独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

4/14  皐月賞(G1)
中山11R 芝2000m 15時40分発走予定

目次
  1. 共同通信杯組が一応優位ですが
  2. 最大ステップレースの精査
  3. 中山芝2000m戦の解析
  4. 土曜の中山芝の傾向
  5. 予想印入り出走表
  6. 有力馬・気になる馬の評価(無印含め16頭を解説)
  7. 万哲の決断馬券(買い目)

【共同通信杯組が一応優位ですが】


桜花賞戦線と同様、皐月賞もトライアル組が低調。レース間隔を空けて使う馬が好走しているのはご存じの通りで、過去10年に限れば、共同通信杯からの直行組が[5.0.3.11]と好成績を残しています。今年の①着馬ジャスティンミラノ、②着馬ジャンタルマンタルが、皐月賞でソコソコ人気を集めている理由も、もちろんローテ面によるところでしょう。

ちなみに、共同通信杯組以外に好走例が多いのは以下の通りです。

前走レース名 着別度数 今年の該当馬
ホープフルS [2.0.0.3] レガレイラ(①着)
スプリングS [1.1.2.33] アレグロブリランテ(②着)、ルカランフィースト(③着)、ウォーターリヒト(⑨着)
京成杯 [1.0.1.4] ダノンデサイル(①着)、アーバンシック(②着)
毎日杯 [1.0.0.6] メイショウタバル(①着)
※データは過去10年。ホープフルSはG2時代を含む。

スプリングS組は着外が多いのが目立ちます。今年の人気順は土曜夕方時点でレガレイラジャスティンミラノメイショウタバルシンエンペラージャンタルマンタルで、ここまでが単勝1桁台。馬個体の実力もさることながら、「ローテ面」の人気への影響も大きい気がします。

【最大ステップレースの精査】


最大ステップの「共同通信杯」からの臨戦を今年はどう見るか? ペースが特殊すぎて、正直悩んでいます。レース前半4F50秒0~後半4F45秒3の超スロー。そのため、道中引っ掛かる馬もいて、道中の位置取りも大きく影響しました。

優勝したジャスティンミラノは早めに2番手を確保して、直線で抜け出す理想的な競馬。上がり3F32秒6は、「Sペース」で道中かなり脚を温存できたペースによるところと、レース当日の東京の冬場としては絶好の馬場も味方したと思います。1~2列後ろから伸びた②着ジャンタルマンタルも上がり3F32秒6と切れる脚を使いました。

勝ち時計1分48秒0は、共同通信杯の過去10年の良馬場時では最も遅い時計で、2019年優勝ダノンキングリー(1分46秒8)を筆頭に「1分47秒台前半」が普通に出ている近年の共同通信杯と比べると、特殊Sペースが影響したことは承知のうえで、それでも気になります。

朝日杯FSで一定の速い時計に対応しているジャンタルマンタルはともかく、ジャスティンミラノは東京での新馬戦(芝2000m)もスローの2番手から抜け出して2分2秒0。今の中山は最終週でもそれなりに時計は出ていますし、遅くても「1分59秒台前半」、展開次第では1分58秒台を想定。そう考えると、過去2戦が揉まれない競馬で、


ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


TOPページに戻る