ。もともと牝馬の好走が目立つ重賞でもありますから期待してます」

ブラックドラゴンさん
「迷いましたが、やっぱり安定感で言ったら ナックビーナスで行きたいと思います」

ナックビーナスは昨年、高松宮記念⑧着後、休み明けでこのレースに挑んで③着。今年は、高松宮記念③着の後、函館スプリントS③着を挟んで、このレースに出てきました。成績も臨戦過程も今年の方が良さそう。今年の高松宮記念では②着レッツゴードンキから半馬身差の③着。レース内容を見ると、先に抜け出したレッツゴードンキの方が着差以上に実力が上だったような印象がありますが、今回は自身が斤量54kgで1kg差がつきますし、鞍上はモレイラ騎手。逆転の可能性もありそうです。

ハカセセブンさん
ダノンスマッシュに期待します。前走は函館で勝ってますし、先行できるのが魅力です。G1も、勝馬とも僅差ですから、中心にします」

ダノンスマッシュは前々走のNHKマイルCで勝ったケイアイノーテックから0秒4差の⑦着。仕切り直しとなった前走の準オープン・函館日刊スポーツ杯で先行策からしっかり勝ち切りました。マイルよりも短い距離の方に適性があるような気がするのですが、どうなんですかね? 休み明けをひと叩きして、距離とコースの経験を積み、さらに斤量は前走よりも1kg減の53kg。期待したくなっちゃいますねw

ブルーさん
「狙い馬はトゥラヴェスーラです! 前走葵ステークスは勝ち馬や2着同着の馬は前目からの粘り込みに対し、この馬は差して突っ込んできてのモノだけに価値があります! 初の古馬相手に重賞と楽ではないですが混戦になれば斤量面の優遇さが効いてくるのでは? 福永騎手もこの馬の将来性を大いに楽しみにしているようで先物買いしてみます!」

トゥラヴェスーラ葵Sで大外から1頭だけ末脚を伸ばして②着同着。あの末脚の破壊力は魅力的ですよねぇ。ただ、初の古馬との対戦で、直線も短くなります。器用なタイプではないように見えるので、そのあたりをどう克服するかが課題になるかも。

阿波の虎さん
「人気より着順は上のほうにくるけど4-5着はどうにもなりません。今週もおなじ結果になるかな? 穴目から4番ペイシャフェリシタから1頭軸です。2走前は勝ったアレスバローズがつよかったけど着順程気にならない。内枠から我慢して好位置キープ巧く粘って3着迄に残して欲しいもんです。重馬場かな?」

ペイシャフェリシタはここ2走、大きな着順が続いていますが、4走前には阪急杯で勝ったダイアナヘイローから0秒1差の⑤着があります。重賞でも通用する能力は持ち合わせているはず。札幌芝は[1.2.0.3]と実績あり。コース適性に期待して、一発を狙ってもおもしろそうですね。

それではレース展開を予想します! オールインワン(馬番16番)が大外枠からハナへ。

ダノンスマッシュ(馬番7番)、ナックビーナス(馬番11番)、タマモブリリアン(馬番14番)あたりも先行策。

クリーンファンキー(馬番1番)、ヒルノデイバロー(馬番3番)、ムーンクエイク(馬番5番)、レッツゴードンキ(馬番6番)、デアレガーロ(馬番8番)、トゥラヴェスーラ(馬番12番)、キャンベルジュニア(馬番13番)などは中団から。

後方待機はティーハーフ(馬番9番)。

どうしても逃げたい馬が少ない組み合わせオールインワン(馬番16番)の逃げは33秒台半ばとみます。重賞クラスなら特に速くはないペース。直線入口でダノンスマッシュ(馬番7番)とナックビーナス(馬番11番)が前を交わしに出て、直線ではその2頭を目標に中団以降の馬たちが差してくる展開。一歩先に抜け出す馬にアドバンテージがあるのでは?

それでは買い目を発表します! 3連複でナックビーナス(馬番11番)1頭軸流し。相手は、ヒルノデイバロー(馬番3番)、ムーンクエイク(馬番5番)、レッツゴードンキ(馬番6番)、ダノンスマッシュ(馬番7番)、デアレガーロ(馬番8番)、キャンベルジュニア(馬番13番)の6頭。15点×各400円で計6000円です!

臨戦過程に好感が持てるナックビーナス(馬番11番)から入ります! 先行できるスピードも魅力! さらにはモレイラ騎手のエスコート! 能力全開の走りをお願いします!

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。ヒルノデイバロー(馬番3番)は重賞やオープン特別で5回の②着があります。詰めの甘さはありますが、能力はここでも通用していいはず。

ムーンクエイク(馬番5番)は初のスプリント戦に初の斤量58kgと初物尽くし。戸惑う可能性はありますが、京王杯スプリングC勝ちの地力は無視できません。

デアレガーロ(馬番8番)の前走・UHB賞は4コーナーで外に振られる不利があって、勝ったクリーンファンキーと0秒2差の④着。スムーズなら勝ち負けになっていたと思わせる内容でした。相手は一気に強くなりますし、ゲートが出遅れ気味なのも気になりますが、不利のあった前走を除くと北海道の洋芝で2戦2勝。警戒しておきます。

キャンベルジュニア(馬番13番)は前走の安田記念こそ⑪着と崩れましたが、重賞で②着3回。前々走・京王杯スプリングCでは勝ったムーンクエイクとアタマ差の②着と好走。初のスプリント戦と休み明けを克服できれば。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」トゥラヴェスーラ(馬番12番)。前走・葵S②着同着の末脚は見事でしたが、京都芝内回りよりも直線が短くなる札幌芝コースは不利とみます。

キーンランドCが行われる札幌競馬場では「ワールドオールスタージョッキーズ」が開幕。前身の「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」の頃からそうなんですが、国際騎手招待競走シリーズって馬券が難しいですよね。JRAさんがAとかBとか馬をクラス分けしてくれてるんですから、通常のレースよりも当てやすそうなものですがw 上手な人が乗ると、急にやる気になる馬がいるんでしょうし、僕たちファンがうかがい知ることのできない騎手同士の駆け引きもありそう。

シリーズは現在38点で武豊騎手がトップ! シリーズの行方も気になりますが、やはり馬券が大事w 明日(日曜)も気持ちだけは勝ちに行くぞ!

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2018年の回収率…90.9%(目標100%)
特選馬の成績…[2.5.1.22]

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