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穴ぐさ傾向と対策

菊花賞も472kg以下の馬にチャンスが!?


今週末の重賞は菊花賞富士S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。今年の菊花賞は上位人気の多くが大柄な馬となりそうですが、小柄なタイプにもチャンスが!?

先週(10月12日~14日)の穴ぐさは[6.9.6.100](複勝率17.4%)で、単勝回収率が105%でした。秋華賞は1~5番人気が③着以内を占める決着になりましたが、府中牝馬Sでは【A】評価のシンティレーションが10番人気で②着まで差し込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。



府中牝馬Sは直線での決め手勝負になることが多く、前走で速い上がりを使っていた馬がよく好走していました。シンティレーションは前走が3勝クラス(新潟日報賞)でしたが、上がり33秒3で差し切っていて、府中牝馬Sではメンバー中最速タイの上がり32秒8を使ってくれました。

軸馬や穴馬は、出走メンバーやレース特性に応じて、見極めることが大切ですね。
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今週末は菊花賞があり、ダービーを制したダノンデサイルや皐月賞②着のコスモキュランダ、皐月賞④着で前走のセントライト記念を勝利したアーバンシック、神戸新聞杯を逃げ切ったメイショウタバルなどが登録しています。

昨年の菊花賞を勝利したのは馬体重が468kgだったドゥレッツァで、昨年以降の芝3000m以上の重賞(JRA)では、大柄ではないタイプの優勝が多くなっています。

【2023年以降の芝3000m以上の重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 馬体重
2024年
天皇賞・春
テーオーロイヤル 460kg
2024年
阪神大賞典
テーオーロイヤル 458kg
2024年
ダイヤモンドS
テーオーロイヤル 452kg
2023年
ステイヤーズS
アイアンバローズ 504kg
2023年
菊花賞
ドゥレッツァ 468kg
2023年
天皇賞・春
ジャスティンパレス 472kg
2023年
阪神大賞典
ジャスティンパレス 472kg
2023年
ダイヤモンドS
ミクソロジー 434kg

テーオーロイヤルとジャスティンパレスが複数勝利を挙げていることもありますが、8レースのうち7レースで472kg以下の馬が勝っています。504kgのアイアンバローズが優勝した昨年のステイヤーズSでは、450kgだったテーオーロイヤルが②着に入っていて、8レースすべてで472kg以下の馬が連対している、と言えますね。

今年の菊花賞で上位人気が予想されるアーバンシックコスモキュランダダノンデサイルメイショウタバルは、いずれも前走時馬体重が496kg以上ですが、どうなるでしょうか!?

テーオーロイヤルはリオンディーズ産駒、ジャスティンパレスはディープインパクト産駒で、近年の芝3000m以上のOP(JRA)では、父がサンデー系かキングマンボ系の優勝が続いています。

【2019年以降の芝3000m以上のOP(JRA)】
父系 着別度数
父サンデー系 [23.18.23.246]
父キングマンボ系 [11.6.5.68]
父ロベルト系 [0.6.3.19]
父ノーザンダンサー系 [0.3.1.31]
上記4系統以外の父系 [0.1.2.28]

芝3000m以上のOP(JRA)は、2019年以降に34レースが行われ、父サンデー系の馬が23勝、父キングマンボ系の馬が11勝です。父ロベルト系の馬は[0.6.3.19]という成績で、エピファネイア産駒のダノンデサイルは上記データを覆して二冠制覇を果たせるでしょうか。

ちなみに、現3歳世代の芝G1(JRA)は2000m以上に限ると、ホープフルS、皐月賞、オークス、ダービー、秋華賞と行われ、いずれのレースでもふた桁馬番の馬が連対圏に入っています。

【現3歳世代の芝2000m以上のG1(JRA)】
レース ①着
②着
馬番
秋華賞 ①着チェルヴィニア
②着ボンドガール
5
10
ダービー ①着ダノンデサイル
②着ジャスティンミラノ
5
15
オークス ①着チェルヴィニア
②着ステレンボッシュ
12
7
皐月賞 ①着ジャスティンミラノ
②着コスモキュランダ
13
12
ホープフルS ①着レガレイラ
②着シンエンペラー
13
6

馬番5~7番の馬が5レースのうち4レースで連対していますが、その一方で、5レースすべてでふた桁馬番の馬が連対しています。ふた桁馬番で連対した6頭のうち5頭は、ノーザンファームの生産馬です。

今年の菊花賞にノーザンファームの生産馬は、アーバンシックアドマイヤテラアレグロブリランテビザンチンドリームヘデントールミスタージーティーが登録していますが…?

→昨年以降の10月の【穴ぐさ】は
単勝回収率が114%!←

10月19日~20日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月19日~20日
場所
東京 Aコース・3週目
京都 Aコース・3週目
新潟 Aコース・3週目

10月19日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R アイビーS [0.1.0.1]
東京10R 神無月S [1.2.3.36]
東京11R 富士S [0.1.5.45]
京都9R 北國新聞杯 [0.2.4.25]
京都10R 宝ヶ池特別 [0.1.1.15]
京都11R オータムリーフS [1.1.3.26]
新潟9R 岩船特別 [0.1.1.13]
新潟10R 村上特別 [1.0.1.36]
新潟11R 北陸S [4.2.2.29]

10月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 山中湖特別 [0.0.2.12]
東京10R 甲斐路S [1.2.1.20]
東京11R ブラジルC [0.4.3.43]
京都8R なでしこ賞 [2.2.1.16]
京都9R 清滝特別 [0.1.2.17]
京都10R キセキC 出走なし
京都11R 菊花賞 [1.2.3.48]
京都12R 桂川S [2.2.2.36]
新潟9R 十日町特別 [0.1.1.27]
新潟10R 妙高特別 [2.0.4.44]
新潟11R 新潟牝馬S [1.1.1.6]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
新潟牝馬S(リステッド、新潟芝2200m)

新潟牝馬Sでの穴ぐさは[1.1.1.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は147%です。一昨年は【C】評価のホウオウエミーズが8番人気で①着、【B】評価のホウオウイクセルが6番人気で②着となる【穴ぐさワンツー】で、昨年は【B】評価のローゼライトが8番人気で③着に入りました。

激走した3頭の穴ぐさは4~5歳で、馬体重が440~450kg台でした。3頭は父か母父がミスプロ系で、母母父がノーザンダンサー系だったので、そのような血統馬をマークしておくと良さそうです。

注目レース
甲斐路S(3勝クラス、東京芝2000m)

甲斐路Sでの穴ぐさは[1.2.1.20](複勝率16.7%)で、芝2000mの時に限ると[1.1.1.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は106%です。昨年は【B】評価のプラチナトレジャーが7番人気で①着、【C】評価のワイドエンペラーが6番人気で②着に入る【穴ぐさワンツー】になりました。

芝2000mの時に馬券圏内に入った3頭は父キングマンボ系で、5~6歳の牡セン馬です。3頭は前走がふた桁着順で、中7週以内での臨戦でしたが、2~3走前に現級戦で④~⑤着を記録していたので、戦績は2~3走前まで確認して臨みましょう。

注目レース
なでしこ賞(1勝クラス、京都ダート1400m)

なでしこ賞での穴ぐさは[2.2.1.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率は145%です。

ダート1400mの時に限ると[2.1.1.11](複勝率26.7%)で、③着以内に入った4頭の穴ぐさは父か母父がミスプロ系で、中3週以内での臨戦でした。前走がダート1400mで①着だった2頭は馬番1~2番で、前走が芝1400mで⑥~⑦着だった2頭はふた桁馬番だったので、前走着順と枠順を組み合わせて考えると良さそうです。

ちなみに…
菊花賞での穴ぐさは[1.2.3.48]で、富士Sでは[0.1.5.45]です。

近10年の菊花賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち7頭は中8週以内での臨戦でした。8頭のうち7頭は前走が③着以内で、同じく8頭のうち7頭は馬体重が470~490kg台でした。

2016年以降に激走した7頭は父か母父がサンデー系で、そのうち5頭は前走でメンバー中3位以内の上がり(34秒2~36秒3)を使っていました。例外の2頭は前走で4角2~3番手から上がり34秒8を計時していたので、前走で先行する脚か、上位の決め手を見せていた馬をマークしておくと良さそうです。

近10年の富士Sで7番人気以下で③着以内に入った馬は4頭だけで、そのうち3頭が穴ぐさです。4頭は3~5歳の牡馬で、馬番7番より外枠でした。4頭は馬体重が480kg以上で、そのうち3頭は芝1600mの重賞で③着以内に好走したことがありました。例外の1頭は前走で芝OPを勝利していたので、実績があるか、勢いのあるタイプに注意しましょう。


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