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穴ぐさ傾向と対策

菊花賞も父サンデー系の上位人気が!?


今週末の重賞は菊花賞富士S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。菊花賞は父サンデー系と父キングマンボ系の争いになる可能性が!?

先週(10月14日~15日)の穴ぐさは[9.5.11.87](複勝率22.3%)で、単勝回収率が116%、複勝回収率が103%でした。秋華賞では【A】評価だったドゥーラが④着だったものの、府中牝馬Sでは【B】評価だったライラックが10番人気で③着に食い込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

秋華賞は単勝1.1倍という圧倒的な支持を集めたリバティアイランドが優勝し、3歳牝馬三冠制覇の偉業を成し遂げましたね。3~4角で早めに進出して抜け出す万全な取り口で、強さを見せつけた格好でしたが、1馬身差の②着まで追い込んだマスクトディーヴァの末脚も光りました。両馬ともに、今後の古馬との対戦が非常に楽しみですね。

先週のこのコーナーで、『穴ぐさ長者への道』【穴ぐさ特選レース】で好結果を残していることを記しましたが、先週の【穴ぐさ特選レース】でも、穴ぐさは[2.1.0.6](複勝率33.3%)という成績で、3レースのうち2レースで勝利を挙げました。

9月30日以降の【穴ぐさ特選レース】での穴ぐさは[4.3.2.18](複勝率33.3%)で、9レースのうち7レースで馬券に絡んでいます。【穴ぐさ特選レース】は、藤山剣さんが独自データで好相性のレースを選出してくれているので、今週末もどうぞご参考ください。
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今週末は菊花賞があり、日本ダービー馬のタスティエーラと皐月賞馬のソールオリエンスが出走予定です。二冠制覇となるか、それとも、最後の一冠を制する馬が現れるか。いずれにしても、今回の条件では上位人気馬が勝利するケースが多くなっているので、そのデータをご覧ください。

【現3歳世代の芝2200m以上の重賞】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.0.1]
2番人気 [1.3.1.1]
3番人気 [1.0.1.4]
4番人気 [1.0.0.5]
5番人気 [0.0.0.6]
6番人気以下 [0.1.4.56]

【2023年の芝2000m以上のJRA・G1】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.1.1]
2番人気 [3.1.2.1]
3番人気 [0.1.0.6]
4番人気 [1.0.0.6]
5番人気 [0.2.0.5]
6番人気以下 [0.1.4.82]

【2022年以降の芝3000m以上のOP】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.1.4]
2番人気 [6.0.1.3]
3番人気 [1.1.1.7]
4番人気 [0.0.3.7]
5番人気 [0.3.2.5]
6番人気以下 [0.4.2.97]

3つのデータは人気に関するもので、内容は、「現3歳世代の芝2200m以上の重賞」「2023年の芝2000m以上のJRA・G1」「2022年以降の芝3000m以上のOP」です。これらの条件で勝利した馬は、いずれも1~4番人気なんですよね。

ただ、現3歳世代の芝2200m以上の重賞(6レース)に関しては、勝ち馬は1~4番人気であるものの、そのうち5レースで②~③着に6番人気以下の馬が入っているので、菊花賞もヒモ荒れがあるかもしれません、というか、あってほしいです(笑)。

現3歳世代の芝2200m以上の重賞と、昨年以降の芝3000m以上のOPについては、父系別の成績が次のようになっています。

【現3歳世代の芝2200m以上の重賞】
父系 着別度数
父サンデー系 [4.6.3.36]
父キングマンボ系 [1.0.2.15]
父ロベルト系 [0.0.0.9]
上記3系統以外の父系 [1.0.1.13]

【2022年以降の芝3000m以上のOP】
父系 着別度数
父サンデー系 [8.6.5.74]
父キングマンボ系 [2.2.3.29]
父ロベルト系 [0.2.0.4]
上記3系統以外の父系 [0.0.2.16]

どちらも勝ち馬は父サンデー系か父キングマンボ系の馬が多く(例外は今年の日本ダービーのタスティエーラ)、昨年以降の芝3000m以上のOPについては、連対圏に入った20頭が父サンデー系・父キングマンボ系・父ロベルト系に限られています。

芝3000m以上のOPについては、データ対象期間を2019年以降に広げても、次のようになっています。

【2019年以降の芝3000m以上のOP】
父系 着別度数
父サンデー系 [21.16.20.201]
父キングマンボ系 [7.5.5.59]
父ロベルト系 [0.5.1.15]
上記3系統以外の父系 [0.2.2.47]

2019年以降に芝3000m以上のOPは28レースあり、父サンデー系か父キングマンボ系の馬が勝っているんですよね。これを見ると、今年の菊花賞は、父ノーザンダンサー系のタスティエーラファントムシーフよりも、父サンデー系のソールオリエンスサトノグランツの方が良さそうに映りますが……、果たしてどうでしょうか!?

→神戸新聞杯で【穴ぐさ】が②着! 菊花賞でも注目!←

10月21~22日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月21~22日
場所
東京 Aコース・3週目
京都 Aコース・3週目
新潟 Aコース・2週目

10月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R アイビーS [0.1.0.1]
東京10R 神無月S [1.2.3.33]
東京11R 富士S [0.1.5.42]
京都9R 北國新聞杯 [0.2.4.22]
京都10R 鳴滝特別 [0.1.0.3]
京都11R オータムリーフS [1.0.3.21]
新潟9R 岩船特別 [0.1.1.10]
新潟10R 村上特別 [1.0.1.36]
新潟11R 北陸S [4.2.2.26]

10月22日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 山中湖特別 [0.0.2.12]
東京10R 甲斐路S [0.1.1.19]
東京11R ブラジルC [0.4.3.40]
京都8R なでしこ賞 [2.2.1.16]
京都9R 壬生特別 [4.0.3.29]
京都10R 三年坂S [0.1.1.16]
京都11R 菊花賞 [1.2.3.45]
京都12R 桂川S [2.2.2.33]
新潟9R 柏崎特別 [1.0.2.28]
新潟10R 妙高特別 [2.0.4.41]
新潟11R 新潟牝馬S [1.1.0.4]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
富士S(G2、東京芝1600m)

富士Sでの穴ぐさは[0.1.5.42](複勝率12.5%)で、複勝回収率は100%です。近10年に限ると[0.1.4.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は115%となります。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも②~③着です。激走した6頭は3~5歳の牡馬で、そのうち5頭は馬番7番より外枠でした。6頭は馬体重が480kg以上で、そのうち4頭は芝1600mの重賞で③着以内に好走したことがあり、残りの2頭は芝OPでの勝ち鞍があったので、ある程度の馬格と実績を兼ね備えているタイプが侮れないでしょう。

注目レース
北陸S(3勝クラス、新潟芝1200m)

北陸Sでの穴ぐさは[4.2.2.26](複勝率23.5%)で、複勝回収率は108%です。芝1200mの時に限ると[1.0.1.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は123%です。

芝1200mの時に激走したのはシセイヒテンで、馬番2~4番でした。シセイヒテンは新潟芝1200mでの馬券圏内があり、近2走以内に④着以内があったので、ある程度の好調さが感じられる新潟実績馬をチェックしておきましょう。

注目レース
北國新聞杯(2勝クラス、京都ダート1900m)

北國新聞杯での穴ぐさは[0.2.4.22](複勝率21.4%)で、複勝回収率は101%です。阪神ダート2000mでの施行だった昨年は【C】評価だったジローが9番人気で③着に入りました。

ダートで馬券圏内に入った5頭の穴ぐさは4~5歳の牡馬で、近2走以内に④着以内がありました。5頭のうち3頭は前走が4角1~2番手で、残りの2頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していたので、前走のレースぶりを確認しておくと良さそうです。

注目レース
壬生特別(2勝クラス、京都芝1200m)

壬生特別での穴ぐさは[4.0.3.29](複勝率19.4%)で、複勝回収率は104%です。

③着以内に入った7頭の穴ぐさは、そのうち5頭が牝馬で、2頭の牡馬は3~4歳でした。7頭は前走が掲示板外でしたが、中4週以内での臨戦だったので、使われての良化を見込めるタイプが面白そうです。7頭のうち4頭は父ミスプロ系、3頭は父ノーザンダンサー系で、7頭のうち6頭は馬番10番以内でした。

注目レース
なでしこ賞(1勝クラス、京都ダート1400m)

なでしこ賞での穴ぐさは[2.2.1.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は145%です。ダート1400mの時に限ると[2.1.1.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は155%です。

ダート1400mの時に③着以内に入った4頭の穴ぐさは父か母父がミスプロ系で、中3週以内での臨戦でした。前走がダート1400mで①着だった2頭は馬番1~2番で、前走が芝1400mで⑥~⑦着だった2頭はふた桁馬番だったので、前走と枠順を組み合わせて考える手がありそうです。

ちなみに…
菊花賞での穴ぐさは[1.2.3.45]です。近10年の菊花賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち7頭は中8週以内での臨戦で、同じく8頭のうち7頭は前走が③着以内でした。8頭のうち7頭は馬体重が470~490kg台でした。

2016年以降に激走した7頭は父か母父がサンデー系で、そのうち5頭は前走でメンバー中3位以内の上がり(34秒2~36秒3)を使っていました。例外の2頭は前走で4角2~3番手から上がり34秒8を計時していたので、前走で先行する脚か、上位の決め手を見せていた馬をマークしておくと良さそうです。8頭のうち京都施行時は7頭で、そのうち6頭は馬番7~14番でした。


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