馬迷男の挑戦
丹頂Sの3連単&ワイド的中! 今週から高配当狙い路線を開拓!
どうも! “馬迷男"八木たかおです! いよいよ秋競馬の開幕ですね。なんでしょう、このワクワクする感じw G1のトライアルや前哨戦もスタートし、そのうちG1本番が始まり、あっという間に有馬記念&ホープフルS。さようなら2021年…。過ぎ行く夏を惜しむ間もなく、今年を終えてしまいそうですw
先週は夏競馬を締めくくる3連単が的中。新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の“特注"として挙げていた丹頂Sのカウディーリョが1番人気でしっかり勝ち切ってくれました。馬券はカウディーリョを信じて①着付けで流した3連単26.9倍が的中。トリガミ防止の“追い3連単"、保険のつもりのワイド2.1倍も効果を発揮し、このレースをプラス収支に持ち込みました。これで11週連続的中。いい夏になりましたw
▲丹頂Sは10→9→5で決着
先週の当コラムでは、新仮説「レース格に注目」が浮上。カウディーリョの前走はリステッド競走の札幌日経OPで②着、そして丹頂Sは非リステッドですから、実質レース格がダウンした状況でした。そして、今回のカウディーリョは切れ味というよりは総合力での勝利という印象。上がり3ハロンはメンバー中7位タイでしたが、早め先頭からしぶとく粘り込みました。
また、馬券は的中できませんでしたが、丹頂Sのほかにも対象馬が好走。札幌2歳Sのトーセンヴァンノが5番人気③着、古町Sのニュートンテソーロが1番人気③着、新潟記念のクラヴェルが2番人気③着。11頭いた対象馬のうち、4頭が馬券圏内に入っています(1頭は発走除外)。
今週も対象馬がいますが、秋競馬開幕週ということもあってか休み明けの馬も多数。この新馬券術では中13週以上の馬を割り引くことにしていますが、この基準でいいのかどうか、貴重なデータを集められそうです。
■前走の上がりに注目作戦の狙い方
①前走が同級以上で上がり3ハロンが最速or2番目
②今回が昇級戦で前走の上がり3ハロンが最速+4コーナー通過位置が中・外・大外
※ハンデ戦、牝馬限定戦は昇級馬の期待度アップ
※前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上の馬は割引
※勝ち馬との着差1秒1以上は割引
※前走と今回のレース格の違いに注目
①前走が同級以上で上がり3ハロンが最速or2番目
②今回が昇級戦で前走の上がり3ハロンが最速+4コーナー通過位置が中・外・大外
※ハンデ戦、牝馬限定戦は昇級馬の期待度アップ
※前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上の馬は割引
※勝ち馬との着差1秒1以上は割引
※前走と今回のレース格の違いに注目
続いては、新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」の検証です。先週は牝馬限定戦が4鞍あり、4日(土)の札幌6R(ダート1700m)では馬体重3番目のペイルライダーが①着。同日の小倉7R(芝1200m)では馬体重3番目タイのリノが②着。ともに1番人気で好走しましたが、馬券を的中させることはできませんでした……。
先週は牝馬限定戦が4鞍しかありませんでしたが、現状の新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」はレース数が多く、買い目も増えてしまいがちという問題点を抱えていました。買い目が多くなる理由は、「馬体重がメンバー中5番目以内の馬」を意識しつつ、他の有力馬もマークするためでした。
ましてや、1番人気で好走となると、相手が人気薄でない限り、高配当はなかなか望めません。買い目増→低配当というのは、馬券を購入する際には避けたいもの。この問題点、馬券購入の際の工夫でカバーできないでしょうか?
そこで、高配当的中の可能性を求めて、高配当を狙うバージョンの開発に取り掛かります。先週のように、安定感はそこそこある新馬券術ですから、別バージョンとして高配当を求めることができれば、まさに鬼に金棒。2つのバージョンを使い分けることができれば、「このレースは的中重視」、「このレースは高配当狙い」と馬券作戦の幅が広がりそうです。
参考になりそうなのが8月21、22日の週で、13鞍中11鞍で馬体重上位5番目以内の馬が馬券圏内に入り、そのうち8頭が6~11番人気でした。そのような馬から入る馬券であれば、高配当が期待できそうです。
また、もうひとつ考えたい可能性は、少頭数のレースに絞る手はどうか、ということ。「少頭数とは何頭以下なのか」という点に関しては判断が分かれるところだと思いますが、まずは“12頭立て以下"のレースを重視しつつ、検証してみたいと思います。
今週の牝馬限定戦は注目の秋華賞トライアル・紫苑Sを含めて6鞍ありますから、ここで高配当を狙っていきます。
■牝馬限定の未勝利戦、新馬戦の狙い方Ver2.0
[1]馬体重が1番重い馬が単勝9.9倍以内 → ①着狙い
↓([1]に該当する馬がいない場合)
[2]1番重い馬が単勝10.0倍以上で2番目に重い馬が単勝9.9倍以内 → 2番目に重い馬の①着狙い
↓([2]に該当する馬がいない場合)
[3]3~5番目に重い馬が1~5番人気 → 該当馬を馬連・3連複の軸or複勝
↓([3]に該当する馬がいない場合)
[4]任意の馬から馬体重の重い馬上位5頭を含めて流す → ワイド・3連複・3連単
[1]馬体重が1番重い馬が単勝9.9倍以内 → ①着狙い
↓([1]に該当する馬がいない場合)
[2]1番重い馬が単勝10.0倍以上で2番目に重い馬が単勝9.9倍以内 → 2番目に重い馬の①着狙い
↓([2]に該当する馬がいない場合)
[3]3~5番目に重い馬が1~5番人気 → 該当馬を馬連・3連複の軸or複勝
↓([3]に該当する馬がいない場合)
[4]任意の馬から馬体重の重い馬上位5頭を含めて流す → ワイド・3連複・3連単
続いては、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は対象馬が3鞍に4頭いましたが、いずれも馬券圏内に入ることができませんでした。「アタマから狙いたい」と鼻息荒く買ってみたテレQ杯のマッスルマサムネは9番人気⑤着。勝ち馬からは0秒3差で、人気以上にがんばってくれたのですが……。
ただ、マッスルマサムネは今回が格上挑戦でした。持ち時計が優秀でも、クラスが違えば道中のペースや展開も変化するでしょうから、格上挑戦の馬は割り引くべきなのかもしれません。
また、先週は時計の速かった開催で速いタイムを記録した馬も好走できませんでした。やはり、その時計を記録した時の馬場状態には注意が必要なようです。
ただ、この点に関しては、芝とダートで扱いを変える必要がありそうです。例として挙げたいのが、7月10日(土)のインディアT(小倉ダート1700m)で1分41秒7(重)というタイムで③着に入り、同コースで行われた8月29日(日)のRKB賞で②着だったクリノホノオ。その時は1分45秒6(良)で②着でした。これはダートの高速馬場でマークした持ち時計が、良馬場でも通用した形です。
ということで、新仮説は「時計の速い芝コースでマークされた持ち時計は要注意」としたいと思います。
一方、この馬券術では持ち時計に加えて、その持ち時計をベースに斤量1kg=0秒2で計算する“想定持ち時計"を使って、狙い馬を絞ってきました。
この理論を軸にすると、持ち時計と“想定持ち時計"に違いが出やすいハンデ戦を狙い撃ちすれば、高配当にたどり着く可能性が増えそうです。これまでは3勝クラス以上のレースを中心に検討していましたが、今週からは2勝クラスのハンデ戦も含めて、高配当を掴みにいきたいと思います。
今週、狙えそうなレースは下記の5鞍です。
■ムーンライトH(中京芝2200m)
1位:2分11秒2(良)フライライクバード
1位:2分11秒2(良)サウンドバーニング
3位:2分11秒3(良)エヒト
■エニフS(中京ダート1400m)
1位:1分21秒8(重)メイショウテンスイ
2位:1分22秒0(稍重)ジャスパープリンス
3位:1分22秒3(不良)デターミネーション
■紫苑S(中山芝2000m)
1位:1分58秒6(良)ミスフィガロ
2位:1分59秒6(良)スライリー
2位:1分59秒6(良)メイサウザンアワー
■長久手特別(中京芝2000m)
1位:1分59秒3(良)ピノクル
2位:2分0秒1(良)ホウオウエクレール
3位:2分0秒7(良)タイセイモンストル
■セプテンバーS(中山芝1200m)
1位:1分7秒1(良)コスモカルナック
2位:1分7秒7(稍)ナンヨーアミーコ
3位:1分7秒8(良)インスピレーション
ムーンライトHは、買い方にひとひねりが必要かも。“想定持ち時計"では2分10秒6のサウンドバーニングが抜けていますが、9歳馬ですし、最後の馬券圏内突入は2年以上前。それを除くと2分11秒1のエヒト、2分11秒2のフライライクバードがやや抜けています。この2頭から狙いつつ、軽ハンデ51kgでサウンドバーニングの大駆けに期待する手でどうでしょうか。
エニフSはおもしろそう。“想定持ち時計"比較は、1分22秒2のジャスパープリンス、1分22秒4のメイショウテンスイとなり、上位拮抗の形。しかし、ジャスパープリンスの持ち時計は稍重で記録したもので、メイショウテンスイは重馬場での記録。ジャスパープリンスが頭ひとつ抜けていると考えることができそうです。
2勝クラスの長久手特別は、“想定持ち時計"では1分58秒7のピノクルが1位で、2位以下に1秒0差以上を付けています。人気かもしれませんが、ピノクルを“特注"扱いです。
セプテンバーSは、“想定持ち時計"の1位が1分6秒7のコスモカルナックで、2位以下に0秒8差以上という、1200m戦としては大きな差を付けています。休み明けですが、コスモカルナックも“特注"とします。
さて、先週の当コラムにも書きましたが、僕はワクチンの2回目接種を終えました。その後、発熱が4日間継続。最高は37度2分。うーん、まさに微熱w
平熱が36度3分くらいなので、発熱といえば発熱なんですが、雨に例えたら傘をささなくてもいい程度の小雨。で、「あー、久しぶりに発熱したなぁ」と思いながら気づいたのは、なぜ人は「発熱」で、馬は「熱発」なのか? この違い、何なのでしょう?
軽く調べてみたら、「最初に熱症状が出た際は『発熱』で、それが継続している状態が『熱発』」という説が見つかりました。本当? じゃあ、僕も「熱発」? 違いをご存じの方、教えてくださいw
★現在検証中の馬券作戦★
■「前走の上がりに注目作戦」
ムーンライトHの対象馬:パトリック(同級)
京成杯オータムHの対象馬:カテドラル(同級)、グランデマーレ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記
■「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
11日中京4Rの候補馬:新馬戦のため未定
11日中山6Rの候補馬:サリーバランセ、ピラミデ、ミューティー
11日紫苑Sの候補馬:アビッグチア、ファインルージュ、ララサンスフル
12日中京6Rの候補馬:エコロマンボ、スズノナデシコ、ルーアン
12日中山6Rの候補馬:カナリキケン、テンナイトパール、ルミナスナイト
12日中京8Rの候補馬:アドマイヤビーナス、ティボリドライヴ、マーブルサニー、ヤマニンビオローネ
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。
■「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
ムーンライトHの狙い:エヒト、フライライクバード
エニフSの狙い:ジャスパープリンス
紫苑Sの狙い:ミスフィガロ
長久手特別の狙い:ピノクル
セプテンバーSの狙い:コスモカルナック
■「前走の上がりに注目作戦」
ムーンライトHの対象馬:パトリック(同級)
京成杯オータムHの対象馬:カテドラル(同級)、グランデマーレ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記
■「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
11日中京4Rの候補馬:新馬戦のため未定
11日中山6Rの候補馬:サリーバランセ、ピラミデ、ミューティー
11日紫苑Sの候補馬:アビッグチア、ファインルージュ、ララサンスフル
12日中京6Rの候補馬:エコロマンボ、スズノナデシコ、ルーアン
12日中山6Rの候補馬:カナリキケン、テンナイトパール、ルミナスナイト
12日中京8Rの候補馬:アドマイヤビーナス、ティボリドライヴ、マーブルサニー、ヤマニンビオローネ
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。
■「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
ムーンライトHの狙い:エヒト、フライライクバード
エニフSの狙い:ジャスパープリンス
紫苑Sの狙い:ミスフィガロ
長久手特別の狙い:ピノクル
セプテンバーSの狙い:コスモカルナック
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