独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

速攻レースインプレッション

アナザートゥルースがコンビ実績の高さを見せつけた?

文/編集部(M)、写真/森鷹史


出走馬16頭のうち、前走時と騎手が同じだった馬は2頭だけ。それは、アナザートゥルース(大野騎手)とロンドンタウン(吉田隼騎手)で、他の14頭は騎手が乗り替わっていて、7頭は初騎乗の鞍上だった。

16頭の中で、コンビ最多勝は4勝アナザートゥルース&大野騎手で、次いで3勝のナムラアラシ&幸騎手、1勝のウェスタールンド&北村友騎手オルナ&酒井学騎手テーオーエナジー&藤岡康騎手となっていた(その他のコンビは未勝利)。

同日の中山でG1の皐月賞があり、乗り替わりが多くなるのも無理のない話だろうが、昨年時も騎手が継続騎乗していたグレイトパール(川田騎手)が優勝していて、過去10年では、日曜日の施行となった4回のうち3回で前走時と同じ騎手が騎乗した馬が勝っている

アンタレスSは、元々、騎手が継続騎乗した馬の成績が良いレースではあったが、日曜日に開催される時はなおのこと、コンビ実績に注目すると良いのかもしれない。

そんなわけで、アナザートゥルース&大野騎手には注目すべきだったのだろうが、それにしても、前走の名古屋大賞典(③着)で3馬身半差を付けられたグリムを相手に、力でねじ伏せるかのように差し切るとは驚いた。

アナザートゥルースの斤量は56kgで、57kgのグリムとは1kgの差があったとはいえ、この差は名古屋大賞典の時と同じ(アナザートゥルースが54kg、グリムが55kgだった)。グリムは前走が2ヶ月半ぶりで、今回は叩き2戦目(中3週)だったが、アナザートゥルースも前走は中6週とやや開いており、使われての良化度合いにそこまで大きな違いはなかったと思われる。

グリムは直線で内目を捌いて伸びていて、そのレースぶりは悪くなかったと思うが、アナザートゥルースはそれを外から差し切り、1分50秒8(稍重)というタイムで駆け抜けた。初めて装着したブリンカーの効果もあったのだろうし、過去に稍重の中山ダート1800mを1分50秒5で制したことがあり、降雨で時計の出やすい馬場となったこともプラスに働いたのだろう。

アナザートゥルースサウンドトゥルーの弟で、兄は2015年東京大賞典2016年チャンピオンズC2017年JBCクラシックとG1(Jpn1)を制した。そのうち、JBCクラシックは重馬場で、チャンピオンズCは1分50秒1(良)という勝ち時計だったから、弟も同じく、スピードを活かせる馬場が合うのだろう。

4歳にセン馬となってからはこれで[4.5.1.1]で、休み明けで過去最多体重(492kg)だった昨年12月の北総S(⑥着)以外では馬券圏内を外していない。やや勝ち味に遅い面が見られていたが、ブリンカーという武器を得た今後は、中距離のダート戦線で重要な存在になる可能性もありそうだ。まだ5歳で、長い活躍が期待できるだろう。

グリムは敗れたとはいえ0秒1差(②着)で、レパードS(①着)の時に記録した1分52秒0(良)を1秒以上短縮する時計(1分50秒9)で走破したのだから、強くなっていると言えるだろう。ダート1800m以上は重賞で6戦して[3.2.1.0]で、これは3人のジョッキー(浜中騎手武豊騎手内田騎手)で記録されている。今回の走りを見ても、操縦性がかなり上がっていて、今後もコースを問わず安定した走りを期待できそうだ。

ロンドンタウンは前走のマーチS(②着)が6ヶ月半ぶりで、ハンデ57.5kgを背負って外を回りながら連対圏まで差し込んだもので、中2週の今回は斤量減でも反動が気になったが、最後まで渋太く伸びて③着に入った。実力馬が復調してきて、今後も順調なら目が離せない存在になってきそうだ。

1番人気だったウェスタールンド4ヶ月ぶりの休み明けで、降雨で道悪馬場となり、先に抜けた馬が止まらない展開となって、最後に厳しさが出てしまった(④着)。今回計時した上がりは37秒3で、これはメンバー中2位ではあったが、ウェスタールンド自身としてはダートでいちばん遅い上がりタイムとなった。ただ、逆に言えば、もっと切れる脚を使えて当然で、休み明けを使われた次走以降は巻き返しが期待できるだろう。


TOPページに戻る