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【第28回】エリザベス女王杯、マイルCS、ジャパンC、チャンピオンズCを解析!、秋後半に好配当を掴む!『穴ぐさ選者の回収率UP!術』


CONTENTS
11月~12月初旬の古馬G1攻略
穴ぐさ選者の回収率UP!術

馬券ゼミのメンバー
 関東の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
 関西の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
 ローカルの人  サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)

※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2024年11月3日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。

京都でのエリザベス女王杯は位置取りが重要!

関西の人 今年のエリザベス女王杯は17頭立てで、前走③着以内の馬が5頭いますが、そのうち前走が重賞だったのはシンティレーションとシンリョクカの2頭です。近10年では、前走が重賞で①~③着だった馬がもっとも少なかったのが2016年の3頭で、それ以外の9年では該当馬が5頭以上いたんですよね。

関東の人 シンティレーションとシンリョクカはどちらも前走が【穴ぐさ】で、シンティレーションは府中牝馬S(②着)が10番人気、シンリョクカは新潟記念(①着)が8番人気だった。近10年では、前走の芝重賞を1~5番人気で①~③着に好走していた馬が馬券に絡んでいたのに、今年はそれに該当する馬が存在しない。

ローカルの人 今年は、過去データを扱う上でも、注意しながら進めるべきかもしれませんね。

関西の人 エリザベス女王杯は、昨年はブレイディヴェーグ、一昨年はジェラルディーナが優勝していて、この2頭はノーザンファームの生産馬です。ノーザンファームの生産馬は、2003年以降の21年連続で③着以内に入っていて、近10年のうち7年で勝利しています。今年も、まずはノーザンファームの生産馬をチェックすべきでしょう。

■2003年以降のエリザベス女王杯でのノーザンファーム生産馬
人気 着別度数 勝率 複勝率
1~9番人気 [10.5.15.46] 13.2% 39.5%
10番人気以下 [0.0.0.26] 0.0% 0.0%

関西の人 ノーザンファームの生産馬は、2003年以降だと上記のような成績で、③着以内に入った馬は1~9番人気でした。今年も、1~9番人気のノーザンファーム生産馬が好走する確率は高いと思います。

ローカルの人 今年のノーザンファーム生産馬は、エリカヴィータ、サリエラ、シンティレーション、スタニングローズ、ハーパー、モリアーナ、ラヴェル、レガレイラです。

関西の人 2003年以降だと、①着となったノーザンファーム生産馬は10頭いて、いずれも前走がG1かG2で⑤着以内に入っていました。

■2003年以降のエリザベス女王杯でのノーザンファーム生産馬
前走条件 着別度数 勝率 複勝率
G1&G2で⑤着以内 [10.3.8.30] 19.6% 41.2%
G1&G2で⑥着以下 [0.0.4.11] 0.0% 26.7%
G3 [0.1.3.13] 0.0% 23.5%
重賞以外 [0.1.0.18] 0.0% 5.3%

ローカルの人 今年、前走がG1かG2で⑤着以内というノーザンファーム生産馬は、シンティレーションとレガレイラの2頭ですね。

関東の人 その2頭は有力だろうけど、今年は前走が重賞で③着以内という馬が少ない組み合わせだから、前走着順で絞り込み過ぎない方がいい気もするな。

関西の人 レガレイラは上位人気だと思いますけど、今年は皐月賞⑥着、ダービー⑤着、ローズS⑤着で、馬券圏内がないんですよね。近年に優勝した父サンデー系の馬は近2走以内に芝で③着以内があったので、その点は気になります。





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