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6/2  安田記念(G1)
東京11R 芝1600m 15時40分発走予定

目次
  1. 最大のポイントは日曜の雨量
  2. 内過ぎる枠はマイナス
  3. 今年は異例の年齢構成
  4. 展開をどう読むか?
  5. 予想印入り出走表
  6. 有力馬・気になる馬の評価(無印含め18頭を解説)
  7. 万哲の決断馬券(買い目)

【最大のポイントは日曜の雨量】


結論から言うと、ハッキリしない日曜の天気が一番のカギを握っています。特に香港馬2頭はある程度「時計が掛かる」ことが前提。というのも、共にかなり馬格があって、パワー色は濃く、芝1600mの持ち時計は「1分33秒台」に留まっているためです。なお、土曜の東京の芝は、完全に良馬場まで回復しています。

土曜東京の7R・3歳上1勝クラス(芝1400m)を勝った1番人気サクセスカラーの勝ち時計が1分20秒3。勝って当然の人気馬だったとはいえ、かなりの「高速馬場」になっています。この土曜のままの芝なら、重賞なら芝1400mで1分19秒台、芝1600mで1分31秒台(安田記念なら1分30秒台)は楽に出るでしょう。この後、ほとんど降雨がなく安田記念を迎えた時、ロマンチックウォリアーは主戦場が2000mだけに、日本の芝のパンパンのスピード馬場でのマイルだと、追走に苦慮する恐れもあります。

対して、ヴォイッジバブルのマイル実績は、昨年12月香港マイル(②着)で日本馬を寄せ付けなかったことでも相当なのは確かですが、550キロ台の巨漢ですので軽い日本の芝への適性が問題になるかもしれません。調教を見る限りは捌きが硬くて、パワー寄りの印象。陣営からは「雨は困る」との声も出ていますが、個人的には1分31秒台の高速決着になった時に、好走するイメージがありません。

ただし、日曜の東京は雨予報(どれだけ降るかは微妙)が出ています。予報通りに本当に降れば、香港勢には恵みの雨になるのでは。日本では道悪巧者ソウルラッシュにもプラスに働くでしょう。問題は降らなかった時です。香港勢の浮沈は馬場状態次第といっても過言ではありません。

【内過ぎる枠はマイナス】


東京の芝はCコース使用2週目。土曜時点では内を通っても十分に粘りは利いていましたが、といって「内&前優勢」の馬場でもありませんでした。安田記念の波乱パターンのひとつに、内寄りの悪化が進んで、各馬が中~外を回りすぎた分、見事なイン逃げを決めた2016年ロゴタイプのような例はありますが、これはあくまでも特殊なケースです。

通常の安田記念は、最後は「底力勝負」になって、差し比べの攻防になります。直近2年連続で優勝したソングラインのような「正攻法の中団差し」がベストでしょう。

そして、枠番的(過去10年)には明らかに中~外の枠優位の傾向が出ています。

着別度数
1枠 [0.1.1.15]
2枠 [0.2.0.15]
3枠 [2.0.1.16]
4枠 [0.2.1.16]
5枠 [3.1.0.16]
6枠 [0.2.2.16]
7枠 [4.1.3.15]
8枠 [1.1.2.21]


主な的中実績
─2024年─
日付 レース 券種 払い戻し
5月5日 NHKマイルC 3連単 85.2倍 × 100円
8520円
5月5日 NHKマイルC 馬連 3.6倍 × 600円
2160円
4月21日 フローラS 馬単 39.1倍 × 1000円
3万9100円
4月14日 皐月賞 馬連 35.5倍 × 500円
1万7750円
4月7日 桜花賞 馬単 12.4倍 × 2,000円
2万4800円
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。

【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。


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