【第30回】冬の重賞攻略7連発! いま知っておきたいトレンド・儲かる騎手&血統!「穴ぐさ選者の回収率UP!術 vol.4」
CONTENTS
1~2月の重賞攻略
- 👉京成杯でキャリア1~2戦の馬は枠順がカギ!?
- 👉アメリカJCCは@@@@@@@の馬が信頼しやすい
- 👉中京での日経新春杯は決め手のある@@@に向く!?
- 👉プロキオンSは父か母父が@@@@@@@@@@@の馬をチェック!
- 👉根岸Sは@@@@@@@@と@@@が重要
- 👉シルクロードSは@@@@@@@@@@の馬をマークすべし
- 👉小倉牝馬Sは@@@@騎手を要チェック!
穴ぐさ選者の回収率UP!術 vol.4
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2025年1月13日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。
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関東の人 今回はまず、『馬券ゼミ』を活かして馬券を獲ったユーザーさんから、「穴ぐさ報告掲示板」に書き込みがあったので、その報告から。
ローカルの人 ファイナルSは中山芝1600mでの3勝クラスで、西村淳騎手が騎乗したゴートゥファースト(7枠14番)を【穴ぐさ】に指名して、10番人気(単勝31.4倍)で差し切ってくれました。
■2024年12月28日中山12R(2024ファイナルS)
着順 | 馬名 | 騎手 | 枠順 | 人気 |
①着 | ゴートゥファースト | 西村淳騎手 | 7枠14番 | 10 |
---|---|---|---|---|
②着 | タシット | 松山騎手 | 8枠15番 | 8 |
③着 | テウメッサ | 戸崎騎手 | 5枠9番 | 2 |
単勝⑭ 3140円
馬連⑭-⑮ 1万9610円
3連複⑨-⑭-⑮ 2万8580円
3連単⑭→⑮→⑨ 32万1010円
馬連⑭-⑮ 1万9610円
3連複⑨-⑭-⑮ 2万8580円
3連単⑭→⑮→⑨ 32万1010円
関東の人 ゴートゥファーストは7枠14番で後方で折り合いを付けて、3~4角で外から進出して、直線できれいに差し切ったね。中山芝1600mの上級条件で、外枠の人気薄があの形で差し切るケースはなかなか見られないから、西村淳騎手は本当に上手いなあと思ったよ。ゴートゥファーストを【穴ぐさ】に選んだ背景には、西村淳騎手がふた桁馬番でも成績が良い、という認識が頭にあった?
ローカルの人 そうですね。ただ、ゴートゥファーストは前走が最下位(⑯着)だったこともあって、【C】評価にしてしまいました。
関東の人 芝のふた桁馬番での西村淳騎手は、今後も狙える条件があるだろうし、人気薄でも侮れないから、見逃さないようにしたいね。
京成杯でキャリア1~2戦の馬は枠順がカギ!?
関東の人 1月の中山の重賞は、中山金杯、フェアリーS、京成杯、アメリカJCCとあるけど、このうち芝2000~2200mの3レースは、勝ち馬の血統が連動しやすい。近5年(2020年以降)の勝ち馬とその父を見てもらおう。
■2020年以降の中山金杯・京成杯・アメリカJCC
年 | レース | 勝ち馬 | 父 |
2020年 | 中山金杯 | トリオンフ | タートルボウル |
京成杯 | クリスタルブラック | キズナ | |
アメリカJCC | ブラストワンピース | ハービンジャー | |
2021年 | 中山金杯 | ヒシイグアス | ハーツクライ |
京成杯 | グラティアス | ハーツクライ | |
アメリカJCC | アリストテレス | エピファネイア | |
2022年 | 中山金杯 | レッドガラン | ロードカナロア |
京成杯 | オニャンコポン | エイシンフラッシュ | |
アメリカJCC | キングオブコージ | ロードカナロア | |
2023年 | 中山金杯 | ラーグルフ | モーリス |
京成杯 | ソールオリエンス | キタサンブラック | |
アメリカJCC | ノースブリッジ | モーリス | |
2024年 | 中山金杯 | リカンカブール | シルバーステート |
京成杯 | ダノンデサイル | エピファネイア | |
アメリカJCC | チャックネイト | ハーツクライ | |
2025年 | 中山金杯 | アルナシーム | モーリス |
京成杯 | ? | ? | |
アメリカJCC | ? | ? |
関東の人 中山金杯を父サンデー系や父ロベルト系の馬が勝つと、その年は、京成杯やアメリカJCCもその2系統(ヘイルトゥリーズン系)の馬が勝利していて、父キングマンボ系の馬が制した2022年は、京成杯とアメリカJCCも同父系の馬が優勝した。
ローカルの人 今年の中山金杯はモーリス産駒のアルナシームが差し切ったので、父ヘイルトゥリーズン系が優勢ですかね。
関東の人 2023年も中山金杯をモーリス産駒(ラーグルフ)が勝ち、同年のアメリカJCCもモーリス産駒(ノースブリッジ)が制した。京成杯は父サンデー系のソールオリエンス(キタサンブラック産駒)が優勝したけど、そのレースには父ロベルト系の出走がなかったんだよね。
関西の人 今年の京成杯の出走予定馬では、インターポーザー、ガルダイア、ドラゴンブースト、ミニトランザットが父ロベルト系です。
関東の人 キングノジョーはシルバーステート産駒だけど、ロベルトの4×4というクロスを持っていて、この馬も合いそう。いずれにしても、今年の京成杯は父ロベルト系&父サンデー系が中心じゃないか。京成杯は、一昨年の勝ち馬がソールオリエンスで、昨年は①着ダノンデサイル・②着アーバンシックだった。3歳牡馬クラシックを占う意味でも重要度が増しているレースだけど、近年は特に速い上がりを使った馬が強いんだよね。