
【第14回】スプリンターズSなど「秋の中山&阪神重賞攻略」、凱旋門賞詳細分析、エピファネイア&ハーツクライ改訂版
CONTENTS
秋の中山&阪神重賞攻略&凱旋門賞詳細分析
- 👉スプリンターズSは馬番1~4番が無視できない
- 👉セントライト記念は購入後に閲覧できます!
- 👉オールカマーは馬番と年齢と購入後に御覧ください
- 👉スプリンターズSは底力のプラス記事にて公開中
- 👉ローズSでのオークス組の記事の閲覧は
- 👉神戸新聞杯は決め手のあるご覧になるには本編にて
- 👉阪神でのシリウスSも本編記事にて公開中
- 👉近年の凱旋門賞で妙味があるのはプラス記事でご覧ください
種牡馬解析改訂版 エピファネイア・ハーツクライ
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2023年9月10日終了時点のものです。
スプリンターズSは馬番1~4番が無視できない
関東の人 今年の秋の中山開催は道悪馬場で始まったけど、初日の9Rアスター賞(2歳1勝クラス、芝1600m)で、稍重馬場だったのにレコードタイム(1分33秒1)が出て、今年も芝は相当に状態が良いね。
ローカルの人 紫苑Sは1分58秒0(稍重)、京成杯AHは1分31秒6(良)という決着タイムで、どちらも馬番2番の馬(モリアーナ、ソウルラッシュ)が勝ちましたね。
関東の人 秋の中山の芝は状態が非常に良くて、「基本的に内枠優勢」という話は昨年の『馬券ゼミ』で話したけど、紫苑Sと京成杯AHは、例年はそこまで内枠の成績が良いレースでもなかったんだよね。紫苑Sは、重賞になってから7年連続でふた桁馬番の馬が優勝していたし。それが今年は、ペースが速くなったとはいえ、1~2枠の馬のワンツーだった。
ローカルの人 馬場状態の良さは例年以上で、内枠の馬に有利に働く度合いは、いつもより強いのかもしれませんね。
関東の人 そうだね。おさらいの意味も込めて、秋の中山の芝重賞での馬番別成績を牡牝別に見てもらおう。
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞
性別 | 馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡セン馬 | 1~5番 | [5.2.4.38] | 10.2% | 14.3% | 22.4% |
6~10番 | [2.4.4.39] | 4.1% | 12.2% | 20.4% | |
11~18番 | [1.2.1.33] | 2.7% | 8.1% | 10.8% | |
牝馬 | 1~5番 | [4.3.3.26] | 11.1% | 19.4% | 27.8% |
6~10番 | [3.2.1.28] | 8.8% | 14.7% | 17.6% | |
11~18番 | [2.4.4.31] | 4.9% | 14.6% | 24.4% |
関東の人 2020年以降だと上記の通りで、内枠優勢の傾向が顕著なのは男馬(牡セン馬)の方だね。ただ、牝馬も含めて馬番13番より外枠の馬は[0.2.4.41]と未勝利だから、外枠の馬には注意を払いたい。
関西の人 去年のスプリンターズSを制したジャンダルムは、内枠(1枠2番)でしたね。
関東の人 ジャンダルムは8番人気で穴ぐさにしていたけど、近年の秋の中山芝重賞を人気薄で制した馬は、いずれも内枠だったというデータもあるよ。
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞
枠順 | 1~5番人気 | 6番人気以下 |
1~2枠 | [5.4.2.8] | [3.1.3.26] |
3~8枠 | [9.8.6.43] | [0.4.6.118] |
関東の人 2020年以降だと6番人気以下で勝った馬が3頭いて(2021年京成杯AHのカテドラル、2021年セントライト記念のアサマノイタズラ、2022年スプリンターズSのジャンダルム)、いずれも馬番2番(1~2枠)だった。
ローカルの人 逆に言えば、3枠から外枠の人気薄は、馬券圏内に激走しても②~③着までが多いということですね。
関東の人 そうなるね。ダイタクヤマトみたいなことは、今はもう起こりづらいので、ご注意ください(笑)。
ダイタクヤマト
2000年スプリンターズSを8枠15番(16番人気)で優勝した。
関西の人 スプリンターズSは、昨年のジャンダルムに限らず、一昨年も1枠の馬が穴を開けましたよね(1枠1番のシヴァージが10番人気③着)。