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穴ぐさ傾向と対策

今年のジャパンCは差しが利く!?


今週末の重賞はジャパンC京阪杯京都2歳S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。今年のジャパンCは差しが利く可能性が高そうです。

先週(11月16日~17日)の穴ぐさは[7.6.7.98](複勝率16.9%)で、マイルCS【C】評価のウインマーベルが10番人気で③着に激走してくれました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

先週、「サラブレモバイルでは父系だけではなく、父&母父の組み合わせや母系面も頭に入れながら予想を組み立てています」と書きましたが、ウインマーベル芝1600mが初めてながら、血統面を考えるとプラスに働きそうな要素があったんですよね。そのことは「穴ぐさコメント」に記されていました。



ウインマーベルの父アイルハヴアナザーサドラーズウェルズを内包していて、母コスモマーベラスは全7勝のうち5勝が芝1600~1800mで、その母父がニジンスキーです。ベストは芝1400mなのかもしれませんが、スタミナ&底力にあふれる血脈を持っていることで、マイルCSを担当した穴ぐさ選者は、「芝1200mで差す競馬よりも芝1600mで前で運ぶ形の方が期待できる」と考えたそうです。

マイルCSでの「◎」は優勝したソウルラッシュに打っていて、こちらは「メインレースの考え方」でも触れられていた通り、レース当日の京都芝の馬場も考えて抜擢したそうです。ソウルラッシュは、国内の芝1600mでレース上がりが34秒1以上だと[6.2.1.0]と崩れていませんでした。土曜日(16日)の京都芝を参考にすると、マイルCSは良馬場でもレース上がりが34秒1以上になることが濃厚と考えられ、「◎ソウルラッシュ」の判断に至ったとのこと。

実際のレースは、前半3F通過が33秒8と速くなり、レース上がりは34秒5となりました。いまの競馬は馬場を読み、どんな展開上がりになるかを予想することが重要で、それは今年の天皇賞・秋「好位から33秒台の上がりを使えれば好勝負できるはず」と予想してタスティエーラ【穴ぐさ】にしたロジックも同じです。今週末も、いまの馬場状態の把握と、どこが伸びるか、どんな上がりになるかを予想することが大事になってくるでしょう。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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今週末はジャパンC京阪杯京都2歳Sという重賞が予定されています。いずれも芝重賞ですから、レース当日の馬場の把握は重要ですね。ちなみに、今秋の東京芝2400~2500mの特別競走では、次の馬たちが優勝しています。

【2024年秋の東京芝2400~2500mの特別競走】
月日
レース
レース上がり 勝ち馬 上がり(順位) 馬番
11月16日
南武特別
34秒7 ラスカンブレス 34秒2(1位) 3
11月3日
AR共和国杯
36秒1 ハヤヤッコ 34秒6(1位) 3
10月27日
本栖湖特別
33秒9 ベンサレム 33秒8(2位) 1
10月6日
昇仙峡S
34秒1 ワイドエンペラー 32秒8(1位) 5

16頭立てだったアルゼンチン共和国杯は淀みなく流れて上がりがかかり、それ以外の3レースは11頭立て以下で、レース上がりが33~34秒台でした。いずれにしても、馬番5番以内メンバー中2位以内の上がりを使った馬が制していて、ジャパンCも良馬場であれば決め手があるタイプが優位になりそうです。

今年のジャパンCの登録頭数は15頭で、2022年以降の芝2400mの重賞(JRA)は、15頭立て以下だと、やはり上位の上がり使った馬が勝利するケースが多くなっています。

【2022年以降の15頭立て以下の芝2400m重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 4角
位置取り
上がり
(順位)
2024年
京都大賞典
シュヴァリエローズ 5 34秒2
(3位)
2024年
日経新春杯
ブローザホーン 6 35秒8
(1位)
2023年
京都大賞典
プラダリア 2 35秒6
(6位)
2023年
神戸新聞杯
サトノグランツ 8 33秒1
(2位)
2023年
青葉賞
スキルヴィング 11 34秒1
(1位)
2022年
京都大賞典
ヴェラアズール 10 33秒2
(1位)
2022年
青葉賞
プラダリア 5 34秒2
(2位)

該当の7レースのうち、重馬場だった2023年京都大賞典はプラダリアが4角2番手から上がり35秒6で勝利しましたが、それ以外の良~稍重馬場での6レースでは、4角5番手以下からメンバー中3位以内の上がりを使った馬が差し切っています。今年のジャパンCも、中団以降から差しやすくなるかもしれません。

なお、近年の古馬混合の芝G1(JRA)は、14頭立て以下になると、真ん中から外枠の馬が勝ちやすいという傾向も見られます。

【2020年以降の14頭立て以下での古馬混合の芝G1(JRA)】
枠順 着別度数
1枠 [0.2.0.7]
2枠 [0.0.1.8]
3枠 [0.0.1.11]
4枠 [0.3.2.10]
5枠 [2.1.1.13]
6枠 [2.2.2.12]
7枠 [3.0.1.14]
8枠 [2.1.1.14]

2020年以降だと、古馬混合の芝G1(JRA)が14頭立て以下で行われたことが9度あり、いずれも5~8枠の馬が勝利しています。ここまで続くと、偶然とも思えなくなってきますよね。

ご存知の通り、ジャパンC内枠の馬の優勝が続いていて、2016年以降は馬番6番以内の馬が8年連続で勝っています。今年のジャパンCは14頭立てになる可能性があるようで、そうなると今年は……!? レース当日の馬場状態や枠の並びなども考慮しながら予想を組み立てていきましょう。
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京都芝は今週からCコースに替わりますので、ご注意ください。11月23日~24日に行われる東京、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月23日~24日
場所
東京 Cコース・2週目
京都 Cコース・1週目

11月23日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R カトレアS [1.2.3.16]
東京10R シャングリラS [1.3.2.39]
東京11R キャピタルS [4.3.2.42]
京都9R 栂尾特別 [0.0.0.2]
京都10R コントレイルM 出走なし
京都11R 京都2歳S [0.1.1.14]

11月24日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R ベゴニア賞 [1.0.0.18]
東京9R オリエンタル賞 [0.1.0.23]
東京10R アプローズ賞 [0.0.2.26]
東京11R アーモンドアイC 出走なし
東京12R ジャパンC [1.1.0.49]
京都9R 花園S [0.0.1.27]
京都10R 清水S [1.3.2.20]
京都11R カノープスS [1.0.0.11]
京都12R 京阪杯 [3.2.2.46]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
京阪杯(G3、京都芝1200m)

京阪杯での穴ぐさは[3.2.2.46](複勝率13.2%)で、2018年以降に限ると[0.2.2.14](複勝率22.2%)で、複勝回収率は132%です。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、そのうち9頭がふた桁人気でした。11頭は5~7歳で、6~7歳が6頭いるので、ベテランが侮れないでしょう。11頭のうち7頭は前走が①~④着で、その他の4頭は同年に芝1400m以下の重賞で③着以内に好走した実績がありました。前走④着以内の馬と重賞実績馬をマークしておきましょう。

注目レース
カトレアS(OP特別、東京ダート1600m)

カトレアSでの穴ぐさは[1.2.3.16](複勝率27.3%)で、複勝回収率は134%です。昨年は【C】評価のアンクエンチャブルが7番人気で③着に差し込みました。

激走した6頭の穴ぐさは中6週以内での臨戦で、6~8枠でした。6頭はキャリア2~5戦で、左回りでの勝ち鞍がありました。6頭のうち5頭は父ノーザンダンサー系で、そのうち3頭は父ストームキャット系でした。

注目レース
清水S(3勝クラス、京都芝外1600m)

清水Sでの穴ぐさは[1.3.2.20](複勝率23.1%)で、複勝回収率は198%です。

③着以内に入った6頭の穴ぐさはひと桁馬番で、そのうち5頭は父か母父がサンデー系です。6頭は前走で⑤着以下に敗れていましたが、いずれも京都芝での連対歴があったので、京都で実績のあるサンデー系内包馬をチェックしておきましょう。

ちなみに…
ジャパンCでの穴ぐさは[1.1.0.49]で、京都2歳Sでは[0.1.1.14]です。

近10年のジャパンCは1~5番人気が勝っていて、6番人気以下で③着以内に入った馬は3頭だけです。その3頭は父がディープインパクトハーツクライで、母父がミスプロ系でした。3頭は4~5歳で、中3週以内での臨戦でした。3頭は芝G1で④着以内に入ったことがあったので、ある程度の実績がある父サンデー系の馬が人気薄になっていたら、注意しましょう。

近10年の京都2歳Sでは6番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、馬番10番以内でした。6頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系で、近2走以内に芝でメンバー中3位以内の上がりを使っての勝利実績がありました。6頭は前走時馬体重が460~480kg台だったので、馬格も確認しておくと良さそうです。


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