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穴ぐさ傾向と対策

アーモンドアイには、追い風データも、不穏なデータも!?


先週(11月17日~18日)の穴ぐさは[1.7.7.93](複勝率13.9%)でした。東スポ杯2歳Sでは【C】評価だったアガラスが②着、【A】評価だったヴァンドギャルドが③着という【穴ぐさダブル】になりましたが、マイルCSは堅い決着になってしまいました。また、日曜日は穴ぐさ全体の成績もあまり良くなく、申し訳ありませんでした。

マイルCSは馬番1~3番の馬(ステルヴィオペルシアンナイトアルアイン)が上位を独占する結果で、東スポ杯2歳Sも直線で内目を捌いた馬たちが上位に入りました。Cコース替わり初週だった影響も大きかったのでしょう。今週末も降雨の影響がなければ、引き続き内が有利なレースが増えそうです。

ステルヴィオを勝利に導いたビュイック騎手は、東スポ杯2歳Sでもアガラスでハナ差②着に食い込み、直線でグイグイと伸びてきますね。JRAの芝重賞では、ひと桁馬番だと[4.4.1.8](複勝率52.9%)ふた桁馬番だと[1.0.0.9](複勝率10.0%)となっていますので、今週末以降も参考にしてみてはいかがでしょうか。

今週末はジャパンCがあり、3歳牝馬のアーモンドアイが人気を集めそうです。3歳馬のジャパンC制覇は日本馬に限ると4回ありますが(98年エルコンドルパサー、01年ジャングルポケット、10年ローズキングダム、12年ジェンティルドンナ)、2~4番人気だったんですよね。

3歳馬で1番人気に推されてジャパンCを制した馬は、海外馬を含めても1頭もおらず、88年以降の過去30年だと1番人気の3歳馬は[0.1.3.4]という成績です。アーモンドアイは1番人気の可能性が高そうで、このデータを覆せるでしょうか。

アーモンドアイにとっての追い風のデータとしては、今年の東京芝2400mでは1番人気の好走率が高いことが挙げられるでしょう。今年は東京芝2400mで27レースが行われ、1番人気は[12.6.3.6]という成績で、この27頭は条件によって次のように分けることができます。

【2018年の東京芝2400mでの1番人気】
条件 偶数馬番 奇数馬番
3歳限定戦 [1.1.1.2] [3.0.1.2]
古馬混合戦 [6.1.1.0] [2.4.0.2]

3歳限定戦だと[4.1.2.4]で、古馬混合戦だと[8.5.1.2]です。古馬混合戦は5月以降に限ると[7.5.0.0]で連外になった馬がいません。また、古馬混合戦での16頭は、偶数馬番だと[6.1.1.0]で、奇数馬番だと[2.4.0.2]ですから、偶数馬番を引き当てられれば勝率はかなり高まりそうです。

さらに言えば、2015年以降の東京芝2400mのG1での1番人気は、次のような成績が残されています。

【2015年以降の東京芝2400mのG1での1番人気】
間隔 着別度数
中6週以内 [5.1.4.0]
中11週 [0.0.0.1]

馬券圏外となったのは今年のダービーでのダノンプレミアム(⑥着)だけで、同馬は弥生賞以来の2ヶ月半ぶりでした。中6週以内の馬だと[5.1.4.0]で、今回のアーモンドアイ秋華賞以来の中5週になります。好走確率はかなり高そうですから、1番人気に応えて戴冠できるかが焦点になるんじゃないでしょうか!?

今週末は2場開催で、11月24日~25日に行われる東京、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月24日~25日
場所
東京 Cコース・2週目
京都 Cコース・2週目

11月24日
場所 レース名 穴ぐさ成績
東京9R カトレア賞 [1.0.1.3]
東京10R 銀嶺S [2.1.0.23]
東京11R キャピタルS [4.2.0.28]
京都9R 高雄特別 [0.1.1.9]
京都10R 花園S [0.0.1.18]
京都11R 京都2歳S [0.0.0.4]

11月25日
場所 レース名 穴ぐさ成績
東京7R ベゴニア賞 [1.0.0.18]
東京8R オリエンタル賞 [0.1.0.14]
東京9R シャングリラ賞 [0.3.1.23]
東京10R ウェルカムS [0.0.1.18]
東京11R ジャパンC [1.1.0.31]
京都9R 白菊賞 [1.2.2.9]
京都10R 渡月橋S [0.0.3.22]
京都11R オータムリーフS [0.0.2.11]
京都12R 京阪杯 [3.0.0.32]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
高雄特別(1000万、京都芝外2400m)

高雄特別での穴ぐさは[0.1.1.9](複勝率18.2%)で、複勝回収率は147%です。昨年はビップレボルシオンが9番人気で②着に食い込みました。

馬券に絡んだ2頭はハンデ54~55kgの6歳牡馬で、どちらも父サンデー系でした。前走が左回りで馬券圏外でしたが、中5週以内でメンバー中2位以内の上がりで差し込んだので、右回りに戻って決め手を活かせそうなタイプが狙い目でしょう。

注目レース
白菊賞(500万、京都芝1600m)

白菊賞での穴ぐさは[1.2.2.9](複勝率35.7%)で、複勝回収率は237%です。

激走した5頭は父か母父がサンデー系で、前走で4角5番手以内に付けていました。5頭中4頭は前走が4角3番手以内で、同じく5頭中4頭は馬体重が430~450kg台だったので、それほど大きくない先行型が侮れないでしょう。

注目レース
カトレア賞(500万、東京ダート1600m)

カトレア賞での穴ぐさは[1.0.1.3](複勝率40.0%)で、複勝回収率は222%です。

激走した2頭は中1週の臨戦で、ふた桁馬番でした。どちらも距離延長の臨戦でしたが、左回りでの勝ち鞍があったので、左回り実績馬はあまり距離を気にしすぎずに狙った方が良さそうです。

ちなみに…
ジャパンCでの穴ぐさは[1.1.0.31]、京阪杯では[3.0.0.32]、京都2歳Sでは[0.0.0.4]です。昨年のジャパンCではシュヴァルグラン【A】評価で優勝しました。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、ジャパンCでは6頭、京阪杯では13頭、京都2歳Sでは5頭です。

ジャパンCで激走した6頭のうち、ふた桁馬番は08年①着のスクリーンヒーロー(8枠16番)だけで、2010年以降の激走馬5頭はひと桁馬番でした。前走がG2だった馬も08年のスクリーンヒーローだけで、5頭は前走が芝2000~2400mのG1となっています。

6頭はいずれも芝2400~2500mの重賞で③着以内に好走したことがあり、その父はディープインパクトジャングルポケットネオユニヴァースグラスワンダーで、いずれも国内の芝2400~2500mのG1勝ち馬ですね。そのようなタイプをマークしておくと良いでしょう。

京阪杯で激走した13頭のうち9頭はふた桁人気で、かなり手広く攻める必要がありそうです。13頭中12頭は中7週以内の臨戦で、2013年以降に激走した8頭のうち7頭は前走が⑤着以内で、8頭のうち6頭は父か母父がノーザンダンサー系でした。その8頭のうち6頭は秋の京都芝で勝ったことがあったので10~11月の京都芝実績を確認して臨むと良さそうです。

京都2歳Sで激走した5頭はいずれもOP特別時で、重賞での近4年はすべて6番人気以内の馬が①~③着となっています。重賞では6番人気で馬券に絡んだ馬が2頭いて、それらは前走も京都芝2000mでメンバー中最速の上がりで勝っていました。

重賞の近4年では前走も京都芝2000mで①着だった馬が馬券に絡んでいるので、コース実績馬をマークしておきましょう。

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