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桜花賞(G1)
阪神11R 芝外1600m 15時40分発走予定
桜花賞といえば、以前はチューリップ賞、フィリーズレビュー組が強く、「クイーンCはまったく直結しない」とも言われました。ただ、近年は牡馬の皐月賞路線と同様、なるべくレース間隔を空けて、できるだけ良い体調で挑む臨戦が主流になってきました。
あくまでも、参考として過去10年の前走レース別成績を挙げておきます。
チューリップ賞[3.8.6.30]、阪神JF[2.2.0.5]、フィリーズレビュー[1.0.2.43]
別路線としては、クイーンC[1.0.1.18]、朝日杯FS[1.0.0.1]。
これだけを見ると、チューリップ賞組もまだまだ強く見えるかもしれませんが、前走チューリップ賞組で桜花賞を勝ったのは2016年のジュエラー(チューリップ賞②着)が最後。
2019年優勝のグランアレグリアは朝日杯FS③着。2020年の①着デアリングタクトは2月のエルフィンS①着。2021年の①着ソダシ、②着サトノレイナスはいずれも阪神JFからの直行組。昨年優勝のリバティアイランドも阪神JF①着からの直行でした。
②、③着ならまだしも、勝ち切るという意味では「チューリップ賞組」は強調できません。もちろん、昨年に6番人気で②着に飛び込んだコナコースト(チューリップ賞②着)のように、チューリップ賞組も「3連系」では外せないのは事実なのですが…。
では、なぜ阪神JF直行組が効率良く走るのでしょう。もちろん、レース間隔を空ける直行ローテ自体はノーザンファーム天栄など「外厩力」の向上もあって、3歳牝馬に限らず、古馬でも通常パターンになりました。
阪神JF組が強いのは、やはりG1の重み、格でしょう。2歳12月の時点で2歳女王を目指せる馬にとっては全力で獲りに行く目標レースになりました。一時代前なら、厳寒期は避けて2月辺りから始動という馬も多かったでしょう。
「2歳女王」を懸けて、熾烈な競馬に挑むので、かなりシビアな競馬になります。そして、その厳しい経験が後になって活きる形になっています。
今年の3歳牝馬戦線の一連のステップ重賞(特別競走も含む)の中でも、阪神JFのレースレベルはとりわけ高かったと思います。ペースの上下動が激しいレースでしたが、優勝したアスコリピチェーノは1分32秒6のレースレコードで制しました。これにクビ差で続いたステレンボッシュにも高い能力を感じました。
昨年の阪神JFで敗れたその他の馬たちも、その後の活躍が目立ちます。阪神JF③着コラソンビートがフィリーズレビュー②着。阪神JF⑦着スウィープフィートがチューリップ賞①着。阪神JF⑩着キャットファイトがアネモネS優勝といった具合。
では「阪神JF不出走組」の中に、阪神JF上位組を破れそうな馬がいるのか? これが、誰もが気になっている今年の桜花賞の鍵でしょう。
土曜日に桜花賞と同じ阪神の芝外回り1600mで行われたのは11R・阪神牝馬S。内回りのレースでは逃げ切りもあり傾向は多少違っていますが、阪神牝馬Sに限れば、通常の桜花賞ウイーク並みの「底力重視」の馬場に感じました。
レース前半の3Fは35秒4の超スロー。逃げたサブライムアンセムが掛かったうえ、先行勢が伏兵陣だったこともあって、完全な差し競馬になりました。勝ったマスクトディーヴァは道中4番手から上がり3Fは33秒0。勝ち時計は1分33秒0。となると、桜花賞は展開次第では「1分32秒台後半」が必要な高速決着が濃厚とみます。
阪神牝馬Sの②着ウンブライル、③着モリアーナはどちらも「後方伸び」で、ともに上がり3F32秒9と極限の切れ。桜花賞は逃げ候補がセキトバイースト、シカゴスティング、それにエトヴプレとそれなりにいるので、「Mペース想定」。最後は中~外伸び傾向の決め手勝負になるとみます。直線の内寄りの芝に多少傷みが出てきて、内優位の押し切り穴パターンは考えにくいです。時計勝負に対応できない馬は厳しいとみます。
桜花賞(G1)
阪神11R 芝外1600m 15時40分発走予定
血統背景は重厚で成長力が見込めるうえ、実際の本馬は切れ味特化で良い意味での軽さがあると思います。馬体重自体に大きな変化はないものの、筋肉にメリハリが出て、一段の成長を感じます。阪神JFは序盤の速さに戸惑い、追走面で苦労した印象でしたが、一度経験したことで、ポジションも取りやすくなる希望もあります。
穴馬を切望している方には申し訳ありません。また、お金を払って読んでいただいている方に「もっと気の利いた穴馬はいないのか?」と言われるかもしれません。その声は、もっともです。
ただ、◎ステレンボッシュが、昨年よりもさらに一段上げて順調にきているとあれば、時計対応力や決め手の点から、勝ち負けとみます。①着勝負です。
阪神11R 芝外1600m 15時40分発走予定
的中!! | 馬単⑫→⑨ 12.4倍 × 2,000円 = 24,800円 |
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目次
- 以前のステップレース傾向は軽視
- 阪神JF組が強いと言うよりは…
- 土曜阪神の芝傾向から見る今年の桜花賞
- 予想印入り出走表
- 有力馬・気になる馬の評価(無印含め14頭を解説)
- 万哲の決断馬券(買い目)
【以前のステップレース傾向は軽視 】
桜花賞といえば、以前はチューリップ賞、フィリーズレビュー組が強く、「クイーンCはまったく直結しない」とも言われました。ただ、近年は牡馬の皐月賞路線と同様、なるべくレース間隔を空けて、できるだけ良い体調で挑む臨戦が主流になってきました。
あくまでも、参考として過去10年の前走レース別成績を挙げておきます。
チューリップ賞[3.8.6.30]、阪神JF[2.2.0.5]、フィリーズレビュー[1.0.2.43]
別路線としては、クイーンC[1.0.1.18]、朝日杯FS[1.0.0.1]。
これだけを見ると、チューリップ賞組もまだまだ強く見えるかもしれませんが、前走チューリップ賞組で桜花賞を勝ったのは2016年のジュエラー(チューリップ賞②着)が最後。
2019年優勝のグランアレグリアは朝日杯FS③着。2020年の①着デアリングタクトは2月のエルフィンS①着。2021年の①着ソダシ、②着サトノレイナスはいずれも阪神JFからの直行組。昨年優勝のリバティアイランドも阪神JF①着からの直行でした。
②、③着ならまだしも、勝ち切るという意味では「チューリップ賞組」は強調できません。もちろん、昨年に6番人気で②着に飛び込んだコナコースト(チューリップ賞②着)のように、チューリップ賞組も「3連系」では外せないのは事実なのですが…。
【阪神JF組が強いと言うよりは…】
では、なぜ阪神JF直行組が効率良く走るのでしょう。もちろん、レース間隔を空ける直行ローテ自体はノーザンファーム天栄など「外厩力」の向上もあって、3歳牝馬に限らず、古馬でも通常パターンになりました。
阪神JF組が強いのは、やはりG1の重み、格でしょう。2歳12月の時点で2歳女王を目指せる馬にとっては全力で獲りに行く目標レースになりました。一時代前なら、厳寒期は避けて2月辺りから始動という馬も多かったでしょう。
「2歳女王」を懸けて、熾烈な競馬に挑むので、かなりシビアな競馬になります。そして、その厳しい経験が後になって活きる形になっています。
今年の3歳牝馬戦線の一連のステップ重賞(特別競走も含む)の中でも、阪神JFのレースレベルはとりわけ高かったと思います。ペースの上下動が激しいレースでしたが、優勝したアスコリピチェーノは1分32秒6のレースレコードで制しました。これにクビ差で続いたステレンボッシュにも高い能力を感じました。
昨年の阪神JFで敗れたその他の馬たちも、その後の活躍が目立ちます。阪神JF③着コラソンビートがフィリーズレビュー②着。阪神JF⑦着スウィープフィートがチューリップ賞①着。阪神JF⑩着キャットファイトがアネモネS優勝といった具合。
では「阪神JF不出走組」の中に、阪神JF上位組を破れそうな馬がいるのか? これが、誰もが気になっている今年の桜花賞の鍵でしょう。
【土曜阪神の芝傾向から見る今年の桜花賞 】
土曜日に桜花賞と同じ阪神の芝外回り1600mで行われたのは11R・阪神牝馬S。内回りのレースでは逃げ切りもあり傾向は多少違っていますが、阪神牝馬Sに限れば、通常の桜花賞ウイーク並みの「底力重視」の馬場に感じました。
レース前半の3Fは35秒4の超スロー。逃げたサブライムアンセムが掛かったうえ、先行勢が伏兵陣だったこともあって、完全な差し競馬になりました。勝ったマスクトディーヴァは道中4番手から上がり3Fは33秒0。勝ち時計は1分33秒0。となると、桜花賞は展開次第では「1分32秒台後半」が必要な高速決着が濃厚とみます。
阪神牝馬Sの②着ウンブライル、③着モリアーナはどちらも「後方伸び」で、ともに上がり3F32秒9と極限の切れ。桜花賞は逃げ候補がセキトバイースト、シカゴスティング、それにエトヴプレとそれなりにいるので、「Mペース想定」。最後は中~外伸び傾向の決め手勝負になるとみます。直線の内寄りの芝に多少傷みが出てきて、内優位の押し切り穴パターンは考えにくいです。時計勝負に対応できない馬は厳しいとみます。
【予想印入り出走表 】
桜花賞(G1)
阪神11R 芝外1600m 15時40分発走予定
馬番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ワイドラトゥール | 牝3 | 55 | 北村友 | |
2 | ○ | クイーンズウォーク | 牝3 | 55 | 川田 |
3 | △ | イフェイオン | 牝3 | 55 | 西村淳 |
4 | ▲ | キャットファイト | 牝3 | 55 | 松山 |
5 | シカゴスティング | 牝3 | 55 | 浜中 | |
6 | ハワイアンティアレ | 牝3 | 55 | 池添 | |
7 | スウィープフィート | 牝3 | 55 | 武豊 | |
8 | △ | コラソンビート | 牝3 | 55 | 横山武 |
9 | ☆ | アスコリピチェーノ | 牝3 | 55 | 北村宏 |
10 | セキトバイースト | 牝3 | 55 | 藤岡佑 | |
11 | △ | ライトバック | 牝3 | 55 | 坂井 |
12 | ◎ | ステレンボッシュ | 牝3 | 55 | モレイラ |
13 | テウメッサ | 牝3 | 55 | 岩田望 | |
14 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55 | 岩田康 | |
15 | エトヴプレ | 牝3 | 55 | 鮫島駿 | |
16 | セシリエプラージュ | 牝3 | 55 | M.デムーロ | |
17 | マスクオールウィン | 牝3 | 55 | 津村 | |
18 | △ | チェルヴィニア | 牝3 | 55 | ムルザバエフ |
【有力馬・気になる馬の評価】
◎⑫ステレンボッシュ
強かった阪神JF組の中でも、勝ち馬アスコリピチェーノより上に見た理由は、阪神JFは直線半ばで内に切り替えるロスもありながら、クビ差まで迫った点。メンバー中最速の上がり3F33秒5を評価します。「1分32秒台後半」は確実とみる今年の馬場なら、時計対応力は大きなプラス要素になるでしょう。血統背景は重厚で成長力が見込めるうえ、実際の本馬は切れ味特化で良い意味での軽さがあると思います。馬体重自体に大きな変化はないものの、筋肉にメリハリが出て、一段の成長を感じます。阪神JFは序盤の速さに戸惑い、追走面で苦労した印象でしたが、一度経験したことで、ポジションも取りやすくなる希望もあります。
○②クイーンズウォーク
個人的にはクイーンCの本命でした。うまく脚を温存できた分、初めての1600mでもしっかりと切れる脚を使えた点は評価できます。阪神JF上位組を負かすとすれば、やはり馬体面の大物感もあるこの馬でしょう。その一方で、デビュー2戦で見せたスタート面の課題や、本質的にはゆったり構えられる距離の方が良くも見えるので、果たしてマイルがベストかの懸念もありますが…。内枠を活かして、ロスなく立ち回れれば逆転まで。▲④キャットファイト
三振か?ホームランか? 評価的には「ある」か「ない」かになります。昨秋の中山のアスター賞の「1分33秒1」は開幕週とはいえ稍重でしたし、2歳秋でなかなか計時できる時計ではありません。ただ、前進気勢が強すぎる性格でメンタル面に課題が見えるのも事実。阪神JF(⑩着)は本馬場に出てから急にテンションが上がったとのこと。1分32秒台の時計に対応できる基礎体力はあって、2度目の阪神で少しでも慣れが出れば、好位から粘り込んでの激走はあっても不思議ではないとみます。☆⑨アスコリピチェーノ
もちろん、優勝候補とみています。馬体にいい意味のゆとりもあって、ダイワメジャー産駒ですがもっと距離が延びても可能性があります。ただ、序盤の追走力には多少課題が見え、現状は切れ特化型か。阪神JFはこれ以上ない最高の立ち回り。同じ競馬をもう一度できればという期待はある半面、どんな展開になっても大丈夫と人気ほどの信頼を置いて良いものか? 序盤の入りは鍵になりそうです。△③イフェイオン
前走・フェアリーS(①着)は、確かにメンバーレベルはもうひとつかもしれませんが、不利な中山マイルの外枠から正攻法で立ち回って勝った点を評価。昨秋の京都未勝利戦Vは1分33秒3の好時計。母イチオクノホシは桜花賞⑪着でしたが、本馬の体は母よりもひと回り大きく、先週の1週前追いは、かなりのハード調教。完全なマイル特化型で、上積みが見込めるとあれば、3連系では外せない存在に。△⑧コラソンビート
1400mで機敏に走れてしまう点で、マイルは1F長いのかもしれません。実際にフィリーズレビューをステップに選んだ理由もそれではないでしょうか。ただ、馬群を縫える経験値は多頭数競馬では大きなプラス。機動力を活かせる馬番8番もプラス。道中で脚が溜まれば、阪神JF(③着)の結果から勝ち負けまではともかく、十分に争覇圏内とみます。△⑪ライトバック
折り合い面にかなり不安は見えます。半面、馬体のスケール感は上位人気馬にもヒケを取りません。跳びがかなり大きく、初参戦でも阪神外回りはベストでしょう。G1のある程度流れる中で、新潟での新馬戦で見せた上がり3F32秒8の鬼脚を発揮できれば、怖い存在。△⑱チェルヴィニア
正直、印を打つか悩みました。一頓挫あった後の放牧明けで、映像で見る限りでは馬体がやや細く映るのが気になります。体形的なものでしょうか? もともとはルメール騎手が騎乗予定だったのは、それだけ潜在能力が見込まれていた証。そのルメール騎手が乗れないのは気になりますし、大外の馬番18番はかなり厳しいと思いますが、序盤の出脚力があるので、ある程度の位置は取れるかもしれません。好位で折り合えるようなら。快勝か凡走か。結論的には両極端でしょう。①ワイドラトゥール
チューリップ賞は課題のゲートは出ましたが、最後は案外。体があまり成長して見えない現状では高評価できません。⑤シカゴスティング
阪神JF(⑤着)は逃げて見せ場をつくりましたが、当時より内優位とはいえない馬場状況では厳しいでしょう。⑦スウィープフィート
阪神JF(⑦着)は外を回るロスがありました。それでも、勝ち馬とは0秒9差。発馬の不安は解消してきましたが、チューリップ賞は阪神JF組を凌駕するほどの迫力は感じませんでした。馬券的には③着ならギリギリの評価。⑧セキトバイースト
チューリップ賞は前半3F34秒5と遅くないペースで②着に逃げ粘ったのは評価できますが、それでも形の上は楽に行けたのが大きかったでしょう。今回は同型も多すぎ、楽な展開は?⑬テウメッサ
アネモネS(②着)自体の伸びは素晴らしかったですが、もっとレベルの高いどこかのレースに挑んでおきたかったです。経験値がここでは劣ります。⑯セシリエプラージュ
フィリーズレビューの切れは凄かったですが、馬券で狙うならそのレースだったでしょう。昨年12月の阪神未勝利戦Vが「1分34秒8」。時計勝負必至のここでは劣るとみます。【万哲の決断馬券】
穴馬を切望している方には申し訳ありません。また、お金を払って読んでいただいている方に「もっと気の利いた穴馬はいないのか?」と言われるかもしれません。その声は、もっともです。
ただ、◎ステレンボッシュが、昨年よりもさらに一段上げて順調にきているとあれば、時計対応力や決め手の点から、勝ち負けとみます。①着勝負です。
券種・買い方 | 組み合わせ・点数 |
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馬単 |
各2,000円(計4,000円)
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馬単 |
各1,000円(計5,000円)
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馬単 |
1000円
|
合計 | 10,000円 |
的中!! | 馬単⑫→⑨ 12.4倍 × 2,000円 = 24,800円 |
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ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。
【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。
【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。