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【第20回】春G1の要点ズバリ!「高松宮記念・大阪杯・桜花賞・皐月賞」、ドバイ攻略ポイント集、ミッキーアイル産駒分析

CONTENTS
 春G1の要点ズバリ!
 特別付録 ドバイワールドCデー ポイント攻略
 種牡馬解析 ミッキーアイル

馬券ゼミのメンバー
 関東の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
 関西の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
 ローカルの人  サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)

※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2024年3月10日終了時点のものです。

高松宮記念は馬場状態と馬体重が重要な要素

ローカルの人 高松宮記念は近4年連続で重~不良馬場で行われていて、雨の影響を受けやすいんですが、馬場状態によって枠順別の成績が異なる傾向が見られるので、そのデータをご覧ください。

■過去10年の高松宮記念
良~稍重馬場 重~不良馬場
枠番 着別度数 複勝率 着別度数 複勝率
1枠 [0.0.0.10] 0.0% [1.0.1.8] 20.0%
2枠 [3.2.0.5] 50.0% [0.0.1.9] 10.0%
3枠 [1.1.0.8] 20.0% [1.0.0.9] 10.0%
4枠 [0.1.4.5] 50.0% [0.1.0.9] 10.0%
5枠 [1.0.0.9] 10.0% [0.1.3.6] 40.0%
6枠 [0.0.0.10] 0.0% [0.0.0.10] 0.0%
7枠 [0.1.0.14] 6.7% [2.1.0.12] 20.0%
8枠 [0.0.1.14] 6.7% [1.2.0.12] 20.0%
※良~稍重馬場は2015~19年、重~不良馬場は2014年&2020~23年。

ローカルの人 近10年では、良~稍重馬場が5年(2015~19年)、重~不良馬場も5年(2014年、2020~23年)あります。良~稍重馬場の5年では2~4枠の馬が連対していて、連対馬の10頭中8頭が2~4枠でした。一方、重~不良馬場の5年では5~8枠の馬が連対していて、連対馬の10頭中7頭が5~8枠でした。

関東の人 ある程度乾いた馬場だと真ん中から内枠が良くて、馬場がかなり渋ると真ん中から外枠の馬に向きやすい、ということか。

ローカルの人 一昨年(2022年)は重馬場で1枠2番のナランフレグが優勝しましたが、②~③着には5枠の馬(ロータスランド、キルロード)が入りました。複勝率を見てもらえば分かる通り、重~不良まで馬場が悪化すると、内枠が良いとは言いづらくなります。

関東の人 一昨年は重馬場でもペースがかなり速かったからね(レースの前半3F通過が33秒4)。不良馬場だった昨年はレースの前半3F通過が35秒6となって、7枠の馬のワンツー(①着ファストフォース、②着ナムラクレア)になり、3年前は重馬場でレースの前半3F通過が34秒1で、①~②着が7~8枠の馬(①着ダノンスマッシュ、②着レシステンシア)だった。

ローカルの人 3年前に優勝したダノンスマッシュは前走が香港スプリント(①着)で、前走別の成績も、馬場状態によって違いが見られます。

■中京新装後の高松宮記念(2012~23年)
良馬場 稍重~不良馬場
前走 着別度数 複勝率 着別度数 複勝率
阪急杯 [2.2.0.18] 18.2% [1.1.3.27] 15.6%
シルクロードS [2.2.1.10] 33.3% [3.1.1.17] 22.7%
オーシャンS [1.0.4.30] 14.3% [1.2.1.35] 10.3%
その他 [0.1.0.16] 5.9% [2.3.2.26] 21.2%

ローカルの人 これは中京競馬場新装後の2012年以降の成績で、前走が阪急杯・シルクロードS・オーシャンSの3レース以外だった馬は、稍重~不良馬場の時に好走率が高くなっています。

関東の人 逆に言えば、良馬場の時は馬券圏内に入ったほとんどの馬が前走・阪急杯・シルクロードS・オーシャンSだった。そうなると、昨年のスプリンターズSで①&②&③着となったママコチャ、マッドクール、ナムラクレアは、前走が阪神Cと香港スプリントと京都牝馬Sだから、馬場が渋った方がいいことになるな。

ローカルの人 あくまで「過去データ」の上ではそうなります。

関西の人 良馬場でも、稍重~不良馬場でも、前哨戦として複勝率がいちばん高いのはシルクロードSですね。

ローカルの人 そうですね。前走がシルクロードSだった馬については、前走での上がりと着順をチェックすると良いと思います。




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