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穴ぐさ傾向と対策

フェブラリーSも前走連対の大型馬に!?


先週(2月11日~12日)の穴ぐさは[5.7.11.96](複勝率19.3%)で、複勝回収率が100%でした。重賞では馬券に絡めず、申し訳なかったのですが、土日の3場の最終レース(6レース)すべてで馬券圏内に入ったりして、「穴ぐさ報告掲示板」にも多くの書き込みをしていただきました。いつもありがとうございます。

先週のこのコーナーでは、芝2200mの重賞において1番人気の連敗が続いていることを載せましたが、京都記念でのドウデュースにはそんなデータはまったく関係ありませんでした。勝負所で外を回って3馬身半差を付け、さすがのダービー馬の走りでした。

今週末は、2023年最初のJRA・G1であるフェブラリーSが予定されています。キャリア10戦で連外のないレモンポップが中心になりそうですが、海外馬(シャールズスパイト)や地方所属馬(スピーディキック)も登録していて、未対戦の馬も多く、混戦模様ですね。

昨年のフェブラリーSは馬体重が526kgだったカフェファラオが勝ち、今年の根岸Sを制したレモンポップは馬体重が522kgでした。根岸Sの週のこのコーナーでお伝えしましたが、昨年以降のダート1600m以下のJRA古馬混合重賞(5レース)では、馬体重が514kg以上の馬が連対圏に入っているので、フェブラリーSでも馬体重は注目すべき要素でしょう。

【2022年以降のダート1600m以下のJRA古馬混合重賞】
レース 514kg以上の馬 512kg以下の馬
2023年根岸S ④⑪⑫⑭着 ⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑬⑮⑯着
2022年カペラS ④着 ⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯着
2022年武蔵野S ⑥⑦⑨着 ④⑤⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯着
2022年フェブラリーS ⑦⑧⑪⑫⑯着 ④⑤⑥⑨⑩⑬⑭⑮着
2022年根岸S ⑦⑫⑬着 ④⑤⑥⑧⑨⑩⑪⑭⑮⑯着

上記の5レースでは、514kg以上の馬が[3.3.1.16](複勝率30.4%)で、512kg以下の馬が[2.2.4.49](複勝率14.0%)です。1~2番人気に関しては、次のような成績となっています。

【2022年以降のダート1600m以下のJRA古馬混合重賞での1~2番人気】
馬体重 1~2番人気
514kg以上 ②②
496kg以下 ⑨⑥①①

1~2番人気は、514kg以上の馬と496kg以下の馬が5頭ずつで、514kg以上で1~2番人気に支持された馬は[2.2.1.0]で馬券圏外がありません。前走時馬体重が522kgのレモンポップは1~2番人気になりそうで、そうなれば好走確率が高そうですね。

上記の5レースの優勝馬は、前走が1~5番人気で、そのうち4頭は前走で連対圏に入っていました。

【2022年以降のダート1600m以下のJRA古馬混合重賞】
前走人気 前走
①~②着
前走
③着以下
前走1~5番人気 [4.4.1.13] [1.0.3.17]
前走6番人気以下 [0.1.0.5] [0.0.0.26]

勝ち馬の5頭のうち4頭だけじゃなく、②着馬の5頭のうち4頭も前走が1~5番人気で①~②着だった馬で、連対圏に入った10頭のうち8頭が該当します。前走が③着以下で勝利したのは、昨年のフェブラリーSでのカフェファラオで、同馬は前走がG1(チャンピオンズC⑪着)だったので、今年のフェブラリーSも、前走が1~5番人気で①~②着だった馬か、前走がG1(Jpn1)で1~5番人気だった馬が優勝候補ですかね。

ちなみに、今年の東京ダート1600mのレースについては、1勝クラス以上での8レースのうち5レースを父ストームバード系が勝っていて、父ノーザンダンサー系の好走が目立ちます。そのデータをご覧ください。

【2023年の東京ダート1600mの1勝クラス以上】
父系 着別度数 複勝率
父ストームバード系 [5.1.4.14] 41.7%
父ストームバード系以外の
父ノーザンダンサー系
[0.2.0.12] 14.3%
父ミスプロ系 [2.2.3.24] 22.6%
父ロベルト系 [1.0.0.10] 9.1%
父サンデー系 [0.2.0.30] 6.3%
父ボールドルーラー系 [0.1.1.4] 33.3%
上記系統以外の父系 [0.0.0.3] 0.0%

ストームバード系は8レースのうち6レースで馬券圏内に入り、例外の2レースでは他の父ノーザンダンサー系の馬が連対しています。父ノーザンダンサー系の馬は、8レースすべてで馬券に絡み、そのうち7レースで連対しているんですよね。

ノーザンダンサー系の馬は、近3年(2020~22年)のフェブラリーSでも③着以内に入っていますが、今年も好走馬が現れるでしょうか。今年の登録馬で父ノーザンダンサー系は、アドマイヤルプスジャスパープリンスセキフウソリストサンダータガノビューティーです。

2月18~19日に行われる東京、阪神、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

2月18~19日
場所
東京 Dコース・4週目
阪神 Aコース・2週目
小倉 Bコース・2週目

2月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R フリージア賞 [1.0.1.13]
東京10R 金蹄S [1.2.3.38]
東京11R ダイヤモンドS [1.3.3.34]
阪神9R つばき賞 [0.1.2.6]
阪神10R 播磨S [1.1.2.35]
阪神11R 京都牝馬S [2.3.4.39]
小倉9R 秋吉台特別 [0.0.2.14]
小倉10R 皿倉山特別 [2.2.2.29]
小倉11R 紫川特別 [1.1.2.36]

2月19日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R ヒヤシンスS [1.3.1.24]
東京10R アメジストS [0.1.1.29]
東京11R フェブラリーS [1.2.3.41]
東京12R 大島特別 [2.3.4.28]
阪神9R 川西特別 [1.0.0.6]
阪神10R 武庫川S [2.0.3.25]
阪神11R 大和S [2.3.3.34]
小倉9R 国東特別 [0.0.1.13]
小倉10R 伊万里特別 [1.2.1.20]
小倉11R 小倉大賞典 [0.0.2.44]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
京都牝馬S(G3、阪神芝1400m)

京都牝馬Sでの穴ぐさは[2.3.4.39](複勝率18.8%)で、複勝回収率は108%です。昨年は上位人気馬が馬券圏内を占める決着だったので、今年は穴馬が台頭する余地があってほしいところです。

京都施行時も含めて芝1400mでの近7年では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち良~稍重馬場での5頭はふた桁馬番でした(重馬場での1頭は馬番6番)。6頭は父・母父がサンデー系、ミスプロ系、ノーザンダンサー系の組み合わせの馬です。6頭はいずれも芝1600mでの勝ち鞍があったので、マイル戦での実績もチェックしておきましょう。

注目レース
大和S(OP特別、阪神ダート1200m)

大和Sでの穴ぐさは[2.3.3.34](複勝率19.0%)で、OPの時に限ると[2.3.3.30](複勝率21.1%)で、複勝回収率は109%です。

馬券圏内に入った8頭の穴ぐさは6歳以上で、1200mの時の5頭は中5週以内での臨戦で馬番10番以内でした。その5頭のうち4頭はダートOPでの勝利実績があり、例外の1頭は前走で準OPを勝っていたので、順調に使われている実績馬が侮れないでしょう。

注目レース
大島特別(2勝クラス、東京ダート1400m)

大島特別での穴ぐさは[2.3.4.28](複勝率24.3%)で、複勝回収率は121%です。2019年以降の4年連続で【A】評価の馬が馬券圏内に入っています。

③着以内に入った9頭の穴ぐさは4~6歳の牡セン馬で、父・母父がサンデー系、ミスプロ系、ノーザンダンサー系の組み合わせの馬です。ダート1400mで馬券に絡んだ6頭は、いずれも1勝クラス以上の東京ダート1400mで勝ち鞍があったので、コース実績のある馬が狙い目でしょう。

注目レース
つばき賞(1勝クラス、阪神芝外1800m)

つばき賞での穴ぐさは[0.1.2.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は203%です。

馬券に絡んだ3頭の穴ぐさは中2~3週の臨戦で、前走は芝1800m以外の条件でした。3頭はいずれも4代血統表内にグレイソヴリン系を持っていたので、直線距離の長いコースで持続的な脚を使えそうな馬が狙い目でしょう。

ちなみに…
フェブラリーSでの穴ぐさは[1.2.3.41]で、ダイヤモンドSでは[1.3.3.34]、小倉大賞典では[0.0.2.44]です。

近10年のフェブラリーSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも関西所属の牡馬です。8頭のうち7頭が5歳以上で、7歳以上の馬が5頭もいるので、ベテランの関西牡馬が侮れないでしょう。8頭のうち4頭は前走が①~②着で、残りの4頭(前走⑤着以下)のうち3頭は前走がG1(Jpn1)でした。8頭のうち3頭は父サンデー系、3頭は父ミスプロ系、2頭は父ストームバード系となっています。

近10年のダイヤモンドSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち5頭が6~8歳なので、このレースもベテランが侮れません。6頭は中10週以内での臨戦で、前走は芝2000m以上で④~⑩着でした。6頭は1~2月の芝で連対歴があり、そのうち5頭は父か母父がサンデー系でした。

近10年の小倉大賞典では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち8頭は6~9歳です。9頭は馬体重が498kg以下で、そのうち8頭は父か母父がサンデー系でした。8頭のうち6頭は12~3月での芝の特別競走を勝ったことがあったので、冬に実績のあるベテランをマークしておきましょう。


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