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穴ぐさ傾向と対策

オールカマーも神戸新聞杯も父サンデー系が!?


今週末の重賞はオールカマー神戸新聞杯。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。オールカマーも神戸新聞杯も、父サンデー系の扱い方がポイントになりそうです。

先週(9月16日~18日)の穴ぐさは[5.7.10.98](複勝率18.3%)で、ローズS【A】評価だったマスクトディーヴァが7番人気で優勝しました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

ローズSは、2頭いた母父ディープインパクトという馬のワンツーで、マスクトディーヴァ1分43秒0という驚異的なレコードでの快勝でしたね。今年の重賞での穴ぐさは、評価別の成績が次のようになっています。

【2023年JRA重賞での穴ぐさ】
評価 着別度数 複勝率
A [5.6.6.73] 18.9%
B [0.3.5.81] 9.0%
C [3.5.4.76] 13.6%

【B】よりも【C】の方が好走率が高い点は、改善しないといけませんね。ただ、7~9月の重賞での【A】は[3.0.3.19](複勝率24.0%)で、回収率も単勝が206%、複勝が125%という数値なので、今週末も、まずは【A】評価の馬にご注目いただければと思います。
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今週末の重賞はオールカマー神戸新聞杯で、オールカマーには昨年覇者のジェラルディーナや2年前の勝ち馬ウインマリリン、G1・3勝のタイトルホルダー、昨年のセントライト記念を勝利したガイアフォースなどが登録しています。

中山芝2200mというのは先週のセントライト記念と同様で、先週のこのコーナーでは、昨年9月以降の芝2200mの重賞(JRA)でメンバー中1~2位の上がりを使った父サンデー系&ロベルト系の馬が強さを見せていることを記しました。改めて、そのデータをご覧ください。

【2022年9月以降の芝2200m重賞(JRA)】
上がり 着別度数
メンバー中1位 [5.3.2.1]
メンバー中2位 [5.4.1.1]
メンバー中3位 [0.1.4.6]
メンバー中4位以下 [0.3.2.107]

【2022年9月以降の芝2200m重賞(JRA)】
父系 着別度数
父サンデー系 [7.7.6.56]
父ロベルト系 [3.2.1.22]
父ミスプロ系 [0.2.1.21]
父ノーザンダンサー系 [0.0.1.12]
上記4系統以外の父系 [0.0.0.5]

先週のセントライト記念は、メンバー中最速の上がり(33秒9)を使ったリアルスティール産駒のレーベンスティールが勝ち、②着はメンバー中2位の上がり(34秒0)を計時したキタサンブラック産駒のソールオリエンスでした。

昨年9月以降にJRAで芝2200mの重賞は10レースあり、優勝したのは、父がサンデー系かロベルト系でメンバー中2位以内の上がりを使った馬です。これを見ると、ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダールーラーシップ産駒のエヒトは父ミスプロ系(父キングマンボ系)である点がどうですかね。

上記の10レースのうち、古馬混合の6レースでは、偶数馬番の馬が勝利するケースが多くなっています。

【2022年9月以降の古馬混合の芝2200m重賞(JRA)】
馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
偶数馬番 [5.2.3.33] 11.6% 16.3% 23.3%
奇数馬番 [1.5.2.38] 2.2% 13.0% 17.4%

6レースのうち5レースで偶数馬番の馬が勝ち、奇数馬番で勝利したのは、単勝1.3倍という断然人気だった今年の宝塚記念でのイクイノックス(馬番5番)です。その宝塚記念では馬番6番だったスルーセブンシーズが②着に入り、6レースすべてで父がサンデー系かロベルト系で偶数馬番だった馬が連対しています。どの馬が速い上がりを使うか?という視点に加えて、偶数馬番の馬の評価も上げてみるといいのではないでしょうか。

一方、神戸新聞杯には日本ダービーで③着に入ったハーツコンチェルトや、皐月賞で1番人気(③着)に推されたファントムシーフが登録していて、連勝中の上がり馬も複数います。現3歳世代の芝2200m以上の重賞は5レースがあり、人気別の成績が次のようになっています。

【現3歳世代の芝2200m以上の重賞(JRA)】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.0.0]
2番人気 [1.3.0.1]
3番人気 [0.0.1.4]
4番人気 [1.0.0.4]
5番人気 [0.0.0.5]
6番人気以下 [0.0.4.49]

連対圏に入った10頭は1~4番人気で、1~2番人気馬が[4.5.0.1]ですから、とにかく上位人気に推された馬に注目ですね。ただ、③着に入った5頭のうち4頭は6番人気以下で、③着荒れを狙う手はありそうです。

上記の5レースのうち、牝馬限定戦のオークスを除く4レースでは、父サンデー系が圧倒的な成績を収めています。

【現3歳世代の牝馬限定戦以外の芝2200m以上の重賞(JRA)】
父系 着別度数
父サンデー系 [3.4.3.21]
父がサンデー系以外 [1.0.1.27]

③着以内に入った12頭のうち10頭は父サンデー系で、例外の2頭は日本ダービー①着のタスティエーラとセントライト記念③着のシャザーンで、この2頭は母父がマンハッタンカフェでした。神戸新聞杯においても、父サンデー系の馬をどう扱うかがポイントかもしれませんね。

→昨年9月の重賞の穴ぐさは単複回収率150%超!←

芝は今週末から使用コースが変更となるので、ご注意ください。9月23~24日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月23~24日
場所
中山 Cコース・1週目
阪神 Bコース・1週目

9月23日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R カンナS [0.3.2.16]
中山10R 九十九里特別 [2.1.0.14]
中山11R ながつきS [1.2.3.37]
阪神9R 野路菊S 出走なし
阪神10R 北摂特別 [0.2.1.17]
阪神11R 大阪スポーツ杯 [0.3.2.26]

9月24日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 木更津特別 [1.2.0.20]
中山10R 内房S [4.1.3.33]
中山11R オールカマー [4.1.4.33]
阪神9R 夕月特別 [2.1.1.22]
阪神10R 道頓堀S [0.1.3.31]
阪神11R 神戸新聞杯 [1.2.4.37]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ながつきS(OP特別、中山ダート1200m)

ながつきSでの穴ぐさは[1.2.3.37](複勝率14.0%)で、複勝回収率は102%です。昨年は【C】評価だったミラーウォーカーズが8番人気で②着に入りました。

ダート1200mの時に馬券圏内に激走した5頭の穴ぐさは、中6週以内での臨戦で、そのうち4頭はひと桁馬番でした。5頭は4角3番手以内から③着以内に入っていて、前走でも4角4番手以内に付けていたので、先行スピードを見せいた馬をチェックしておきましょう。

注目レース
カンナS(OP特別、中山芝1200m)

カンナSでの穴ぐさは[0.3.2.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は130%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは、前走が芝1200~1400mの新馬&未勝利戦で①着でした。5頭は前走で4角3番手以内に付けていて、そのうち4頭は父サンデー系で、3頭は牝馬でした。前走でスピードを見せて勝利していた馬をマークしておきましょう。

注目レース
内房S(3勝クラス、中山ダート1800m)

内房Sでの穴ぐさは[4.1.3.33](複勝率19.5%)で、複勝回収率は112%です。昨年は【C】評価だったキタノリューオーが6番人気で優勝しました。

ダート1800mの時に③着以内に入った穴ぐさは5頭いて、中5週以上での臨戦だった4~5歳馬です。5頭は前走が④着以下でしたが、2~5走前に③着以内がありました。5頭のうち4頭は中山か阪神のダート1800mで勝利実績があったので、年齢とコース実績をチェックして臨みましょう。

注目レース
大阪スポーツ杯(3勝クラス、阪神ダート1400m)

大阪スポーツ杯での穴ぐさは[0.3.2.26](複勝率16.1%)で、複勝回収率は113%です。

馬券圏内に激走した5頭の穴ぐさは5~7歳で、父がサンデー系かミスプロ系でした。5頭のうち4頭はメンバー中3位以内の上がりで差し込んでいて、2010年以降の4頭は馬番8番以内だったので、内目の枠で決め手のありそうなタイプに妙味がありそうです。

注目レース
北摂特別(2勝クラス、阪神芝1200m)

北摂特別での穴ぐさは[0.2.1.17](複勝率15.0%)で、複勝回収率は121%です。

③着以内に激走した3頭の穴ぐさは4~5歳の牡セン馬で、前走が⑤着以下でしたが、4角5番手以内に付けていました。3頭はいずれもダートでの出走歴があり、そのうち2頭はダートでの勝ち鞍があったので、パワーのありそうな馬をマークしておきましょう。

注目レース
夕月特別(2勝クラス、阪神芝2000m)

夕月特別での穴ぐさは[2.1.1.22](複勝率15.4%)で、複勝回収率は173%です。昨年は【B】評価だったタガノフィナーレが6番人気で優勝しました。

馬券圏内に入った4頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、いずれも偶数馬番でした。4頭は中9週以内での臨戦で、3頭は6~10月に初勝利を挙げていました。4頭は4角5番手以内から③着以内に入ったので、ある程度の先行力があるタイプが望ましいでしょう。

ちなみに…
オールカマーでの穴ぐさは[4.1.4.33]で、神戸新聞杯では[1.2.4.37]です。昨年のオールカマー【B】評価だったジェラルディーナが5番人気で優勝しました。

近10年のオールカマーでは7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、そのうち4頭が穴ぐさでした。5頭は中6週以上での臨戦で、そのうち4頭は前走から3ヶ月以上開いていました。5頭は近2走以内に芝で③着以内があり、そのうち4頭は芝2200mで連対歴があったので、距離実績と近走成績を確認して臨みましょう。

近10年の神戸新聞杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも②~③着です。7頭のうち4頭が父サンデー系で、残りの3頭は母父サンデー系でした。7頭のうち5頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていて、例外の2頭のうち1頭は前走が日本ダービーでした。7頭のうち5頭は中10週以内で、前走が1~2勝クラスだったので、夏に決め手を見せていたタイプが侮れなさそうです。


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