
【第21回】天皇賞・春、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル攻略法、ゴールドシップ産駒分析、おすすめ馬券術、香港・Kダービーのポイント
CONTENTS
春のG1中盤戦攻略!
- 👉天皇賞・春は菊花賞③着以内馬が9連勝中だが…?
- 👉京都での天皇賞・春は@@@@@@が圧倒的
- 👉NHKマイルC、京王杯SC、ヴィクトリアマイルは@@@@が多い重賞
- 👉NHKマイルCで @@@@@@の狙い方とは?
- 👉NHKマイルCは@@@@@@@@の時代
- 👉ヴィクトリアマイルは@@@@@@@@@の実績が重要
- 👉ヴィクトリアマイルは@@@@@@@@@@の馬が勝つ
- 👉おすすめ馬券術・前走を@@@@@@@@@@が巻き返す!
【特別付録】香港チャンピオンズデー&ケンタッキーダービー ポイント攻略
種牡馬解析 ゴールドシップ
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2024年4月14日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。
天皇賞・春は菊花賞③着以内馬が9連勝中だが…?
関東の人 今年の天皇賞・春は登録馬が21頭で、フルゲート(18頭立て)の可能性がありそうだけど、G1馬はタスティエーラとドゥレッツァの2頭だけで、他に芝G1での②~③着があるのは、シルヴァーソニック、テーオーロイヤル、ディープボンドの3頭。上位人気とそれ以外の馬で、オッズは離れるかもしれないね。
関西の人 昨年は、前年の菊花賞が③着だったジャスティンパレスが優勝して、2~5年前は菊花賞馬(フィエールマン、ワールドプレミア、タイトルホルダー)が制しています。いずれも4~5歳馬で、近10年の天皇賞・春は、そのうち9年で4~5歳馬が勝利しています。
■2014年以降の天皇賞・春
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | [4.2.4.30] | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
5歳 | [5.3.1.38] | 10.6% | 17.0% | 19.1% |
6歳 | [1.4.2.33] | 2.5% | 12.5% | 17.5% |
7歳以上 | [0.1.3.35] | 0.0% | 2.6% | 10.3% |
関西の人 6歳以上で勝ったのは、2015年のゴールドシップ(6歳、2番人気)だけで、同馬は菊花賞、有馬記念などG1・5勝で、阪神大賞典3連覇といった実績の持ち主でした。
関東の人 ということは、中心は4~5歳馬で、6歳以上で勝つにはかなりの長距離実績が必要という感じだね。
関西の人 2~5年前は菊花賞馬が制したと言いましたが、7~8年前に連覇したキタサンブラックも菊花賞勝ち馬で、6年前に優勝したレインボーラインは菊花賞で②着に入っていました。2015年以降の近9年の勝ち馬は、いずれも菊花賞で③着以内に入っていて、天皇賞・春で1~3番人気に支持されていました。
■2014年以降の天皇賞・春で菊花賞③着以内の馬
場所 | 年 | 1~3番人気 | 4番人気以下 |
改修前・京都 | 2014年 | ②⑦着 | ⑧着 |
2015年 | ①着 | ⑨⑫着 | |
2016年 | ①⑫着 | ⑤⑪⑮着 | |
2017年 | ①③着 | ⑦⑫着 | |
2018年 | ①着 | ③着 | |
2019年 | ①④⑤着 | ⑩着 | |
2020年 | ①④⑥着 | ⑩着 | |
阪神 | 2021年 | ①④着 | ⑦着 |
2022年 | ①着 | ⑬着 | |
改修後・京都 | 2023年 | ①⑥着と競走中止 | ⑪着 |
関西の人 この表は、菊花賞で①~③着に入った馬の成績で、天皇賞・春で1~3番人気に推された馬と4番人気以下だった馬で分けました。阪神競馬場での開催だった2021~22年も含めて、近10年では、菊花賞で③着以内に入って天皇賞・春で1~3番人気に推された馬が連対していて、現在9連勝中です。
ローカルの人 今年の登録馬で菊花賞③着以内の実績があるのは、タスティエーラとドゥレッツァだけです。
関西の人 菊花賞で③着以内に入った馬は、天皇賞・春で1~3番人気だと[9.1.1.9](複勝率55.0%)で、4番人気以下だと[0.0.1.13](複勝率7.1%)という成績です(近10年)。
関東の人 タスティエーラとドゥレッツァはおそらく1~3番人気だろうから、最有力であることは間違いないだろうね。でも、どちらも前走が2000mで、前走から距離が1200mも延びることは気にしなくてもいいのか?
関西の人 前走が2000mだった馬は、2016~17年にキタサンブラック(前走・大阪杯)が連覇を成し遂げています。ただ、その2年でも前走が阪神大賞典だった馬が②着に入っていて(カレンミロティック、シュヴァルグラン)、近10年のうち2019年以外の9年では、前走が阪神大賞典か日経賞だった馬が連対圏に入っています。
ローカルの人 2019年は前走が日経新春杯(京都芝外2400m)だったグローリーヴェイズが②着だったので、近10年では、前走が2400m以上だった馬が必ず1頭は連対している、と言えますね。
関西の人 前走が阪神大賞典や日経賞だった馬については、前走での着順や人気によって成績に違いが見られます。