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西塚助手

今週こそ、今年3勝目を目指して頑張ります


お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の尾関厩舎は4月7日終了時で[2.9.7.56]という成績で、1月19日にハーグリーブスが勝って以降、勝ち星に見放されてしまっているんです。

以前にも、2、3ヵ月勝てなかった経験もあります。また、結果はもちろん大事ですが、それよりもレースに向かう過程で、自分たちがしっかりと仕事ができているかどうか。そういったプロセスも重要だと思っています。

結果を受けても焦ったりせず、感情に左右されることなく、自分の仕事をしっかりとやる。これは何でもそうだと思いますが、僕自身もそういう思いでやっているつもりです。

今年も、人気を背負って負けてしまったことがあります。その時に敗因を分析すると同時に、レースに向かうまでの過程を振り返り、次以降のレースに向けてどう取り組んでいくべきか。逆に人気がなくて勝ったときも同じです。そういったことの振り返りは大事ですよね。

勝負事である以上、運に左右される部分というのがどうしてもありますし、力がある馬が自分の能力を発揮して、僕たちもやるべきことをしっかりとやったとしても、結果が伴わないことはよくあることです。例えば実力が拮抗したレースで僅差の2着、3着だった場合などは、展開ひとつで結果が変わりますから。

それでも最高の結果を求めて、やるべきことを全力で頑張っているわけです。

ただ、先週は正直なところ、勝てていないことを意識してしまう出来事があったんです。

ノボオリエンスがクビ差2着だったのですが、それが土曜の中山1レースでした。週の最初のレースでしたから、今週も勝てないのかなあ、という思いが浮かんできたんですよ。

普段は他の厩舎が勝ち星を重ねていても、特に気になったりはしないんです。でも、さすがに勝てない状況が続くと、そういう部分も気になったりするものなんです。

一方、先週が初勝利という厩舎があったそうです。それをなぜ知ったかというと、たまたま他の厩舎スタッフの方たちと「あれ、意外にあの厩舎はまだ勝ってなかったんだね」とか「えっ、尾関厩舎はそんなに勝っていなかったっけ?」というような会話になったからなんです。

意外かもしれませんが、現場で働いている人の間では、厩舎の勝利数については気にしない空気があります。そういった会話や、ふとしたタイミングで雑誌などを見て、あの厩舎けっこう勝っているんだとか、勝ち数があまり伸びていないな、ということを知ったりするんですよ。

ただ、ひとつひとつのレースについては違います。G1や重賞はもちろん、未勝利勝ちであっても、翌週の火曜日は「おめでとうございました」「良かったな」というような会話が飛び交うんです。

今年の尾関厩舎は、2着の数を見ていただいてもお分かりかと思いますが、勝てそうなケースでの取りこぼしが多いんです。「これで勝てないのか……」と思うケースもいくつかあったので、余計にそういう感覚を覚えたのかもしれません。

もちろん、勝てなかったレースについては、もっとできることがあったんじゃないか、という自問自答は常にしています。今週はけっこう多くの頭数を出走させる予定ですので、3勝目を目指して気を引き締めて頑張っていきます。改めて応援よろしくお願いいたします。


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