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西塚助手

【対談・山田敬士騎手①】今回のゲストは2年目の山田敬士騎手です!


山田敬士騎手…以下[山]
西塚信人調教助手…以下[西]

[西]今回の対談ゲストは、今年デビュー2年目になる山田敬士騎手に来ていただきました。お忙しいところ、ありがとうございます。よろしくお願いします。

[山]こちらこそ、よろしくお願いします。



[西]今回、山田くんに来てもらうにあたり、先日対談に来ていただいた青木孝文先生から、山田くんの師匠にあたる小桧山悟先生に話を通していただいたんです。そのこともあって、その後に僕自身が小桧山先生と直接話をさせていただいた時に、快く承諾していただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。こういう言い方は失礼なのかもしれませんけど、小桧山先生は本当にいい師匠だと思います。青木先生も、山田くんのことを真剣に考えてくださっていますよね。

[山]小桧山先生と青木先生には、本当にお世話になっています。

[西]いろいろ聞きたいこともあるんですけど……。山田君は2年目ですが、たしか関東の同期はいないんですよね?

[山]そうですね。同期は関西の西村(淳也騎手)と、服部(寿希騎手)だけです。

[西]西村君は、競馬学校時代に研修で尾関厩舎に来ていたんですよ。その縁もあって、いまでもやり取りしているんですけど、よく勝っていますよね。

[山]絶好調ですよね。

[西]山田君は中学を卒業してすぐの現役というか、15歳で競馬学校に入って、卒業して騎手になったんですか?

[山]競馬学校は、3回目の受験で合格したんですよ。

[西]え、そうだったんだ。その間はどうしていたんですか?

[山]馬術のある、都立高校に進学しました。

[西]競馬関係に親戚がいたんですか?

[山]まったく関係ありませんでした。

[西]じゃあ、そもそもなんで競馬に興味を持ったの? 何か印象に残った馬がいたとか?

[山]ディープインパクトですね。

[西]そうだよね。年齢的(8月14日現在で21歳)に、そういう感じですから。

[山]引退レースの有馬記念(2006年)をなにげなくテレビで見かけて、なんて格好いいんだろう、と思ったのが最初です。ですから、(武)豊さんはいまでも神様みたいな存在ですよ。

[西]ちなみに、それは何歳だったんですか?

[山]小学3年生ですかね。

[西](笑)いや、笑っちゃいます。それは僕もおじさんになりますよね。この連載では前回話をしたのですが、僕はディープインパクトが引退した年の夏にトレセンに入ったもので、そうなると年齢的なギャップを感じずにはいられません。それが競馬との出会いということですか。

[山]そのときの印象はいまでも覚えていて、スポーツを見ている感覚でした。豊さんが選手で。馬もすごく強いと思いましたけど、格好いいとも思ったんですよね。

[西]そこからハマっていったんですね。

[山]最初は馬の名前もわからないので、調べながらレースを見るようになりました。そして、小学5年生くらいの頃に将来なりたい職業を聞かれることがあって、初めて担任の先生に"騎手になりたい"と伝えたんです。すると、先生が面談のときにそれを親に伝えてくれて、『応援してあげてください』と言ってくれたそうなんです。

[西]競馬関係者が親戚や知り合いにいるとか、環境的に何かつながりがあれば別だろうけど、なかなかそうは言えないよ。いい先生だね。

[山]中学に入ったときの担任の先生も『応援してあげるよ』と言ってくれて、本当によく応援してもらいました。その先生に『馬に乗れた方がいいんじゃないか?』と言われて、乗馬クラブにも行きました。それでも、1ヵ月に1回か2回くらいしか行くことができませんでしたし、馬に乗るというよりは、馬に慣れるという感じだったように思います。

[西]乗馬クラブだと、正直お金もかかるよね。

[山]そうですね。しかも、ウチは母子家庭で、僕の下に弟が2人いるので、大変だったと思います。

[西]実は、その話はどこかの記事で読んだことがあったんです。お母さんも大変だったと思うし、さらに山田くんが騎手になってからは弟の学費を出してあげているとか。簡単に言うけど、なかなかできることではないですよ。そういう環境にありながら騎手を目指して、そして実際に騎手になって、というような話は、最近はあまり聞きませんよね。弟さんたちはおいくつなんですか?

[山]20歳と18歳ですね。

[西]ふたりとも学生さんだ。

[山]いちばん下は高校3年ですけど、2番目は歌手になりたくて、専門学校に行っていました。

[西]あ、そうなんだ。ノビーズにどうかなぁ(笑)。

[山]入れていただけるんですか(笑)。

[西]メンバーと話してみようか(笑)。

[山]昨年、大手レコード会社と契約することができたみたいで、今年デビュー予定みたいなんですよね。

[西]もうノビーズとかのレベルじゃないですよ、それ(笑)。それは凄い。

[山]才能があるみたいなんですよ。この前も、レコーディングとかが忙しくて、学校に行くことができないというので、じゃあ学費を返せ、という話をしました。結果的に、それなら学校には行く、ということになったんですけどね。

[西]いや、21歳の子がする会話ではないよ。親が自分の子にするのはわかるけど、普通にはできない。

[山]どうなんですかね? とにかく卒業はしておいた方がいい、とは言いました。

[西]自分自身に置き換えると、もし自分に弟がいたとして、騎手として稼いで、弟の学費を、ということはなかなかできないと思う。素直に尊敬しますよ。

[山]そんなことはないと思いますよ。いまは仲がいいんですけど、弟が反抗期の頃は喧嘩もしました。母が夜も働いていたので、ご飯を作っておいてくれるんですけど、弟は買い食いしてくるんです。それに腹が立って、大喧嘩しそうになったりして。

[西]弟さんは体、大きいんですか?

[山]身長は遺伝なのか小さいんですけど、ガッチリとしたタイプです。

[西]兄貴、負けちゃったかもしれないね(笑)。

[山]もし本気でやったら、そうだったかもしれませんね(笑)。

(※次回へ続く)

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