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穴ぐさ傾向と対策

シンザン記念もフェアリーSも上がりの速い1~3番人気に注目!?


先週(1月5日~6日)の穴ぐさは[0.4.2.76](複勝率7.3%)で、中山金杯【A】評価だったテリトーリアルが11番人気で③着に食い込ました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

中山金杯は2番人気だったトリオンフが勝ち、京都金杯を制したのは3番人気のサウンドキアラで、これでJRA重賞は昨年12月14日のターコイズS(勝ち馬コントラチェック)以降、8レース連続で1~3番人気が優勝しています。

JRA重賞で1~3番人気がいずれも馬券圏外となったのは、昨年11月9日の武蔵野Sが最後で、エリザベス女王杯以降は21レース連続1~3番人気が③着以内に入っています(そのうち18レースで1~3番人気が優勝)。

今週末は3歳限定の芝マイル重賞(シンザン記念フェアリーS)がありますが、現3歳世代の芝重賞は昨年に14レースあり、堅い決着が多かったので、今週末もまずは1~3番人気に注目かなと思われます。現3歳世代の芝重賞では、人気別の成績が次の通りとなっています。

【現3歳世代の芝重賞】
人気 着別度数
1番人気 [8.1.1.4]
2番人気 [0.7.3.4]
3番人気 [2.4.4.4]
4番人気 [2.0.2.10]
5番人気 [1.0.1.12]
6番人気 [1.1.0.12]
7番人気 [0.1.0.13]
8番人気以下 [0.0.3.72]

優勝馬は1~6番人気で、連対圏に入った28頭は1~7番人気です。14レースのうち8レースで1番人気が勝利している一方、2番人気が未勝利というのは気になりますが、いずれにしても上位人気馬が勝つケースが多かったんですよね。

優勝馬は上位人気が多かっただけでなく、真ん中から内枠の馬ばかりだったので、馬番別成績も振り返っておきましょう。

【現3歳世代の芝重賞】
馬番 着別度数
馬番1~5番 [6.4.7.53]
馬番6~10番 [8.7.6.43]
馬番11~16番 [0.3.1.35]

優勝馬14頭はすべて馬番1~10番です。外枠の馬では阪神JFのリアアメリア(8枠15番で⑥着)の敗北が記憶に新しいところで、先週の金杯も③着以内に入った馬はすべて馬番8番以内でしたから、真ん中から内枠の馬の方が信頼度が高いと言えるでしょう。

昨年の阪神JFでは1&2番人気が馬券圏外に敗れてしまいましたが、3番人気だったクラヴァシュドールが③着に入り、現3歳世代の芝重賞において1~3番人気は[10.12.8.12](勝率23.8%、連対率52.4%、複勝率71.4%)という成績で、14レースすべてで馬券に絡んでいます。

現3歳世代の重賞は、軸馬を1~3番人気の中から選ぶのが良さそうで、調べてみたところ、1~3番人気の中で前走の上がり3Fタイムがもっとも速かった馬の好走率が高いので、そのデータをご覧ください。

【現3歳世代の芝重賞での1~3番人気】
前走の上がりタイム 着順
1~3番人気の3頭の中で
前走の上がりタイムが
いちばん速い馬
②②②③③①①①①
1~3番人気の3頭の中で
前走の上がりタイムが
2番目に速い馬
⑤⑧⑤④②②
1~3番人気の3頭の中で
前走の上がりタイムが
3番目に速い馬
②②⑨④⑥

昨年のサウジアラビアRCは、1~3番人気の3頭のうち2頭(サリオス、クラヴァシュドール)が前走の上がり3Fタイムが1位タイ(33秒1)だったので、この2頭は「いちばん速い馬」としてカウントしました。

それらを含めて、1~3番人気の中で前走の上がり3Fタイムがもっとも速かった馬は[7.4.2.2]と好走率が高く、⑤着以下になった馬がいません。

シンザン記念でもフェアリーSでも、1~3番人気は、たとえ前走で走ったコースが異なっていたとしても、速い上がりを使っていたタイプを信頼してみてはいかがでしょうか!?

今週末は3日間開催となります。1月11日~13日に行われる中山、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月11日~13日
場所
中山 Cコース・2週目
京都 Aコース・2週目

1月11日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 朱竹賞 [0.1.2.5]
中山10R 頌春賞 [1.0.1.7]
中山11R 迎春S [1.1.0.14]
京都9R 五条坂特別 [0.1.2.19]
京都10R 逢坂山特別 [3.1.0.12]
京都11R 淀短距離S [1.3.3.29]

1月12日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 黒竹賞 [0.1.0.22]
中山10R 初咲賞 [2.0.0.10]
中山11R ポルックスS [1.0.1.13]
京都9R 天ヶ瀬特別 [1.0.0.5]
京都10R 雅S [1.4.1.16]
京都11R シンザン記念 [3.2.3.26]

1月13日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 成田特別 [0.2.3.26]
中山10R 初春S [1.1.0.34]
中山11R フェアリーS [1.1.2.34]
京都9R 乙訓特別 [2.2.0.18]
京都10R 寿S [3.1.0.17]
京都11R すばるS [2.0.1.34]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
シンザン記念(G3、京都芝外1600m)

シンザン記念での穴ぐさは[3.2.3.26](複勝率23.5%)で、複勝回収率は127%です。今年は登録頭数が12頭と少ないですが、穴馬の出番があってほしいところです。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、そのうち7頭が穴ぐさでした。12頭はすべて中4週以内の臨戦で、12頭のうち11頭は前走が芝1600~1800mでした。2013年以降の7頭は前走が①~⑤着で、そのうち6頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、上位の上がりで掲示板に載った馬をマークしておきましょう。

2011年以降の10頭は父か母父がサンデー系で、そのうち5頭は京都芝での③着以内があったものの、残りの5頭中4頭は京都芝が未経験だったので、サンデー内包馬は京都実績を気にせず狙って良さそうです。

注目レース
雅S(3勝クラス、京都ダート1800m)

雅Sでの穴ぐさは[1.4.1.16](複勝率27.3%)で、複勝回収率は170%です。昨年はエンクエントロスが9番人気で②着に入り、穴ぐさのいた近4年連続で連対圏に入る馬が出ています。

馬券に絡んだ6頭はひと桁馬番で、中5週以内の臨戦でした。6頭はいずれも前走が⑨着以下でしたが、6頭中5頭は2~3走前に2勝クラス(1000万)を勝利していて、その5頭は父がミスプロ系かボールドルーラー系でした。昇級間もない馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
寿S(3勝クラス、京都芝2000m)

寿Sでの穴ぐさは[3.1.0.17](複勝率19.0%)で、複勝回収率は118%です。

連対した4頭は4~5歳馬で、8~9番人気でした。4頭は中5週以内の臨戦で、そのうち3頭は前走で0秒3~0秒5差で走っていました(例外馬は前走がG2)。同じく4頭のうち3頭は4角3番手以内に先行していたので、前に行きそうなタイプが侮れないでしょう。

注目レース
頌春賞(2勝クラス、中山ダート1200m)

頌春賞での穴ぐさは[1.0.1.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は191%です。

馬券に絡んだ2頭は中3週以内の臨戦で、前走も中山ダート1200mを走って⑧~⑨着に敗れていましたが、2走前以前にダート1200m以下の2勝クラス(1000万)で馬券に絡んだことがありました。2頭は父サンデー系で、クラス実績のあるタイプは前走着順で見限らないようにしましょう。

注目レース
逢坂山特別(2勝クラス、京都芝外1800m)

逢坂山特別での穴ぐさは[3.1.0.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は105%です。

連対圏に入った4頭は前走が⑤着以下でしたが、前走は阪神&中京で、直線に坂のあるコースでした。4頭は直線平坦の芝で連対歴があり、そのうち3頭は京都芝で勝ち鞍を挙げていたので、京都実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
朱竹賞(1勝クラス、中山芝1200m)

朱竹賞での穴ぐさは[0.1.2.5](複勝率37.5%)で、複勝回収率は248%です。

激走した3頭は前走が⑤着以下でしたが、いずれも前走がクリスマスローズS(OP)でした。3頭は中4週以内での好走歴があったので、順調に使われて自己条件に戻るタイプはマークしておきましょう。

ちなみに…
フェアリーSでの穴ぐさは[1.1.2.34]です。昨年は5番人気以内の馬が③着以内を占める決着でしたが、過去10年では7番人気以下で馬券に絡んだ馬が12頭います。

激走した12頭のうち11頭は父か母父がサンデー系で、父と母父がサンデー系&ミスプロ系という馬が6頭います。12頭のうち7頭は馬番4~9番で、この7頭のうち5頭は4角3番手以内からの粘り込みです。12頭のうち5頭は馬番13~15番で、この5頭のうち3頭は4角7番手以下からの差し込みでした。外枠でも脚を長く使えそうなタイプは見限れないでしょう。


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