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馬迷男の挑戦

騎手作戦の対象がラジオNIKKEI賞で8番人気③着、函館記念で6番人気②着!


“簡単な理論で穴馬券が獲れる、新しい馬券術を作りたい!"を目標に、馬迷男・八木たかお氏が試行錯誤するコーナー。先週は「騎手作戦」対象馬が、人気薄での好走を決めました!

<今週の厳選馬>

TUF杯エコロアゼル
※「500kg以上のマル外狙い作戦」で解説

<前回の厳選馬の結果>

ラジオNIKKEI賞バズアップビート(3番人気⑩着)

「★今週の狙い馬★」一覧へ

どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 本格的な夏競馬が始まり、3歳馬vs.古馬の闘いも本格化することにあわせて、先週の当コラムでは夏競馬1週目の各年齢の成績をチェックしました。見えてきたポイントは「基本は3歳と4歳の闘いの構図」「意外と4歳の複勝回収率の高さが目立つ」「3歳は芝の方が好成績」といったあたりでした。

では、今年の夏競馬1週目はどうだったのでしょうか。振り返ってみましょう。

■2025年6月28~29日の3歳以上のレース

年齢
ダート
複勝率複勝回収率複勝率複勝回収率
3歳 40.4% 68% 24.3% 44%
4歳 32.4% 122% 26.0% 70%
5歳 16.7% 133% 15.8% 42%
6歳 15.2% 67% 10.5% 34%
7歳以上 0.0% 0% 14.3% 37%

芝のレースに関しては、3歳馬が近2年よりも優勢だったようです。ただ、回収率に目を向けると、4~5歳が100%超えの好成績。ダートに関しては、3歳と古馬がほぼ五分の形勢でしょうか。回収率の面では、特筆すべき点はありませんでした。

今年もおおむね、近2年と同様の傾向となったようです。まだ今週は早いかもしれませんが、このあとは例年ですと有力3歳が勝ち上がった後に、古馬が好成績を収める週が現れます。世代の成績の波を捉えることは、夏競馬の攻略ポイントになりそうです。

新馬券術
騎手のコース実績に注目作戦

2重賞で対象騎手が人気薄で好走!


先週は対象騎手が2重賞で人気薄の馬を馬券圏内に導きました。ラジオNIKKEI賞では菅原明騎手騎乗のセンツブラッドが2番人気②着、横山琉騎手騎乗のインパクトシーが8番人気③着。また、函館記念では横山武騎手騎乗のハヤテノフクノスケが6番人気②着でした。

今週の重賞は、日曜に行われる北九州記念(小倉芝1200m)の1レースのみ。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしましょう。対象期間は昨年以降。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

■小倉芝1200mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
松山騎手 [5.6.5.10] 19.2% 61.5% 121% 96%
坂井騎手 [5.3.3.7] 27.8% 61.1% 215% 116%
加藤騎手 [1.1.0.2] 25.0% 50.0% 497% 212%
西村淳騎手 [4.3.4.15] 15.4% 42.3% 102% 94%
藤岡佑騎手 [6.1.3.15] 24.0% 40.0% 248% 105%
浜中騎手 [1.0.1.3] 20.0% 40.0% 46% 114%
鮫島駿騎手 [2.10.3.24] 5.1% 38.5% 26% 80%
川田騎手 [2.0.1.5] 25.0% 37.5% 53% 73%
太宰騎手 [0.4.1.9] 0.0% 35.7% 0% 79%
松若騎手 [4.0.2.11] 23.5% 35.3% 90% 109%
※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

松山騎手坂井騎手川田騎手の3人を対象騎手とします。

一般論としてデータは、サンプルを増やすことでその精度を上げていくことが多いものですが、小倉に騎乗してきた川田騎手はその一般論に当てはまらない印象があります。通常は他場で乗ることが多く、小倉参戦はむしろ“狙いすました騎乗"なのかもしれません。

2022年以降、川田騎手は小倉の重賞に8度騎乗して[3.2.1.2]の好成績。2022年プロキオンS2023年小倉記念2024年愛知杯を勝っています。ただ、いずれも4番人気以内と、人気になりがち。好配当を狙うなら、川田騎手を軸に据えてヒモ荒れを待つ作戦となりそうです。

■「騎手のコース実績に注目作戦」の狙い

北九州記念
松山騎手ミルトクレイモー
坂井騎手アブキールベイ
川田騎手ロードフォアエース

→函館記念で【穴ぐさ】ヴェローチェエラが10番人気①着!←

新馬券術
前走の上がりに注目作戦

対象馬がラジオNIKKEI賞を快勝!


先週は4鞍に対象馬がいて[1.0.0.6]。ラジオNIKKEI賞エキサイトバイオが4番人気①着でした。馬群の中団あたりに付けて、4角7番手からメンバー中2位の上がり34秒8で混戦から抜け出る鮮やかな勝利。メンバー中1位の馬は4角14番手で④着でしたから、“末脚の質"の観点からもエキサイトバイオがここは一枚上だったようです。

「厳選馬」に指名していたラジオNIKKEI賞バズアップビートは3番人気⑩着。勝負どころで早くも手応えが怪しくなったように見えて、そのままなだれ込んでのゴール。能力を出し切れなかった印象です。

ポイント

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「○」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

「3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」も振り返っておきましょう。対象馬だったラジオNIKKEI賞フクノブルーレイクは7番人気⑪着。これで現在までの対象馬の成績は[13.14.5.61](勝率14.0%、複勝率34.4%)となっています。今週は3歳OPのレースはありません。

新馬券術
500kg以上のマル外狙い作戦

福島ダートの傾向が明らかに!


先週の馬体重500kg以上マル外は、ダート全距離で[1.0.1.2](複勝率50.0%、単勝回収率60%、複勝回収率90%)と、なかなかの成績でした。

鶴ヶ城Sに馬体重502kgで出走したジャスパーロブストが1番人気①着、29日小倉4Rで馬体重520kgだったアルデフォックスが2番人気③着。先週の好走馬は、いずれもダート1700mのレースへの出走でした。

馬体重500kg以上マル外は、小倉ダート1700mでも好成績の傾向がありますが、福島ダートではどうなんでしょうか。斤量ルールが変更された2023年以降を対象に調べてみました。

■2023年以降の福島ダートにおける馬体重500kg以上マル外

距離着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
1150m [4.3.0.7] 28.6% 50.0% 136% 95%
1700m [1.1.0.6] 12.5% 25.0% 30% 81%

はっきり違いが出ました。2023年以降の福島ダートで勝った馬体重500kg以上マル外は、先週のジャスパーロブストのみ。福島ダートの狙いはダート1150mのようです。

ということで「今週の厳選馬」に指名するのはTUF杯エコロアゼルです。前走・安芸特別は馬体重520kgで出走して2番人気①着。道悪の助けもあったかもしれませんが、逃げてメンバー中最速上がりで②着馬を5馬身突き放す圧勝でした。

クラスが上がって、テンに速い馬が集まったメンバー構成ですから楽ではなさそうですが、3走前には中山の1勝クラス(ダート1200m)を先行して差す競馬で勝利。激しく揉まれ込むような展開にならなければ、昇級初戦から十分通用する器と考えます。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に「外」をつけて掲載しています。

→函館記念で【穴ぐさ】ヴェローチェエラが10番人気①着!←

続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

29日函館6Rはダノンバラード産駒のコスモマガラニカが3番人気③着。この馬を馬券の軸にして3連複59.2倍が的中しました。馬券購入の際にPAT画面上で「セット」ではなく「展開セット」のボタンをクリックしたため、1点買いでの的中のような画像となっています。

▲29日函館6Rは8→9→12で決着

29日小倉2Rはモズアスコット産駒のトウカイリュタンが8番人気③着。この馬を馬券の軸にして3連複21.3倍が的中です。8番人気から流せたのですが、上位が1→2番人気だったので配当が伸びませんでした。

▲29日小倉2Rは17→13→14で決着

■芝

種牡馬着別度数単回
収率
複回
収率
モーリス [25.17.21.169] 158% 92%
オルフェーヴル [11.13.13.121] 245% 112%
ダノンバラード [8.12.7.112] 216% 132%
モズアスコット [8.3.9.87] 146% 83%
グレーターロンドン [8.2.3.33] 343% 149%
シスキン [4.4.0.6] 95% 71%

■ダート

種牡馬着別度数単回
収率
複回
収率
イントゥミスチーフ [7.3.1.5] 104% 88%
レッドファルクス [6.4.8.26] 646% 261%

芝のシスキン産駒の単複回収率が共に100%割れの状況が続いていますので、一旦観測種牡馬から外します。

しかし、当コラムが期待している種牡馬で、2歳世代はここまで[0.1.0.2]とここからの活躍が期待できそうな成績。2歳世代にバトンタッチという形になります。

<現在注目している種牡馬>

■3歳芝

モーリス
オルフェーヴル
ダノンバラード
グレーターロンドン
モズアスコット

■3歳ダート

イントゥミスチーフ
レッドファルクス
 
【月額会員が利用できるコーナー紹介】

★今週の狙い馬★
【福島・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 エコロアゼル、ルディック
12  

【福島・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9 エコロエイト
10  
11 アピーリングルック、エルゲルージ(同級)、ソニックスター
12  

【小倉・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 コルレオニス、メルトユアハート(同級)
12  

【小倉・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 アブキールベイ、ミルトクレイモー、ロードフォアエース
12 ゼンエスポワール

【函館・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11  
12  

【函館・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 ダンテバローズ(同級、★)
12  

★各項目の説明★
「今週の厳選馬」

「騎手のコース実績に注目作戦」

「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「馬体重500kg以上のマル外狙い作戦」
※当日の馬体重が500kg以上の外国産馬を狙う作戦。ダートで前走時馬体重が500kg以上の外国産馬を表記しています(当日の馬体重にご注意下さい)。

「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」

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