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穴ぐさ傾向と対策

大阪杯でも内目の枠で内を走れる馬が!?


今週末は「ドバイワールドカップデー」があり、JRAでは大阪杯ダービー卿CTという重賞が予定されています。大阪杯は、内目の枠で内を走れる馬に向くかもしれません。

先週(3月23日~24日)の穴ぐさは[7.4.9.95](複勝率17.4%)で、単勝回収率が119%でした。毎日杯【B】評価だったメイショウタバルが快勝しましたが、5番人気でしたね。今年2月以降のJRA重賞での穴ぐさは[4.4.3.55](複勝率16.7%)という成績で、単勝回収率が149%となっています。

高松宮記念は5歳馬のワンツーとなり、先に抜け出したマッドクールナムラクレアの追撃をアタマ差で抑えて優勝しましたね。重馬場でも馬場の内側は悪くなかったようで、マッドクールナムラクレア1~2枠でした。

今週末は「ドバイワールドカップデー」があり、国内ではG1の大阪杯が行われます。大阪杯内目の枠が良い可能性がありますので、ご注意ください(詳細は後述します)。
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大阪杯は阪神芝2000mでの施行で、昨年の芝2000m以上でのG1(JRA)では上位人気馬が勝つケースが続いていたので、まずはそのデータをご覧ください。

【2023年の芝2000m以上のG1(JRA)】
人気 2000m 2200m以上
1番人気 [3.1.1.0] [4.1.1.2]
2番人気 [2.1.1.1] [2.3.1.2]
3番人気 [0.1.1.3] [0.0.1.7]
4番人気 [0.0.0.5] [2.0.0.6]
5番人気 [0.1.0.4] [0.2.1.5]
6番人気以下 [0.1.2.51] [0.2.4.90]

芝2000m以上のG1(JRA)は昨年に13レースが行われ、優勝したのは1~4番人気で、芝2000mでの5レースに限ると1~2番人気が制しています。芝2000mでの5レースでは、1~3番人気が次のような着順でした。

【2023年の芝2000mのG1(JRA)での1~3番人気】
レース 1~3番人気の着順
ホープフルS ⑦着
天皇賞・秋 ⑦着
秋華賞
皐月賞 ⑩着
大阪杯 ⑨着

5レースすべてで、1~3番人気の2頭以上が③着以内に入っています。これを見ると、今年の大阪杯も……という気がしてきますが、どうなるでしょうか。

上記の5レースのうち、古馬混合戦は大阪杯と天皇賞・秋で、両レースは馬格のあるタイプが勝ちました。

【2023年の芝2000mのG1(JRA)】
馬体重 2~3歳限定戦 古馬混合戦
488kg以下 [3.3.1.29] [0.2.1.12]
490kg以上 [0.0.2.14] [2.0.1.9]

古馬混合戦の2レースは490kg以上の馬(ジャックドール、イクイノックス)が優勝し、2~3歳限定戦の3レースで連対圏に入った6頭は488kg以下でした。G1の大阪杯は馬格のある馬が勝利することが多いので(G1での7年のうち5年の勝ち馬が512kg以上)、今年も大型馬はチェックしておくと良さそうです。

先週の毎日杯を制したメイショウタバルは4枠4番で、直線で内ラチ沿いを走っていましたが、今年の阪神芝でのOPは4枠以内の馬が勝つケースが多くなっています。

【2024年の阪神芝のOP】
枠順 着別度数
1枠 [1.2.2.7]
2枠 [0.1.1.14]
3枠 [5.0.4.7]
4枠 [3.1.1.11]
5枠 [0.2.0.13]
6枠 [0.2.1.14]
7枠 [0.1.1.19]
8枠 [1.1.0.18]

今年、阪神芝でOPの競走は10回あり、そのうち9レースの勝ち馬が1~4枠でした。8枠で勝利したのは10頭立てだったすみれSでのサンライズアース(8枠9番)で、10レースすべてでひと桁馬番の馬が勝っているんですよね。大阪杯も、先週の高松宮記念に続いて、内を立ち回った馬が好走するケースがあるかもしれません。

阪神芝2000mでのOPに限ると、昨年以降に8レースが行われ、やはり馬格のある馬がよく好走しています。

【2023年以降の阪神芝2000mのOP】
馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
488kg以下 [2.5.6.47] 3.3% 11.7% 21.7%
490kg以上 [6.3.2.23] 17.6% 26.5% 32.4%

好走率が高いのは490kg以上の馬なので、やはり大阪杯でも馬格は重要な要素でしょう。

→重賞での【穴ぐさ】は、現在6週連続で馬券圏内に好走中!←

中山芝も阪神芝も、今週末からBコースに変更となりますので、ご注意ください。3月30~31日に行われる中山、阪神の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月30~31日
場所
中山 Bコース・1週目
阪神 Bコース・1週目

3月30日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 山吹賞 [0.0.1.10]
中山10R 千葉日報杯 [0.2.1.27]
中山11R ダービー卿CT [1.1.5.43]
阪神9R アザレア賞 [0.0.0.4]
阪神10R 仲春特別 [3.2.4.27]
阪神11R ポラリスS [1.4.4.35]

3月31日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 安房特別 [1.1.2.25]
中山10R アリエスS 出走なし
中山11R 美浦S [3.3.3.22]
阪神9R バイオレットS 出走なし
阪神10R キタサンブラックC 出走なし
阪神11R 大阪杯 [2.3.1.30]
阪神12R 陽春S [0.3.3.44]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
大阪杯(G1、阪神芝2000m)

大阪杯での穴ぐさは[2.3.1.30](複勝率16.7%)で、G1の時に限ると[2.3.1.15](複勝率28.6%)で、複勝回収率は182%です。

G1の大阪杯(近7年)では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、いずれも前走が芝重賞で1~4番人気だった馬で、中5週以内での臨戦でした。5頭は関西所属で、ノーザンファームの生産馬です。5頭のうち4頭は4~5歳、5頭のうち4頭は父サンデー系、5頭のうち4頭は母父ノーザンダンサー系、5頭のうち4頭はひと桁馬番でした。

注目レース
ポラリスS(OP特別、阪神ダート1400m)

ポラリスSでの穴ぐさは[1.4.4.35](複勝率20.5%)で、複勝回収率は110%です。

馬券圏内に入った9頭の穴ぐさのうち8頭は偶数馬番で、ハンデ戦以外での5頭はひと桁馬番でした。9頭はいずれもダート1400mで準OP以上を勝利した実績があり、そのうち8頭は中6週以内での臨戦だったので、順調に使われているダート1400m実績馬が侮れないでしょう。

注目レース
美浦S(3勝クラス、中山芝2000m)

美浦Sでの穴ぐさは[3.3.3.22](複勝率29.0%)で、複勝回収率は193%です。昨年は【C】評価だったテーオーシリウスが10番人気で逃げ切りました。

③着以内に入った9頭の穴ぐさは前走⑤着以下でしたが、中6週以内での臨戦で、そのうち8頭は馬番5~11番でした。9頭のうち8頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系だったので、どちらかの系統を持ち、内過ぎず外過ぎない枠の馬に注意しましょう。

注目レース
仲春特別(2勝クラス、阪神芝1200m)

仲春特別での穴ぐさは[3.2.4.27](複勝率25.0%)で、複勝回収率は126%です。

芝1200~1400mの時に③着以内に入った穴ぐさは6頭いて、父か母父がサンデー系の馬です。6頭のうち5頭はひと桁馬番で、2012年以降の5頭は馬体重が470~490kg台だったので、ひと桁馬番の馬の馬格を確認しておくと良さそうです。

ちなみに…
ダービー卿CTでの穴ぐさは[1.1.5.43]です。

近10年のダービー卿CTでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、4~6歳の牡セン馬で、ハンデが54~56kgでした。8頭のうち7頭は父がサンデー系かミスプロ系で、例外の1頭は母父がサンデーサイレンスでした。8頭は中7週以内での臨戦で、そのうち7頭は前走が芝1600~1800mのOPで③着以下でしたが、そのうち6頭は前走が0秒3~0秒6差でした。前走については、着順よりも着差をチェックするようにしましょう。


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