独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

皐月賞もノーザンダンサー系内包馬が制す!?


今週末の平地重賞は、皐月賞アンタレスS福島牝馬S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。皐月賞は父か母父がノーザンダンサー系の馬に注目すると良さそうです。

先週(4月12日~13日)の穴ぐさは[4.7.14.86](複勝率22.5%)で、単勝回収率が138%、複勝回収率が130%でした。阪神牝馬Sでは【B】評価のラヴァンダが8番人気で③着まで差し込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

桜花賞ニュージーランドTは1~5番人気が馬券圏内を占める結果になり、桜花賞馬に輝いたのはエンブロイダリーでしたね。エンブロイダリーは馬体重が482kg、②着のアルマヴェローチェは496kgで、桜花賞には馬体重が480kg以上の馬が6頭いて、そのうちの2頭でのワンツーとなりました。

現3歳世代の牝馬限定重賞では480kg以上の馬の好走率が高いわけですが、過去のオークスでは478kg以下の馬の方が成績はいいんですよね。オークスの際は、その点に注意した方が良さそうに思います。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
サラブレモバイルの特長はこちら!

今週末は皐月賞中山グランドジャンプアンタレスS福島牝馬Sが予定されています。皐月賞には昨年の最優秀2歳牡馬であるクロワデュノールが出走予定で、今年は同馬が中心になりそうですね。

先々週の大阪杯を制したのは2番人気だったベラジオオペラで、一昨年以降の芝2000mのG1(JRA)では、1~2番人気の優勝が続いていますから、その成績を振り返りましょう。

【2023年以降の芝2000mのG1(JRA)】
レース ①着 ②着 ③着
2025年大阪杯 2人 4人 8人
2024年ホープフルS 1人 6人 17人
2024年天皇賞・秋 2人 9人 8人
2024年秋華賞 1人 5人 2人
2024年皐月賞 2人 7人 3人
2024年大阪杯 2人 3人 11人
2023年ホープフルS 1人 2人 13人
2023年天皇賞・秋 1人 6人 3人
2023年秋華賞 1人 3人 2人
2023年皐月賞 2人 5人 1人
2023年大阪杯 2人 1人 10人

11レースが行われ、勝利したのは1番人気(5頭)か2番人気(6頭)です。11レースのうち8レースで6番人気以下が②~③着に入っていて、やはり皐月賞ヒモ荒れに注意すべきでしょう。6番人気以下で馬券に絡んだ10頭のうち9頭は父か母父がノーザンダンサー系でした。

昨年の皐月賞を制したのは父キズナ×母父Exceed And Excelという配合のジャスティンミラノで、近年の中山芝のG1では、父か母父がノーザンダンサー系という馬がずっと馬券に絡んでいます。

【2020年以降の中山芝のG1】
条件 レース数
父か母父がノーザンダンサー系の馬が①着 13レース
父か母父がノーザンダンサー系の馬が
①着ではないが②着
6レース
父か母父がノーザンダンサー系の馬が
①&②着ではないが③着
1レース

中山芝でのG1は2020年以降に20レースあり、父か母父がノーザンダンサー系の馬は、20レースすべてで③着以内に入り、そのうち19レースで連対しています。一昨年のホープフルS(勝ち馬レガレイラ)以降は母父ノーザンダンサー系の馬が5連勝中です。

今年の皐月賞の登録を見ると、該当馬は意外に少なく、父ノーザンダンサー系の馬はファウストラーゼンだけで、母父ノーザンダンサー系の馬はアスクシュタインエリキングキングスコールクロワデュノールジョバンニの5頭です。

現3歳世代の芝1800m以上の重賞(JRA)という観点では、勝利を収めた馬はいずれも父か母父がサンデー系となっています。

【現3歳世代の芝1800m以上の重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 母父
毎日杯 ファンダム サートゥルナーリア ジャスタウェイ
フラワーC レーゼドラマ キズナ Burning Roma
スプリングS ピコチャンブラック キタサンブラック ネオユニヴァース
弥生賞D記念 ファウストラーゼン モズアスコット スペシャルウィーク
共同通信杯 マスカレードボール ドゥラメンテ ディープインパクト
きさらぎ賞 サトノシャイニング キズナ Star Dabbler
京成杯 ニシノエージェント イスラボニータ ノヴェリスト
ホープフルS クロワデュノール キタサンブラック Cape Cross
京都2歳S エリキング キズナ High Chaparral
東スポ杯2歳S クロワデュノール キタサンブラック Cape Cross
札幌2歳S マジックサンズ キズナ キングカメハメハ

11レースが行われ、父サンデー系の馬が8勝、母父サンデー系の馬が4勝(ピコチャンブラックは父&母父がサンデー系)です。

このことを加味すると、皐月賞で最注目の存在は、父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系の組み合わせの馬でしょうか。今年の登録馬で該当するのは、エリキングクロワデュノールファウストラーゼンの3頭ですね。

中山芝2000mでの重賞は、昨年以降に9レースが行われ、次のような成績になっています。

【2024年以降の中山芝2000mの重賞】
位置取り 着別度数
4角6番手以内 [9.3.6.44]
4角7番手以下 [0.6.3.65]

【2024年以降の中山芝2000mの重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.0.1.7]
2番人気 [1.2.0.6]
3番人気 [0.2.1.6]
4番人気 [1.0.0.8]
5番人気 [3.0.1.5]
6番人気以下 [3.5.6.77]

優勝した9頭は、いずれも4角で6番手以内に付けていました。1番人気と2番人気が1勝ずつで、上位人気馬があまり勝てていない点は気になりますが、先行力機動力のあるタイプを信頼すると良いのではないでしょうか。
【月額会員が利用できるコーナー紹介】


開催最終週となる中山芝は、今週末はCコースとなるのでご注意ください。4月19日~20日に行われる中山、阪神、福島の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月19日~20日
場所
中山 Cコース・1週目
阪神 Bコース・3週目
福島 Aコース・2週目

4月19日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 袖ヶ浦特別 [1.1.0.30]
中山10R 下総S [1.1.3.35]
中山11R 中山グランドJ 出走なし
中山12R 葛飾特別 [0.1.0.15]
阪神9R 吹田特別 [0.3.2.12]
阪神10R 丹波特別 [0.1.2.15]
阪神11R アンタレスS [2.0.1.50]
福島9R ひめさゆり賞 [1.1.0.10]
福島10R 桑折特別 [1.0.2.43]
福島11R ラジオ福島賞 [2.2.2.41]

4月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山8R 利根川特別 [2.0.3.41]
中山9R 野島崎特別 [0.2.2.25]
中山10R 京葉S [3.4.7.34]
中山11R 皐月賞 [2.4.1.46]
中山12R サンシャインS [1.1.1.33]
阪神9R 蓬莱峡特別 [0.0.4.16]
阪神10R 天満橋S [1.2.1.11]
阪神11R 心斎橋S [1.2.2.38]
福島9R 医王寺特別 [2.2.1.38]
福島10R 奥の細道特別 [1.1.2.26]
福島11R 福島牝馬S [3.1.2.44]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
皐月賞(G1、中山芝2000m)

皐月賞での穴ぐさは[2.4.1.46](複勝率13.2%)で、複勝回収率は120%です。

近10年の皐月賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、いずれも前走が芝1800~2000mの重賞で、9頭のうち8頭は前走が③着以内でした(例外の1頭は前走④着)。同じく9頭のうち8頭はふた桁馬番で(例外の1頭は馬番7番)、前走①~③着でふた桁馬番の馬をマークしておくと良さそうです。

9頭のうち8頭はキャリア4~5戦で、同じく9頭のうち8頭は父がサンデー系かキングマンボ系でした。2017年以降の8頭は前走で4角5番手以内に付けていたので、前走での位置取りも確認しておくと良いでしょう。



注目レース
京葉S(リステッド、中山ダート1200m)

京葉Sでの穴ぐさは[3.4.7.34](複勝率29.2%)で、複勝回収率は128%です。昨年は【B】評価のファーンヒルが9番人気で②着、【A】評価のジレトールが6番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

③着以内に入った14頭の穴ぐさのうち13頭は馬番8番より外枠で、別定戦での8頭は5~8歳でした。別定戦での8頭は前走が④着以下でしたが、2020年以降の5頭は2~4走前に③着以内がありました。その5頭は父か母父がサンデー系だったので、サンデー系内包馬の巻き返しに注意しましょう。



注目レース
天満橋S(3勝クラス、阪神ダート1400m)

天満橋Sでの穴ぐさは[1.2.1.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は110%です。

馬券圏内に入った4頭の穴ぐさは5~6歳で、中8週以内での臨戦でした。4頭は前走が④着以下でしたが、いずれも2~3走前に③着以内を記録していました。4頭のうち3頭は前走で上がり36秒2~36秒6を計時していたので、前走で速い上がりを使っていた馬をマークしておきましょう。



ちなみに…
アンタレスSでの穴ぐさは[2.0.1.50]で、福島牝馬Sでは[3.1.2.44]です。

近10年のアンタレスSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が3頭だけで、6番人気以下に範囲を広げると7頭が該当します。7頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、そのうち6頭は5~6歳でした。7頭は前走がダートOPで、そのうち6頭は前走が重賞でした。7頭は前走がG11~5番人気だったので、前走での人気をチェックしておきましょう。

近10年の福島牝馬Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、4歳が2頭、5歳が6頭、6歳が3頭です。11頭のうち5頭は馬番7番以内で、馬番8番より外枠だった6頭は4角5番手以内から馬券圏内に入ったので、先行型か内目の枠の馬が狙い目でしょう。11頭は父か母父がサンデー系かロベルト系で、そのうち10頭は芝重賞で④着以内に入ったことがありました。


TOPページに戻る