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馬迷男の挑戦

安田記念をがっちり的中! 函館の狙い目を予測すると?


“簡単な理論で穴馬券が獲れる、新しい馬券術を作りたい!"を目標に、馬迷男・八木たかお氏が試行錯誤するコーナー。先週は堅めの決着となった安田記念をきっちり的中!

<今週の厳選馬>

三宮Sオメガギネス
※「前走の上がりに注目作戦」で解説

<先週の厳選馬の結果>

安田記念ソウルラッシュ(2番人気③着)

「★今週の狙い馬★」一覧へ

どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 今週から函館が開幕。去年は佐々木騎手が大活躍して、初の函館リーディングを獲得しました。通算100勝を超えて(先週終了時でJRA通算104勝)減量もとれたばかりなので、ここからが正念場。この夏もどんな騎乗をみせてくれるか注目です。

そして、その函館に関しては昨年、連闘馬について研究し、狙い目の傾向が見えました。

■昨年の函館で連闘した馬

コース着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
[8.8.8.80] 7.7% 23.1% 126% 71%
ダート [6.6.7.49] 8.8% 27.9% 66% 128%

■昨年の函館で連闘した牝馬の減量特典有無別の成績

減量・コース着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
なし・芝 [2.2.4.35] 4.7% 18.6% 22% 41%
あり・芝 [2.3.1.15] 9.5% 28.6% 72% 88%
なし・ダート [1.0.1.6] 12.5% 25.0% 87% 82%
あり・ダート [4.3.2.8] 23.5% 52.9% 162% 124%

連闘馬は全体的に狙えますが、特に「ダートのレースで牝馬+減量特典騎手」は単複回収率で魅力的な数字が現れました。今年も同様の傾向であれば、当初から該当馬を狙っていけば回収率アップは必至。積極的に馬券に入れていきたいと思います。

「連闘馬は函館で狙え」
①芝・ダートを問わず連闘馬は買い
②ダートで牝馬・減量特典騎手ならばチャンス大

新馬券術
前走の上がりに注目作戦

安田記念で対象馬2頭が馬券圏内!


先週は5鞍に対象馬がいて[2.1.1.11]。安田記念ナミュールが4番人気②着、ソウルラッシュが2番人気③着と馬券圏内に入ったほか、鳴尾記念ヨーホーレイクが1番人気①着と期待に応えてくれました。また、下鴨Sではベリーヴィーナスが8番人気①着と穴を空けています。

馬券はソウルラッシュを馬券の軸にした安田記念の3連複32.8倍が的中。追加馬券でプラス幅拡大にも成功。人気がかなり割れていたため、1→4→2番人気の決着にしては好配当となりました。

▲安田記念は7→5→10で決着

ソウルラッシュは、「厳選馬」に指名していました。前走・マイラーズCはメンバー中最速の上がりで①着。京都芝外回り→東京芝の転戦になるので、『直線距離延長』の「○」付きでした。

「騎手のコース実績に注目作戦」で対象騎手となっているモレイラ騎手とのコンビだったので、新馬券術のダブル対象馬。芝1600mの持ち時計も上位で、買い材料が揃っていました。

ポイント

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「○」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして「今週の厳選馬」に指名するのは三宮Sオメガギネス。前走・オアシスSはメンバー中2位タイの上がりを発揮して、0秒2差の③着でした。東京ダート→京都ダートの転戦となるので、『直線距離が同じ』の次に期待できる『直線距離短縮』の無印となります。

デビュー以来の7戦で、前々走・フェブラリーS⑭着以外は全て馬券圏内という堅実派。今回はトップハンデ58kgを背負いますが、前走は別定59kgだったので1kg減となります。また、日曜の京都は天気予報が微妙ですが、今年の東海Sは重馬場で②着に入っているので問題なさそう。ここは馬券の軸として好走を期待します。

→ダービーは【穴ぐさ】ダノンデサイルが9番人気①着!←

新馬券術
騎手のコース実績に注目作戦

短期免許最終週もモレイラ騎手が活躍!


先週は2つ行われた重賞で共に対象騎手となっていたモレイラ騎手が、安田記念ソウルラッシュに騎乗して2番人気③着、鳴尾記念ボッケリーニに騎乗して2番人気②着。今回の来日でも「マジックマン」らしい手綱さばきを見せてくれました。しばらくは短期免許取得が難しくなりましたが、次の来日を待ちたいと思います。

今週の重賞は、エプソムC(東京芝1800m)と函館スプリントS(函館芝1200m)の2レース。当該コースにおいて、実績を残している騎手をチェックしていきます。東京は昨年以降、函館は昨年のみだとデータが少なくなるので2021年以降とします。

■東京芝1800mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
ルメール騎手 [16.7.10.20] 30.2% 62.3% 85% 79%
戸崎騎手 [6.5.4.29] 13.6% 34.1% 44% 67%
横山武騎手 [6.3.6.25] 15.0% 37.5% 55% 78%
松山騎手 [5.1.4.14] 20.8% 41.7% 218% 195%
菅原明騎手 [4.11.5.35] 7.3% 36.4% 43% 117%
川田騎手 [2.6.4.6] 11.1% 66.7% 68% 123%
津村騎手 [2.5.4.21] 6.3% 34.4% 37% 110%
※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ルメール騎手が勝率、複勝率で共に好成績。菅原明騎手津村騎手戸崎騎手を加えた4人を対象騎手とします。

■函館芝1200mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
横山武騎手 [13.10.14.39] 17.1% 48.7% 89% 101%
武豊騎手 [12.13.10.31] 18.2% 53.0% 119% 108%
鮫島駿騎手 [11.6.6.43] 16.7% 34.8% 129% 92%
佐々木騎手 [6.5.2.21] 17.6% 38.2% 73% 119%
大野騎手 [5.2.5.10] 22.7% 54.5% 116% 114%
ルメール騎手 [2.6.3.16] 7.4% 40.7% 18% 75%
坂井騎手 [1.2.6.15] 4.2% 37.5% 26% 155%
西村淳騎手 [1.2.2.7] 8.3% 41.7% 22% 104%
※データ対象は2019年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率が最も高いのは大野騎手横山武騎手武豊騎手坂井騎手を加えた4人を対象騎手とします。

■「騎手のコース実績に注目作戦」の狙い

エプソムC
ルメール騎手レーベンスティール
菅原明騎手ノースザワールド
津村騎手トゥデイイズザデイ
戸崎騎手ヴェルトライゼンデ

函館スプリントS
大野騎手シュバルツカイザー
横山武騎手キミワクイーン
武豊騎手ゾンニッヒ
坂井騎手ビッグシーザー


→ダービーは【穴ぐさ】ダノンデサイルが9番人気①着!←

新馬券術
500kg以上のマル外狙い作戦

先週は対象馬が不振…その原因は?


先週の馬体重500kg以上マル外は、2場の平地競走で[0.1.2.11](複勝率21.4%、複勝回収率36%)とやや不振でした。その原因は、下記の表を見ると明らかです。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場・距離着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
芝1200m [0.0.0.2] 0.0% 0.0% 0% 0%
芝2000m [0.0.1.3] 0.0% 25.0% 0% 45%
ダート1200m [0.1.0.2] 0.0% 33.3% 0% 60%
ダート1400m [0.0.0.3] 0.0% 0.0% 0% 0%
ダート1600m [0.0.0.1] 0.0% 0.0% 0% 0%
ダート1800m [0.0.1.0] 0.0% 100.0% 0% 150%

安田記念ロマンチックウォリアーが522kgで1番人気①着、ヴォイッジバブルが544kgで8番人気⑰着でしたが、この2頭はいずれも「カク外」なので対象外。不振の原因は、狙い目としていたダート短距離&東京ダートで馬券圏内に入れなかった馬が多かったことにあるようです。ただ、これまでの傾向では好走傾向にあったのは事実ですので、先週は“下振れ"と考えて、引き続きダート短距離&東京ダートで狙っていきます。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に「外」をつけて掲載しています。

最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬着別度数単回収率複回収率
リアルスティール [24.16.12.82] 276% 148%
スワーヴリチャード [19.22.21.111] 118% 98%
ニューイヤーズデイ [8.7.7.54] 114% 80%
マクフィ [3.2.2.23] 125% 72%

■ダート

種牡馬着別度数単回収率複回収率
ダノンレジェンド [14.13.10.71] 143% 108%
カリフォルニアクローム [14.12.4.119] 163% 120%
エスポワールシチー [5.5.9.41] 200% 155%

先々週に続いて、先週も観測種牡馬の産駒の出走が少なかったのですが、その数少ない出走馬が人気薄で好走しました。2日京都4R(3歳未勝利戦、芝2000m)はスワーヴリチャード産駒のダンツトレントが10番人気②着。複勝が8.8倍ついて、芝のスワーヴリチャード産駒の複勝率&複勝回収率をアップさせました。

そして、先週はこんな馬券が的中。2日東京5R(2歳新馬戦、芝1600m)の3連複6.6倍なのですが、馬券に入れていたスワーヴリチャード産駒のミリオンローズが2番人気①着でした。

▲2日東京5Rは1→4→5で決着

3歳世代のスワーヴリチャード産駒は芝で優秀な単複回収率を記録。ただ、ファーストクロップの3歳世代が大活躍したので、セカンドクロップとなる2歳世代は、早くから人気になりそう。回収率の面では旨味が減る恐れがあるかもしれません。今後データを蓄積した上で、2歳世代も狙うに値するかどうかを報告します。

<現在注目している種牡馬>

■芝

スワーヴリチャード
ニューイヤーズデイ
マクフィ
リアルスティール

■ダート

エスポワールシチー
カリフォルニアクローム
ダノンレジェンド
 
【月額会員が利用できるコーナー紹介】

★今週の狙い馬★
【東京・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 フィフティシェビー
11 エリカヴァレリア(同級、○)、マイネルカンパーナ(★)
12  

【東京・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 ウェイワードアクト(★)、コンティノアール(○)、パーティーベル(○)
11 アルナシーム(同級、○)、ヴェルトライゼンデ、サイルーン(○)、タイムトゥヘヴン(同級、○)、トゥデイイズザデイ、ノースザワールド、ラケマーダ(★)、ルージュリナージュ(同級、★)、レーベンスティール
12  

【京都・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 エアメテオラ
11  
12  

【京都・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 クリティカルヒット
4  
5  
6  
7 アスクナサニエル
8  
9  
10 エコロアイ、シラキヌ
11 オメガギネス(同級)、ザイツィンガー(同級、★)
12  

【函館・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6 ジーティースピード
7  
8  
9  
10  
11  
12  

【函館・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 キミワクイーン、シュバルツカイザー、ゾンニッヒ、ビッグシーザー
12  

★各項目の説明★
「今週の厳選馬」

「騎手のコース実績に注目作戦」

「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「馬体重500kg以上のマル外狙い作戦」
※当日の馬体重が500kg以上の外国産馬を狙う作戦。ダートで前走時馬体重が500kg以上の外国産馬を表記しています(当日の馬体重にご注意下さい)。

「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」

※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。

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