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馬迷男の挑戦

新馬券術に新たな可能性! 勝率30%以上の条件を発見!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 日本ダービーが終わって、今週からもう2歳新馬戦がスタート。競馬サイクルの1年は早いw 新種牡馬たちの産駒のデビューが楽しみですね。2020~2021年の新馬戦は、個人的に「とりあえずドゥラメンテとモーリスの産駒を買っておくか…」という感じでしたが、早めに頼りになる新種牡馬を見つけたいものです。

まずは、新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の検証からスタート。先週のオープンでは30日の目黒記念安土城Sに対象馬が出走しましたが、馬券圏内に入る馬はいませんでした。

ただ、目黒記念はスローペースでレース上がりが32秒8となり、決め手を活かせる展開にならず。

安土城Sクリノガウディーがレコードタイム(1分19秒2)で制する結果になり、対象馬・ホープフルサインはメンバー2位タイの上がり33秒5で追い込んできましたが届きませんでした。③着とはクビ+クビ+ハナ差で、タイム差は0秒1。もう一歩で馬券圏内突入だったのですが……。

ただ、レコードが出るような馬場だと、前に行った馬が残りがちですよね。上位に入った3頭の4コーナーの位置取りは3~9番手で、ホープフルサインは13番手。ホープフルサインが届かなかったことも頷ける気がします。

芝、ダートを問わず、時計の速い馬場状態、もしくはスローペースが予想される場合には、新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬は割引が必要なのかもしれません。特に短距離戦では注意が必要かも。もちろん、先行して速い脚を使える馬もいるので、その点は考慮したいと思います。

というわけで、仮説「速い時計or上がりが予想される時は要注意」が浮上です。当日のレースの時計が速いと感じたら、対象馬を馬券の軸にするのではなく、相手に回すなどの策を講じた方がいいのかもしれません。

今週は、5日の東京10RアハルテケSに対象馬がいます。この時季ですから、馬場状態に注目しつつ狙ってみましょう。

続いては、新馬券術「牝馬限定戦は大きい馬作戦」の検証に移ります。先週はオープンの牝馬限定戦がありませんでした。そして、平場と特別を見渡しても、牝馬限定戦は土曜の東京1R・3歳未勝利(ダート1600m)と中京1R・3歳未勝利(ダート1800m)だけ。そこで、ダービーウィークの土曜・朝イチから検証してみました。

まずは中京1Rから。仮説「『馬体重5番目以内』+『5番人気以内』の馬を狙う」を参考にして、馬体重2番目タイ+2番人気のアスターベルデから馬連で流すも、アスターベルデは⑦着。

上位は①着が6番人気のベゼドランジュ(馬体重1番目)、②着が5番人気のクラウディベイ(馬体重6番目)、③着が1番人気のブルレスカ(馬体重10番目)。


※29日中京1Rは11→3→1で決着

続いて東京1R。馬体重5番目+1番人気のアドヴェントイヴから馬連で流すも、軸馬が⑨着でした。

上位は①着が2番人気のステディシュシュ(馬体重1番目)、②着が3番人気のグラスピレ(馬体重6番目タイ)、③着が7番人気のマテラガニア(馬体重3番目)。


※29日東京1Rは4→12→8で決着

軸馬が不発でしたが、どちらのレースも馬体重がメンバーの中で最も重い馬が勝っています。これは偶然? いや、偶然にしては出来過ぎた結果。

5月9日の三条S(3勝クラス、ダート1800m)で、シンガリ15番人気で②着のメイショウササユリ(馬体重4番目)と13番人気で③着のレッドシルヴァーナ(馬体重2番目)が好走した際、仮説「ダート戦こそ馬体重に注目」が浮上しました。そこに、今回の結果を加えると、「条件戦のダートでこそ馬体重に注目」と仮説をアップデートできるかもしれません。

特に中京で勝ち上がったベゼドランジュは6番人気でした。僕がこの馬を馬券に入れていた理由は「前走が勝ち馬と僅差」というものでしたが、仮説「『馬体重5番目以内』+『5番人気以内』の馬を狙う」にこだわらず、「とりあえず1番重い馬は馬券に入れる」という作戦もありそう。

そこで、5月15~30日の牝馬限定のダートの未勝利戦に出走した馬で、馬体重がメンバー中で1番重かった馬の成績を調べてみました。全13レースが行われ、成績は[4.1.0.8]勝率30.8%、連対率38.5%単勝回収率は192%でした。これは優秀かも。

先週に続いて、今週もオープンの牝馬限定戦がありません。最も上級クラスの牝馬限定戦は6日(日)の東京12R小金井特別(2勝クラス・ダート1600m)。

そして気になる牝馬限定・ダートの3歳未勝利戦が、5日(土)の中京1R(1400m)と東京2R(1600m)、6日(日)の東京1R(1400m)と中京2R(1800m)。この4鞍は、特に馬体重の1番重い馬に注目してみます。勝率がなかなか良いので、その通りの結果を期待するならば、思い切って単勝、馬単、3連単で狙う馬券もおもしろそうです。

さて、先週の日本ダービーは①着シャフリヤールと②着エフフォーリアがハナ差の激闘。わずか10センチ差と報じられました。

レース後、横山武史騎手は「人気に応えられなくて申し訳ありません」とコメント。「戦後最年少ダービージョッキー」の栄冠が、ゴール直前でスルリと手からこぼれ落ちた悔しさはいかほどのものか。想像すらできません。

きっとこの敗戦は、横山武史騎手を大きく成長させることでしょう。“わずか10センチ"のバネが、若者を高みに跳ね上げて欲しいと願います。彼には忘れ物を取りに行く時間が、まだまだたくさん残されているはず。

今週は安田記念ですね。グランアレグリアが人気の中心になりそうですが、気になるのはNHKマイルCを勝った3歳馬シュネルマイスター。登録の時点で鞍上が記載されていなかったので、「誰が乗るんだろう?」と思っていたら、横山武史騎手が騎乗することになりました。おお、これは…。

横山武史騎手の騎乗が発表されてからというもの、僕の脳内では31年前のエリザベス女王杯の杉本清アナウンサーの名実況が止まりません。ええ、「1週間遅れの18番です!」ってやつです。

前週の菊花賞で、1番人気の馬番18番メジロライアンに騎乗して③着に敗れていたお父さん・横山典弘騎手は、翌週のエリザベス女王杯がG1初勝利。馬番18番のキョウエイタップに騎乗していました。横山武史騎手はすでに皐月賞を勝っていますけどね。

これはシュネルマイスターが馬番1番に入ったら買っちゃうなぁ。もし勝ったら「1週間遅れの1番です!」が僕の脳内に響きます。いや、1番枠でなくてもいいので、横山武史騎手の騎乗ぶりに注目します!

★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
5日中京1Rの候補馬:アミスタザモウコダマシイカイマナリノバトルナユタレッツゴーアスク
5日東京2Rの候補馬:アイソウザスターノーティーガールハリウッドルビーペイシャムスビメイショウホオズキ
6日東京1Rの候補馬:アポロスマイルエガオガキュートエブリーエックスクリノヴァニラサンランシングホワイトアイ
6日中京2Rの候補馬:シゲルデカスロンデシレーバンボーレメイショウツキシロメガキャットレヴィーアクイーン
小金井特別の候補馬:シャルロッテミノルチュウワフライヤーベルクワイアカシマフウリンメイショウマサヒメ
※逃げ、先行馬を重視。当日の馬体重によって変わる可能性があります。

「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外
アハルテケSの対象馬:サンダーブリッツ


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