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穴ぐさ傾向と対策

金鯱賞は上位人気が強さを見せる!?


今週末の平地重賞は、金鯱賞スプリングS。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。金鯱賞上位人気馬が強さを見せる可能性が高そうです。

先週(3月8日~9日)の穴ぐさは[3.4.5.65](複勝率15.6%)で、単勝回収率が123%でした。フィリーズレビュー【B】評価のボンヌソワレが7番人気で③着、中山牝馬S【A】評価のホーエリートが8番人気で②着、弥生賞ディープインパクト記念【B】評価のファウストラーゼンが7番人気で①着となり、3重賞すべてで激走する結果となりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今年の重賞での穴ぐさは[4.5.6.63](複勝率19.2%)という成績で、単勝回収率が170%となっています。勝利を収めた4頭のうち3頭は3歳で、今年、3歳限定の重賞での穴ぐさ[3.2.2.20](複勝率25.9%)で、単勝回収率が391%、複勝回収率が139%です。今週末はスプリングSがありますので、貢献できるように頑張ります。

弥生賞ディープインパクト記念でのファウストラーゼンについては、【A】評価にするか【B】評価にするか、迷ったんですよね。ただ、日曜日(9日)の中山芝は良馬場まで回復するのではないかと思い、【B】評価としました。


中山芝は土曜日(8日)に稍重馬場から良馬場に変更されたので、日曜日(9日)も同様の変化があるかと思っていました。ところが、特別競走の時間帯になっても馬場が乾き切らず、弥生賞ディープインパクト記念稍重馬場での施行となりました。レース結果を見ても、馬場の巧拙の差が出た印象を受けました。

優勝したファウストラーゼンは初勝利を挙げた時が稍重馬場で、穴ぐさコメントにも記した通り、サドラーズウェルズニジンスキーのクロスを持っていて、道悪馬場は上手そうでした。結局、②着のヴィンセンシオも③着のアロヒアリイも、母系にサドラーズウェルズを持っていたんですよね。

中山芝は、道悪馬場になると、サドラーズウェルズニジンスキーを持つ馬が走りやすくなりますから、覚えておくといいでしょう。なお、今週末(3月15~16日)も、中山芝は道悪馬場の可能性がありそうです。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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弥生賞ディープインパクト記念でのファウストラーゼンは父モズアスコット×母父スペシャルウィークという配合で、(2022年)3月23日生まれで、5枠8番でした。現3歳世代の芝1800m以上の重賞は、偶数馬番で、父か母父がサンデー系で、2~3月生まれの馬の優勝するケースが続いています。

【現3歳世代の芝1800m以上の重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 馬番 生月日
弥生賞D記念 ファウストラーゼン 8 モズアスコット 3月23日
共同通信杯 マスカレードボール 2 ドゥラメンテ 3月2日
きさらぎ賞 サトノシャイニング 10 キズナ 2月4日
京成杯 ニシノエージェント 2 イスラボニータ 3月4日
ホープフルS クロワデュノール 6 キタサンブラック 3月21日
京都2歳S エリキング 8 キズナ 2月12日
東スポ杯2歳S クロワデュノール 4 キタサンブラック 3月21日
札幌2歳S マジックサンズ 2 キズナ 3月25日

該当の8レースの勝ち馬は上表の通りで、マスカレードボールは母父がディープインパクトファウストラーゼンは母父がスペシャルウィークです。今週末のスプリングSでも、上記に該当する馬はマークしておくべきでしょう。

スプリングSは中山芝1800mでの施行で、何度もお伝えしている通り、近年の同コースの重賞では1番人気がなかなか連対圏に入れていません。

【2022年以降の中山芝1800mの重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.0.5.8]
2番人気 [7.1.0.6]
3番人気 [1.2.2.9]
4番人気 [0.2.2.10]
5番人気 [3.0.1.10]
6番人気以下 [2.9.4.116]

2022年以降は中山芝1800mで重賞が14回行われていて、1番人気で連対したのは昨年のスプリングSでのシックスペンスだけです。同レースは10頭立てだったので、今年のスプリングSも出走頭数には注意したいですね。

先週の中山牝馬Sを制したのはシランケドで、同馬は父デクラレーションオブウォー×母父ディープインパクトという配合です。今年、中山芝1800mで勝利した馬は次の通りです。

【2025年の中山芝1800m】
月日
レース
勝ち馬 母父
3月8日
中山牝馬S
シランケド デクラレーションオブウォー ディープインパクト
3月2日
中山記念
シックスペンス キズナ Twirling Candy
3月2日
富里特別
ヴルカーノ スピルバーグ Dansili
3月1日
1勝クラス
ブラックルビー キズナ シンボリクリスエス
3月1日
未勝利
エンジェルブリーズ エピファネイア ダイワメジャー
1月26日
若竹賞
リトルジャイアンツ トーセンラー アドマイヤジャパン
1月26日
2勝クラス
アンリーロード リアルスティール ジャングルポケット
1月19日
2勝クラス
キュクヌス Saxon Warrior Giant's Causeway

優勝した8頭はいずれも父か母父がサンデー系です。今年のスプリングSの登録馬では、父か母父がサンデー系で2~3月生まれの馬がダノンセンチュリーマテンロウバローズなどがいます。

今週末から始まる中京開催では、金鯱賞が予定されています。古馬混合の芝2000mのG1&G2(JRA)は、近年、次の馬が優勝しています。

【2023年以降の古馬混合の芝2000mのG1&G2(JRA)】
レース 勝ち馬 前走
2024年天皇賞・秋 ドウデュース 宝塚記念⑥着
2024年札幌記念 ノースブリッジ 香港QE2C③着
2024年大阪杯 ベラジオオペラ 京都記念②着
2024年金鯱賞 プログノーシス 香港C⑤着
2023年天皇賞・秋 イクイノックス 宝塚記念①着
2023年札幌記念 プログノーシス 香港QE2C②着
2023年大阪杯 ジャックドール 香港C⑦着
2023年金鯱賞 プログノーシス 中日新聞杯④着

意外に前走で負けていた馬が勝利するケースが多くなっていますが、上記の8頭のうち4頭は前走が海外(香港)で、前走が国内だった4頭は前走が1番人気でした。

今年の金鯱賞の登録馬では、前走が海外だった馬はおらず、前走が1番人気だったのはクイーンズウォーク(前走・小倉牝馬S⑥着)だけです。クイーンズウォークは3走前に中京芝2000mでローズSを勝利していますが、牡馬相手でどんな走りを見せるでしょうか。

昨年のローズSでのクイーンズウォークは馬番2番で、2番人気に支持されていました。2023年以降の中京芝2000mでは重賞が8回あり、勝った馬は次の通りです。

【2023年以降の中京芝2000mでの重賞】
レース 勝ち馬 馬番 人気
2024年中日新聞杯 デシエルト 8番 3
2024年ローズS クイーンズウォーク 2番 2
2024年小倉記念 リフレーミング 1番 1
2024年金鯱賞 プログノーシス 4番 2
2023年中日新聞杯 ヤマニンサルバム 7番 2
2023年金鯱賞 プログノーシス 12番 1
2023年きさらぎ賞 フリームファクシ 2番 1
2023年愛知杯 アートハウス 3番 1

優勝馬8頭は1~3番人気で、そのうち7頭は1~2番人気で、8頭のうち7頭はひと桁馬番でした。このコースでの重賞は上位人気が勝ちやすい傾向が見られますが、今年の金鯱賞も同様の結果となるでしょうか。

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3月15日~16日に行われる中山、阪神、中京の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月15日~16日
場所
中山 Aコース・3週目
阪神 Aコース・3週目
中京 Aコース・1週目

3月15日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 阿見特別 出走なし
中山10R 幕張S [0.2.0.27]
中山11R アネモネS [0.0.2.42]
阪神9R ゆきやなぎ賞 [0.0.2.8]
阪神10R 難波S [1.0.2.38]
阪神11R コーラルS [1.3.1.48]
中京9R 伊良湖特別 [2.2.1.33]
中京10R 恋路ヶ浜特別 [0.0.2.20]
中京11R 中京スポーツ杯 [4.0.2.36]

3月16日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 房総特別 [1.0.5.34]
中山10R 東風S [2.2.1.33]
中山11R スプリングS [2.3.4.37]
阪神9R 皆生特別 [3.1.2.35]
阪神10R 甲南S [1.5.2.31]
阪神11R 米子城S [2.3.3.31]
中京9R 岡崎特別 [0.0.1.35]
中京10R 昇竜S [1.3.2.33]
中京11R 金鯱賞 [0.5.2.40]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
スプリングS(G2、中山芝1800m)

スプリングSでの穴ぐさは[2.3.4.37](複勝率19.6%)で、2019年以降に限ると[2.2.2.11](複勝率35.3%)で、複勝回収率は155%です。昨年はアレグロブリランテが9番人気で②着、一昨年はメタルスピードが8番人気で③着に入っていて、どちらも【C】評価でした。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、いずれも穴ぐさです。5頭は父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系の組み合わせで、芝1勝クラス以上での前走をメンバー中3位以内の上がりで④着以内に走っていました。5頭のうち4頭は前走時馬体重が470kg以上で、前走での馬体重やレースぶりをチェックしておきましょう。

注目レース
昇竜S(OP特別、中京ダート1400m)

昇竜Sでの穴ぐさは[1.3.2.33](複勝率15.4%)で、中京ダート1400mの時に限ると[1.3.1.21](複勝率19.2%)で、複勝回収率は104%です。

激走した6頭の穴ぐさは5~8枠で、そのうち4頭はメンバー中2位以内の上がり(35秒3~37秒5)で差し込んでいました。6頭はキャリア5~7戦で、2019年以降の4頭は前走がダートで①着だったので、真ん中から外枠に入った昇級馬が侮れなさそうです。

注目レース
甲南S(3勝クラス、阪神ダート2000m)

甲南Sでの穴ぐさは[1.5.2.31](複勝率20.5%)で、複勝回収率は120%です。

③着以内に入った8頭の穴ぐさは4~6歳で、父か母父がロベルト系かミスプロ系です。ダート2000mで馬券に絡んだ5頭は前走が⑦着以下でしたが、いずれも2~3走前に勝ち鞍を挙げていたので、昇級して間もない馬の巻き返しに注意しましょう。

ちなみに…
金鯱賞での穴ぐさは[0.5.2.40]です。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、父か母父がサンデー系で、馬体重が490kg以上でした。凱旋門賞(⑯着)帰りだった2018年のサトノノブレス(②着)以外の5頭は前走⑤着以内で、6頭のうち5頭は馬番8番以内でした。真ん中から内枠に入った馬格のあるタイプをマークしておくと良さそうです。


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