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2/18  フェブラリーS(G1)
東京11R ダート1600m 15時40分発走

目次
  1. 前走ステップと距離
  2. 今年の出走馬の特徴
  3. 今年の馬場状態と展開
  4. 予想印入り出走表
  5. 有力馬・気になる馬の評価(全頭を解説)
  6. 万哲の決断馬券(買い目)

【前走ステップと距離】


3月のドバイ国際競走に加え、近年は2月のサウジCに遠征する馬が増えているので、カテゴリー的には1800~2000mがベストというダート強豪馬は初めからフェブラリーSを見送る傾向が目立っています。今年は昨年のフェブラリーS優勝馬レモンポップ、暮れの東京大賞典を制したウシュバテソーロがサウジCに向かうのはご存じの通りです。

過去10年の主なステップ別成績
レース名 着別度数
根岸S [4.2.3.48]
チャンピオンズC [3.3.2.9]
東海S [2.1.1.16]

はっきり言えば、過去10年に限れば、この3競走から優勝馬9頭が出ているので実質的には「この3ステップ」から、どの馬を買うか?が大きなポイントでした。上記の例外は2014年に最低16番人気で2番手から押し切ったコパノリッキーだけで、同馬は前走・フェアウェルS⑨着(中山ダート1800m、OP特別)からの参戦でした。ちなみに根岸SをステップにフェブラリーSを勝った4頭は、すべて根岸S優勝馬(2016年モーニン、2018年ノンコノユメ、2020年モズアスコット、昨年レモンポップ)でした。

過去10年の前走距離別成績
前走距離 着別度数
1800m [6.4.4.32]
1400m [4.2.3.56]
2000m [0.1.2.13]

1800mは主に東海SとチャンピオンズC。1400mは主に根岸S。2000mは主に東京大賞典で、今年は有力馬が数多くいるのですが、東京大賞典からの直行は近年大苦戦しています。連対したのは2019年②着ゴールドドリーム(前走は2018年東京大賞典②着)だけ。ただし、ゴールドドリーム自体は、フェブラリーSは2017年優勝、2018年②着、2019年②着の完全なリピーターでした。1800mからはともかく、2000mからの一気の距離短縮は近年直結するとは言えません。

ちなみに前走1600m組が少ないのは、前年10月の南部杯(盛岡)か11月の武蔵野Sを使った馬の「直行」は少なく、間に根岸Sなどを挟むケースが多いため。前走1600m組の好走例は少なくても、南部杯や武蔵野S好走馬は活躍しているので、1600m特化型は決して弱い訳ではありません。

【今年の出走馬の特徴】


現ダート界2強のレモンポップ、ウシュバテソーロ(本馬自体は東京マイル向きとは言えませんが…)が不在。さらには昨秋の武蔵野S優勝馬ドライスタウト、東海S優勝馬ウィリアムバローズ、根岸S優勝馬エンペラーワケアと、有力前哨戦の重賞馬勝ち馬が軒並み不在の異例なメンバー構成。

押し出されるように上位人気を形成しているのが、近年直結ステップとは言いがたい「東京大賞典」の②着馬ウィルソンテソーロ、③着ドゥラエレーデ、⑤着キングズソード。そして、ステップとしてはそれ以上に良い「東海S」の②着馬オメガギネスが推されています。

ダートの既存勢力が手薄とみて、芝からガイアフォースカラテシャンパンカラーも参戦してきました。特にガイアフォースは母父クロフネが色濃く出た血統背景もあって有力候補として推す方も多いようです。

ただ、個人的見解を言えば、ダート挑戦は魅力な面も多いのですが、2000mのチャレンジCではなく、1600mをステップにして欲しかったのが本心。芝だと、先行粘り込みの脚質。このレースの展開は、前掛かりとみて「Hペース」と想定しているので、ガイアフォース自身が実は相当な砂適性があったケース以外は厳しいとみています。


ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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