
【第33回】前走にヒントあり! 天皇賞・春、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル攻略!!、クイーンエリザベス2世Cポイント攻略、森秀厩舎・レーン騎手・丹内騎手など「穴ぐさ選者の回収率UP!術vol.7」
CONTENTS
天皇賞・春、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル攻略
クイーンエリザベス2世C ポイント攻略
穴ぐさ選者の回収率UP!術 vol.7
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2025年4月20日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。
天皇賞・春で“11連勝中”の条件に該当する馬は!?
関西の人 昨年の天皇賞・春は1番人気だったテーオーロイヤルが2馬身差で快勝して、一昨年はジャスティンパレスが2馬身半差、3年前はタイトルホルダーが7馬身差で圧勝しました。近年の優勝馬は父がサンデー系かキングマンボ系で、いずれも上位人気に支持されていました。
■2013年以降の天皇賞・春
年 | 勝ち馬 | 性齢 | 人気 | 父名 |
2013年 | フェノーメノ | 牡4 | 2 | ステイゴールド |
---|---|---|---|---|
2014年 | フェノーメノ | 牡5 | 4 | ステイゴールド |
2015年 | ゴールドシップ | 牡6 | 2 | ステイゴールド |
2016年 | キタサンブラック | 牡4 | 2 | ブラックタイド |
2017年 | キタサンブラック | 牡5 | 1 | ブラックタイド |
2018年 | レインボーライン | 牡5 | 2 | ステイゴールド |
2019年 | フィエールマン | 牡4 | 1 | ディープインパクト |
2020年 | フィエールマン | 牡5 | 1 | ディープインパクト |
2021年 | ワールドプレミア | 牡5 | 3 | ディープインパクト |
2022年 | タイトルホルダー | 牡4 | 2 | ドゥラメンテ |
2023年 | ジャスティンパレス | 牡4 | 2 | ディープインパクト |
2024年 | テーオーロイヤル | 牡6 | 1 | リオンディーズ |
関東の人 2015年以降は1~3番人気馬が10連勝中だ。
関西の人 2013年以降の勝ち馬は4~6歳で、京都開催だと2023年までは父サンデー系が連勝していたんですが、昨年はリオンディーズ産駒のテーオーロイヤルが勝ちました。ですから、今年も、父サンデー系と父キングマンボ系の4~6歳馬を評価するといいと思います。
ローカルの人 今年の登録馬では、父サンデー系の4~6歳馬はショウナンラプンタ、ジャスティンパレス、ハヤテノフクノスケ、プラダリア、マイネルエンペラー、リミットバスターの6頭で、父キングマンボ系の4~6歳馬はサンライズアースとヘデントールの2頭です。
関東の人 そのうち、ショウナンラプンタ、ジャスティンパレス、サンライズアース、ヘデントールは、上位人気に推されそうだ。
関西の人 年齢別の成績は、このようになっています。
■2013年以降の天皇賞・春
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | [5.2.4.37] | 10.4% | 14.6% | 22.9% |
5歳 | [5.5.1.49] | 8.3% | 16.7% | 18.3% |
6歳 | [2.4.2.37] | 4.4% | 13.3% | 17.8% |
7歳以上 | [0.1.5.42] | 0.0% | 2.1% | 12.5% |
関西の人 2013年以降に連対した24頭のうち23頭が4~6歳です。
関東の人 勝率や複勝率を見ると、6歳より5歳、5歳より4歳が狙いやすい感じがする。
関西の人 昨年優勝したテーオーロイヤルは6歳で、前走の阪神大賞典を5馬身差で圧勝していて、4歳時(2022年)に天皇賞・春で③着に入っていました。2016年に7歳で②着に入ったカレンミロティックは前年の天皇賞・春で③着に好走していて、芝3000m以上というのは「特殊条件」ですから、6歳以上のベテランでも長距離実績がある馬は侮らない方がいいと思います。
ローカルの人 去年、7歳で③着に入ったディープボンドも、長距離戦で何度も好走していましたね。
関東の人 ということは、一昨年の勝ち馬のジャスティンパレスは、6歳でも悪くなさそうだ。ブローザホーンとワープスピードも6歳で、昨年の天皇賞・春で⑤着以内に入っている。ただ、この2頭は父がサンデー系やキングマンボ系ではないけれど。
関西の人 2014年以降の優勝馬は、いずれもJRAの芝3000m以上の重賞で勝ち鞍がありました。