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穴ぐさ傾向と対策

今年の大阪杯も大型馬の独壇場に!?


先週(3月28日~29日、31日)の穴ぐさは[3.3.6.110](複勝率9.8%)でした。高松宮記念で優勝したモズスーパーフレアなど重賞での激走馬がいましたが、指名し切れませんでした…。申し訳ありません。レース当日の馬場の予測が上手くできなかったと反省しております。

今週末は中山・阪神の2場開催で、日曜日に大阪杯が予定されています。G1となって今年で4年目で、近3年は穴ぐさが連対圏に入っていますが、今年は出走頭数が過去3年(14~16頭立て)よりも少なくなりそうです(登録頭数が14頭)。G2だった頃も含めて大阪杯は2011年以降の近9年連続で1~2番人気が連対圏に入っていて、今年はどうなるでしょうか。

芝2000mでのG1は2017年から大阪杯ホープフルSが加わり、皐月賞秋華賞天皇賞・秋と合わせて、現在は年に5レースが施行されています。近3年のこの5レースに関しては、馬体重についてこんなデータがあります。

【2017年以降の芝2000mのG1】
レース 498kg以下の馬 500kg以上の馬
大阪杯 [0.2.1.23]
勝率0.0%
[3.1.2.12]
勝率16.7%
皐月賞 [2.3.3.36]
勝率4.5%
[1.0.0.7]
勝率12.5%
秋華賞 [3.3.3.37]
勝率6.5%
[0.0.0.6]
勝率0.0%
天皇賞・秋 [2.2.2.23]
勝率6.9%
[1.1.1.14]
勝率5.9%
ホープフルS [2.2.3.29]
勝率5.6%
[1.1.0.5]
勝率14.3%

馬体重が500kg以上だった馬は、大阪杯で3勝を挙げているのに対して、秋華賞では0勝です。皐月賞天皇賞・秋ホープフルSでは500kg以上の馬が1勝ずつですが、勝率を見ると、皐月賞とホープフルSで高いことが分かります。

天皇賞・秋は左回りの東京競馬場で馬場を1周しないコースですが、それ以外の4レースは右回りのO型コースです。ただ、秋華賞が行われる京都競馬場は直線が平坦で、大阪杯(阪神)と皐月賞&ホープフルS(中山)は直線に急坂があります。つまり、直線に急坂があるO型コースで行われている大阪杯皐月賞ホープフルS(近3年)では、500kg以上の大型馬の勝率が高くなっているということですね。

芝2000mのG1における500kg以上の馬に関しては、厩舎についてこんなデータもあるのでご覧ください。

【2017年以降の芝2000mでのG1】
厩舎 498kg以下の馬 500kg以上の馬
関東馬 [3.2.4.54]
勝率4.8%
[0.0.1.13]
勝率0.0%
関西馬 [6.10.8.94]
勝率5.1%
[6.3.2.31]
勝率14.3%

500kg以上で連対圏に入った9頭は、いずれも関西馬です。このデータを見ると、今年の大阪杯大型の関西馬か!?という気がしてきますが、どうでしょうか。

今週末の中山・阪神は、どちらも芝の使用コースが変更となるのでご注意ください。4月4日~5日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月4日~5日
場所
中山 Bコース・1週目
阪神 Bコース・1週目

4月4日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 安房特別 [1.1.2.20]
中山10R 湾岸S [0.2.3.15]
中山11R ダービー卿CT [1.0.4.33]
阪神9R アザレア賞 [0.0.0.4]
阪神10R 明石特別 [1.0.1.3]
阪神11R コーラルS [1.2.0.35]

4月5日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 山吹賞 [0.0.0.8]
中山10R 浅草特別 [2.1.0.8]
中山11R 春風S [1.3.2.29]
阪神9R 千種川特別 [2.4.1.27]
阪神10R 難波S [1.0.2.28]
阪神11R 大阪杯 [1.2.0.21]
阪神12R 鳴門S [0.0.3.33]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
湾岸S(3勝クラス、中山芝2200m)

湾岸Sでの穴ぐさは[0.2.3.15](複勝率25.0%)で、複勝回収率は123%です。穴ぐさのいた7年のうち5年で馬券に絡んでいます。

③着以内に入った5頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系の4~6歳で、そのうち4頭は父か母父がノーザンダンサー系です。同じく5頭のうち4頭は近3走以内に勝ち鞍を挙げていたので、近走成績をチェックして臨みましょう。

注目レース
安房特別(2勝クラス、中山芝2500m)

安房特別での穴ぐさは[1.1.2.20](複勝率16.7%)で、複勝回収率は100%です。穴ぐさのいた近3年で馬券に絡む馬が出ています。

馬券圏内に入った4頭は父か母父がサンデー系の牡セン馬で、そのうち3頭は父か母父がノーザンダンサー系です。4頭はいずれも中3週の臨戦で、芝2200m以上での勝ち鞍があったので、順調に使われている長距離実績馬が侮れないでしょう。

注目レース
浅草特別(2勝クラス、中山芝1600m)

浅草特別での穴ぐさは[2.1.0.8](複勝率27.3%)で、複勝回収率は124%です。

連対圏に入った3頭は馬番2~5番で、父ミスプロ系の4~5歳馬です。3頭は馬体重が500kg以上で、1~2番手に先行して粘り込んだので、大型の先行タイプをマークしておきましょう。

注目レース
明石特別(2勝クラス、阪神芝2000m)

明石特別での穴ぐさは[1.0.1.3](複勝率40.0%)で、複勝回収率は222%です。

③着以内に入った2頭は馬番1~3番で、馬体重が480~482kgでした。前走で掲示板外に敗れていたのの、その差は0秒3~0秒6だったので、内枠の馬は前走着差を確認しておきたいですね。2頭の勝ち鞍は芝1800m以下だったので、距離ロスを抑えて走れそうな馬は2000m実績にこだわる必要はなさそうです。

ちなみに…
大阪杯での穴ぐさは[1.2.0.21]で、ダービー卿CTでは[1.0.4.33]です。G1になってからの大阪杯では3年連続で穴ぐさが連対していて、昨年は【B】評価だったアルアインが9番人気で勝利を収めました。

G2の頃も含めて過去10年の大阪杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、4~6歳の父サンデー系です。4頭は前走が芝2000~2200mで⑥着以内で、そのうち3頭は中6週以内の臨戦でした。4頭はいずれも4~5月に勝ったことがあったので、春実績もチェックしておくと良いでしょう。

過去10年のダービー卿CTでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、昨年は穴ぐさ(【C】)のマイスタイルが③着に食い込みました。マイスタイルはハンデ56kgで、激走した9頭のうち8頭は4~6歳で、同じく9頭のうち8頭はハンデ54~56kgでした。

2011年以降に激走した7頭は父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系で、2014年以降の5頭は近3走以内に芝で③着以内の好走歴がありました。その5頭は4~5歳だったので、勢いが感じられる若い馬が侮れないでしょう。


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