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穴ぐさ傾向と対策

ジャパンCは内なのか外なのか!?


今週末の重賞は、ジャパンC京阪杯京都2歳S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。ジャパンCなのかなのか、今年はかなり難解です!

先週(11月22日~24日)の穴ぐさは[4.6.10.104](複勝率16.1%)で、単勝回収率が173%、複勝回収率が113%でした。福島記念【C】評価のパレハが7番人気で③着に入り、24日(月)の福島2R【A】評価だったステラスプレンダーが単勝111.7倍(13番人気)で勝つなど、福島で好成績でしたね。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

マイルCS【A】評価のオフトレイル【C】評価のエルトンバローズが馬券圏内の争いに加わったものの、④~⑤着でした…。優勝したジャンタルマンタルは②着ガイアフォースに1馬身3/4差を付ける完勝でしたね。

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マイルCSを制したジャンタルマンタル7枠15番で、相変わらず、今年のJRAの芝G1では内枠から勝ち馬が出ていません。

【2025年の芝G1(JRA)】
枠順 着別度数
1枠 [0.3.1.27]
2枠 [0.0.2.31]
3枠 [1.1.3.28]
4枠 [3.1.2.28]
5枠 [4.4.1.25]
6枠 [4.1.3.26]
7枠 [3.4.4.34]
8枠 [2.3.1.40]

1~2枠の馬は0勝で、3枠で勝利したのも大阪杯でのベラジオオペラ(3枠5番)だけです。

内枠の馬が勝ちづらい傾向は、今年の東京芝の重賞においても見られるものです。

【2025年の東京芝の重賞】
枠順 2~6月 10~11月
1枠 [0.1.2.22] [0.2.1.9]
2枠 [1.2.2.20] [0.0.0.12]
3枠 [0.2.2.22] [0.0.2.12]
4枠 [1.3.2.22] [0.0.3.11]
5枠 [4.3.1.21] [3.0.1.11]
6枠 [2.2.1.24] [1.3.0.12]
7枠 [5.0.2.30] [4.1.1.12]
8枠 [2.2.3.31] [1.3.1.13]

今年、東京芝では重賞が24レースが行われ、1~3枠で勝ったのは共同通信杯でのマスカレードボール(2枠2番)だけです。上表では施行時期(2~6月・10~11月)で分けましたが、真ん中から外枠の馬が強い傾向は秋(10~11月)の方が顕著で、連対圏に入った18頭のうち16頭が5~8枠です。

今年の天皇賞・秋は超スローペースとなりましたが、今秋の東京芝の重賞は流れが緩いケースが多く、近10年でのラップ比較で見ると、次のようになっています。

【近10年の秋の東京芝1400~1600mの重賞(前半3Fタイム)】
京王杯2歳S サウジ
アラビアRC
富士S アルテミスS
34秒2 34秒0 33秒8 33秒9
34秒6 34秒3 34秒0 35秒1
34秒7 34秒8 34秒2 35秒2
34秒9 34秒9 34秒3 35秒2
34秒9 35秒0 34秒6 35秒4
35秒1 35秒1 35秒0 35秒8
35秒2 35秒6 35秒1 35秒9
35秒7 35秒7 35秒3 36秒1
36秒0 36秒8 35秒6 36秒3
38秒0 37秒7 36秒3 36秒3

【近10年の秋の東京芝1800~2500mの重賞(1000m通過タイム)】
毎日王冠 アイル
ランドT
東スポ杯
2歳S
天皇賞・秋 アルゼンチン
共和国杯
57秒9 57秒9 58秒5 57秒4 59秒7
58秒0 58秒2 58秒8 57秒7 59秒8
58秒5 58秒3 58秒9 59秒0 60秒3
58秒5 58秒7 59秒1 59秒4 60秒4
58秒6 59秒4 60秒3 59秒9 61秒1
59秒4 59秒6 60秒4 60秒5 61秒4
59秒5 60秒0 60秒5 60秒5 62秒2
59秒0 60秒6 60秒6 60秒8 62秒9
60秒0 60秒8 60秒9 62秒0 63秒0
60秒3 61秒9 61秒0 64秒2 63秒4
※アルゼンチン共和国杯は推定

1600m以下と1800m以上で分け、1600m以下の4レースはレースの前半3F通過タイム、1800m以上の5レースはレースの1000m通過タイムを、それぞれ速い順に並べました(アルゼンチン共和国杯の1000m通過タイムは推定)。黄色が今年のタイムで、今年は平均以下が多いことが分かります。

ペースが上がらないから5~8枠で末脚が強力な馬が勝ちやすいのか、馬場の内側が良くないからペースが上がりづらいのか、因果関係は定かではありませんが、何らかのつながりがあるように感じます。

ここで問題となるのが近10年でのジャパンCの枠順別成績です。

【近10年のジャパンC】
枠順 着別度数
1枠 [5.3.1.7]
2枠 [1.0.4.13]
3枠 [3.1.1.15]
4枠 [0.2.0.18]
5枠 [0.2.0.18]
6枠 [0.2.0.18]
7枠 [1.1.1.21]
8枠 [0.0.2.24]

みなさんご存知の通り、ジャパンC内枠有利なレースで、2016年以降は1~3枠の馬が9連勝中です。

過去のレース傾向的には内枠有利で、今秋の傾向的には内枠不利です。ジャパンCでどちらを重視するかは、みなさんにお任せするしかございません。土曜日(29日)のレース傾向などもチェックしてご判断ください。

先々週のエリザベス女王杯で優勝したのはレガレイラで、今年の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)では、4歳馬の好走率が高くなっています。

【2025年の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)】
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 [0.1.0.3] 0.0% 25.0% 25.0%
4歳 [8.5.4.30] 17.0% 27.7% 36.2%
5歳 [2.3.4.45] 3.7% 9.3% 16.7%
6歳 [0.2.4.47] 0.0% 3.8% 11.3%
7歳以上 [3.2.1.37] 7.0% 11.6% 14.0%

4歳馬は13レースのうち8レースで優勝していて、馬券に絡まなかったのは稍重馬場で該当馬が1頭だった京都記念だけです。

今年のジャパンC4歳馬は、アドマイヤテラカランダガンコスモキュランダサンライズアースシンエンペラーダノンデサイルが登録しています。

今年の宝塚記念はメイショウタバルが制しましたが、同レース以降の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)では、父サンデー系×母父ノーザンダンサー系という配合馬の優勝が続いています。

【2025年の宝塚記念以降の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)】
レース 優勝馬 母父
エリザベス
女王杯
レガレイラ スワーヴリチャード ハービンジャー
アルゼンチン
共和国杯
ミステリーウェイ ジャスタウェイ High Chaparral
京都大賞典 ディープモンスター ディープインパクト Bellamy Road
オールカマー レガレイラ スワーヴリチャード ハービンジャー
宝塚記念 メイショウタバル ゴールドシップ フレンチデピュティ

宝塚記念以降は父サンデー系×母父ノーザンダンサー系という配合馬が5連勝中で、それ以前は、8レース中5レースで父キングマンボ系の馬が勝利していたので、潮目が変わった印象があります。

今年のジャパンCの登録馬では、クロワデュノールジャスティンパレスディープモンスターヨーホーレイクの4頭が父サンデー系×母父ノーザンダンサー系という配合ですが、連勝を伸ばす馬が現れるでしょうか!?

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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11月29日~30日に行われる東京、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月29日~30日
場所
東京 Cコース・2週目
京都 Cコース・2週目

11月29日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R カトレアS [1.2.4.18]
東京10R シャングリラS [1.3.2.42]
東京11R キャピタルS [5.3.2.44]
京都9R 栂尾特別 [0.0.0.5]
京都10R 東山S [0.0.0.8]
京都11R 京都2歳S [0.1.1.15]

11月30日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R ベゴニア賞 [1.0.0.21]
東京9R オリエンタル賞 [0.1.1.25]
東京10R アプローズ賞 [0.0.2.29]
東京11R ウェルカムS [0.0.4.36]
東京12R ジャパンC [1.3.0.50]
京都9R 白菊賞 [1.2.2.11]
京都10R 花園S [1.0.1.29]
京都11R オータムリーフS [1.1.3.29]
京都12R 京阪杯 [3.2.3.48]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
京阪杯(G3、京都芝1200m)

京阪杯での穴ぐさは[3.2.3.48](複勝率14.3%)で、2018年以降の近7年だと[0.2.3.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は148%です。近7年のうち5年で③着以内に入っていて、昨年は【C】評価のヴェントヴォーチェが10番人気で③着に差し込みました。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち8頭がふた桁人気でした。10頭は5~7歳で、京都開催時に激走した7頭は父ノーザンダンサー系で、そのうち6頭はひと桁馬番でした。京都での7頭のうち6頭は前走で4角2~6番手に付けていたので、ある程度の先行力がある父ノーザンダンサー系をマークしておきましょう。



注目レース
カトレアS(OP特別、東京ダート1600m)

カトレアSでの穴ぐさは[1.2.4.18](複勝率28.0%)で、複勝回収率は133%です。一昨年は【C】評価のアンクエンチャブル、昨年は【A】評価のテーオーエルビスがそれぞれ7番人気で③着に入りました。

このレースでの穴ぐさは、5枠以内の馬が[0.0.1.6]、6~8枠の馬が[1.2.3.12]です。父ノーザンダンサー系の馬が[1.2.3.5]で、それ以外の馬が[0.0.1.13]なので、6~8枠に父ノーザンダンサー系の馬がいないか、チェックしてください。



注目レース
白菊賞(1勝クラス、京都芝1600m)

白菊賞での穴ぐさは[1.2.2.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は208%です。

このレースでの穴ぐさは、4枠以内の馬が[0.0.1.5]、5~8枠の馬が[1.2.1.6]です。前走が4角3番手以内だった馬が[1.1.2.1]で、前走が4角5番手以下だった馬が[0.1.0.10]なので、真ん中から外枠で先行力がありそうなタイプをマークしておきましょう。



ちなみに…
ジャパンCでの穴ぐさは[1.3.0.50]で、京都2歳Sでは[0.1.1.15]です。昨年のジャパンCでは【B】評価のシンエンペラー(8番人気)と【C】評価のドゥレッツァ(7番人気)が②着同着となりました。

近10年のジャパンCでは6番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、いずれも②~③着です。4頭は3~5歳で、芝G1で④着以内に入ったことがあり、JRAの左回りの芝で①着がありました。4頭のうち3頭は父か母父がミスプロ系で、残りの1頭はミスタープロスペクターの5×5×5×5というクロスを持っていたので、ミスプロ系内包馬をマークしておきましょう。

近10年の京都2歳Sでは6番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、馬番10番以内でした。5頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系で、近2走以内に芝でメンバー中3位以内の上がりを計時しての①着がありました。5頭は前走時馬体重が460~480kg台でした。


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