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穴ぐさ傾向と対策

阪神JFも前走①着の継続騎乗馬が!?


先週(12月3日~4日)の穴ぐさは[3.10.8.91](複勝率18.8%)でした。チャレンジC【A】評価だったルビーカサブランカが②着に入りましたが、同馬は4番人気という上位人気でした。

チャンピオンズCを制したのは、3番人気だった5歳馬のジュンライトボルトでした。先々週のジャパンCもスローペースで3枠(6番)ヴェラアズールが勝ち、チャンピオンズCもスローペースになって3枠(5番)だったジュンライトボルトが馬群の間から鋭い決め手を発揮して差し切りました。芝とダートの違いはあっても、似た勝ちっぷりでしたね。

今週末は阪神JFがあり、香港では香港国際競走が予定されています。香港では今年も日本馬の複数勝利が見られるか、期待したいですね。

阪神JFは近10年の優勝馬が1~5番人気で、2015年以降は7年のうち6年で1~3番人気が制しています。ただ、今年の2歳重賞は1~2番人気が敗れるケースが多いので、その点は気になりますね。今年の2歳重賞での人気別成績は、次のようになっています。

【2022年の2歳重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.2.1.7]
2番人気 [1.2.1.7]
3番人気 [2.3.1.5]
4番人気 [3.0.2.6]
5番人気 [2.0.2.7]
6番人気以下 [2.4.4.71]

今年、2歳重賞は11レースが行われ、1番人気で勝ったのは札幌2歳Sでのドゥーラだけ、2番人気で勝ったのはサウジアラビアRCでのドルチェモアだけです。3~5番人気が7勝を挙げていて、上位人気の力が拮抗している印象があります。

東京芝1600mでのサウジアラビアRCを制したドルチェモアは父ルーラーシップ×母父ディープインパクトという配合で、芝1600m以上の2歳重賞を勝利した馬は次のような血統でした。

【2022年の芝1600m以上の2歳重賞】
レース 勝ち馬 母父
京都2歳S グリューネグリーン ラブリーデイ スペシャルウィーク
東スポ杯2歳S ガストリック ジャスタウェイ Curlin
デイリー杯2歳S オールパルフェ リアルスティール ルーラーシップ
アルテミスS ラヴェル キタサンブラック ダイワメジャー
サウジアラビアRC ドルチェモア ルーラーシップ ディープインパクト
札幌2歳S ドゥーラ ドゥラメンテ キングヘイロー
新潟2歳S キタウイング ダノンバラード アイルハヴアナザー

ピンク色がサンデー系、黄色がミスプロ系、赤色がノーザンダンサー系で、優勝した7頭はすべて父がサンデー系かミスプロ系です。7頭のうち5頭は、父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせですから、そのタイプは阪神JFでも要注目でしょう。

今年の2歳重賞では、騎手が乗り替わった馬よりも、騎手が継続騎乗した馬の方が成績は良く、前走①着で騎手が継続騎乗した馬が7レースで勝利を収めています。

【2022年の2歳重賞】
騎手 着別度数 勝率
連対率
複勝率
継続騎乗 [7.8.8.58] 8.6%
18.5%
28.4%
乗り替わり [4.3.3.45] 7.3%
12.7%
18.2%

【2022年の2歳重賞で騎手が継続騎乗した馬】
前走着順 着別度数
前走①着 [7.6.8.43]
前走②着以下 [0.2.0.15]

前走①着で騎手が継続騎乗した馬は[7.6.8.43](複勝率32.8%)という成績で、11レースすべてで③着以内に入り、10レースで連対しています。継続騎乗しているコンビは見逃さないようにしましょう。

なお、今年の2歳重賞のうち、牝馬限定戦の2レース(アルテミスS、ファンタジーS)は、ともに偶数馬番の馬(ラヴェルリバーラ)が勝ちました。今年の2歳牝馬限定の特別競走では、偶数馬番の馬が優勢となっています。

【2022年の2歳牝馬限定の特別競走】
馬番 着別度数 勝率
連対率
複勝率
偶数馬番 [5.2.4.15] 19.2%
26.9%
42.3%
奇数馬番 [1.4.2.20] 3.7%
18.5%
25.9%

今年、2歳牝馬限定の特別競走は6レースが行われ、偶数馬番の馬は6レースすべてで連対し、5レースで優勝しています。阪神JFは、近10年のうち7年で偶数馬番の馬が勝っていたりしますから、迷ったら偶数馬番の馬を評価するという手もありそうです。

12月10~11日に行われる中山、阪神、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

12月10~11日
場所
中山 Aコース・2週目
阪神 Bコース・3週目
中京 Aコース・2週目

12月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 黒松賞 [2.2.2.30]
中山10R アクアラインS [2.2.4.39]
中山11R 師走S [0.3.2.40]
阪神9R エリカ賞 [0.0.1.9]
阪神10R 豊中特別 [0.0.0.9]
阪神11R リゲルS [1.0.1.25]
中京9R つわぶき賞 [0.0.2.36]
中京10R 犬山特別 [1.3.3.32]
中京11R 中日新聞杯 [2.4.3.38]

12月11日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R チバテレ杯 [3.0.2.19]
中山10R 常総S [1.0.3.14]
中山11R カペラS [0.1.3.38]
阪神9R オリオンS [0.1.1.25]
阪神10R 竹田城S [0.1.1.6]
阪神11R 阪神JF [0.3.3.42]
阪神12R 夙川特別 [2.4.1.35]
中京9R 大須特別 [1.2.4.34]
中京10R 名古屋日刊スポーツ杯 [1.2.4.24]
中京11R 知立S [2.0.1.26]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
中日新聞杯(G3、中京芝2000m)

中日新聞杯での穴ぐさは[2.4.3.38](複勝率19.1%)で、複勝回収率は110%です。昨年は【A】評価だったショウナンバルディが8番人気で勝ち、【B】評価だったシゲルピンクダイヤが10番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

その2頭の穴ぐさを含めて、12月施行の近5年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭います。7頭は父がサンデー系かミスプロ系で、そのうち5頭はハンデ53~54kgでした。7頭は前走で⑦着以下に敗れていましたが、そのうち6頭は芝重賞で③着以内に好走したことがあったので、重賞実績馬は侮らない方が良いでしょう。7頭のうち6頭は関西馬で、同じく7頭のうち6頭は関西所属の日本人騎手が騎乗していました。

注目レース
常総S(3勝クラス、中山芝1800m)

常総Sでの穴ぐさは[1.0.3.14](複勝率22.2%)で、複勝回収率は136%です。

馬券圏内に激走した4頭の穴ぐさは馬番1~4番で、そのうち3頭は父サンデー系でした。4頭は前走が⑤着以下でしたが、いずれも中山芝の特別競走で③着以内に好走したことがあったので、内枠に入った中山実績馬をマークして臨みましょう。

注目レース
竹田城S(3勝クラス、阪神ダート2000m)

竹田城Sでの穴ぐさは[0.1.1.6](複勝率25.0%)で、複勝回収率は135%です。

馬券に絡んだ2頭の穴ぐさは父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせで、どちらも5歳牡馬でした。その2頭は右回りで3勝以上をマークしていましたが、前走は左回りで掲示板外に敗れていたので、右回り実績馬の巻き返しに注意しましょう。

ちなみに…
阪神JFでの穴ぐさは[0.3.3.42]で、カペラSでは[0.1.3.38]です。昨年の阪神JFでは【B】評価だったラブリイユアアイズが8番人気で②着に食い込みました。

近10年の阪神JFの勝ち馬は1~5番人気で、7番人気以下で馬券に絡んだ5頭は②~③着です。その5頭のうち3頭は前走が500万(1勝クラス)以下で①着で、残りの2頭は前走が芝重賞で③~⑤着でした。5頭のうち4頭は前走でメンバー中2位以内33秒9~34秒0という上がりを計時していたので、前走で速い上がりを使っていた馬に要注意です。

5頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系でした。5頭のうち4頭は馬体重が10kg以上増減しての出走で、同じく5頭のうち4頭は関東馬ですから、その辺りは幅広く対応する必要がありそうです。

近10年のカペラSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち7頭は中6週以内での臨戦で、同じく8頭のうち7頭は4~6歳でした。8頭のうち7頭は馬番7番より外枠で、ふた桁馬番の馬が6頭となっています。

8頭のうち7頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、2013年以降に激走した7頭のうち6頭は中山か阪神のダート1200mで準OP以上を勝利した実績がありました。右回りで直線に急坂があるダート1200mでの実績もチェックしておきましょう。


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