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穴ぐさ傾向と対策

フィリーズレビューも1~2番人気馬は勝てない!?


先週(3月2日~3日)の穴ぐさは[8.2.7.93](複勝率15.5%)で、単勝回収率が112%でした。オーシャンSでは【A】評価だったダイメイフジが③着に入りましたね。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

10頭立てだった弥生賞は穴ぐさ不在となりましたが、8番人気だったメイショウテンゲンが差し切って勝利しました。各馬の力を見誤ったというより、日曜日の中山競馬場の天候が予想と異なってしまいました。今後は細心の注意を払って臨むようにしたいと思います。

チューリップ賞ダノンファンタジーが圧倒的1番人気に応えて優勝しましたが、弥生賞は重馬場になり、1~3番人気が馬券圏外に敗れる結果になりましたね。近30年の弥生賞では1~3番人気がすべて④着以下に敗れたことがなかったので、皐月賞波乱含みかもしれませんね。

オーシャンSは1~2番人気に推されたモズスーパーフレアナックビーナスが①&②着に入りましたが、どちらも牝馬でした。今年の中山芝OPでの性別&人気別成績は次のようになっています。

【2019年の中山芝でのOP】
人気 牡セン馬 牝馬
1番人気 [0.1.1.4] [2.0.0.2]
2番人気 [0.2.1.5] [0.1.0.1]
3番人気 [3.0.0.4] [1.0.0.2]
4番人気 [1.0.1.5] [0.1.0.2]
5番人気 [1.0.1.6] [0.1.1.0]
6番人気 [0.1.0.3] [0.1.1.4]
7番人気 [1.2.2.3] [0.0.0.2]
8番人気以下 [1.0.2.42] [0.0.0.17]

1~2番人気は[2.4.2.12]で、勝利したのはモズスーパーフレアだけです。今週末の中山芝では中山牝馬S東風SアネモネSというOPのレースがありますので、人気に気をつけながら馬券を組み立てるようにしましょう。

上位人気に危険な印象があるのは、芝1400mで行われるフィリーズレビューも当てはまります。今年はフルゲート18頭のところに23頭が登録していますが、最近の芝1400m重賞16頭立て以上だと1~2番人気馬が勝てていないんですよ。

【2018年以降の芝1400m重賞】
人気 12頭立て以下 16頭立て以上
1番人気 [2.2.0.0] [0.1.0.6]
2番人気 [2.0.0.2] [0.2.3.2]
3番人気 [0.0.0.4] [1.0.0.6]
4番人気 [0.2.0.2] [1.1.0.5]
5番人気 [0.0.1.3] [0.0.2.5]
6番人気以下 [0.0.2.2] [0.0.0.7]
7番人気以下 [0.0.1.15] [5.3.2.69]

昨年の以降に芝1400m重賞は11レースが行われ、12頭立て以下だった4レースは1~2番人気馬が制しましたが、それ以外の7レースは16頭立て以上で、1~2番人気は[0.3.3.8]と勝てていません。その7レース中5レースでは、7番人気以下の馬が勝利しています。

過去10年のフィリーズレビューでは、1~2番人気が勝利したケースが4回で、6番人気以下の馬も4回優勝しています。その4回のうち8番人気以下で勝利した3頭は穴ぐさだったので、今年も人気薄に注目して損はないんじゃないでしょうか。

一方、1番人気の信頼度が高そうなのが金鯱賞で、一昨年以降、中京芝での重賞は15レースが行われ、1番人気の成績が次のようになっています。

【2017年以降の中京芝重賞での1番人気】
頭数 15頭立て以下 16頭立て以上
偶数馬番 出走なし [2.1.0.3]
奇数馬番 [3.1.0.0] [0.0.3.2]

1番人気は[5.2.3.5]で、このうち15頭立て以下の4レースでは[3.1.0.0]です。16頭立て以上だと[2.1.3.5]で、連対した3頭は偶数馬番だったので、出走頭数や馬番をチェックして付き合い方を変えると良さそうです。

今年の金鯱賞は登録頭数が14頭です。ダノンプレミアムリスグラシューモズカッチャンアルアインペルシアンナイトエアウィンザーギベオンらが登録する豪華メンバーですが、その中でも1番人気に支持された馬は注目していいんじゃないですかね。

今週末からは中山、阪神、中京の3場開催となります。3月9日~10日に行われる3場(中山、阪神、中京)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月9日~10日
場所
中山 Aコース・3週目
阪神 Aコース・3週目
中京 Aコース・1週目

3月9日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 房総特別 [0.0.4.21]
中山10R サンシャインS [1.0.1.19]
中山11R 中山牝馬S [1.3.4.28]
阪神9R ゆきやなぎ賞 [0.0.0.3]
阪神10R うずしおS [1.1.0.24]
阪神11R ポラリスS [1.3.2.23]
中京10R フローラルウォーク賞 [0.0.0.11]
中京11R トリトンS [1.2.0.27]
中京12R 瀬戸特別 [2.0.2.21]

3月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 館山特別 [0.0.0.8]
中山10R 東風S [2.1.0.20]
中山11R アネモネS [0.0.1.31]
阪神9R 淡路特別 [0.0.1.8]
阪神10R 甲南S [1.3.2.19]
阪神11R フィリーズレビュー [4.2.1.25]
中京10R 昇竜S [1.0.1.20]
中京11R 金鯱賞 [0.4.1.24]
中京12R 賢島特別 [2.3.3.18]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
フィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)

フィリーズレビューでの穴ぐさは[4.2.1.25](複勝率21.9%)で、単勝回収率が402%、複勝回収率が169%です。昨年は【C】評価だったリバティハイツが8番人気で勝ち、近4年のうち3年で連対する馬が出ています。

馬券圏内に激走した穴ぐさは、父か母父がサンデー系ミスプロ系で、その7頭のうち6頭は中5週以内の臨戦でした。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち4頭は4角3番手以内からの粘り込みで、その4頭中3頭はふた桁馬番でした。4角3番手以内ではなく激走した5頭は4角7番手以下で、その5頭中4頭は馬番5~10番でした。先行型は外目の枠、差し型は真ん中から内枠が良さそうです。

激走馬9頭は父か母父がサンデー系ミスプロ系で、そのうち8頭は馬体重が466kg以下で、6頭は450kg以下でした。小柄なタイプを侮らないようにしましょう。

注目レース
中山牝馬S(G3、中山芝1800m)

中山牝馬Sでの穴ぐさは[1.3.4.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は176%です。馬券に絡んだ8頭中7頭がハンデ53~55kgで、中山で激走した6頭中5頭はひと桁馬番です。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は14頭で、いずれも中8週以内の臨戦でした。14頭のうち11頭は3代血統表内にナスルーラの系統(グレイソヴリン系ボールドルーラー系)を持っていて、中山で激走した11頭のうち7頭はO型の1700~1800mで勝ち鞍がありました。中山での11頭のうち9頭は5~6歳だったので、そのようなタイプをチェックしておきましょう。

注目レース
ポラリスS(OP特別、阪神ダート1400m)

ポラリスSでの穴ぐさは[1.3.2.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は113%です。昨年はタガノエスプレッソが9番人気で②着に食い込みました。

③着以内に入った穴ぐさは父か母父がミスプロ系ノーザンダンサー系で、6頭中5頭は前走がふた桁着順でしたが、その5頭も2~3走前に③着以内の好走歴がありました。前走だけでなく、2~3走前の着順も確認して一変に備えておきましょう。

注目レース
甲南S(1600万、阪神ダート2000m)

甲南Sでの穴ぐさは[1.3.2.19](複勝率24.0%)で、複勝回収率は138%です。穴ぐさのいた近4年のうち3年で馬券に絡む馬が出ています。

③着以内に入った穴ぐさは4~6歳の牡馬で、6頭のうち5頭は父か母父がロベルト系です。6頭はいずれも中3~5週の臨戦だったので、使われての良化が見込めそうなタイプが狙い目でしょう。

注目レース
房総特別(1000万、中山芝1200m)

房総特別での穴ぐさは[0.0.4.21](複勝率16.0%)で、複勝回収率は115%です。昨年はジュンザワールドが11番人気で③着に入り、穴ぐさのいた近5年のうち4年で③着に激走しています。

③着に入った4頭の穴ぐさは4~5歳の牡馬で、父がサンデー系ミスプロ系です。4頭のうち3頭は馬体重が500kg以上だったので、馬格も確認して臨むと良いでしょう。

注目レース
賢島特別(1000万、中京芝1400m)

賢島特別での穴ぐさは[2.3.3.18](複勝率30.8%)で、複勝回収率は131%です。穴ぐさのいた近5年のうち4年で馬券に絡んでいて、昨年は【B】評価だったジュンヴァリアスが③着に入りました。

馬券圏内に入った8頭は4~6歳馬で、改装後の中京で馬券に絡んだ5頭は父か母父がサンデー系です。その5頭のうち4頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、決め手の有無を確認しておきましょう。

ちなみに…
金鯱賞での穴ぐさは[0.4.1.24]で、一昨年はロードヴァンドールが②着、3年前はシュンドルボンが③着に入りました。過去10年の金鯱賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭います。

激走した7頭はいずれも②~③着で、父か母父がサンデー系です。昨年は凱旋門賞(⑯着)帰りだったサトノノブレスが②着に入りましたが、それ以外の新装後の5頭は前走④着以内で、2013年以降の5頭は馬体重が490kg以上でした。前走で掲示板に載っていた大型馬はマークしておくと良いでしょう。

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