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穴ぐさ傾向と対策

アルゼンチン共和国杯は重ハンデ馬が制す!?


今週末の平地重賞は、京王杯2歳Sアルゼンチン共和国杯みやこS。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。アルゼンチン共和国杯重ハンデ上位人気馬に注目すると良さそうです。

先週(11月1日~2日)の穴ぐさは[4.5.5.69](複勝率16.9%)で、ファンタジーS【B】評価のショウナンカリスが10番人気で②着に食い込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

今年、牝馬限定の芝重賞での穴ぐさは[3.5.5.52](複勝率20.0%)という成績で、単勝回収率が121%、複勝回収率が106%となっています。今週末は該当レースがありませんが、来週末にはエリザベス女王杯がありますので、どうぞご注目ください。

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先週末はBCクラシックフォーエバーヤングが制するという快挙が成し遂げられましたね。有力馬の中では常に前で運ぶ形で、最後はシエラレオーネの追い込みを半馬身差で抑える完勝でした。日本的に言えば「横綱相撲」といったレースぶりで、本当に強い内容でしたね。

天皇賞・秋は、1番人気に応えてマスカレードボールが勝利しました。マスカレードボール5枠7番で、「4~5枠に流れが来ていた」印象でしたが、レース自体はまさかの超スローペースでした。1000m通過は59~60秒台くらいかと想像していましたが、実際は62秒0で、これは同日に行われた5頭立ての百日草特別(1000m通過61秒9)より遅いものでした……。

今週末は平地重賞が京王杯2歳Sアルゼンチン共和国杯みやこSがあり、京王杯2歳Sアルゼンチン共和国杯東京での芝重賞ですから、引き続き、枠順と馬体重は重要項目でしょう。

【2025年の東京芝重賞】
枠順 2~3歳限定戦 古馬(混合)戦
1枠 [0.2.2.9] [0.1.1.17]
2枠 [1.0.1.11] [0.2.1.16]
3枠 [0.0.1.13] [0.2.2.17]
4枠 [0.2.1.12] [1.1.3.17]
5枠 [3.1.1.10] [3.2.1.17]
6枠 [2.2.0.11] [1.1.1.21]
7枠 [3.0.1.16] [4.1.1.22]
8枠 [0.2.2.17] [3.2.2.21]

【2025年の東京芝重賞】
馬体重 2~3歳限定戦 古馬(混合戦)
458kg以下 [1.4.3.43] [1.1.0.18]
460~498kg [7.4.5.48] [11.6.9.89]
500kg以上 [1.1.1.8] [0.5.3.41]

今年の東京では、2~3歳限定の芝重賞が9レース、古馬(混合)の芝重賞が12レース行われ、1~3枠で勝利したのは9頭立てだった共同通信杯でのマスカレードボール(2枠2番)だけ。馬体重が500kg以上で勝ったのはダービーでのクロワデュノール(504kg)だけですから、内枠の馬や大型馬には注意すべきですかね。

アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ですが、芝2500mでのG2ですから、勝つ可能性が高いのは上位人気でしょうか。

【2025年の古馬(混合)の芝G2(JRA)】
人気 2000m以下 2200m以上
1番人気 [0.4.3.4] [3.0.1.4]
2番人気 [2.3.1.5] [1.2.0.5]
3番人気 [1.2.1.7] [0.1.1.6]
4番人気 [2.0.2.7] [2.0.1.5]
5番人気 [3.0.1.7] [2.1.1.4]
6番人気以下 [3.2.3.90] [0.4.4.71]

今年の古馬(混合)の芝G2(JRA)は、2000m以下だと1番人気が勝てていませんが、2200m以上の8レースでは6番人気以下が未勝利で、1~5番人気馬が勝利を収めています。

昨年のアルゼンチン共和国杯を制したのはトップハンデ(58.5kg)のハヤヤッコで、近年の芝2200m以上のハンデ重賞では、重ハンデ馬が優勝するケースが多くなっています。

【2023年以降の芝2200m以上のハンデ重賞(JRA)】
レース 年・勝ち馬 ハンデ
アルゼンチン共和国杯 2024年ハヤヤッコ 58.5kg
2023年ゼッフィーロ 57kg
目黒記念 2025年アドマイヤテラ 57.5kg
2024年シュトルーヴェ 58.5kg
2023年ヒートオンビート 58kg
ダイヤモンドS 2025年ヘデントール 57kg
2024年テーオーロイヤル 58.5kg
2023年ミクソロジー 56kg
日経新春杯 2025年ロードデルレイ 57.5kg
2024年ブローザホーン 57kg
2023年ヴェルトライゼンデ 59kg

2023年以降は該当レースが11回あり、そのうち10レースでハンデ57kg以上の馬が制しています。例外は2023年のダイヤモンドS(ハンデ56kgのミクソロジーが優勝)ですが、同レースはトップハンデが56kgだったんですよね。

今年のアルゼンチン共和国杯には19頭が登録していて、ハンデ57kg以上の馬が8頭いますので、それらの中で上位人気に推される馬が中心になりそうですね。

ちなみに、今年の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)では、年齢別の成績が次のようになっています。

【2025年の古馬(混合)の芝2200m以上の重賞(JRA)】
年齢 勝率 連対率 複勝率
4歳 18.4% 28.9% 36.8%
5歳 4.3% 10.9% 19.6%
6歳 0.0% 4.8% 11.9%
7歳以上 4.9% 9.8% 12.2%
※3歳の出走はなし

4歳の好走率が高く、4歳が2頭以上出走した8レースでは、いずれも連対馬が出ています。アルゼンチン共和国杯でも、4歳馬の台頭があるでしょうか。

みやこSは京都ダート1800mでのG3で、今年のダート1700~1900mの重賞(JRA)では、真ん中から内枠である程度の前目の位置に付けた馬が勝利するケースが多くなっています。

【2025年のダート1700~1900mの重賞(JRA)】
4角位置取り 着別度数
4角5番手以内 [7.4.5.23]
4角6番手以下 [0.3.2.57]

【2025年のダート1700~1900mの重賞(JRA)】
馬番 着別度数
馬番1~8番 [6.5.4.40]
馬番9~16番 [1.2.3.40]

該当の7レースは4角5番手以内に付けた馬が優勝していて、その7頭のうち6頭は馬番8番以内でした。この7レースのうち5レースは道悪馬場でしたが、良馬場の2レースでは4角1~2番手だった馬が制していて、馬場状態を問わず、先行力の有無は重要なファクターでしょう。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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11月8日~9日に行われる東京、京都、福島の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月8日~9日
場所
東京 Bコース・2週目
京都 Bコース・2週目
福島 Aコース・1週目

11月8日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 神奈川新聞杯 [0.3.1.33]
東京10R 錦秋S [0.1.4.37]
東京11R 京王杯2歳S [5.4.2.41]
京都9R 亀岡特別 [0.0.0.1]
京都10R 清水S [1.3.2.23]
京都11R 室町S [1.4.5.42]
福島9R 三春駒特別 [2.1.5.35]
福島10R 飯坂温泉特別 [2.1.5.41]
福島11R キビタキS [0.0.0.6]

11月9日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R オキザリス賞 [0.1.1.31]
東京10R イクイノックスM 出走なし
東京11R アルゼンチン共和国杯 [2.1.3.50]
京都9R 木津川特別 [1.0.3.20]
京都10R 貴船S [3.2.3.31]
京都11R みやこS [2.3.3.33]
福島9R 二本松特別 [3.4.2.33]
福島10R 河北新報杯 [3.1.4.45]
福島11R みちのくS [2.1.6.46]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
京王杯2歳S(G2、東京芝1400m)

京王杯2歳Sでの穴ぐさは[5.4.2.41](複勝率21.2%)で、複勝回収率は148%です。昨年は【B】評価のパンジャタワーが8番人気で①着、一昨年は【A】評価のロジリオンが8番人気で②着、3年前は【A】評価のフロムダスクが11番人気で②着、4年前は【B】評価のキングエルメスが8番人気で①着で、近4年連続で連対しています。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、そのうち6頭は中5~10週での臨戦で、同じく7頭のうち6頭は前走時馬体重が450kg以上でした。7頭のうち6頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、7頭のうち6頭は馬番10番以内だったので、間隔や前走時馬体重や血統をチェックしておきましょう。



注目レース
みやこS(G3、京都ダート1800m)

みやこSでの穴ぐさは[2.3.3.33](複勝率19.5%)で、複勝回収率は106%です。

近10年のみやこSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち9頭は中6週以内での臨戦でした。京都で激走した7頭は前走が⑤着以内で、そのうち6頭は前走時馬体重が490kg台だったので、前走時の馬格はチェックしておくと良さそうです。

京都での7頭は父ボールドルーラー系か母父サンデー系で、そのうち、ふた桁馬番だった2頭は4角1~2番手で、それ以外の5頭は馬番7番以内でした。距離ロスを抑えて走れそうなタイプが侮れないでしょう。



注目レース
貴船S(3勝クラス、京都ダート1200m)

貴船Sでの穴ぐさは[3.2.3.31](複勝率20.5%)で、複勝回収率は116%です。ダート1200mの時に限ると[1.2.3.18](複勝率25.0%)で、複勝回収率は144%となっています。

ダート1200mの時の穴ぐさは、中4週以内の馬が[1.2.3.10]、中5週以上の馬が[0.0.0.8]です。前走が4角6番手以内だった馬が[1.2.2.4]、前走が4角7番手以下だった馬が[0.0.1.9]で、前走での位置取りと間隔を確認して臨みましょう。



注目レース
清水S(3勝クラス、京都芝外1600m)

清水Sでの穴ぐさは[1.3.2.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は177%です。

このレースでの穴ぐさは、ひと桁馬番の馬が[1.3.2.14]、ふた桁馬番の馬が[0.0.0.9]です。母父がサンデー系かロベルト系の馬が[1.2.2.3]、それ以外の馬が[0.1.0.20]で、母父の系統と馬番に注目でしょう。



注目レース
木津川特別(2勝クラス、京都芝外1600m)

木津川特別での穴ぐさは[1.0.3.20](複勝率16.7%)で、複勝回収率は119%です。

このレースでの穴ぐさは、3~4歳が[1.0.2.12]、5歳以上が[0.0.1.8]です。父か母父がサンデー系の馬が[1.0.3.13]、それ以外の馬が[0.0.0.7]で、若いサンデー系内包馬に注目すると良さそうです。



注目レース
三春駒特別(1勝クラス、福島芝2000m)

三春駒特別での穴ぐさは[2.1.5.35](複勝率18.6%)で、複勝回収率は108%です。

このレースでの穴ぐさは、1~4枠が[1.0.0.16]、5~8枠が[1.1.5.19]です。前走⑤着以内の馬が[0.0.1.9]、前走⑥着以下の馬が[2.1.4.26]で、中2週以内だと[2.1.3.20]、中3週以上だと[0.0.2.15]なので、間隔が詰まっている馬の巻き返しに期待すると良いでしょう。



ちなみに…
アルゼンチン共和国杯での穴ぐさは[2.1.3.50]で、昨年は【A】評価のタイセイフェリークが6番人気で③着に入りました。

近10年では6番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、中8週以内での臨戦で、そのうち6頭は4~5歳馬でした。7頭のうち5頭は前走が③着以内で、そのうち4頭は前走が3勝クラスだったので、勢いのある昇級馬も侮れません。7頭は前走が4角3~6番手で、そのうち5頭は前走時馬体重が480~490kg台だったので、前走時の位置取りや馬格も確認しておくと良さそうです。


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