
【第16回】G1徹底攻略!「エ女王杯、マイルCS、ジャパンC、チャンピオンズC」、おすすめ馬券術、ダイワメジャー&ハービンジャー
CONTENTS
マイルCSやジャパンCなど11~12月のG1攻略
- 👉エリザベス女王杯は父サンデー系の中でも有力なのは?
- 👉マイルCSは@@@@@@@@@@@@@@@
- 👉ジャパンCは兎にも角にも枠順
- 👉チャンピオンズCは決め手のある@@@@@@@@@@
- 👉武蔵野Sの勝ち馬は@@@@@@@@@@@@@@
- 👉福島記念は@@@@@@@@@@@@@@
- 👉@@@@@@のおすすめ馬券術
種牡馬解析改訂版
ダイワメジャー・ハービンジャー
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馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
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※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2023年11月5日終了時点のものです。
エリザベス女王杯は父サンデー系の中でも有力なのは?
関東の人 エリザベス女王杯は近3年(2020~22年)が阪神で、今年は4年ぶりに京都に戻る。同じ芝2200mでも阪神は内回りで直線に急坂があるのに対して、京都は直線距離が長く、直線に登り坂がないから、求められる適性は全然違うよね。
関西の人 そうですね。ただ、阪神開催だった近3年も含めて、エリザベス女王杯には近年ずっと継続されているデータがあるので、まずはそれを見てください。
■1998年以降のエリザベス女王杯でのノーザンファーム生産馬
年 | 1~7番人気 | 8番人気以下 |
1998年 | ⑥⑧着 | ⑬着 |
1999年 | ②③着 | ④⑤着 |
2000年 | ②④着 | 出走なし |
2001年 | ①②着 | 出走なし |
2002年 | ⑧着 | 出走なし |
2003年 | ①⑤着 | ⑬着 |
2004年 | ①着 | ⑫着 |
2005年 | ③着 | ⑥⑨着 |
2006年 | ②④⑥着 | ⑬⑮着 |
2007年 | ②④⑤着 | 出走なし |
2008年 | ③⑬着、競走中止 | 出走なし |
2009年 | ③着 | ⑭着 |
2010年 | ③⑤⑮着 | 出走なし |
2011年 | ②③⑪着 | ⑬⑭着 |
2012年 | ②着 | ⑨着 |
2013年 | ②③⑤⑩着 | ⑨⑱着 |
2014年 | ①③⑪着 | ⑧⑭⑱着 |
2015年 | ①③④⑪着 | ⑨⑩着 |
2016年 | ③⑥⑧着 | ⑭着 |
2017年 | ③⑤⑧⑨⑫着 | ⑩⑭⑰着 |
2018年 | ①⑤⑧着 | ⑩⑭⑯着 |
2019年 | ①③④⑤⑪着 | ⑥⑭⑮⑯着 |
2020年 | ①②③⑤⑦⑯着 | ⑧⑬⑮⑰着 |
2021年 | ⑥⑦⑪着 | ③着 |
2022年 | ①⑤⑭着 | ⑧⑫⑰着 |
関西の人 これは1998年以降のエリザベス女王杯でのノーザンファーム生産馬の成績で、1~7番人気と8番人気以下で分けています。ノーザンファーム生産馬は、近25年のうち23年で馬券圏内に入っていて、2003年以降は20年連続で③着以内に入る馬が出ています。
関東の人 開催場所を問わず、エリザベス女王杯はノーザンファーム生産馬に注目ってことね。
関西の人 ノーザンファーム生産馬で③着以内に入った馬は33頭いて(1998年以降)、そのうち32頭は1~7番人気でしたから、単勝人気も参考になるかと思います。
ローカルの人 今年の15頭のうち、ノーザンファームの生産馬は、ククナ、サリエラ、ジェラルディーナ、ディヴィーナ、ハーパー、ブレイディヴェーグの6頭で、上位人気が予想されるのは、ジェラルディーナ、ディヴィーナ、ハーパー、ブレイディヴェーグあたりでしょうか。
関西の人 ノーザンファーム生産馬については、前走が②~③着だったタイプがよく勝っているので、前走着順別の成績も見てください。
■1998年以降のエリザベス女王杯でのノーザンファーム生産馬
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
①着 | [1.3.3.22] | 3.4% | 13.8% | 24.1% |
②着 | [4.2.2.13] | 19.0% | 28.6% | 38.1% |
③着 | [4.1.5.5] | 26.7% | 33.3% | 66.7% |
④着 | [0.0.0.8] | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
⑤着 | [1.1.1.10] | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
⑥着以下 | [0.1.4.17] | 0.0% | 4.5% | 22.7% |
関西の人 1998年以降だと優勝した馬が10頭いて、そのうち8頭が前走②~③着でした。昨年のジェラルディーナが前走(オールカマー)①着だったんですが、前走が①着だった馬よりも前走が②~③着だった馬の方が好走率は高いので、前走でちょっと負けているぐらいの方が狙いやすいかなと思います。
ローカルの人 今年のノーザンファーム生産馬の中で、前走②~③着の馬はハーパーとブレイディヴェーグがいます。
関東の人 どちらも3歳馬で、上位人気に推されそうだね。
関西の人 エリザベス女王杯での3歳馬については、馬体重がひとつのポイントかと思います。
■1996年以降のエリザベス女王杯での3歳馬
馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
458kg以下 | [0.7.3.66] | 0.0% | 9.2% | 13.2% |
460kg以上 | [8.2.2.42] | 14.8% | 18.5% | 22.2% |
関西の人 エリザベス女王杯は古馬混合戦になってから、3歳で勝った馬が8頭いて、いずれも馬体重が462kg以上でした。ある程度の馬格があるタイプの方が好走率も高くなっています。
ローカルの人 ハーパーは前走の秋華賞が482kg(14kg増)で、ブレイディヴェーグは前走のローズSが460kg(6kg減)でした。ブレイディヴェーグは前走が過去最少体重だったので、馬体が戻っているといいのかもしれませんね。
関東の人 3歳でエリザベス女王杯を制した馬は、8頭のうち7頭が1~5番人気でもあるね。2006年に7番人気で勝ったフサイチパンドラは【穴ぐさ】だったけど、1位入線のカワカミプリンセスが降着(⑫着)となっての繰り上がりだった。
関西の人 フサイチパンドラは前走の秋華賞が③着でした。3歳で優勝した8頭のうち、日本馬の7頭は前走が秋華賞で⑥着以内だったので、上位人気に推されるだけの下地があったのだと思います。