馬迷男の挑戦
阪神大賞典は長距離戦にしてはペースがそこそこ流れる展開とみて…
どうも! 「一流馬券師への道」現在の格付けが"単勝(競馬に興味ある人)"の馬迷男・八木たかおです! 今週外すとランクダウンです! あと先週からの持ち越し金2000円を持っています! 初っ端から情報が多いw
「100日後に死ぬワニ」が昨日(金曜)に最終回を迎えました。話題になったのでご存知の読者さんも多いと思いますが、改めてご説明しますと、この作品はきくちゆうきさんという漫画家さんがインターネット上で毎日公開していた4コマ漫画です。主人公は服を着て、人の言葉を話せるワニの男性。男性? オスでいい? そのワニが周囲の先輩ワニや友達のネズミたちと遊んだり、アルバイトしたりする何気ない日常を過ごす様子が描かれているんですが、タイトル通り"100日後に死ぬ"ことが読者には分かっていて、ワニの寿命が1日ごとにカウントダウンされていきました。
昨日(金曜)に100日目を迎えるにあたり、その結末が注目されていました。ところが100日目の作品が発表された直後に、書籍化・映画化などが発表され、ネット上では「結局、金儲けかよ」といった非難の声が上がる事態に。
いいじゃない、好きな作品を生み出してくれた作者さんにお金を儲けさせてあげなさいよ。これまでタダで読ませてもらって、楽しませてもらっていたんでしょ? ボランティアではご飯を食べていけないんだし。と、僕は思うんですけどねぇw
インターネットが普及した利点の一つとして、作り手が作品を発表しやすくなりました。「100日後に死ぬワニ」だけでなく、ネット上で作品を発表する漫画家さんは数多くいますし、その作品が話題になることも増えました。
おととしNHK紅白歌合戦に出場して話題になった歌手の米津玄師さんもネットをきっかけに注目された才能の一人。デビュー前、ネット上で自分の作品を発表していました。
まあ、作品を世に出しやすくなった一方で、先ほどの「100日後に死ぬワニ」の例のように、不特定多数からの非難の声が目立つようになった側面もありますけどね。インターネットの良い部分と悪い部分は表裏一体。
どうやら今の競馬界もインターネットの恩恵を受けているようです。中央競馬は無観客競馬の影響で売り上げを減らしていますが、一部報道によると地方競馬は何と売り上げアップ! 無観客となった2月27日から3月15日までの売り上げは、昨年同時期に比べ107.9%! これは驚きの数字!
地方競馬ではインターネット発売の割合は約1.5倍に膨らみ、電話・ネット投票の比率は2月現在で8割に達しているとか。スマホを使う人が増えたことも影響しているようです。まさにインターネット様様。中央競馬もネット投票が無ければ、もっと売上を下げているんでしょうね。
とはいえ、無観客競馬により、競馬場内の飲食店・売店などで働く方々は仕事の無い状況。馬券の売上だけ上がれば良いというものではありません。競馬場周辺の飲食店なども困っているはず。騒動の早期終息が望まれます。
昨日(金曜)からは、臨時休業していた全国のレジャー施設の中に営業を再開させたところも出てきています。競馬場もそろそろ観客を入れての開催を考えても良いのでは?
たとえば、建物は封鎖して、競馬場での馬券販売も無し。本馬場とパドックの周辺および屋外スタンドを解放。これなら屋外の大きな動物園のようなもの。馬券はスマホで買えます。あー、モニターが見られないから、オッズの確認などが大変かなぁ。そこは各自で努力w とにかく段階的な再開という手法もあって良いのでは?
騒動に関係なく生産牧場ではこの時期、仔馬の誕生ラッシュ。SNSなどを見ると、多くの生産牧場がとねっこの画像や動画を上げているんですよね。その可愛い姿を見まくってほっこり。これもインターネットの恩恵w
で、今週の水曜日、ツイッターで北海道の谷川牧場のアカウントを見つけて、ファンディーナの当歳の動画などが可愛かったので早速フォロー。谷川牧場といえば、古くはタケホープやミナガワマンナ、その後、チョウカイキャロル、サクセスブロッケン、インカンテーションなど多くの活躍馬を輩出したことで知られる有名な生産牧場。
フォローした翌日(木曜)には、その谷川牧場のアカウントから「フォローして頂き誠にありがとうございます」といったメッセージが届きました。いえいえ、僕は「フォローする」ボタンをポチッとしただけですから。馬を購入する予定もありませんからw 思わぬ人たちと繋がることができるのもインターネットの恩恵。仔馬の成長を見守りながら、馬券を買わせていただきます! ちなみに今日(土曜)の阪神10レース仲春特別を勝ったナムラムツゴローも谷川牧場の生産馬! 馬券を買ってなかったけど、おめでとうございます! 次、買いますw
インターネットの普及から随分経ちましたが、今後も競馬とインターネットの新たな関係が生まれてくる可能性はあるんじゃないかなぁ。そして、お笑いの世界では「ぺこぱ」の「人を傷つけないツッコミ」が話題ですが、「人を傷つけないインターネット」も流行って欲しい気がします。
さて、先週、馬券を購入したフィリーズレビューは「僕を傷つけないレース」にはなりませんでしたw 勝ったのは5番人気のエーポス。すんなり収まるレースと思えなかったので「前走で力を出し切れなかった馬に期待」したのですが、完全にスルーしてしまいました。ここ2戦、善戦していたものの、もうひと押しがない印象だった馬がなぜ?
スタートも良くなかったし、直線も狭くなる場面がありました。なのに、2段ロケット、3段ロケットに次々と点火するような末脚で鮮やかな差し切り。中団内目のコース取り、乾きかけで内が伸びる馬場、上がりのかかる展開、すべてがハマった…と考えるしかないんですかねぇw
②着ヤマカツマーメイドは直線で一旦抜け出す強い内容。エーポスの強襲に屈しましたが、本番でも期待できそうです。ただ、相手はグッと強くなりますが…。
③着ナイントゥファイブは12番人気での激走。1番人気に支持されたカリオストロの逃げを2番手で追走して、直線もしぶとく粘りました。この馬も上がりのかかる展開が良かったのかなぁ。未勝利勝ちと同じコース条件でしたから阪神芝1400mがピッタリなのかも。
カリオストロは④着。スピードの生きる馬場ではなかったことが敗因でしょうか? 桜花賞でレシステンシアとのハナ争いが見たかったんですけど、賞金的に桜花賞出走は難しくなりましたよねぇ。これはレシステンシアに追い風?
気になったけど最後に消した馬「特選馬」となった2頭、ケープコッドは4番人気で⑧着、クーファイザナミは10番人気で⑭着。
ケープコッドは馬群外目の6番手あたりを追走しましたが、直線で伸びず。騎乗したM・デムーロ騎手はレース後、「一番いいポジションがとれたけど…」と納得がいっていないようなコメント。「距離が長いのか、久々のせいなのか…」とも語り、敗因を把握できていないようです。
クーファイザナミは出負けが響いたでしょうか? 力を出し切れなかった印象があるので、次は狙い目かも。
僕が馬券を購入した2頭、アヌラーダプラは3番人気で9着、マテンロウディーヴァは6番人気で10着。どちらも中団から後方にかけての位置取りになり、直線で外に進路を求めましたが伸び切れず。今回に関しては外を通った馬に出番がありませんでした。次に期待ですね。
そして先週、勝ち馬エーポスを推奨するメッセージを送ってくれた読者さんはゼロ! 難しかったですよねぇ。ただ、エーポスが5番人気だったという事実もあるわけで。いったいどんな馬券上手が、どんな根拠でエーポスの単勝を買っていたんでしょうねぇ。
一方、悩んでターゲットレースにしなかった金鯱賞はサートゥルナーリア、「土曜のレースなら…」と言っていた阪神スプリングジャンプはオジュウチョウサンが共に完勝。どちらも単勝1倍台とはいえ、買わないレースがバシバシ当たっていますw サートゥルナーリアはこれで左回りを克服。残る疑いは"東京競馬場苦手説"のみ。
今週も日曜にG2が2鞍、スプリングSと阪神大賞典。ここはキャリアの浅い3歳馬たちよりも、ある程度キャラクターが分かっている古馬の一戦に照準を。阪神大賞典を狙い撃ちます! それでは読者の皆さんから届いたメッセージ「阪神大賞典の狙い馬」をご紹介していきましょう! やはり"2強"での決着なのか、それとも新興勢力の台頭か? 今回も狙うのは単勝馬券! 今週外すと3週連続ハズレとなり馬券格付けが"複勝(競馬を知らない人)"にランクダウンする瀬戸際! 大相撲で言うところのカド番です! 大関の気持ちがよく分かりますw
北陸の夢追い人さん
「◎キセキです。 このメンバーなら普通に大丈夫と思います。何かにやられる可能性は0じゃないけどそれに近いのは間違いないと思いますが如何でしょうか」
たーもーさん
「キセキの単勝で。3連単等でしたら伏兵を探しますが、一番人気は信頼度高いですし。ここはサクッと当てたいですね」
シンゲンさん
「1番人気確実ですがキセキの単勝です。例年より少し手薄な感あるメンバー構成。ハナを主張しそうな馬は見当たらず、すんなりと先手を取ってペースを握れそうです。当然、目標にされるでしょうが、直線の短い内回りなら押し切れるとみます」
キセキの2020年はここから始動。菊花賞馬ですからそもそも距離は心配ないんでしょうが、前走・有馬記念で手綱をとったR・ムーア騎手から陣営に「距離は少し長い方がいい」と進言があったそうです。この手の進言をどれくらい信じるのかも馬券を購入する上では大事。世界的名手の進言ですから信頼できると考えていいんでしょうね。ただ、「少し」ってどれくらい? 有馬記念から100mだけ伸びた2600mだったら困るんですけどw それ、オープンだったら札幌の丹頂Sくらい?
そういえば2600mではありませんが、阪神大賞典が中京2800mで行われたこともありましたね。京都競馬場の改修工事のため、変則日程で開催されていた1994年のこと。勝ったのはムッシュシェクルでした。
キセキの前走・有馬記念は⑤着でしたが、出遅れが響いて後方からの競馬。菊花賞を勝った3歳時は後方から脚を伸ばす馬でしたからその戦法でも能力を出せるんでしょうけど、ここ最近は先行してスタミナを生かすレース運び。今回はスタートが決まれば単騎逃げもありそう。
たかっさんさん
「狙いはユーキャンスマイル! この少頭数なら差し損ねもないでしょう! 長い距離でこその馬、血統もいいてすね 岩田騎手もずっと手綱を握っているので、これも強み」
阿波の虎さん
「競馬、競輪、大相撲が観客無し。ウインズも営業無し。どこまで続くやら大変です でも馬券は買ってます!! いいのかな!? 今週の単勝指名馬は岩田騎手の豪腕に期待して10番ユーキャンスマイルですね。意外とポン駆けのほうが良い結果がでるかも? 調教は今一つに感じましたが能力的には差はないんですぞ!! 弾けて欲しいけどね」
ユーキャンスマイルもダイヤモンドS勝ち、万葉S②着、天皇賞・春⑤着など、長距離に実績があります。どちらかと言えば、左回りの方が得意な印象ですが、右回りも対応できないことは無さそう。むしろ左回りが良すぎるんですかね。切れ味勝負になれば、自慢の末脚炸裂がありそう。ただ、キセキの逃げがありそうなメンバー構成。ペース予想が難しいですね。
ハカセセブンさん
「メイショウテンゲンが勝つと思います。長距離は得意ですし、最後の坂に対応できるスタミナがあると思いますので、人気にはならないと思いますが、一発に期待します」
神小川さん
「メイショウテンゲン」
昨年の今頃は弥生賞を8番人気で勝って驚かせたメイショウテンゲン。その後のクラシック三冠では壁に弾き返されましたが、菊花賞後に長距離路線に進むと能力開花。前々走・ステイヤーズS④着、前走・ダイヤモンドSはタイム差無しの②着。前走で負けた相手がしんがり16番人気だったミライヘノツバサだったことは気になりますが、3着には5馬身差。長距離適性は十分のように思えます。
切れる脚というよりは長く良い脚を使えるイメージ。スタミナ比べは歓迎かもしれません。また、キセキ、ユーキャンスマイルの上位人気が予想される2頭と比べて使ってきた強みはありますし、斤量も軽い55kg。
往生こきのしんさん
「力をつけた今ならムイトオブリガードを買ってみたいですかね」
ムイトオブリガードもここが2020年の始動戦。昨年11月にはアルゼンチン共和国杯で約1年1か月ぶりの勝利を挙げました。ただ、この馬の場合、左回りの芝は[4.1.0.3]なのに対し、右回りは[1.1.0.4]。陣営が左回りを中心に使っていることも考えれば、やはり右回りは戦闘能力が落ちるのかも。
モクスリーさん
「阪神大賞典はとにかく最後のばてない末脚が大事。特に近2走で上位の上がりの脚を使っていて血統的にも欧州型の血統、母父ホークウイングのトーセンカンビーナを抜擢!! ディープ産駒は母父米国型だとクラシックは走るけど、重たい母父欧州型のディープ産駒は逆に適性が合わない。スタミナが問われるこの舞台で適正開花!」
トーセンカンビーナは近4走で3勝。しかも、その近4走すべてで上がり3ハロンがメンバー最速。ここへ来て力をつけてきた印象です。勢いはあなどれませんが、この馬、スタートが上手じゃないんですよねぇ。相手が強化される中で、ゲートで後手を踏むと厳しい展開になりそう。ただ、未知の面も多いので、意外な長距離適性を発揮することもありそうですが…。
それでは展開を予想しましょう! キセキ(馬番9番)が外からジワッとハナに立つとみます。
その後ろにムイトオブリガード(馬番3番)、ボスジラ(馬番7番)、ドレッドノータス(馬番8番)。
中団にレノヴァール(馬番1番)、トーセンカンビーナ(馬番4番)、タイセイトレイル(馬番5番)、メイショウテンゲン(馬番6番)、ユーキャンスマイル(馬番10番)。
後方待機はメロディーレーン(馬番2番)。
キセキ(馬番9番)の鞍上は、この馬のことを知り尽くしている川田騎手。スローペースの上がり勝負にすることはなさそう。長距離戦にしてはそこそこ流れる展開になると予想します。切れ味で勝負したい馬には厳しい流れになるのでは?
それでは買い目を発表します! 1枚目はキセキ(馬番9番)単勝6000円! 2枚目はメイショウテンゲン(馬番6番)単勝2000円! 2枚合わせて8000円! 先週からの持ち越し金2000円も使い切った満額勝負です!
まずはキセキ(馬番9番)の先行力と長距離適性を信頼。それに菊花賞勝ち以外のG1好走歴も多々あり、このメンバーなら能力は一枚上のはず!
ただ、キセキ(馬番9番)の場合、菊花賞を勝った時とは戦法が真逆になりますから、どれくらいのペースで逃げるのかは判断が難しいところ。ペースを落とし過ぎる、あるいはペースを上げ過ぎる恐れも無くはないかもしれません。そうなった時に内回りコースで自分から動いていけて、良い脚を長く使えそうなのがメイショウテンゲン(馬番6番)。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はボスジラ(馬番7番)。3連勝中の勢いがあり、鞍上は武豊騎手。長距離戦で怖くないはずがありませんw ただ、この原稿を書いている時点で単勝3番人気。これはさすがに人気し過ぎでは? 相手も一気に強くなるし、距離も一挙延長。負けるならここ…とみましたが…。
さあ、今週もしっかりインターネットで馬券を買いましょう。そういえば昔、電話投票専用の端末ってありましたよね。電卓より一回り大きいくらいのサイズで、電話線を差し込んで使うやつ。あれ、最近見ないけど、僕、捨てたのかなぁ。ひょっとすると押し入れの奥に潜んでいるかも。大掃除がてら探してみるかw
「一流馬券師への道」
3連単(一流馬券師)
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3連複(普通馬券師)
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馬単(二流馬券師)
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馬連(三流馬券師)
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ワイド(競馬ビギナー)
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単勝(競馬に興味ある人)
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複勝(競馬を知らない人)
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2020年ミッション達成状況
ミッション | 達成状況 |
G1的中 | 未達成 |
G2的中 | 達成! |
G3的中 | 未達成 |
ハンデ戦的中 | 未達成 |
16頭立て以上のレース的中 | 未達成 |
3連単的中 | 未達成 |
年間回収率100%以上 | 未達成 |
特選馬の複勝率25%以下 | 未達成 |
的中率で広島・小園選手の シーズン打率を超える |
未達成 |
2020年の回収率…32.7%
2020年の的中率…25.0%(4-1)
特選馬の成績…[0.0.1.4](複勝率20.0%)
広島・小園選手のシーズン打率…シーズン開幕前
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