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穴ぐさ傾向と対策

マーメイドSも馬格のあるタイプに妙味あり!?


先週(6月10日~11日)の穴ぐさは[6.6.7.98](複勝率16.2%)で、函館スプリントS【A】評価だったジュビリーヘッドが②着に入りましたが、上位人気の一角(5番人気)でしたね。エプソムCでは7番人気で②着に入ったルージュエヴァイユを指名できず、申し訳ありませんでした。

函館スプリントSエプソムCも、コース傾向的に勝ち馬はひと桁馬番から出るかと思っていましたが、どちらも8枠15番の馬(キミワクイーンジャスティンカフェ)が差し切りました。驚きが大きかったのは函館スプリントSで、開幕週の芝1200mにも関わらず、キミワクイーンが直線で外から決め手を発揮しました。

先週(6月10~11日)の函館ではのレースが14回あり、8枠の馬は、土曜日(10日)が[0.1.1.11]だったのに、日曜日(11日)は[2.3.1.7]で、日曜日の5R以降は5レース連続で馬券に絡んでいました。馬場が乾いて外差しが利きやすくなった面があったのかもしれませんが、今週末も直線でどこが伸びるか、注意深く見ていく必要がありそうです。

今週末は、阪神でマーメイドS、東京でユニコーンSという重賞が予定されています。マーメイドSは古牝馬の芝2000m重賞で、ハンデ戦らしく、毎年、波乱含みなんですよね。2018年以降は5年連続で、7~10番人気馬が優勝しています。

古牝馬の芝重賞は、1ヶ月前にヴィクトリアマイルがあり、1番人気だったスターズオンアースは③着までで、勝利したのは4番人気のソングラインでした。昨年以降、古牝馬の芝重賞(JRA)は17レースあり、1番人気は1勝止まりなんですよね。

【2022年以降の古牝馬の芝重賞(JRA)】
人気 着別度数
1番人気 [1.4.3.9]
2番人気 [4.1.3.9]
3番人気 [1.3.3.10]
4番人気 [3.2.1.11]
5番人気 [1.1.2.13]
6番人気以下 [7.7.4.161]

1番人気で勝利を収めたのは、今年1月の愛知杯でのアートハウスだけです。そのアートハウスは馬体重が10kg増の482kgで、2000m以上の古牝馬の芝重賞ではプラス体重で470kg以上だった馬の連勝が続いているので、マーメイドSでも注目でしょう。

【2022年以降の古牝馬の芝2000m以上の重賞(JRA)】
馬体重 プラス体重 プラス体重
以外
468kg以下 [0.2.0.11] [0.1.1.14]
470kg以上 [4.1.1.17] [0.1.1.10]

昨年以降に古牝馬の芝2000m以上の重賞(JRA)は4レースあり、いずれも優勝したのはプラス体重で470kg以上だったタイプです。マーメイドSは、2018年以降の近5年のうち4年で474kg以上の馬が勝っているので、今年もある程度の馬格があるタイプは狙い目でしょう。

一方、ユニコーンSは3歳限定のダート重賞で、今年、3歳限定のダートOP(JRA)のレースは7回目となります。これまでの6レースは1~4番人気が制していて、1番人気が[4.0.0.2]という成績です。

【2023年の3歳限定のダートOP(JRA)】
人気 着別度数
1番人気 [4.0.0.2]
2番人気 [0.0.1.5]
3番人気 [1.0.0.5]
4番人気 [1.0.1.4]
5番人気 [0.1.0.5]
6番人気以下 [0.5.4.36]

1番人気が6戦中4戦で勝利しているのに対して、2番人気は[0.0.1.5]で連対圏に入れていないので、明暗が分かれている印象ですね。

上記の6レースでは、関西馬、それも偶数馬番の関西馬の好走率が高いので、そのデータを見てもらいましょう。

【2023年の3歳限定のダートOP(JRA)】
所属 偶数馬番 奇数馬番
関東馬 [0.0.1.5]
勝率0.0%
連対率0.0%
複勝率16.7%
[2.1.0.13]
勝率12.5%
連対率18.8%
複勝率18.8%
関西馬 [4.3.4.18]
勝率13.8%
連対率24.1%
複勝率37.9%
[0.2.0.20]
勝率0.0%
連対率9.1%
複勝率9.1%
地方馬 [0.0.0.1]
勝率0.0%
連対率0.0%
複勝率0.0%
[0.0.1.0]
勝率0.0%
連対率0.0%
複勝率100.0%

偶数馬番の関西馬は[4.3.4.18](複勝率37.9%)で、6レースすべてで③着以内に入り、4レースで馬券圏内に2頭以上が入っています。同じ関西馬でも奇数馬番だと[0.2.0.20](複勝率9.1%)と成績が下がるので、ユニコーンSでも偶数か奇数かは重要じゃないですかね。

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東京芝は今週末からDコースに替わりますので、ご注意ください。6月17~18日に行われる東京、阪神、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

6月17~18日
場所
東京 Dコース・1週目
阪神 Bコース・3週目
函館 Aコース・2週目

6月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 三浦特別 [0.5.3.27]
東京10R 相模湖特別 [1.0.5.36]
東京11R スレイプニルS [0.1.1.10]
阪神9R 京橋特別 [0.1.0.14]
阪神10R 垂水S [2.2.1.19]
阪神11R 米子S [2.3.2.26]
函館9R 下北半島特別 [1.1.1.26]
函館10R 奥尻特別 [3.1.3.20]
函館11R STV杯 [1.4.4.29]

6月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 町田特別 [0.2.1.9]
東京10R 多摩川S [1.0.2.31]
東京11R ユニコーンS [1.0.6.41]
阪神9R 皆生特別 [3.1.2.35]
阪神10R 灘S [1.2.1.33]
阪神11R マーメイドS [3.4.2.40]
函館9R 八雲特別 [1.0.0.16]
函館10R 檜山特別 [2.4.2.28]
函館11R UHB杯 [2.0.2.33]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
米子S(リステッド、阪神芝外1600m)

米子Sでの穴ぐさは[2.3.2.26](複勝率21.2%)で、複勝回収率は141%です。昨年は【A】評価だったカイザーミノルが6番人気で②着に入りました。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさのうち6頭は馬番7番より外枠で、同じく7頭のうち6頭は5~7歳でした。7頭のうち6頭は阪神芝の1勝クラス(500万)以上で勝ち鞍があったので、阪神実績のあるベテランに注意しましょう。

注目レース
スレイプニルS(OP特別、東京ダート2100m)

スレイプニルSでの穴ぐさは[0.1.1.10](複勝率16.7%)で、複勝回収率は106%です。昨年は【C】評価だったサクラアリュールが9番人気で②着に食い込みました。

③着以内に入った2頭の穴ぐさは6~7歳のゴールドアリュール産駒で、どちらも馬番6番でした。2頭はダート2000m以上で2勝クラス(1000万)を勝利したことがあったので、長距離実績のある馬に妙味がありそうです。

注目レース
垂水S(3勝クラス、阪神芝外1800m)

垂水Sでの穴ぐさは[2.2.1.19](複勝率20.8%)で、複勝回収率は107%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさのうち4頭は4~5歳で、同じく5頭のうち4頭は馬番7番より外枠でした。芝1800mで③着以内に入った4頭は父か母父がサンデー系かロベルト系で、芝1800mで1勝クラス以上を勝ったことがあったので、そのようなタイプをマークしておきましょう。

注目レース
STV杯(2勝クラス、函館芝1200m)

STV杯での穴ぐさは[1.4.4.29](複勝率23.7%)で、複勝回収率は116%です。函館芝1200mの時に限ると[1.3.4.22](複勝率26.7%)で、複勝回収率は125%です。

函館芝1200mで③着以内に入った8頭は3~5歳で、そのうち6頭は牝馬でした。8頭は父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系で、前走で馬券圏外に敗れていましたが、8頭のうち7頭は函館芝1200mで掲示板に載ったことがあったので(例外の1頭は函館が未経験)、コース実績を確認しておくと良さそうです。

注目レース
檜山特別(2勝クラス、函館ダート1700m)

檜山特別での穴ぐさは[2.4.2.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は140%です。

③着以内に入った8頭の穴ぐさは5~7歳で、そのうち7頭は馬番6番より外枠で、同じく8頭のうち7頭は騎手が乗り替わっていました。2015年以降の5頭は、父か母父がサンデー系の6~7歳馬です。8頭のうち6頭は4角3番手以内から馬券圏内に入っていて、2頭は4角8番手から差し込んでいますが、その時は道悪馬場でした。馬場と脚質を組み合わせて考えると良さそうです。

注目レース
奥尻特別(1勝クラス、函館芝2000m)

奥尻特別での穴ぐさは[3.1.3.20](複勝率25.9%)で、複勝回収率は135%です。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは3~4歳で、いずれもひと桁馬番でした。7頭のうち6頭は父がサンデー系かロベルト系で、残りの1頭は母父がサンデー系です。7頭は前走が掲示板外でしたが、中7週以内での臨戦だったので、間隔がある程度詰まっている若い馬が侮れないでしょう。

ちなみに…
マーメイドSでの穴ぐさは[3.4.2.40]で、ユニコーンSでは[1.0.6.41]です。ユニコーンSでは、一昨年に【A】評価だったスマッシャーが7番人気で優勝し、昨年は【B】評価だったバトルクライが8番人気で③着に入っています。

近10年のマーメイドSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、そのうち12頭は中8週以内での臨戦でした。2014年以降の11頭はハンデ50~54kgです。2016年以降に激走した8頭のうち7頭は父サンデー系で、例外の1頭は母父がサンデーサイレンスです。その8頭のうち6頭は前走が④着以内だったので、サンデー系内包である程度の好調さが感じられる馬をマークしておきましょう。

近10年のユニコーンSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、そのうち8頭は稍重~重馬場の時なので、道悪馬場だと波乱度が高まりそうです。激走した11頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、そのうち9頭は偶数馬番でした。11頭のうち8頭はダートOPでの⑤着以内があり、それ以外の3頭は前走で東京ダートの1勝クラスを勝利していたので、OPや東京ダートでの実績をチェックしておきましょう。


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