独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

馬迷男の挑戦

読み通りの初ダート馬狙いで好配当ゲット! 今年は○○の牝馬が狙い目!?


どうも!“馬迷男” 八木たかおです! 2022年度JRA賞が発表されましたね。イクイノックスの年度代表馬受賞はほぼ異論がないのではないでしょうか。その一方で最優秀障害馬は大混戦となり、オジュウチョウサンが5度目の受賞となりましたが、2位のニシノデイジーとはわずか1票差。JRAに記録が残る2004年以降では最少得票差だったそうです。投票された記者の皆さんも悩まれたことでしょう。

僅差の投票結果を知った時、最優秀障害馬の投票ということもあって、オジュウチョウサンアップトゥデイトが一騎打ちを演じて半馬身差で決着した2017年の中山大障害を思い出しました。オジュウチョウサンはレース以外でも“名勝負メーカー“だったようです。ターフを去った古豪に賞賛を、これからのハードル界を担う新星にさらなる期待を。

先週は当コラムもオジュウチョウサンほどではありませんが、好勝負を演じました。「未勝利戦は初ダート馬作戦」によって、9日中京2Rの3連複66.4倍が的中。

▲9日中京2Rは7→4→3で決着

去年の検証では、ダートの3歳未勝利戦で結果を出していた購入の流れは下記の通り。また、狙える時期は1月から7月半ばまでという傾向が出ていました。

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

9日中京2Rで、前走8番人気以内だった初ダートの馬は3頭。去年の検証では、先行力のある馬がより期待できるという傾向が出ていたのですが、この3頭はいずれも過去のレースで先行力を発揮していました。迷った中、前走の芝1000mで先行して④着だったワイアウを抜擢。この馬と、ダート1200mの持ち時計がメンバー中1位タイだったメイショウライジンの3連複2頭流しを購入したところ、ワイアウが逃げて7番人気①着、メイショウライジンが3番人気③着でした。

②着は持ち時計1位タイのもう1頭だった6番人気レヴィアタン。持ち時計を記録した時の馬場状態がメイショウライジンは良で、レヴィアタンが稍重だったため、メイショウライジンを上位にとりました。

7日中山1Rは3連複6.0倍が的中。1→2→3番人気の堅い決着ながら追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

▲7日中山1Rは6→2→15で決着

このレースは前走8番人気以内だった初ダートの馬が2頭。そのうち、3走前と前々走が②着で、前々走では芝1400mでハナに立つスピードを見せていたスティルディマーレの方に期待しました。

スティルディマーレは今回も逃げて2番人気②着。2頭軸のもう1頭に選んだリネンマリンが1番人気①着でした。この馬は持ち時計2位でしたが、持ち時計を記録した時の馬場状態は1位のベルウッドタイガーが不良で、リネンマリンが稍重。タイム差は0秒2だったため、逆転もあると判断しました。その見立て通り、③着は3番人気のベルウッドタイガー。持ち時計が物を言いました。

9日中山2Rも3連複5.0倍という堅い決着。馬券の点数を絞るため、昨年末から3連複2頭軸を多用しているのですが、ここはメインの馬券を3連複2頭軸流し4点に絞れたことが奏功しました。

▲9日中山2Rは12→2→3で決着

このレースは前走8番人気以内だった初ダートの馬がメイテソーロ1頭のみで、2番人気③着と好走してくれました。2頭軸のもう1頭に選んだグランサバナは持ち時計2位でしたが、持ち時計を記録した時の馬場状態は1位の馬が不良で、グランサバナが稍重。その差は0秒5なので逆転もありそうな状況だった上、グランサバナの前走②着は勝ち馬にクビだけ及ばなかったものの、③着馬には2馬身半差。前走だけ走ればここも勝ち負けとみたところ、1番人気②着でした。

そして、勝ったトゥービートラインは前走②着で今回は3番人気。当コラムでは文末で単勝回収率、複勝回収率の良い種牡馬の観測を続けていますが、トゥービートラインは観測種牡馬の1頭、ダートのエスポワールシチー産駒でした。また、②着グランサバナも観測種牡馬であるダートのドレフォン産駒です。

先週行われたダートの3歳未勝利戦は16鞍で、出走した初ダートの馬は[4.5.2.35](勝率8.7%、複勝率23.9%)。これを前走8番人気以内に絞ると[4.5.2.13](勝率16.7%、複勝率45.8%)となります。買い方次第で勝負になる数字と言えそうです。

去年の傾向と同様に、今年も1月から初ダートの馬の成績がグッと上向きました。先ほども書きましたが、チャンス期間は恐らく7月半ばまで。ここからの約半年が初ダート馬の猟場です。がっつり狙って行きましょう。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週は8鞍に対象馬がいて[3.3.1.9]と好走馬が続出。的中馬券を届けてくれました。迎春Sサンストックトンが1番人気②着。この馬と5番人気①着だったグランオフィシエを2頭軸にした3連複48.7倍が的中しました。

▲迎春Sは11→4→2で決着

サンストックトンは近4走連続でメンバー最速の上がりを記録していました。昇級初戦の今回記録した上がりはメンバー中4位でしたが、差して馬券圏内を確保。

このレースは非根幹距離の2200m戦ということで距離未経験の馬が12頭中4頭いて、グランオフィシエもその1頭でした。持ち時計を確認する際に2000mもチェックすると、12頭全頭が経験している中でグランオフィシエは上位5位までを独占。過去の成績を見れば中山もこなせないわけではなさそうだったので、馬券の軸に抜擢しました。

寿Sヤマニンサルバムが1番人気①着、セファーラジエルが6番人気③着。この2頭を軸にした3連複38.2倍が的中しました。

▲寿Sは7→13→5で決着

このレースでヤマニンサルバムセファーラジエルはメンバー最速タイの34秒1の末脚を発揮。また、2頭とも前走から『直線距離が同じ』の転戦となり、文末まとめではもっとも狙える「★」付きとなっていました。

ニューイヤーSサクラトゥジュールが6番人気②着。この馬と1番人気③着だったグラティアスを2頭軸にした3連複は34.6倍つきました。サクラトゥジュールは前走に続いて2走連続でメンバー最速タイの上がりをマーク。また、文末まとめでは「★」付きでした。

▲ニューイヤーSは1→4→3で決着

このほか馬券が的中しなかったレースでも、新春Sヒメノカリスが5番人気①着、雅Sトウセツが1番人気②着とがんばってくれました。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

この週末は中山、中京、そして開幕週を迎える小倉の3場全てで雨が降りそうな予報となっています。当日の雨の降り方や馬場状態・傾向を確認しながら、対象馬を狙うべきでしょう。

そして、当コラムが注目している「2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」を「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」に改名した上で、結果を確認しておきます。シンザン記念ペースセッティングが3番人気②着、フェアリーSイコノスタシスが5番人気⑧着でした。

今回、ペースセッティングは逃げ粘っての②着。上がりは7頭中6位で、末脚を発揮したレースではありませんでした。しかし、「速い上がりは高い能力の証」とみれば、今回の好走も納得できます。特に若駒の場合は、絶対能力の差が結果に大きく影響する可能性も考えられるのではないでしょうか。

これで今年の2歳OPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[7.5.4.16](勝率21.9%、複勝率50.0%)。さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[7.4.3.12](勝率26.9%、複勝率53.8%)となっています。

京成杯ソールオリエンス紅梅Sバースクライが対象馬。新馬戦勝ち直後のオープン挑戦となるバースクライは、ここを勝てば桜花賞の有力候補に名乗りを上げそう。新馬戦では中団から末脚を伸ばすセンスの良さを見せただけに、ここも注目です。

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は2鞍に狙い馬がいて、2頭とも馬券圏外でした。よって、この新馬券術での的中はありません…。

今週狙えそうなレースは4鞍。重賞にも狙い馬が浮上しています。

■サンライズS(中山芝1200m)
1位:1分7秒1(良)コスモカルナック
1位:1分7秒1(良)オルダージュ
3位:1分7秒7(良)ゼログラヴィティ

■ジャニュアリーS(中山ダート1200m)
1位:1分8秒4(不良)ハコダテブショウ
2位:1分9秒2(不良)スナークダヴィンチ
3位:1分9秒7(重)クインズメリッサ

■日経新春杯(中京芝2200m)
1位:2分9秒0(良)プリマヴィスタ
2位:2分9秒5(良)イクスプロージョン
3位:2分9秒6(良)ヴェローナシチー

■門司S(小倉ダート1700m)
1位:1分41秒6(重)アラジンバローズ
2位:1分42秒4(不良)ミステリオーソ
3位:1分43秒1(不良)ダンツキャッスル

サンライズSは“想定持ち時計"を比較すると、斤量の関係で1分7秒3のコスモカルナックが単独トップに躍り出て、2位に0秒6差をつけます。去年のサンライズS⑦着以来、ちょうど1年ぶりのレースとなりますが、3勝クラスでは過去に②着1回、③着2回。また、1勝クラスを勝った時も約1年ぶりの出走でした。長期休養明けで人気が下がるようであれば、狙っておもしろそうです。

ジャニュアリーSの“想定持ち時計"1位は1分8秒8のハコダテブショウで、2位を0秒6リード。斤量58kgは楽ではなさそうですが、脚抜きの良い馬場になればスピード全開で押し切る場面までありそうです。

日経新春杯は“想定持ち時計"比較で2頭が抜けています。1位が2分9秒0のプリマヴィスタ、2位が2分9秒2のヴェローナシチーで、3位との差は0秒7以上。ここは素直にプリマヴィスタヴェローナシチーから入ります。

門司Sの“想定持ち時計"1位は1分42秒0のアラジンバローズ。2位を1秒0引き離しています。開幕週の小倉ダートで、しかも道悪の可能性も高そうなので、馬場傾向が読めないところもありますが、アラジンバローズにとって小倉ダート1700mは2戦2勝の舞台。前走・師走S⑬着からの巻き返しがあっても不思議ではありません。

続いては、当コラムの注目種牡馬情報です。去年6月以降、現3歳世代の新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています。

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[5.7.16.96]
単勝回収率48.0%↓、複勝回収率101.0%↓

芝のレース出走のダイワメジャー産駒
[13.9.11.79]
単勝回収率202.0%↓、複勝回収率98.0%↓

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[18.15.15.63]
単勝回収率104.0%↓、複勝回収率147.0%↓

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒
[10.9.9.35]
単勝回収率86.0%↑、複勝回収率143.0%↑

ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒
[6.4.1.17]
単勝回収率233.0%↓、複勝回収率137.0%↓

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒が先週は1勝、②着2回、③着1回。単勝回収率と複勝回収率の両方がアップしました。

一方、芝のレースの減少が影響したのか、芝のレース出走のダノンバラード産駒ダイワメジャー産駒は単勝回収率、複勝回収率が共にダウン。ただ、この数字は新馬&未勝利戦に限ったもので、ダノンバラード産駒フェアリーSキタウイングが勝ちました。冬場の芝が合わないということはなさそうなので、あくまで芝のレース数との兼ね合いがポイントになってきそうです。逆にキンシャサノキセキ産駒にとってはチャンスが増えるのかも。

さて、今年から負担重量の見直しが行われ、58kg以上を背負う馬も増えています。馬券的にはやや尻込みしてしまいそうな数字ですが、軒並み増量しているので、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。

ただ、大きい馬の方が負担重量増に耐えられるイメージがありますし、実際に先週の淀短距離Sでは馬体重が500kg以上だった3頭のうち、510kgのホープフルサインが9番人気①着、514kgのトキメキが13番人気③着と爆走しました。これからは馬体重の重い馬の時代がやってくるのでしょうか? 去年、そして今年の4日目までの平地競走を対象に、500kg以上と499kg以下の馬たちの成績を調べてみました。

■2023年1月9日まで
500kg以上[21.30.34.238](勝率6.5%、複勝率26.3%)
499kg以下[73.64.60.844](勝率7.0%、複勝率18.9%)

■2022年
500kg以上[747.639.602.6032](勝率9.3%、複勝率24.8%)
499kg以下[2588.2694.2725.29622](勝率6.9%、複勝率21.3%)

レース数に大きな差があるので一概には言えませんが、今年に入って500kg以上の馬たちの複勝率がアップしています。ただ、勝率は下がっているので勝ち切れなかったとみることもできそう。微妙な数字です。

しかし、おもしろい数字も見つけました。今年ここまでの4日間で500kg以上の馬たちの芝2000mの成績は[6.4.5.25](勝率15.0%、複勝率37.5%)。大きい馬はパワーがあって、ダートやあるいは短距離が得意…というイメージがあったのですが、今年は中距離で好成績を収めています。

また、今年ここまでの4日間で500kg以上の牝馬の成績は[3.1.3.24](勝率9.7%、複勝率22.6%)で、単勝回収率222.0%、複勝回収率126.0%。

今週の愛知杯は牝馬限定戦かつ芝2000m。馬体重500kg以上の馬を狙うチャンスでしょうか? 愛知杯登録馬の中で、前走時馬体重が500kg以上だった馬はアブレイズサンテローズリアアメリア。当コラムでも以前、新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」を検証していましたが、2023年こそ大きな牝馬の時代到来なのでしょうか? 愛知杯は馬体重500kg以上の馬を馬券に入れておきます。

★今週の狙い馬★
【中山・土曜】
R 狙い馬
1 シーギリア、シャインジュエリー、パルフュメ、ラクサパーナ
2 プレサージオ、ホウオウカブキ
3 ザングヴィル
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11  
12  

【中山・日曜】
R 狙い馬
1  
2 ホープアイランド、マンマリアーレ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9 コスモカルナック
10 ハコダテブショウ
11  
12  

【中京・土曜】
R 狙い馬
1  
2 パルティクラール
3 バズッチ、フォーチュンコード、リーチザアマゾネス、ルクスフロンティア
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 レオノーレ(★)
11 サンテローズ(同級、★)、ホウオウイクセル(同級、★)
12  

【中京・日曜】
R 狙い馬
1 ダノンプレジャー
2 ヒビキ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 サンレイポケット(同級、★)、ダンディズム(同級、★)、プリマヴィスタ、ヴェローナシチー
12  

【小倉・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 スナークメモリー
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 タガノパッション(同級)
12  

【小倉・日曜】
R 狙い馬
1 クルチェット、パラディ、ミッキーマカロン、ラプンタ
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 アラジンバローズ、メイショウダジン(同級)
12  

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」

※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。

TOPページに戻る